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2026年6月11日
外壁塗装の下地処理って何のこと?
外壁塗装の「下地処理」、これは一体どんな作業なのか?
下塗りとはまた違うの?
実は下地処理、外壁塗装の耐久性や美観を保つために非常に重要な工程となります。
今回は外壁塗装における下地処理のお話しです。
◇下地処理とは?
まず、外壁塗装での下地は、塗装する外壁本体やその上の古い塗膜のことを指します。
塗料を塗る前に外壁の傷みを整え、塗料が密着しやすくする、それが下地処理です。
この工程を怠ると、塗料のひび割れや剥がれが起きる原因のひとつとなります。
下地処理の項目
高圧洗浄:汚れ・カビ・苔・チョーキングした古い塗膜などを洗い流す。
ひび割れ補修:ひび割れにシーリング材などの補修材をすりこみ、補修する。
ケレン作業:旧塗膜や錆を除去する。
目地補修:目地にある古いシーリングを撤去し充填し直す。
主な流れは高圧洗浄などで汚れを除去→ひび割れを補修→ケレン作業→目地補修です。
部位や劣化状況により、行う作業はさまざまとなります。
下地処理は外壁塗装の工程の中でもかなり重要となる工程です。

◇下地処理をしないとどうなる?
では、下地処理を行わず塗装をした場合、どうなってしまうのでしょうか?
ひび割れ:補修をせずひび割れの上から塗装した場合、塗りたては目立たないがやがてまた割れてしまう。塗料では補いきれずにひび割れが再発する。
塗膜の剥がれ:高圧洗浄等の工程で汚れの除去が十分でなかった場合、塗料の密着がうまくいかず数年のうちに剥がれてしまう可能性がある。
色ムラ:下地が塗料を吸い込んでしまい、仕上がりが均一にならない恐れがある。
下地処理が不十分ですと、どれだけ綺麗に塗装をしても塗料の効果は最大限に発揮されず、劣化も早まってしまいます。
◇下地処理と下塗りの違い
下地処理は塗装する面の汚れやひび割れを補修し整える、いわば土台作りであり、下塗りはそうして整えた上に専用の塗料を塗って密着性を高める工程となります。
【下塗りとは?】
下地処理が終わった面にローラーなどを使用し、下塗り材剤を均一に塗布する。中塗り・上塗りで使用する塗料と壁材を密着させる糊のような役目があり、また塗料の吸い込みを防ぐ。
どちらも塗装を長持ちさせるために欠かすことのできない作業、という点は共通していますね。
◇まとめ
外壁塗装の仕上がりを左右する下地処理。

下地処理を怠ると、どれだけ高性能な塗料を使用しても効果は十分に発揮できません。
建物の劣化状況に合わせた下地処理はとても重要な工程ですね。
塗装後の耐久性や美観、快適で安心なお住まいでの暮らしを支える下地処理、この機会にぜひご認識おきくださいね。
2026年6月8日
塗料の主要な4つの成分
塗料には「保護」「美観付与」「特別な機能の付与」の3大機能があります。
この機能をもつ塗料、どんな成分で構成されているのでしょう?

外壁塗装の塗料は主に
・「合成樹脂」
・「顔料」
・「添加物」
・「溶剤(液体成分)」
の4つの成分で構成されています。
では、各成分を詳しく見ていきましょう。
◇塗料の4大成分
合成樹脂
耐久性、耐水性、密着性を決定する最も重要な成分となります。
樹脂の役割は塗料の骨格を作ることです。
樹脂にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機、とさまざまな種類があります。
種類によって長持ちする度合いが違うことが大きな特徴です。
【樹脂の種類と機能】
・アクリル:安価、耐久性は低め。
・ウレタン:柔らかく密着度が高い。
・シリコン:現在の主流、コストパフォーマンスが高い。
・フッ素:汚れにくく耐久性が高め。
・無機:最も耐久性が高いとされている。
顔料
こちらも非常に重要な役割を果たします。
塗膜の耐久性や隠ぺい力などといった、保護機能や美観に影響する要素です。
色をつけ、紫外線や雨水などから外壁を守ります。
【顔料の種類と機能】
・錆止め顔料:鉄部の錆を防ぐ。
・着色顔料:色を付ける。
・体質顔料:塗膜の厚みを出す、耐久性や艶を調整する役目もある。
・骨材:塗料を増量する。
【顔料の有無による分類】
塗料には、顔料を含むエナメル塗料と顔料を含まないクリヤー塗料があります。
・エナメル塗料:外壁の塗料として一般的で、着色効果以外に防錆力や遮熱性などの機能も兼ね備えている。
・クリヤー塗料:無色透明で、外壁に色を付けずに艶を与える。タイル調やレンガ調といった、元のデザインを活かしたい時に使用することが多い。

添加剤
塗料の性能を向上させ、仕上がりや耐久性を高めることが目的です。
添加剤にもさまざまな種類と機能があります。
【主な添加物の種類と機能】
・防カビ・防藻剤:カビや藻の発生を抑制し、外壁を美しく保つ役割。
・レベリング材:塗料の表面張力を下げてムラをなくす。
・艶消し剤:光沢を抑えて落ち着いた仕上がりにする。
・消泡剤:塗装時に発生する泡を消してピンホールを防ぐ。
溶剤・溶媒(希釈剤)
塗料を希釈して塗りやすくする液体です。
水性であれば「水」、油性であれば「シンナー」と、大きく2つに分けられます。
塗料は溶剤と混ぜ合わせることにより、はじめて塗装に使用できるようになります。
水性塗料はにおいが少ないこと、油性塗料は耐久性に優れていることがそれぞれの主な特徴です。
◇まとめ

塗料の機能を発揮するために、それぞれの成分が大事な役割を担っているんですね。
さまざまな機能を持つ塗料、耐久性とコストのバランスをみて選択することが重要となります。
機能性を考慮して、ライフスタイルや住環境に応じて適したものを選択しましょう。
カテゴリ:塗装工事
2026年6月4日
防水工事について知る
防水工事ってどういうもの?
防水工事とは、屋根・ベランダ・バルコニーなどに防水層を作り、雨水が侵入することを防いで建物の寿命を延ばすための大事なメンテナンスのひとつです。
この工事は新築時に実施しますが、経年劣化によって効果が薄れてしまうため、おおよそ10~15年ごとに再施工が必要と言われています。

防水層…雨水や湿気の侵入を防ぎ、建物の内部構造などを守るために施工される保護膜のこと。主に屋上・バルコニー・外壁の目地といった水の侵入の恐れがある場所に設置される。
防水加工をしないとどうなるのか?
雨漏り
・防水層が十分でない・劣化している場合、水はけが悪くなる
また、ひび割れや剥がれが生じる
水はけが悪くなり水たまりができる→ひび割れや剥がれの部分より雨漏りが発生
耐久性が維持できない
・雨水が建物内部に侵入し、建材をいためてしまう
カビなどにより内部の建材が傷んだ結果、建物全体が弱くなり耐久性が低下する
健康被害に繋がる
・防水層が劣化して雨水が侵入し建物内部にカビが発生
→その結果、喘息や肺炎などの原因になる恐れがある
防水工事が必要なサインはある?
色褪せ・ひび割れ・膨れ
・ベランダや屋上に色褪せ・ひび割れ・膨れといった劣化
→主な原因は防水層を保護するトップコートの剥がれ
また水の侵入することで防水層が水や空気で膨らんでしまう
防水層の劣化は雨漏り発生のリスクがある
水たまり・苔やカビの発生
・水はけが悪くなっている
・常に湿っている状態、湿気の多い状態
天井や壁にシミができる
・雨漏りが内部まで進行している可能性がある、危険!

防水工事を長持ちさせるために
点検は定期的に
・防水層の劣化は気づきにくい、ひび割れなどの変化を見逃さないことが大切
・業者の点検を受けることもおすすめ
・排水溝周辺やシーリング部といった細かい所も確認を怠らない
こまめな清掃を!
・落ち葉やゴミをためない
→ゴミがたまり排水が滞った結果、水たまりが発生する
それにより防水層の劣化が加速してしまう
・排水口を詰まらせない
→定期的に確認し、泥やゴミを取り除く
雨水の流れをスムーズにすることが大切である
☆雨水がたまりやすい箇所や日陰は湿気がこもりやすいため、カビや苔が発生する原因となってしまうので注意
◇まとめ

建物を守る重要な役目をもつ防水層、劣化するとカビの発生や内部の損傷に繋がってしまいます。
防水工事は建物を維持するために欠かせない工事です。
定期的な点検や適切なメンテナンスを行い、良い状態を長く保っていきたいですね。
カテゴリ:防水
2026年6月1日
遮熱塗料、屋根に塗るか?外壁に塗るか?
以前ご紹介した、屋根や外壁の表面温度が上昇することを抑え、室内温度を下げる効果のある遮熱塗料。

さてこの遮熱塗料、
屋根に塗る方が効果的なのか?
外壁に塗る方が効果的なのか?
はたまた両方に塗るのか?
それぞれにどういった違いがあり、どういった効果を発揮していくのか、まとめてみました。
◇屋根用・外壁用 遮熱塗料
屋根用遮熱塗料
【どんな塗料?】
〇太陽光を最大限反射し、表面温度を下げる効果がある
〇屋根は長時間直接日射を受けるため、温度を低下させる効果が非常に高くなる
→効果を実感しやすい、また省エネにより効果的と考えられる
〇特に白など薄い色の方が反射率は高くなる
【注意!】
△太陽・風雨より直接攻撃を受けるため色褪せや劣化が早くなる
△遮熱塗料は汚れが付着すると反射率が落ちてしまう
→直接自然環境の攻撃を受けやすい屋根は高機能・耐久性が高い塗料を選ぶとよい
外壁用遮熱塗料
【どんな塗料?】
〇窓や壁の反射熱を抑え、室内の温度が上昇することを緩和する効果がある
〇太陽の角度が低い朝と夕方、また周囲からの反射熱を対策することに有効
〇白に限らず、意匠性を重視した濃い色でも遮熱効果が出る特殊顔料を使用
〇屋根に比べると直接的な攻撃が少ない分、耐久性においては長持ちしやすい
〇外壁全体に施工することで建物の熱保護や汚れ防止が叶い、美観の維持にもつながる
【注意!】
△日射を受ける面積・角度によっては屋根より効果を実感しづらい可能性がある
→周囲の環境を考慮し、遮熱性能を優先してもよし、色味優先でもよし

◇共通のメリット
〇室内温度の上昇を抑える効果
→冷房費の削減につながる
〇建物の劣化防止
→屋根や壁の温度が上昇することを防ぎ、熱による塗膜の劣化・下地材の傷みといったところも抑えることで建物の寿命が延びる
◇まとめ
熱を反射することによって屋根の表面温度を低下させる屋根用遮熱塗料、室内温度の上昇を抑制し美観の維持も叶う外壁用遮熱塗料、それぞれに良い点がありましたね。

比較すると、直接自然環境の影響を受けやすい屋根への施工が、遮熱塗料の効果をより実感として得ることが出来そうです。
また遮熱塗料の効果を最大に発揮させるのであれば、屋根と外壁、両方への施工もぜひご検討いただきたいです。
屋根と外壁の両方を遮熱塗料で施工することで、建物全体で熱をブロックし建物全体の寿命を延ばすことに繋がっていくでしょう。
予算や立地、また建物の築年数によって求める条件や効果は様々ですから、そういったことを考慮し、より適したものを選択してくださいね。参考になれば幸いです!
2026年5月28日
遮熱塗料ってどんな塗料?
これからどんどん気温が高くなり、暑いと感じる日が増えていきますね。

家の中では冷房機器などを使用したり、カーテンなどで工夫したりして暑さをしのいでいる…
そんな時、気になるのが遮熱塗料!
塗装をご検討中の方にはこの塗料を耳にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は遮熱塗料とは何か、また屋根に塗装した場合を例として、メリットなどをお伝えします。
遮熱塗料とは?
〇太陽光を効率よく反射し、屋根や外壁の表面温度を抑える機能性塗料
→塗膜が近赤外線の熱を反射
それにより塗膜や屋根材・外壁材といった下地が熱くなることを抑える
〇色が白や明るい色の方が反射率は高く、遮熱効果も高いと言われている
→黒などの暗い色を選んでも遮熱効果は期待できるが、明るい色の方が反射率は高い
より効果を得たい場合は明るい色がおすすめ
〇夏場の室内温度を下げ、エアコン効率を向上させ節電効果も期待できる
→室内温度が1℃下がると冷房時の消費電力が約10%削減できるといわれている
省エネ対策としても有効
年々気温が上昇していますから、塗装で快適な住まいづくりを手助けできるのであればとてもうれしいですよね。
夏、炎天下での屋根の表面温度は80℃近くなることもあるといわれています。
屋根がそんな温度になってしまうのでは、室内が暑くなるのも納得です。
このような温度の上昇を抑えることができる、それが遮熱塗料というわけなのです。

屋根に遮熱塗料を使用した場合、冬は寒く感じてしまうの?
でも待って、夏に室内温度を下げる効果があるということは、冬だと寒いのでは…?
結論から申し上げますと、夏に得られる効果に比べると冬は影響が少なくなります。
なぜ夏と冬で効果が変わるのか?
それは太陽から受ける光の角度が違うことが関係します。
夏
・ほぼ垂直に太陽光が降り注ぐことにより、屋根にあたる量が多い
・そうなると屋根に塗った遮熱塗料の効果がしっかり発揮されることになる
冬
・夏に比べて横方向から太陽光が差し込む
・屋根より外壁に当たる光が増えることにより、横からの日光で部屋が温まるイメージ
このように、太陽光の角度に違いがあるため冬は屋根に塗った遮熱塗料の影響が少なくなる、といえるのです。
他にもメリットが!
遮熱塗料により屋根を守る
屋根に遮熱塗料を塗装した場合のメリットのひとつとして、屋根材の劣化を抑えることが可能になることがあげられます。
屋根表面の温度が上昇することを抑えることで、熱による建材の変質が緩和されます。
環境への配慮
屋根が熱を持ちにくくなることで、大気中への熱放出が抑えられます。
ヒートアイランド現象の緩和にもつながり、環境への配慮となるわけです。
◇まとめ
表面の温度が上昇することを抑え、室内温度も上がりにくくする遮熱塗料。

これにより冷房効率も向上しますから、夏も快適に過ごすことのできる住まいづくりに役立つのではないでしょうか。
現在屋根・外壁塗装をお考えの方、また近い将来塗装をご検討される方にとって、快適な住環境をつくる候補のひとつになればと思います。
2026年5月25日
外壁塗装後のメンテナンスって何をしたらいい?
外壁塗装をして外壁がとてもきれいになった!
この状態をなるべく維持するためにできることってある?
塗装後に何か手入れなどは必要?
その後のメンテナンスはどうしたらよい?

外壁塗装後、そのまま放っておいてよいのか不安ですよね。
外壁を塗装したあと、定期的なチェックやお手入れを行うことで、より耐久性を発揮させることができます。
塗って終わりにならない、外壁塗装後長く良い状態を保つためにできることをご紹介してまいります!
◇主なメンテナンス方法
湿気の多い地域ではカビや苔が発生しやすかったり、交通量の多い場所では排気ガスなどにより汚れが付着したり塗膜の劣化が起きやすかったり、というように劣化の具合は地域や環境により様々です。
こまめな確認と状況に合わせた対応が良い状態を保つために重要となります。
定期的に目視でチェック
〇汚れの付着状況
〇塗膜のひび割れや膨れ、剥がれがないか
〇シーリングの切れ・剥がれがないか
外壁の目地やサッシまわりに使用されているシーリング材、こちらは塗装よりも劣化が早い場合が多くなります。
ひび割れなどを発見した際には、部分的な補修を行うことをおすすめします。
専門業者に修繕の依頼をすることがよいでしょう。
水洗い・清掃
〇雨樋や軒下の清掃
→落ち葉やゴミなどを除去し、排水不良を防ぐ
排水不良は外壁に水が回り塗膜が劣化する原因となる
〇外壁に付着した砂埃や軽い汚れは柔らかいスポンジやブラシで水洗い
【注意!】
・洗う際に強すぎる水圧をかけない
・高圧洗浄機の使用は塗膜を傷つける恐れがある
苔やカビ
〇外壁専用の洗剤を使用して落とす
【注意!】
・使用方法、使用タイミングに要注意
外壁専用の洗剤ってあるんだ!
とても便利そうに見えますよね、しかし使用には注意点がたくさんあります!

◇外壁専用洗剤の注意点
・外壁専用の洗剤を使用する際は水で薄めて使用
→希釈する必要のある洗剤が多いため、必ず確認する
原液のまま使用すると変色や塗装剥がれの原因となる恐れがある
☆変色がないか確認するために目立たない場所でテストすることもおすすめ
・保護具を着用する
→マスク・ゴム手袋、また保護メガネなどを着用し、皮膚や目を守る
・強風時は避ける
→洗剤の飛散を防ぐために、風の強い日での使用は避ける
・高所は無理をしない
→安全第一、専門業者への依頼も検討する
・洗剤使用後はしっかりと水で洗い流す
→洗剤成分が残らないよう気を付ける
外壁用洗剤は注意点がたくさんあります。
じゅうぶん気をつけていただき、洗剤の使用方法をしっかり守ることが大切です。
不安な方は外壁クリーニング業者に依頼するのも良いでしょう。
◇まとめ
地域や環境により外壁の劣化スピードはさまざまです。
それぞれの地域や環境に合わせてメンテナンスを行うことが必要となります。

また、外壁の洗浄は年に1~2回定期的な水洗いを行う、もしくは3~5年に1回専門業者による洗浄を行うことが目安といわれています。
むやみやたらに洗う必要はありませんが、やはり定期的なケアは必要ということですね。
定期的な点検や清掃といったメンテナンスを意識していくことで、塗装の寿命を延ばすことにつながるはずです。
とはいえ、やっぱり自分ではどうしていいか分からない、という方が多いかと思います。
まずは専門業者に相談、適切なメンテナンスで快適なお住まいを保っていきましょう。
2026年5月21日
屋根の色と効果

外壁や屋根の塗装は建物の寿命を延ばすだけでなく、デザインや住み心地にも大きく影響します。
その中でも屋根の【色】、これは遮熱性・汚れの目立ちにくさ・色褪せのしにくさ・家全体の雰囲気に直結する重要な要素のひとつとなります。
色選びは快適な室内環境や光熱費削減にも関係するのです。
◇色選びで気を付けること
色の特性
白のような明度の高い色→遮熱性が高く涼しいが汚れは目立つ
黒・グレーなどの暗い色→遮熱性が低いが汚れや色褪せは目立ちにくい
一般的にこういった特性があるといわれています。
面積効果を考慮
明るい色→小さい面積で見た場合より大きい面積で見た場合、より明るく見える
暗い色→小さい面積で見た場合より大きい面積で見た場合、より暗く感じる

このような、同じ色でも面積が大きくなるほど色が強調されて見える現象のことを面積効果といいます。
思っていたよりも明るかった・暗かったといったイメージ違いが起こるのは、この現象が原因のひとつとなります。
遮熱性
白や明るい色→太陽光を反射し室内温度上昇を抑える
黒や暗い色→熱を吸収しやすい
一般的に遮熱性においても、明るい色と暗い色では違いがあるといわれています。
屋外での見え方を要チェック
色選びの際、パンフレットやサンプルは室内で見ることが多いのではないでしょうか?
しかし室内と屋外では色の見え方は異なります。
また天気によっても印象は変わるため、それらを考慮して納得できる色選びをすることが大切です。

◇各色の特性
■ブラック・ダークグレー系
〇デザイン性が高く重厚感・高級感がある
✖夏場は熱を吸収しやすく表面温度が高くなりやすいため、遮熱効果は低い
■ホワイト・ライトグレー系
〇遮熱効果も高く室内の温度上昇も抑えるため省エネにつながる
✖汚れが目立ちやすく、落ち着いた雰囲気を想定している場合不向き
■ブラウン系
〇景観に馴染みやすく、外壁とのバランスも取りやすい
✖赤系に寄ると色褪せしやすく、鮮やかすぎると周囲に馴染みづらい
■グリーン・ブルー系
〇個性的でおしゃれな印象になりながらも、植物を連想させる緑・空や海を連想させる青は自然に溶け込みやすい
✖住宅が立ち並ぶ地域だと周囲の住宅と調和しない場合がある
◇まとめ
屋根の色は家の印象を決めるだけではなく、遮熱性や住居環境にも影響します。
より遮熱性を高めるということであれば、遮熱塗料も有効です。
遮熱塗料は太陽光を効率よく反射し、屋根や外壁の表面温度上昇を抑える機能性塗料となります。
これを活用することで、デザイン性と省エネ性のどちらも高めることが出来ます。

また、美観の観点から申しますと外壁との相性も大切です。
・コンストラクトがはっきりした印象がよいのか?
・馴染みの良い調和のとれた配色がよいのか?
色の組み合わせによって印象がかなり変わります。
理想の外観を叶えるために、しっかりシミュレーションすることが大切です。
色による特性から遮熱効果やメンテナンス性を考慮し、家の雰囲気ともマッチするような最適な色を選択したいですね。
そうすることで、より長く快適に暮らすことのできる住居となることでしょう。
2026年5月18日
雨漏りと外壁の関係
梅雨が近づくこの季節。
梅雨に多い建物のお悩みと言えば、雨漏り。
雨漏り、みなさま経験したことはありますか?
雨漏りの主な原因といえば、
・屋根材のひび割れ
・ベランダの防水層の劣化
・外壁のクラック
・コーキングの剥がれ
このような建物外部の経年劣化が約8割といわれています。
本来は雨水の侵入を防いでいる屋根や外壁、またベランダやバルコニーといった場所に隙間があることで雨水が侵入してしまう、これが雨漏りです。

それらの場所には雨漏りを防ぐために防水、雨水が建物に侵入しないように工夫が施されていることが一般的です。
しかし経年劣化によって隙間が生まれ、雨漏りの原因が発生してしまいます。
出来れば避けたい雨漏り。
雨漏りのイメージといえば、天井からぽたぽた落ちてくるイメージが強いですよね。
しかし、上記であげたように屋根だけではなく外壁から雨漏りすることもあるんです。
◇外壁の経年劣化も雨漏りを引き起こす

まず経年劣化で傷んでしまった外壁のひび割れ部分、こういった箇所より雨水が侵食します。
次にその先の断熱材や内装材、そうして最後には部屋の壁にまで水が到達してしまうのです。
この流れで室内に到達した雨水が雨漏りとなり認識されます。
この何層もの建材を抜けて部屋の壁まで到達してくるということは、それに至るまでにかなりの時間が経過していると考えられます。
もしくは一度に大量の雨水が侵入した、といった場合もあるでしょう。
そうなると柱の腐食や部屋の中にカビが発生することに繋がります。
建物の寿命を縮めてしまう原因にもなるのです。
気付いた時にはもう遅かった・・・なんてことになりかねません。
外壁からの雨漏りも要注意です。
◇外壁塗装で予防することは可能です!
では外壁からの雨漏りは塗装で完璧に直るのか?
といいますと、直すことは難しいです。
建物内部の構造に損傷がある、となると、すでに発生している雨漏りを塗装だけで直すことはできないのです。
そうならないために予防が大切です。

その予防となるのが定期的な外壁塗装の点検や、適切なタイミングでの外壁の塗り直しです。
つい後回しになりがちな外壁塗装のメンテナンスですが、これらを行うことで建物の寿命は延ばすことが出来ます。
気づいた時にはもう遅かった…
なんてことにならないように、定期的な点検やメンテナンスで雨漏りのリスクを最小限に抑えましょう。
2026年5月14日
外壁塗装の浮き・膨れ・剥がれとは?

外壁塗装のトラブルとしてよく耳にするのが、
・浮き
・膨れ
・剥がれ
ではないでしょうか。
これらは見た目の問題はもちろん、建物の耐久性にも影響を及ぼす可能性があります。
耐久性に影響を及ぼすとなると、早期発見・適切に対処していきたいところです。
では、これらがなぜ発生し、どんな影響をもたらすのか?
簡単にご説明いたします。
◇外壁塗装の浮き
塗膜の下に空気が入り込み、下地から離れて剥がれかけている状態です。
保護機能が低下する恐れがでてきます。

◇外壁塗装の膨れ
塗膜が膨張して風船のように表面が盛り上がった状態です。
水分や熱などが塗膜の下に溜まることで生じることが多く、塗装の劣化を早める原因となります。
◇外壁塗装の剥がれ(剥離)
密着できなくなった塗膜が完全に剥がれ落ちた状態です。
塗膜が完全に剥離してしまうと下地が露出し外壁が直接ダメージを受けやすくなります。
なぜこのような現象が起こるのか?
外壁塗装に影響を与える主な環境要因としては、
・雨水
・紫外線
・温度変化
などがあげられます。
これらが塗膜の劣化を促進し、浮き・膨れ・剥がれを引き起こす原因となるのです。
また、施工時の問題や外壁材と塗料の相性などもこういった問題を招くことになります。
放置しないで!
放置した場合どうなるのか?
建物全体にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。

浮き・膨れ・剥がれといった現象は、塗膜の保護機能が失われているサインです。
塗膜が機能しなくなると、外壁の素材が直接風雨や紫外線に晒されます。
例えば雨の日であったら、その部分からさらに雨水が侵入し、構造部まで腐食が進む危険も…。
そうして、腐食や腐朽が進行するリスクが高まっていってしまうのです。
まとめ
これらのことより、浮き・膨れ・剥がれといった現象を発見した場合は、早急な対応が必要になるとご理解いただけたかと思います。

少し剥がれてきたけど、遠目から見たら分からないし…
塗り直しはまだ先でいいか…
なんて、外壁の見た目の話しだけでなく、建物の耐久性そのものにも大きく関わることなのです。
とはいえ、どの状態にどんな修繕が必要か判断するのは難しいですよね。
迷った時には専門業者に相談することをおすすめします。
建物の寿命のためにも、快適な生活のためにも、適切なタイミングでメンテナンスを行いたいですね。
2026年5月11日
工事中の花壇や木ってどうなるの?
大切な建物を長持ちさせるために欠かせないのが外壁塗装。
外壁塗装工事の際は、足場を建物の周りに設置したり塗料を使用したり・・・
それでは、建物の周りの花壇や植物はどうするの?
そのままだと塗料が飛んでしまったらどうしよう・・・
足場設置の際に傷ついてしまったらどうしよう・・・
大切な花壇や植物に影響がないのか不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

✖木の枝が折れてしまった
✖植物が枯れてしまった
✖花壇に塗料が飛んでしまった
✖盆栽が割れてしまった
こんなトラブル、遭遇したくないですよね。
大切な花壇や植物を傷つけないために、事前にできる準備や工事中の注意点についてお話しします。
◇事前にできること・気を付けること
移動が可能なもの
【外壁から離す】

プランターや植木鉢といった移動可能なものは、足場が建つ前に移動させましょう。
足場から遠いほど損害を被る可能性は低くなりますから、できるだけ遠ざけ適切な場所に避難させましょう。
移動が不可能なもの
【選定をする】
外壁に接触している枝は事前に剪定しておくと良いでしょう。
外壁に接触していなくとも足場設置の際に支障がでる場合もありますので、それも含めて業者と相談することが一番です。
足場設置や解体の際に木や枝と接触して折れてしまった、というトラブルを防ぎます。
【養生する】
直接植えている木花は移動ができません。
そういったものは養生してもらう必要があります。
特に高圧洗浄や塗装作業の際はビニールや薄い布などでしっかり養生し、覆い守ることが大切です。
植物の呼吸を妨げないためにも、通気性のある素材ですとなお良いでしょう。
しかし、塗装工事期間中ずっと養生したままとなると危険です。

植物に日光が当たらないと枯れてしまう恐れがあります。
基本的に塗料がつく可能性のあるものは養生することがほとんどですが、養生してもらえるかどうか、また植物への対応についての希望など、事前に対策について相談しておくと安心ですね。
◇まとめ
大切な花壇や植物をどのように守るか、業者を交えて事前に相談しておくことが最も大切です。また、自宅だけではなく、近隣の家についても配慮することでトラブル防止にもなるでしょう。

そして工事期間中も花壇や植物への定期的なケアを行うことで、異常が出たとしても早期発見が可能になり適切で素早い対処が可能となります。
安心して任すことのできる業者と相談し、しっかりと準備を行い、大切な花壇や植物を守りましょう。




























