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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2024年1月29日

色の選び術

 

塗装工事を検討されている方、もう「色」は決まっていますか?

外壁の色は、住宅の外観や雰囲気を大きく左右する重要な役割を担っています。 

 

今回は、そんな外壁塗装のポイントとなる色選びについてご紹介いたします。

 

  

色選びの基本

外壁の色を決める際に、好きな色を選ぶということも選択のひとつですが、色の特性や特徴を理解した上で選ぶということもポイントとなります。  

 

デザインに適した色選び

住宅には、伝統的な和風住宅・近年増加した和モダン住宅・洋風住宅とデザインは様々です。

そして住宅のデザインによって色の選択も変わります。

 

和風住宅では、雰囲気を損ねないよう日本の伝統色を選ぶといいでしょう。  

日本の伝統色は彩度が低く、落ち着いた中にも上品さが感じられるため和風住宅の外壁によく馴染みます。  

 

また、和モダンの住宅には、黒やネイビー、ブラウンなどシンプルで洗練された色を選ぶと重厚感のあるお洒落な外壁になります。 

 

洋風の住宅では、柔らかなイメージを崩さないよう、ナチュラルな色を選択し、清潔感のある明るい印象を与えます。

 

 

ツートンカラー

ご近所でもよく見かけるツートンカラーの住宅。

2色を使用し色分けをすることで、個性を出すことが可能です。 

 

上下で配色

1階部分と2階の外壁で上下に色分けをする一般的に多いツートンカラーです。

上下どちらを濃い色にするかで印象も変わります。

 

 

 

 

 

縦に色を加える

縦のラインで色を入れることで、差し色としてアクセントになり、縦長効果によって高さも演出できます。 

  

  

    

部分ごとに色分けをする

玄関やバルコニーなどの凹凸によって色分けをすることで立体感を与え、個性的におしゃれな印象になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクセントカラー

アクセントカラーは外壁全体の色とは異なる色を一部分に使用することで、特定の部分を強調させる効果を持ちます。 

 

例えば玄関部分や窓枠などにアクセントカラーを取り入れることで、住宅全体のデザインにアクセントを加えることができます!

    

 

 

 

 

周辺環境との調和

色にはその色が本来持つイメージ、建物やその他の色と調和する性質を持っています。  

 

周囲の環境と調和しない色を選んでしまうと、住宅が浮いてしまったり、調和が損なわれる可能性があります。

周囲の景色や隣接する住宅、自然環境との調和を考慮することで、全体のバランスを保つことができます。 

 

💡ここで重要なのが、景観を壊さない色を選ぶことです。 

美しいまちづくりとして市町村が『景観ガイドライン』を定めている地域があります。その場合、街の景観を壊さないよう一般住宅や商業施設など外観の色を既定の範囲で行うことが必要になります。  

 

塗装工事が完了した後に知るということが無いよう事前に確認しましょう。

   

 

  

 

色選びに迷ったら 

■色見本の確認

色選びに自信がない、決められないという方は、見本板で色を確認することをお勧めします。 

画像や写真では写り方によって違いが生じてしまうことがあります。 

また、室内で蛍光灯の下で見るのと、自然光の下で見るのとでは、明るさや色合いが違うことがあります。 

 

施工業者に塗り板を依頼し、太陽光の下で確認することをお勧めします。

 

 

 

■トレンドに左右されない

使用する塗料にもよりますが、一度外壁の塗替えを行うと、次の塗装は約10年後になります。 

 

トレンドは常に変化し続けます。流行にとらわれ過ぎず、長期にわたり満足できる色を選択することが重要です。

  

 

まとめ

外壁の色は外装の大部分を占めるため、家の印象を与える大切な役割を担っています。

住宅の美しさを保ち、個性を引き出し、周囲の環境と調和させることがポイントとなります。

 

プラニング・Kでは、無料診断&相談を受け付けております。

色に迷ったら、是非一度ご相談ください。

カテゴリ:塗装工事, 外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年1月25日

外壁の色を変えない塗料~クリア塗料~

外壁のデザインが気に入っている、サイディングボードの柄をそのまま残して塗装したい、という理由からクリア塗料を使用しての外壁塗装を行う方も少なくありません。

上記のような考えの方のためにクリア塗料とは何なのか、メリットやデメリットについてご紹介していきたいと思います。


クリア塗装

クリア塗装は顔料を含まない無色透明の塗料を使用し、外壁のデザインをそのまま残して、性能や耐久性を高めることを目的とした塗装です。せっかく気に入っている家の外壁を塗装で塗りつぶしたくない、という方におすすめの塗装です。

クリア塗装ができない場合

傷や損傷が激しい外壁

色を付ける塗装であれば、補修した後に塗装することで補修跡を見えなくすることは可能ですが、クリア塗装は補修跡がそのまま跡が残ってしまうので、見栄えが非常に悪くなります。

チョーキング現象を起こしている外壁はチョーキングの粉がクリア塗装に混ざり白っぽい仕上がりになる可能性があります。

外壁塗装を行う時期の一般的な目安は築8年~10年後と言われていますが、クリア塗装を検討している場合は一般的な目安よりも早めに施工するように計画をしましょう。

クリア塗料を弾く外壁

光触媒・無機・フッ素などで加工をした外壁には、クリア塗料を塗ることはできません。

光触媒機能(日光で汚れを浮かせる)や親水性機能(雨水で汚れを流れ落とす)がついた塗料で塗装を行った外壁は、クリア塗料を塗装しても弾いて剥がれなどの施工不良の原因となるため、クリア塗料による塗装は適していません。

クリア塗料について

種類

外壁塗装用の塗料は、アクリル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料、シリコン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料と含まれる樹脂成分によって4段階のグレードに分かれています。顔料が含まれないというだけで、この4段階のグレードがあることに変わりはありません。

クリア塗料に含まれる樹脂成分の違いは、塗料の耐久性や費用に影響するので、業者からの見積にどの樹脂成分が含まれたクリア塗料であるかを確認しましょう。もし書かれていないのであれば問い合わせましょう。

上記の樹脂成分以外にも、シリコン変性樹脂塗料クリアや、無機コーティングクリア塗料、フッ素樹脂よりさらに耐久性が高いものなどがありますので希望によって外壁塗装業者に相談しましょう。

耐用年数

クリア塗料の耐用年数は以下の通りです。

・アクリル系クリア塗料:耐用年数8年程度

・ウレタン系クリア塗料:耐用年数8年~10年

・シリコン系クリア塗料:耐用年数10年~12年

・フッ素系クリア塗料:耐用年数15年程度

耐用年数と費用は比例しています。今後塗装をする住宅で何年暮らすのか、家自体の築年数や掛けられる費用など、専門家に相談しながら計画を進めましょう。

艶の有無

クリア塗料にも艶の有無を選択できます。艶ありのクリア塗料を選ぶと光を反射し、新築のような艶のある仕上がりになります。

一方で艶感のある仕上がりよりも落ち着いた仕上がりが希望の場合は、艶のないマットなクリア塗料を選びましょう。

また、塗料によっては艶あり・なしの中間ともいえる3分ツヤの指定が可能です。3分艶とは、艶ありを100%とした場合の30%ほどの艶感のこと。艶とマットの中間くらいの感じで、太陽が当たると少しだけ艶を感じられる程度です。

艶感は少しあった方が良いけれどあまりツヤツヤになるのは好みではない方におすすめです。

まとめ

クリア塗料は外壁にきれいなツヤを持たせ、外壁のデザインを残すことができるため、好んで選ぶ方も多い塗料です。

しかし、外壁によってはクリア塗料ではなく、色付きの塗料で保護した方が見栄えがよくなることや、クリア塗料と相性が悪かったりすることもあるなど、制限やデメリットもあります。

正確な知識や診断のもと、クリア塗装をして、より一層魅力的なご自宅を作りましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年1月22日

軒天メンテナンスの重要性

軒天はどのような住宅にもあり、大切なお住まいを守る重要な働きをしています。しかし、あまり目立つ箇所ではないため、メンテナンスがおろそかになりがちです。

軒天が劣化してしまうと住宅にも様々なトラブルが起きます。今回は軒天のメンテナンスの重要性についてご紹介していきます。

軒天とは

軒天とは屋根の出っ張った部分の裏側のことをいいます。外壁と屋根以外の部分を付帯部と呼び、軒天も付帯部になります。

「軒」…屋根の端にある、建物の外に出ている部分


「軒下」…軒の下に位置するバルコニーなどの空間


「軒先」…軒の先

バルコニー・ベランダの裏側も同様に軒天と呼ばれます。

軒天の役割

美観の向上

屋根の裏側に軒天を張る事で野地板や垂木などの屋根の構造部分を隠し、住宅の見た目をスッキリと見せます。和風住宅の中には軒天張付後に化粧垂木を取り付け、意匠性を高めている住宅もあります。

延焼防止

ご自宅や隣家から火災が起きてしまった場合、軒天がないと火が屋根裏まですぐに回ってしまいます。

そのため、最近の住宅では基本的に軒天には不燃材を使用しており、もし火事が起きた時でも被害拡大を防ぐ効果があります。

外壁の劣化防止

軒の出が長いと、雨水の吹き込みや太陽光を遮り、外壁材の劣化を防ぐことが出来ます。軒天の無い住宅はスタイリッシュで見た目が良いのですが、雨水が当たりやすいため外壁材の経年劣化や雨垂れによる汚れに注意が必要です。

軒天のメンテナンスの仕方

・塗装

軒天が塗装されている場合は、外壁と同様、年月が経てば劣化し、チョーキング現象が発生し、防水機能も失われていきます。

塗膜が劣化したまま放置していると、苔や藻の発生に繋がり、塗膜が剥がれ表面がボロボロになってしまいます。

軒天の表面がボロボロの場合には、軒天の塗膜が剥がれてしまっているため、塗装を行いましょう。

・交換

軒天の劣化状態が深刻化している場合、軒天材自体がささくれのようになってしまう場合があります。

特に木材の軒天によくみられる劣化症状で、軒天材が剥がれたり、穴が開くことがあります。このような劣化症状がある場合は軒天材自体の交換が必要になります。

メンテナンスをしないと…

小動物が入り込む

軒天が剥がれたり、穴が開いたりするとそこから小動物が侵入し、巣を作ってしまいます。屋根裏では、ダニやノミ、寄生虫を持ち込んだ小動物、糞尿などにより健康被害にまで発展します。

その小動物が鳥類で、巣の中に卵やヒナがいた場合は撤去できません。

鳥獣を捕獲・殺傷したり、鳥類の卵を採取・損傷したりすることは、鳥獣保護法の8条で禁止されています。

健康被害や法律違反など、大事になってしまうので、軒天に穴が開くまで劣化を放置するのはやめておきましょう。

雨漏り、カビの繁殖

雨漏りが原因の場合、軒天のみが腐ると思う方も多いかと存じますが、雨漏りは伝染します。軒天だけと思って放置していたら、軒天から内部に伝わり、外壁の木材まで腐っていたことも…。

そのため、雨漏りを放置すると、家の存続に関わるまで発展してしまうのです。また、耐震性能も低くなりますので、地震被害はもちろんのこと、家の資産価値まで下がってしまいます。

まとめ

軒天のメンテナンスを放置していると状態が深刻化し、軒天材自体の交換も必要になります。劣化状態が深刻化する前に専門の業者に点検を依頼し見てもらうようにしましょう。外壁塗装に合わせて軒天の耐久性が気になる方はお気軽にご相談ください。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年1月18日

劣化を残したまま塗装をするリスク

外壁は大切なお家を守るために日々紫外線や雨風に晒されています。そして時間が経つと色褪せやクラックが発生し、外壁がどんどん劣化していきます。そのため、外壁塗装によるメンテナンスは非常に重要です。

しかし、劣化を補修しないまま上から塗料を塗ってしまうと様々な不具合が起こります。今回は補修をしないまま外壁塗装をするリスクについてご紹介していきたいと思います。

経年劣化

外壁塗装の劣化をそのまま放置すると、着実に進行します。外壁塗装は、一度劣化し始めると元に戻ることは絶対にありません。また、塗料自体の耐用年数が過ぎていたり、内部に劣化が生じたりと、目に見えない部分の劣化もあります。

美観の損失

外壁塗装が剥がれると見た目が悪くなります。紫外線や雨風などの影響を受けると、塗装が色褪せたり、塗膜が剥がれてしまうことは避けられません。

クラック、剥がれ、へこみ

外壁のクラック、剥がれ、へこみは地震や車の振動、台風や地震などの影響で起こります。このまま放置しておくと住宅の寿命が縮まり、後々の天災の影響を受けやすくなります。

コーキングの傷み

目地のコーキングにひび割れができている場合、雨が降るとその隙間から雨水が侵入する可能性があります。雨水が住宅内に侵入することで家の寿命が短くなってしまいます。

劣化を放置したまま塗装するリスク

損傷や不具合箇所を残して塗装するのも、当然塗装の耐久性が落ちてしまい、以下のようなリスクが伴います。

・すぐに塗装が剥がれる

・損傷の被害が広がる

・再工事を行うことになり、費用がかかる

劣化を補修せずに外壁塗装をすると、さらに被害が広がり、再工事になる可能性もあり、費用もかかります。被害が広がって雨漏りを引き起こすこともないとは言えませんので、まだ損傷も軽い時に適切な修理をすることが大切です。

塗装前に必要な劣化補修工事

塗装前に必要な補修工事は以下の工事があります。

下地処理

下地処理には高圧洗浄、ケレンなどがあります。劣化が進んでいると下地が傷んでいるため、塗装が密着しやすくなるように、外壁についている汚れを落としたり、錆びている箇所はケレンで削って綺麗にするといった下地調整が必要です。

塗装は下地に密着していなければすぐに剥がれてしまうため、どんなにグレードの高い塗料を使っても意味がありません。下地処理を適切に行なわれているか確認しておきましょう。

コーキング

コーキングは建物の防水性や気密性を保つための充填材で、太陽の紫外線や風雨などで経年劣化し、ひび割れなどの劣化症状が出てきます。

コーキングが劣化すると雨水が入りやすくなり、雨漏りの原因になりますので、定期的に打ち直す必要があります。

業者の選び方

外壁塗装業者のなかには悪質な業者も存在します。多くの業者はきちんと工事を行ってくれますが、中には手抜き工事をする業者もいます。

そんな悪質業者に外壁塗装を依頼しないように、業者選びについてのポイントをまとめました。

・相見積もりをとる

・知り合いからの紹介

・診断をせずに見積もりを持ってくる業者には依頼しない

・素人にもわかりやすい言葉で説明してくれる

・インターネットの口コミやHPのお客様の声を見る

まずは候補となる業者を見つけ、HPを見たり、相見積もりをとりながら信頼できる業者か見極めましょう。

まとめ

外壁塗装はこれからも長く大切なお住まいをお使いいただくために大事なメンテナンス工事です。せっかく工事するのであれば、できる限り長持ちして欲しいですよね。

そのためには下地処理はもちろん、不具合を起こしているところも徹底的に直しておくことが大切です。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年1月15日

別荘の外壁塗装

都会の喧騒と無縁の山や、時間によって変わる海の色、澄んだ空気が爽やかな高原、そんな場所でのんびり過ごす…そんなすてきな余暇を叶えてくれる別荘。『長期休暇や週末は別荘暮らし』なんて生活、憧れますよね。

しかし、別荘は老朽化しやすいということをご存じでしょうか?

今回は別荘の外壁メンテナンスについてご紹介していきます。

老朽化しやすい理由

別荘は通常の戸建住宅とは違い、自然の中に建っていたり、年間を通して人がいない期間がほとんどだったりします。日常と離れた環境でリフレッシュするには最適ですが、建物の劣化要因やリスクも住宅地とは違います。

海辺や水辺沿いにある別荘

海や水辺の近くで予想できるのが塩害です。塩害だけだと建物のメンテナンス周期を短くすれば被害を予防できるのですが、厄介なのが強風により砂も飛んでくることです。

砂浜の砂にも塩が含まれています。外壁や屋根についた砂をそのままにしておくと 外壁の劣化に繋がります。

山や森にある別荘

山奥や森の中は湿気が多いです。湿気が多いと外壁は色あせしやすくなり、カビも生えやすくなります。森の中ではコケやツタなどの植物が付きやすく、これも外壁を劣化させる原因になります。また、秋から冬にかけて大量の落ち葉にも悩まされる場合もあります。

高原にある別荘

高原は日差しが強く、紫外線の影響を受けやすい場所です。

標高が高くなると、空気も薄くなります。その結果、太陽光が散乱せず、そのまま届くようになり、紫外線も増えてしまいます。

紫外線の強い場所では、外壁の色あせが起きやすくなります。色あせは塗料の保護能力が落ちるので、外壁の劣化が早くなります。

別荘の外壁を長持ちさせるコツ

外壁素材

外壁に使う塗料の耐用年数によってメンテナンスを行う周期は大きく変動します。塗装だけでなく、外壁そのものの張り替えを行うことによって、より建物の耐久度が高まります。様々な素材があるため、立地や劣化状況に応じて適切な素材を選択しましょう。

塗装

定期的に塗り替え工事を行うことです。ひび割れなどの大きなトラブルが起きてしまうと、外壁の塗り替えだけでは対処できなくなってしまいます。

大きなトラブルに対処するためには大規模な工事が必要になるので、その分のコストもかかります。そのため、トラブルが大きくなる前に定期的に塗り替え工事を行って補修しましょう。

早めの掃除

次の滞在の時に…と後回しせず、早目に外壁の掃除を行いましょう。

いくら機能性に優れた塗料を使っていても、外壁が汚れた状態のまま放置していると本来の機能を発揮できません。

こまめに外壁表面の掃除をして、塗料の機能を活かすことのできる環境を維持することが、外壁を長期間守ることにつながります。

塗料の機能性を最大限発揮するためにも、できる範囲内で外壁の掃除をするのがおすすめです。

まとめ

街中にある一般的なお住まいよりも手がかかってしまうのが別荘です。頻繁に訪れるという方も、たまにしか訪れないという方も、街中の建物よりも早めのメンテナンスを心掛けてあげてください。

外壁塗装や屋根塗装といった塗り替えも街中の建物よりも早めの周期で行いましょう。メンテナンス時期を逃してしまうと、劣化が進み、取り返しのつかないことになりかねません。

所有している別荘が、築10年以上経過しているか、前回の外壁塗装から10年以上が経過している場合は塗り替えのサインですので、現地の業者に依頼して対策を講じるようにしましょう。

カテゴリ:塗装工事, 外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年1月11日

結露ができるのはなぜ?

結露は外部と内部に激しい温度差が生じた時に空気中の水蒸気が水として現れることをいいます。このような現象は建物内部でも起きます。気づかないうちに構造材の腐食が進んでしまうことがあります。

「何気なく外壁塗装工事を依頼したら、内部結露が発覚して思わぬ工事費用が必要になった」という事態を招かないように、結露の原因や危険性についてご紹介します。

結露はどうやってできる?

外壁の結露は、室内が寒くて外が暑い場合に主に起こります。外側の水分が、冷たい外壁材にふれて水滴となることが原因です。逆に、室内が暖かく外が寒い場合は、外壁の内側に結露が起こります。

また、結露には2種類あり、内部結露と外部結露があります。先ほど紹介したのが外部結露で、内部結露は、外壁の内側に結露が起こっている状態で、普段目に見えない場所で発生します。

結露が引き起こす被害

カビ・水垢の発生

外壁に結露が起こっている状態は湿気が多く、こもった湿気をそのままにしているとカビが発生する可能性があります。

また、結露は外壁に水滴がついた状態なので、放置していると外壁に水垢が残ってしまうこともあります。

シミのようになってしまったり、塗装に染み込んだりしてしまったりすると完全に取り除くことが難しくなります。

外壁内側の腐食

外壁内部で結露が起きると、外壁内部に詰められている断熱材に水分が溜まります。水分を長期間溜め込み過ぎた断熱材は、カビやシミで腐食してどす黒く変色していきます。

すると、断熱材が接している回りの外壁材や構造材にもカビや腐食が拡がってしまい、建物の耐久性低下に繋がります。

構造材が腐食

建物の構造材とは、木材や鉄、コンクリート、石など建物の骨組みとなる部材のことで、それらで作られた柱や梁、壁、床などのことも意味します。

外壁材が腐食するとその周囲にある柱や梁などの構造材にも影響が及びます。木材の柱や梁であれば結露の水分によってカビや腐食が生じます。

対策

結露は完全に防ぐことができませんが、対策を行い抑制することはできます。

外壁の色を考慮

塗装の際に外壁の色を変えることでも対策になります。外壁の色が黒に近いほど熱を吸収しやすく、日中と夜の寒暖差で結露が起こりやすくなってしまいます。そのため、外壁を白に近い色にすることで、結露の対策になるという仕組みです。

外壁塗装を検討しており、色に特段のこだわりがあるわけではない、という場合は外壁を白にしてみてはいかがでしょうか。

親水性の高い塗料を使用

親水性とは、水に馴染みやすい性質のことです。親水性の塗料であれば、結露の水滴を流し落としてくれるため、結露によって起こる問題を防ぐことができ、透湿性があるため、湿気がたまりにくくなります。

こまめなメンテナンス

結露を防ぐには、こまめにメンテナンスを行うことも大切です。汚れに気付いた時は定期的に洗浄したり、破損した箇所を補修したりと、外壁の劣化を遅らせると結露の予防にもなります。

これまでご紹介してきた対策と比べると抜群の効果が得られるというわけではありませんが、実行しやすいのがメリット。

結露の予防だけではなく、外壁をきれいなまま長持ちさせることにも繋がるため、メンテナンスはこまめに行うようにしましょう。

外壁内部の補修も

外壁塗装して外部防水力を高めただけでは意味がなく、外壁内部で結露が起こっていると、やはり外壁そのものを作り替える工事が必要になります。

外壁内部の補修では、腐食した部材を取り除いて新しい部材と交換することになります。人件費・部材費ともに外壁塗装工事費より高額になってしまいますが、外壁内部で結露に繋がる欠陥は補修する必要があります。

まとめ

外壁に結露を発見したら、どう対策したら良いのか悩みますよね。また、内部結露をはやめに発見できければ、保証の範囲内で補修してもらうことができ、腐食が広範囲に進む前に少額のリフォーム費用で抑えることもできます。

大切な家を物理的に外部から守ってくれている外壁。きれいな状態で長持ちさせられるこまめにメンテナンスを行いましょう。

カテゴリ:未分類

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年1月4日

工場の外壁塗装のタイミングは?

工場や倉庫の老朽化でお困りではありませんか?中でも外壁塗装・屋根塗装は建物の劣化を抑え資産価値を維持するために重要ですが、費用対効果が見えにくく踏み切れない企業様と思います。

しかし、価値あるものを生み出している工場でも、外壁が劣化した状態では信頼性が欠けてしまい、良い印象を持たれなくなってしまいます。そこで今回は、工場や倉庫の外壁塗装のタイミングについてご紹介していきたいと思います。

塗装のタイミング

外壁の老朽化

経年劣化により外壁の汚れや傷が目立ってきたりしていませんか?一般住宅に限らず、工場や倉庫も塗装は10年ごとに行ったほうが良いです。どんな塗料でも毎日紫外線や雨風に晒されていると劣化してしまいます。以前に塗装しているのであれば、塗料の種類により、塗装時期が変わるので確認しましょう。

経営上の目的

定期的にメンテナンスを行うのが理想ですが、 合併や統合、社名の変更などで新たなイメージにする場合にも外壁塗装は有効です。

人員の入れ替えやスタッフの増員などがあればそのタイミングで職場環境を一新することもあるでしょう。

また、工場の外壁を企業のイメージカラーに合わせたり、新しい社名を壁面に塗装するケースなどもあります。

メリット

資産価値の維持

上記でもお伝えしたように、外壁は紫外線や雨風に晒されているため、ダメージを常に受けています。そのため、経年劣化を放置しておくと建物の資産価値がどんどん下がってしまいます。

最悪の場合、多額の補修費用がかかるため、定期的に塗装メンテナンスを行っておくと建物の価値も維持され、工場や倉庫の稼働率・生産率が上がり、利益が生みだすことができます。

労働環境の改善

外壁塗装は労働環境の改善にも大きく影響します。断熱塗料や防水塗料など、機能を追加することによって、建物の安全性と快適さを高めることができます。

例えば、断熱塗料を塗ると工場内を快適な温度に保てる他、光熱費の削減ができます。

職場環境と仕事のモチベーションは密接に関係しており、心地よいと感じる環境に身を置くと仕事の効率や質が上がると言われています。作業環境が快適になると、集中力が上がり、生産性も高まります。

労災の防止

工場や倉庫のメンテナンスができておらず、雨漏りや屋根壁の破損が発生すれば、それが原因で事故が起こったり、修復作業中のけがが発生する可能性があります。しかしメンテナンスをしていればそれらを防止することができます。

施工期間・工程

施工期間は一般住宅でも7~10日かかるので、工場となると2週間~1カ月、もっと大きい規模になると2ヶ月程度かかる場合があります。工場の塗装工事は、一般的に以下の流れで行います。

1.足場の設置

2.高圧洗浄

3.下地調整・ケレン作業

4.養生

5.下塗り・中塗り・上塗り

6.足場の解体

中でも特に重要なのが、サビを落とすケレン作業の工程です。ケレン作業では、屋根や外壁についたサビを徹底的に落とします。サビが残ったままだと塗料が十分に密着せずに、塗装面の耐久性が悪くなります。

工場の屋根はサビやすい折半屋根が多いです。そのため、工場の外壁や屋根塗装ではケレン作業は欠かせません。

まとめ

工場は定期的にメンテナンスすることで、長く稼働できる環境を整えられます。外壁塗装は、雨漏りのリスクを軽減して、工場内での事故や設備の破損などを防ぎやすくなります。

また、遮熱塗料や断熱塗料を外壁塗装に使用すると、工場内を快適な室温に保ちやすいです。快適な作業環境は従業員の生産性を向上して、室温調整にかかっていた電気代も大幅に削減できます。

工場の外壁塗装は経験や技術力が求められるため、施工実績が豊富な業者へ依頼しましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年1月29日

トタン板の外壁メンテナンスはどうすればいいの?

住宅の外壁に使用される外壁材には多くの種類がありますが、その一つに「トタン」があります。

トタン外壁を長く保つためには、その他の外壁材同様にメンテナンスが必要になってきますが、そのメンテナンスはどのようなことを行うのでしょうか?

今回は、トタン外壁の特徴とそのメンテナンス方法について詳しく見ていきましょう。




そもそもトタン板外壁とはどんなもの?


住宅などの外壁に使用されているトタン板は、薄い鉄板に亜鉛メッキを施した素材です。
非常に軽量なうえ、加工もしやすく安価なことから広く用いられていましたが、近年では防錆性を高めたガルバリウム鋼板が主流となっています。

ガルバリウム鋼板が広く普及する前にはトタンを用いた建物が多く、今現在も多く残っているため、メンテナンスが必要なトタン板外壁も多くあるのです。

住宅外壁に用いられているトタン板の種類をご紹介しましょう。


波トタン板外壁


波トタン板外壁とは、トタン板を波状に加工した建材です。
波状に加工することで、縦方向の強度が高まり、「たわみ」「凹み」を防ぐことができます。
波状に加工する際の波の大きさによりその用途に変化があり、大きな波状は工場や、倉庫。小さな波状は住宅外壁の利用が主流です。



角波トタン板外壁


角波トタンとは、波トタン板と同じようにトタン板を波状に加工した建材です。
波の形状が曲面ではなく、曲げ部分が角になっているのが違いです。
折り曲げて成型されていることから横方向の力に対してもある程度耐えられる耐久性を備えており波板トタン板より破損に強いといえます。


プリント合板外壁の特徴


プリント合板外壁とは、トタン板に木目調などのプリントを施した外壁材のことです。
亜鉛メッキに加えて塗装も施されているためトタン板のなかでは耐久性に優れている建材ですが塗装分のコストが係るため価格は割高になります。


トタン板外壁のメリット・デメリット


トタン板外壁は軽量なうえ加工がしやすく、安価というメリットがありますが、強度がやや低いという点はデメリットといえます。

また亜鉛メッキによる防錆は傷がついた際には鉄よりも先に亜鉛メッキ部分が腐食して内部へのサビの進行を抑えるという働きがあります。

しかしながら傷が大きい場合は進行が抑えられない場合もありますので、サビが軽微なうちにサビ還元剤を塗布し、内部への進行を防ぐことが大切です。


トタン板外壁の塗替え時期は?


チョーキングや浮きサビ、赤サビが発生したとき


チョーキングとは、塗膜表面にチョークのような白い粉が吹き出してくる症状のことを指します。

紫外線などによる経年劣化により塗料の成分を結合させている樹脂がその役割をなさなくなると染料成分が剥がれ落ちることで発生します。チョーキングが起きている状態では塗膜による保護能力はほとんど残っていないと考えて下さい。

塗膜の膨らみは塗膜の奥でサビが発生して塗膜が浮き上がっている症状のことです。

既に塗装内部にサビが進行している状態ですので、すぐに塗装を剥がしてサビを除去し、塗装し直して表面を保護する必要があります。

表面にサビが発生している場合も塗り直しが必要です。



塗膜に割れ、剥離が見られるとき



塗料の成分によっては、劣化がすすんでも粉状にならずに剥がれてしまうことがあります。

この状態になると塗装の柔軟性が失われており、劣化はかなり進んでいると捉えてよいでしょう。早急な塗り替えが必要です。

塗膜の割れは、剥離と原因は同じですが剥離に比べると劣化度合いはやや少ない状態で発生するため修繕までの時間的余裕はあります。




シーリングのひび割れ、破断が見られるとき



トタン板どうしの隙間やサッシ廻りの隙間には雨水の侵入を防ぐためにシーリングを充填しています。

シーリングは柔軟性に優れ、ゴムのように伸び縮みして隙間を埋めていますが、経年劣化が進むと弾力性が失われるため建物の揺れに追随できなくなり剥がれたり破断したりしてしまいます。

このような状態になると雨水の侵入を防ぐことができなくなってしまいます。早めにシーリングの打替えを行う必要があります。



その他にも、カビや苔が発生していたり、トタン板に凹みや穴が開いている場合は専門業者へメンテナンスの相談をしましょう。






まとめ


サイディングボードが普及したことから、トタン板外壁の住宅は少なくなってきましたが、現在でもトタンを用いた建物は多く残っています。軽量で比較的安価な建材ではありますが、強度がやや低いことからメンテナンスは適切な時期に行うことが重要です。ご紹介したような症状が見られた場合は、塗り替えメンテナンスの時期といえますので、専門業者へメンテナンスの相談をしてみましょう。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

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