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2026年6月29日
屋根塗装のタイミング
外壁は目に入る位置にあるけれど、屋根はなかなか見ることはできないですよね。
そうすると劣化のタイミングというのは、なかなか分かりづらいものです。

屋根の塗り替え時期は、築8~10年、もしくは前回の塗装より8~10年が目安と言われています。
ただし年数がそこに到達していないとしても、劣化のサインがみられた場合には塗り替えを検討する必要があります。
◇いつ塗り替えたらよい?
塗り替えサイン
■色褪せ
劣化の初期段階であり、すぐ塗り替えが必要でない場合が多いが、定期的に劣化の進行具合を気にする必要がある。
■チョーキング現象
さわると手に白い粉が付く。
■苔・カビの発生
塗料の劣化により、水分を含みやすくなり苔やカビが発生してしまう。
高圧洗浄で除去できる場合もあるが、それでも落ちなかった場合は塗装の検討が必要。
■ひび割れ
スレートのひび割れ。
細かいひび割れでも室内へ雨水が侵入する恐れがあるため早めの補修が必要。
■錆
トタンのような金属屋根に錆は発生する。
錆は進行すると屋根材に穴が空く可能性があるので速急な対応が必要である。
これらのような症状がみられた場合、塗料の防水効果が切れているサインといえるでしょう。

屋根材別の塗り替え時期
■スレート…8~15年
■トタン…7~10年
■ガルバリウム鋼板…10~15年
■セメント瓦…10~15年
■日本瓦…塗装不要※ただし漆喰の補修などは必要である
2回目以降の屋根塗装については塗料の耐用年数で決まるため、上記とは年数が変わる可能性がありますが、やはり一般的には8~15年が目安で塗り替えが必要となるでしょう。
◇屋根塗装をしないとどうなる?
屋根塗装をせず放置した場合どうなるのか?
雨水が内部に侵入し雨漏りを起こしてしまいます。
その結果、建物内部を傷めることになるのです。
本来であれば屋根の塗装だけで済んでいたはずが、屋根の取替や既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねて張るなど、より大掛かりな工事となってしまう恐れがあります。
住居全体にかかわる、大事なメンテナンス箇所のひとつなのです。
◇まとめ
お住まいの地域・気候や周辺環境により、劣化のスピードは変わります。

また屋根は実際にみて確認することが難しい場所ですから、少しでも気になる症状が出た場合には、業者に屋根の劣化状況を判断してもらうことが一番でしょう。
定期的な点検やメンテナンスがお住まいの安全と美観を守ります。
2026年6月25日
ケレン作業について知る

外壁や付帯部の塗装におけるケレン作業とは、塗料を塗る前に行う下地処理工程のうちのひとつです。
錆・旧塗膜などを除去する工事を総称してケレンといいます。
錆や古い塗膜・汚れを削り落とし、新しい塗料がきちんと密着するように表面を整える作業がこのケレン作業であり、重要な工程のひとつです。
◇ケレン作業、何のため?
■密着性の向上
滑らかな表面にヤスリなどで細かい傷をつける。
そうして塗料が食い込みやすいようにし、剥がれを防ぐことが出来る。
■旧塗膜・錆を除去
剥がれかけている古い塗料や金属部に発生した錆などを取り除き土台をリセットする。
■耐久性の確保
塗料の耐用年数の約半分はケレン作業の質で決まるといわれている。
仕上がりと寿命に大きく影響をあたえる。
塗料の本来の耐久性を維持するためにも重要な作業となる。
■美観の観点
凹凸のある錆や旧塗膜の上から塗料を塗ってしまうと、きれいに仕上がらない可能性がある。
美観の観点からもこのケレン作業が重要であると考えられる。

◇作業内容
■養生
↓周囲を汚さないよう養生、作業箇所のゴミなどを綺麗に取り除く。
■ケレン
↓ワイヤーブラシ・サンドぺーパー、工具などで錆や旧塗膜を削り落とす。
■清掃
粉塵・削りかすなどを吹き飛ばす。
必要に応じてアルコール・溶剤等で油分を拭き取る。
ケレン作業は必ず必要なの?
いえ、実は外壁塗装時にケレンが必要な場合とそうでない場合があります。
ではどういった場合に必要で、どういった場合に不要なのでしょうか?
■ケレンが必要
・錆が発生している
・剥がれかけの旧塗膜や膨れている旧塗膜が残っている
錆や旧塗膜を除去する必要があると、ケレン作業は必要となります。
■ケレンが不要
・錆が発生していない
・剥がれかけの旧塗膜や膨れている旧塗膜が残っていない
付着力の弱い旧塗膜は高圧洗浄の時点で除去できることもあります。
したがって錆や付着力の弱い旧塗膜が残っていない場合には除去する必要がないため、ケレン作業は不要となる場合があります。
◇まとめ
ケレン作業は塗料を塗る前に行う重要な工程です。

どんなに高級で高性能な塗料を使用したとしても、ケレン作業が不十分だった場合、本来の性能は発揮することができないでしょう。
塗料の本来の耐久性と耐用年数の維持、そして仕上がりの美しさにまで関わっているんですね。
土台がとても大切、見えない部分こそ丁寧に…
わたしたちもお客様が安心・安全にお過ごしいただけるよう、すべてのことを大切に、全力を尽くします。
2026年6月22日
錆止め塗料って何?
錆止め塗料、みなさま聞いたことありますか?
外壁塗装における錆止め塗料とは、金属サイディングや鉄部などを錆から守るための下塗り材を指します。
錆が発生する原因が何かご存知でしょうか?

金属の表面に酸素や水分などが付着し、酸化や還元などの反応により、錆は発生します。
そのため、錆止め塗料を塗布することで空気や水分を遮断し、金属の腐食を防ぐことができる…というわけなのです。
錆を防ぐことで劣化を防ぎ、また景観を良くすることにも繋がります。
塗膜にチョーキング現象やヒビ割れ・剥がれといった塗膜の劣化サインがみられた時は、錆止め塗装を検討すべきタイミングでしょう。
水分の付着による錆の発生を防ぐためにも、この時点での錆止め塗装が安心です。
◇錆止め塗料の種類
■エポキシ樹脂系
下地ヘの密着性が高く、防錆効果が優れている。合成樹脂と比べると紫外線に弱い。現在の主流。
■油性系
塗装の膜が厚く付着性と防錆性が高い。防錆力はあるが、乾燥に時間がかかる傾向。
■合成樹脂系
紫外線に強いことが特徴。油性に比べ表層が薄くすぐに乾くが、防錆力は少し劣る。
上塗り塗料との相性も大切!
錆止め塗料と上塗り塗料の相性が悪いと剥がれの原因となってしまいます。
同じメーカーのシリーズで揃えるなど、ぜひ相性も気にしたいところです。

色の選び方
赤さび色が一般的でありましたが、近年色のバリエーションが増加中です。
<よく使用される色>
■赤さび色
仕上げ塗装が黒や茶色のように濃い色であった場合によく使用される。
■白
仕上げ塗装が白やベージュといった明るい色の時によく使用される。
■グレー
白と同様、仕上げ塗装が明るい色の時によく使用される。金属の色に近いため目立ちにくく自然な仕上がりが期待できる。
ブルーやグリーンといった色味も出てきていますから、上塗り塗料の色や塗布対象との相性を考慮し選んでいきたいですね。
◇錆止め塗装の手順
高圧洗浄→ケレン→養生→錆止め塗装→中塗り→上塗り
ちなみに、たくさん塗り重ねたらそれだけ耐久性があがるなんてことはありませんから、適切な量を正しく塗布することが大切です。
厚塗りしすぎると逆に剥離の原因となってしまいます。
ケレン作業が必須!
錆が発生している場所にそのまま塗料を塗ることはよくありません。
そのまま塗ると内部で錆が進行し、早期に剥がれてしまう恐れがあります。
そうならないために、ヤスリや電動工具で古い塗膜や錆を落とす必要があるのです。
◇まとめ
錆は金属が脆くなってしまう原因のひとつです。

脆くなり機能を低下させるだけでなく、美観にも影響します。
建物の金属サイディングや鉄部などを長持ちさせるためと美観を維持するために、錆止め塗装は欠かせない工事なのです。
また錆止め塗料はホームセンターでDIY用のものを見かけることもありますが、より確かに・効果的にとなりますと、DIYで行うよりも、やはり専門業者に依頼することがよいでしょう。
カテゴリ:塗装工事
2026年6月18日
断熱塗料ってどんな効果があるの?

家全体が熱をもっていて、なんだかエアコンの効きが悪い…
これからの暑い時期、こういったお悩みが増えますよね。
そういえば対策のひとつに断熱塗料なんて聞くけれど、
それって一体どんな塗料?
外壁塗装について調べたことのある方、一度はこの塗料の名前を目にしたことがあるのではないでしょうか。
今回は断熱塗料についてのお話しです。
◇断熱塗料の正体とメリット
断熱塗料とは熱伝導を抑える、断熱効果のある塗料です。
そういった機能により、建物の温度を快適に保つことが出来るのです。
室内を快適な温度に保つ
断熱塗料は室内と室外の熱移動を抑制する効果があります。
それにより、熱の移動が緩やかになることで室温を快適に保つことができます。
熱を抑えるほか、太陽光線の反射性能も備わっています。
特に気温が高くなる夏場、遮熱効果により室内を快適な温度に保つことに有効です。
室内と室外の熱移動を抑制する特性から、冷暖房の効果を高めることも期待できます。
夏は太陽光の熱を反射・放熱し、冬は室内の熱を外に逃がさない…
太陽光が屋内に与える影響を抑えてくれるのは助かりますね。
節電効果を発揮する
夏場は太陽光の反射や熱伝導を抑制することにより、熱による室温上昇を抑えます。
また暖房器具を室内に設置する冬場は、室内の温かさを逃がさないことで室温低下を防ぎます。
結果として冷暖房効率が向上することで消費電力は減り、節電効果が期待できるのです。
結露防止
結露の原因は外気により冷えた壁面と室内の温度差にあります。
そこで断熱塗料の塗布により、壁面と室温の差を小さくすると結露の防止を期待できるのです。
結露によって発生するカビは建物や住む人の健康に被害を与える可能性があるので注意が必要です。
しかし塗装だけで完全に防ぐことは難しいです。
換気不足も結露の大きな原因となります。
そこで適切な換気と組み合わせることで、より効果を得ることができるでしょう。
赤外線を対策
太陽光と言えば紫外線のイメージが強いですよね。
でも紫外線は熱を持っていない光なんです。
熱を感じるのはもっと別の要因があります。
太陽光に含まれる赤外線、これは目には見えませんが【熱】として伝わる光線です。
断熱塗料にはその赤外線から吸収した熱を伝えにくくする働きがあります。
中空セラミックビーズなど特殊な微粒子が断熱塗料には含まれており、このビーズが集まり空気層ができることから断熱性が高まります。

◇デメリット
艶のないマットな仕上がりになることがほとんどです。
サンプルをしっかり確認し、思っていた雰囲気と違った…なんてことにならいよう注意が必要です。
また建物の条件・立地や間取りによっては効果を感じづらいこともあります。
費用も他の塗料に比べると高価なことがほとんどですから、建物に適しているかどうか、専門業者にしっかり相談することをおすすめします。
◇まとめ
大きな魅力は一年中快適な室温を維持することに役立つというところです。
夏は猛暑、冬は酷寒である日本では需要が高まりつつあります。

しかし性能や耐久性が高い分、価格も高めとなります。
予算を考慮し、建物に合うかどうかも事前にしっかり調査する必要がありますね。
そうすることで、今まで以上に快適な住環境が得ることができるでしょう。
2026年6月15日
塗膜ってどういうもの?
【塗膜】
これは外壁塗装のことを調べていたらよく目にするワードのひとつではないでしょうか。
では塗膜とはいったい何なのか?
今回は塗膜についてのお話しです。
◇塗膜について知る
外壁塗装においての【塗膜】、これは塗料を外壁に塗り重ねて乾燥・硬化させた薄い膜のことを指します。
塗膜の役割

保護機能・劣化防止・美観維持
雨水や湿気の侵入、紫外線といった外部環境から建物を保護します。
塗膜の防水性により建物の腐食やひび割れを防ぐことや、美観の維持といった効果を持ちます。
正しく塗装
塗料が規定より薄く塗布された場合、塗膜が薄くなり本来の性能を発揮できません。
では厚ければよいかというと、そういうわけではありません。
厚みがありすぎると硬すぎて割れてしまうこともあるのです。
適切な厚みで塗膜を形成する、それが機能性を発揮させるポイントとなります。
正しい工程と正しい塗布量といった、正しい施工方法が非常に重要なのです。
塗膜の形成
塗膜の形成には、下塗り・中塗り・上塗りと3度塗りが基本です。
下塗り:外壁材と上塗り塗料を密着させる接着剤のような役目。
外壁材の塗料吸い込み防止、下地の補強。
中塗り:仕上塗料の1回目の塗装。下塗りの乾燥後に行う。
塗膜にじゅうぶんな厚みをもたせ、防水性や耐久性を出す。
上塗り:仕上げの最終工程。中塗りに重ねて同じ塗料を塗布する。
ムラのない均一な塗膜を作り、美観と保護機能が備わる。
塗膜の劣化サイン
・チョーキング現象
・クラック(ひび割れ)
・塗膜の剥がれや浮き
塗膜の耐用年数は使用する塗料により異なります。
上記のような症状が現われたら塗膜の機能が低下しているサインです。
再塗装を検討するタイミングとなるでしょう。
◇まとめ
塗膜は建物を長持ちさせるためにとても重要です。
丁寧な工程での施工・定期的なメンテナンスを行うことで塗膜の効果を長期間維持することが可能となります。
そして塗膜の効果を長期間維持することで、建物の良い状態を保つことに繋がります。
建物の価値を高めるうえで欠かせないものとなるのです。

そろそろ劣化してきたかも?など気になることがありましたら、是非一度ご相談ください!
安全で快適な暮らしのお手伝いができたらと思います。
2026年6月11日
外壁塗装の下地処理って何のこと?
外壁塗装の「下地処理」、これは一体どんな作業なのか?
下塗りとはまた違うの?
実は下地処理、外壁塗装の耐久性や美観を保つために非常に重要な工程となります。
今回は外壁塗装における下地処理のお話しです。
◇下地処理とは?
まず、外壁塗装での下地は、塗装する外壁本体やその上の古い塗膜のことを指します。
塗料を塗る前に外壁の傷みを整え、塗料が密着しやすくする、それが下地処理です。
この工程を怠ると、塗料のひび割れや剥がれが起きる原因のひとつとなります。
下地処理の項目
高圧洗浄:汚れ・カビ・苔・チョーキングした古い塗膜などを洗い流す。
ひび割れ補修:ひび割れにシーリング材などの補修材をすりこみ、補修する。
ケレン作業:旧塗膜や錆を除去する。
目地補修:目地にある古いシーリングを撤去し充填し直す。
主な流れは高圧洗浄などで汚れを除去→ひび割れを補修→ケレン作業→目地補修です。
部位や劣化状況により、行う作業はさまざまとなります。
下地処理は外壁塗装の工程の中でもかなり重要となる工程です。

◇下地処理をしないとどうなる?
では、下地処理を行わず塗装をした場合、どうなってしまうのでしょうか?
ひび割れ:補修をせずひび割れの上から塗装した場合、塗りたては目立たないがやがてまた割れてしまう。塗料では補いきれずにひび割れが再発する。
塗膜の剥がれ:高圧洗浄等の工程で汚れの除去が十分でなかった場合、塗料の密着がうまくいかず数年のうちに剥がれてしまう可能性がある。
色ムラ:下地が塗料を吸い込んでしまい、仕上がりが均一にならない恐れがある。
下地処理が不十分ですと、どれだけ綺麗に塗装をしても塗料の効果は最大限に発揮されず、劣化も早まってしまいます。
◇下地処理と下塗りの違い
下地処理は塗装する面の汚れやひび割れを補修し整える、いわば土台作りであり、下塗りはそうして整えた上に専用の塗料を塗って密着性を高める工程となります。
【下塗りとは?】
下地処理が終わった面にローラーなどを使用し、下塗り材剤を均一に塗布する。中塗り・上塗りで使用する塗料と壁材を密着させる糊のような役目があり、また塗料の吸い込みを防ぐ。
どちらも塗装を長持ちさせるために欠かすことのできない作業、という点は共通していますね。
◇まとめ
外壁塗装の仕上がりを左右する下地処理。

下地処理を怠ると、どれだけ高性能な塗料を使用しても効果は十分に発揮できません。
建物の劣化状況に合わせた下地処理はとても重要な工程ですね。
塗装後の耐久性や美観、快適で安心なお住まいでの暮らしを支える下地処理、この機会にぜひご認識おきくださいね。
2026年6月8日
塗料の主要な4つの成分
塗料には「保護」「美観付与」「特別な機能の付与」の3大機能があります。
この機能をもつ塗料、どんな成分で構成されているのでしょう?

外壁塗装の塗料は主に
・「合成樹脂」
・「顔料」
・「添加物」
・「溶剤(液体成分)」
の4つの成分で構成されています。
では、各成分を詳しく見ていきましょう。
◇塗料の4大成分
合成樹脂
耐久性、耐水性、密着性を決定する最も重要な成分となります。
樹脂の役割は塗料の骨格を作ることです。
樹脂にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機、とさまざまな種類があります。
種類によって長持ちする度合いが違うことが大きな特徴です。
【樹脂の種類と機能】
・アクリル:安価、耐久性は低め。
・ウレタン:柔らかく密着度が高い。
・シリコン:現在の主流、コストパフォーマンスが高い。
・フッ素:汚れにくく耐久性が高め。
・無機:最も耐久性が高いとされている。
顔料
こちらも非常に重要な役割を果たします。
塗膜の耐久性や隠ぺい力などといった、保護機能や美観に影響する要素です。
色をつけ、紫外線や雨水などから外壁を守ります。
【顔料の種類と機能】
・錆止め顔料:鉄部の錆を防ぐ。
・着色顔料:色を付ける。
・体質顔料:塗膜の厚みを出す、耐久性や艶を調整する役目もある。
・骨材:塗料を増量する。
【顔料の有無による分類】
塗料には、顔料を含むエナメル塗料と顔料を含まないクリヤー塗料があります。
・エナメル塗料:外壁の塗料として一般的で、着色効果以外に防錆力や遮熱性などの機能も兼ね備えている。
・クリヤー塗料:無色透明で、外壁に色を付けずに艶を与える。タイル調やレンガ調といった、元のデザインを活かしたい時に使用することが多い。

添加剤
塗料の性能を向上させ、仕上がりや耐久性を高めることが目的です。
添加剤にもさまざまな種類と機能があります。
【主な添加物の種類と機能】
・防カビ・防藻剤:カビや藻の発生を抑制し、外壁を美しく保つ役割。
・レベリング材:塗料の表面張力を下げてムラをなくす。
・艶消し剤:光沢を抑えて落ち着いた仕上がりにする。
・消泡剤:塗装時に発生する泡を消してピンホールを防ぐ。
溶剤・溶媒(希釈剤)
塗料を希釈して塗りやすくする液体です。
水性であれば「水」、油性であれば「シンナー」と、大きく2つに分けられます。
塗料は溶剤と混ぜ合わせることにより、はじめて塗装に使用できるようになります。
水性塗料はにおいが少ないこと、油性塗料は耐久性に優れていることがそれぞれの主な特徴です。
◇まとめ

塗料の機能を発揮するために、それぞれの成分が大事な役割を担っているんですね。
さまざまな機能を持つ塗料、耐久性とコストのバランスをみて選択することが重要となります。
機能性を考慮して、ライフスタイルや住環境に応じて適したものを選択しましょう。
カテゴリ:塗装工事
2026年6月4日
防水工事について知る
防水工事ってどういうもの?
防水工事とは、屋根・ベランダ・バルコニーなどに防水層を作り、雨水が侵入することを防いで建物の寿命を延ばすための大事なメンテナンスのひとつです。
この工事は新築時に実施しますが、経年劣化によって効果が薄れてしまうため、おおよそ10~15年ごとに再施工が必要と言われています。

防水層…雨水や湿気の侵入を防ぎ、建物の内部構造などを守るために施工される保護膜のこと。主に屋上・バルコニー・外壁の目地といった水の侵入の恐れがある場所に設置される。
防水加工をしないとどうなるのか?
雨漏り
・防水層が十分でない・劣化している場合、水はけが悪くなる
また、ひび割れや剥がれが生じる
水はけが悪くなり水たまりができる→ひび割れや剥がれの部分より雨漏りが発生
耐久性が維持できない
・雨水が建物内部に侵入し、建材をいためてしまう
カビなどにより内部の建材が傷んだ結果、建物全体が弱くなり耐久性が低下する
健康被害に繋がる
・防水層が劣化して雨水が侵入し建物内部にカビが発生
→その結果、喘息や肺炎などの原因になる恐れがある
防水工事が必要なサインはある?
色褪せ・ひび割れ・膨れ
・ベランダや屋上に色褪せ・ひび割れ・膨れといった劣化
→主な原因は防水層を保護するトップコートの剥がれ
また水の侵入することで防水層が水や空気で膨らんでしまう
防水層の劣化は雨漏り発生のリスクがある
水たまり・苔やカビの発生
・水はけが悪くなっている
・常に湿っている状態、湿気の多い状態
天井や壁にシミができる
・雨漏りが内部まで進行している可能性がある、危険!

防水工事を長持ちさせるために
点検は定期的に
・防水層の劣化は気づきにくい、ひび割れなどの変化を見逃さないことが大切
・業者の点検を受けることもおすすめ
・排水溝周辺やシーリング部といった細かい所も確認を怠らない
こまめな清掃を!
・落ち葉やゴミをためない
→ゴミがたまり排水が滞った結果、水たまりが発生する
それにより防水層の劣化が加速してしまう
・排水口を詰まらせない
→定期的に確認し、泥やゴミを取り除く
雨水の流れをスムーズにすることが大切である
☆雨水がたまりやすい箇所や日陰は湿気がこもりやすいため、カビや苔が発生する原因となってしまうので注意
◇まとめ

建物を守る重要な役目をもつ防水層、劣化するとカビの発生や内部の損傷に繋がってしまいます。
防水工事は建物を維持するために欠かせない工事です。
定期的な点検や適切なメンテナンスを行い、良い状態を長く保っていきたいですね。
カテゴリ:防水
2026年6月1日
遮熱塗料、屋根に塗るか?外壁に塗るか?
以前ご紹介した、屋根や外壁の表面温度が上昇することを抑え、室内温度を下げる効果のある遮熱塗料。

さてこの遮熱塗料、
屋根に塗る方が効果的なのか?
外壁に塗る方が効果的なのか?
はたまた両方に塗るのか?
それぞれにどういった違いがあり、どういった効果を発揮していくのか、まとめてみました。
◇屋根用・外壁用 遮熱塗料
屋根用遮熱塗料
【どんな塗料?】
〇太陽光を最大限反射し、表面温度を下げる効果がある
〇屋根は長時間直接日射を受けるため、温度を低下させる効果が非常に高くなる
→効果を実感しやすい、また省エネにより効果的と考えられる
〇特に白など薄い色の方が反射率は高くなる
【注意!】
△太陽・風雨より直接攻撃を受けるため色褪せや劣化が早くなる
△遮熱塗料は汚れが付着すると反射率が落ちてしまう
→直接自然環境の攻撃を受けやすい屋根は高機能・耐久性が高い塗料を選ぶとよい
外壁用遮熱塗料
【どんな塗料?】
〇窓や壁の反射熱を抑え、室内の温度が上昇することを緩和する効果がある
〇太陽の角度が低い朝と夕方、また周囲からの反射熱を対策することに有効
〇白に限らず、意匠性を重視した濃い色でも遮熱効果が出る特殊顔料を使用
〇屋根に比べると直接的な攻撃が少ない分、耐久性においては長持ちしやすい
〇外壁全体に施工することで建物の熱保護や汚れ防止が叶い、美観の維持にもつながる
【注意!】
△日射を受ける面積・角度によっては屋根より効果を実感しづらい可能性がある
→周囲の環境を考慮し、遮熱性能を優先してもよし、色味優先でもよし

◇共通のメリット
〇室内温度の上昇を抑える効果
→冷房費の削減につながる
〇建物の劣化防止
→屋根や壁の温度が上昇することを防ぎ、熱による塗膜の劣化・下地材の傷みといったところも抑えることで建物の寿命が延びる
◇まとめ
熱を反射することによって屋根の表面温度を低下させる屋根用遮熱塗料、室内温度の上昇を抑制し美観の維持も叶う外壁用遮熱塗料、それぞれに良い点がありましたね。

比較すると、直接自然環境の影響を受けやすい屋根への施工が、遮熱塗料の効果をより実感として得ることが出来そうです。
また遮熱塗料の効果を最大に発揮させるのであれば、屋根と外壁、両方への施工もぜひご検討いただきたいです。
屋根と外壁の両方を遮熱塗料で施工することで、建物全体で熱をブロックし建物全体の寿命を延ばすことに繋がっていくでしょう。
予算や立地、また建物の築年数によって求める条件や効果は様々ですから、そういったことを考慮し、より適したものを選択してくださいね。参考になれば幸いです!




























