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2025年8月28日
住みながら外壁塗装はできる?~工事中の注意点~
外壁塗装を検討している方の中には、「工事の間、家を空けなければならないのでは?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、外壁塗装は基本的に住みながら行うことが可能です。
ただし、「住みながら外壁塗装をする」となると、いくつかの注意点や心構えが必要になります。今回は、住みながら外壁塗装を行う際のメリット・デメリットから、工事中に気をつけるべきポイントまでをわかりやすく解説します。

住みながら外壁塗装は可能!その理由とは?
多くの一戸建て住宅では、仮住まいを準備せずに、住みながら外壁塗装を行うケースが一般的です。外壁塗装は、主に建物の外側での作業が中心であり、室内に直接立ち入ることが少ないため、工事中でも居住は可能とされています。
ただし、工事期間中は「いつも通りの生活」とはいかない点も多く、生活への一時的な影響があることは理解しておく必要があります。
外壁塗装中に住みながら過ごすメリット
仮住まいの費用がかからない

一時的に引っ越す必要がないため、引越し費用や仮住まいの家賃がかからないのは大きなメリットです。
費用面での負担を抑えたい方には住みながらの塗装がおすすめです。
工事の進捗をリアルタイムで確認できる
家にいることで、職人さんとのコミュニケーションも取りやすく、気になることをその場で確認・相談できるメリットもあります。塗装の色味や作業内容など、納得しながら進められる安心感があります。
注意点【5選】
・窓が開けられない期間がある
外壁塗装では、足場の設置や飛散防止ネットの使用、塗料の飛び散り防止などの理由で、窓を開けられない期間が続くことがあります。 特に塗装作業日や高圧洗浄の日は、ほぼ終日窓が閉め切りになります。
▶対策:

・事前に風通しの良い時間帯や日程を確認しておく
・エアコンや空気清浄機を活用して室内環境を整える
・騒音や振動がある
足場の組立・解体、高圧洗浄、塗装機械の使用など、一部の作業では大きな音や振動が発生します。小さなお子さんや高齢者がいるご家庭では特に注意が必要です。
▶対策:
・騒音が予想される日を事前に確認し、在宅時間を調整する
・作業時間を把握しておく
・塗料の匂いが気になることがある
塗料によっては、独特の臭い(シンナー臭など)が発生します。特に油性塗料を使用する場合は、臭いに敏感な方やペットには負担が大きくなる可能性があります。
▶対策:

・臭いの少ない水性塗料を選択する
・臭いが強い日は換気扇を控え、部屋のドアを閉める
・洗濯物が外に干せない
工事期間中は洗濯物を外に干すことができない日が続きます。 特に塗装中や高圧洗浄中は、汚れや塗料が飛散する可能性が高いため、外干しはNGです。
▶対策:

・室内干しスペースや除湿機を事前に準備しておく
・工事のスケジュールを把握して、洗濯計画を立てる
・近隣への配慮が必要
工事中は音・臭い・車両の出入りなど、ご近所に一定の迷惑をかけてしまう可能性があります。住みながら工事を行う場合でも、ご近所への挨拶や説明を業者と一緒に行うことが大切です。
▶対策:

・工事前に業者と一緒に近隣への挨拶回りをする
・苦情があった場合はすぐに業者に相談し、対応してもらう
⚠ペットや小さなお子様がいる家庭はもっと注意!
住みながらの塗装工事で気をつけたいのが、ペットや小さなお子様への配慮です。臭いや音に敏感な動物や赤ちゃんがいる場合は、短期間だけ親戚宅やペットホテルに避難させることも検討しましょう。
まとめ
外壁塗装は住みながらでも問題なく行うことができますが、少なからず生活への影響を受けることは避けられません。しかし、事前に工事スケジュールを把握し、生活のリズムを調整したり、必要な準備をしておくことで、ストレスを最小限に抑えることが可能です。
また、快適に工事を乗り切るためには、施工前の相談と計画が成功のカギを握っています。「住みながらでも快適に外壁塗装を進めたい」という方は、ぜひ一度、実績のある塗装業者に相談してみてくださいね。

カテゴリ:塗装工事
2025年8月25日
海に近い住宅の外壁塗装~潮風や紫外線に強い塗料選びとメンテナンスのポイント~
海の近くに住むということは、毎日美しい景色や潮風の香りを感じながら暮らせるという魅力があります。
しかし一方で、住宅の外壁には想像以上の過酷な環境が待っています。とくに潮風による塩害や強い紫外線、湿気によるカビや苔の発生など、海沿いならではの影響は無視できません。
今回は、「海に近い住宅の外壁塗装」をテーマに、なぜ特別な配慮が必要なのか、どんな塗料を選べばよいのか、塗装時の注意点やメンテナンス方法まで、詳しく解説していきます。

海沿いの住宅に求められる機能とは?
潮風=塩害への備えが最重要
海に近いエリアの大きな特徴は、空気中に塩分(塩化ナトリウム)が多く含まれていることです。この塩分は、鉄部をサビさせる原因となり、外壁材や塗膜にも悪影響を与えます。
塩分は風にのって建物の表面に付着し、長期間蓄積すると塗膜の劣化、膨れ、剥がれといった問題を引き起こします。特に鉄筋コンクリート造の住宅では、塩分がコンクリートを劣化させ、内部の鉄筋にまで影響を及ぼすこともあります。
紫外線の強さも要注意

海沿いは空が広く、日差しを遮るものが少ないため、紫外線の影響が強くなりがちです。
紫外線は塗膜を劣化させ、色あせやひび割れの原因になります。
外壁塗装を長持ちさせるには、紫外線に強い塗料を選ぶことが必要不可欠です。
海沿いの住宅におすすめの塗料とは
・無機塗料
無機塗料は、ガラスやセラミックなどの無機物を主成分とした塗料で、非常に耐候性が高く、海沿いでも塩害や紫外線に強いのが特徴です。
親水性が高いため、雨で汚れが流れ落ちやすい「セルフクリーニング効果」もあり、長期間美観を維持できます。

【メリット】
・耐久年数15〜20年
・防汚性が高く、苔やカビにも強い
・色あせしにくい
【デメリット】
・価格が高め
・施工には技術が必要
・フッ素塗料
フッ素樹脂を主成分としたフッ素塗料も、海辺の住宅に適しています。無機塗料ほどではありませんが、耐塩性・耐紫外線性に優れ、比較的長持ちするため、コストと性能のバランスが取れた選択肢です。

【メリット】
・耐久年数12~15年
・塩害、紫外線に強い
・防カビ・防藻性あり
【デメリット】
・ウレタン、シリコン塗料に比べて価格が高い
塗装時に注意するポイント
下地処理

塗装を長持ちさせるためには、塗る前の下地処理が非常に重要です。海風で付着した塩分をしっかりと洗い落とさなければ、どんなに高性能な塗料を塗ってもすぐに剥がれたり、劣化が進んでしまいます。
高圧洗浄+中和洗浄を組み合わせ、外壁の塩分や汚れをしっかりと除去するのが理想です。施工業者に依頼する際は、この工程がきちんと含まれているか確認しましょう。
鉄部・金属部の防さび処理

ベランダの手すりや窓枠など、金属部分は特に塩害に弱いため、防錆プライマーを使用するなどの防サビ対策が必要です。これを怠ると、見た目が悪くなるだけでなく、建物全体の耐久性にも影響が出ます。
メンテナンス方法
塗装した後も、適切なメンテナンスを行うことで、外壁の美観と保護効果を長持ちさせることができます。
定期的な洗浄

年に1〜2回、外壁を軽く水で洗い流すだけでも、塩分や砂埃の蓄積を防げます。
家庭用のホースでOKですが、できればやわらかいブラシを使ってこすり洗いすると効果的です。
小さな不具合は早めに対処

ひび割れや塗膜の浮きなどを見つけたら、早めに業者に相談しましょう。
放置しておくと雨水が侵入し、内部の劣化につながってしまいます。
まとめ
海に近いという立地は、暮らしに豊かさをもたらす一方で、家のメンテナンスには気を遣う必要があります。特に外壁は、潮風や紫外線と戦っている部分です。
高耐久な塗料を選び、しっかりとした下地処理を行い、定期的なメンテナンスを心がけることで、海沿いの過酷な環境にも耐えられる住まいを実現できます。
これから外壁塗装を検討している方は、ぜひ「海沿いの特性」に適した塗装を意識してみてください。
カテゴリ:塗装工事
2025年8月21日
お隣さんとの境界ギリギリ…外壁塗装で起きがちなトラブルと予防策
外壁塗装の工事は、見た目の美しさや家の防水性を保つために欠かせない大切なメンテナンスです。しかし、いざ工事を始めてみると「こんなところに落とし穴が…」と頭を抱えるケースも。
特にトラブルが起きやすいのがお隣さんとの敷地の境界ギリギリの施工です。今回は、実際によくある施工トラブル事例を取り上げながら、隣家トラブルを未然に防ぐための具体的な予防策を詳しく解説します。

よくあるトラブル事例
足場が隣地にはみ出していた
足場や飛散防止シートが敷地境界を越えてしまうケースです。都心部や住宅密集地では、建物と隣家の間隔が非常に狭く、作業スペースを確保するために、やむを得ず隣地側へ足場が少しはみ出すことがあります。

この場合、事前にお隣さんの許可を得ていないと、
「うちの敷地に無断で入った」
「洗濯物にペンキの臭いがついた」
など、思わぬクレームや関係悪化につながることもあります。
塗料やほこりが飛んだことによる苦情

塗装中は、たとえ飛散防止シートを張っていても、塗料の臭いや微粒子が風に乗って飛ぶ可能性があります。
特に吹き付け塗装の場合、飛散リスクは高く、隣家の車や植木、洗濯物に塗料や粉塵がかかってしまうケースもあります。
これにより、
「車にシミが残った」
「ベランダの布団が臭くなった」
といった苦情が発生することがあります。
職人の動線トラブル・騒音問題
職人さんが隣家の私道や敷地を横切って通ってしまった、ということもトラブルになりがちです。また、早朝の作業音や話し声が「うるさい」と感じられてしまうと、工事期間中ずっと不快に思われてしまう可能性もあります。
トラブルを未然に防ぐための予防策
・事前の挨拶は必要

塗装工事の開始前には、必ずお隣への挨拶をすることが大切です。理想は施主と業者が一緒に訪問し、「工期の期間」「作業時間帯」「足場が越境する可能性」「騒音や臭いについての配慮」などを丁寧に説明しましょう。
配布用の案内文を作成するのも良いでしょう。ここで信頼関係を築けるかどうかが、後々のクレームリスクを左右します。
・飛散防止対策を徹底する

業者に依頼する際は、飛散防止養生の徹底を依頼しましょう。足場に張るメッシュシートは風に強く、塗料の飛び散りも防いでくれます。
また、吹き付け塗装ではなくローラー工法を選ぶだけでも飛散リスクを抑えることができます。
さらに、作業前には隣家の車や植物を養生シートでカバーしたり、洗濯物を干さないよう事前にお願いするなど、細かな気配りが鍵になります。
・工事工程を詳しく聞いておく
「今日から音がする作業が始まる」「においの強い塗料を使うのはいつから?」
など、工程を業者と共有しておくとお隣さんのストレスを軽減できます。最近は、LINEやメモに書き残し、こまめにお知らせする施主さんもいます。
特に、休日や早朝・夕方などの騒音が気になる時間帯には、作業を控えるよう業者に伝えると安心です。
・施工後はお礼を言う

工事が終わったら、「ご迷惑をおかけしました」と丁寧にお礼の挨拶をしましょう。
人間関係のトラブルは、最終的に「気持ちの問題」が大きく関係します。しっかりと締めくくることで、今後の良好なご近所付き合いにもつながります。
まとめ
外壁塗装工事は、家にとっても大切なイベントですが、隣家との距離が近いほど、配慮が求められる施工でもあります。事前の説明、書面での許可、養生・騒音対策、そしてひとつひとつの丁寧な対応が、トラブルを未然に防ぐ最大の鍵です。
ちょっと面倒に思えるかもしれませんが、逆にいえば、しっかり準備をすればご近所トラブルは十分に避けられます。安心・安全に、気持ちの良い塗装工事を目指しましょう。
カテゴリ:塗装工事
2025年8月18日
外壁塗装で追加費用が発生するケースとは?
外壁塗装を検討している方の不安要素のひとつとして「追加費用が発生」があるのではないでしょうか。
見積書を受け取った段階では納得して契約したのに、いざ工事が始まってから「想定外の費用がかかります」と言われて困惑した…という声も少なくありません。
今回は、外壁塗装工事で追加費用が発生する主なケースと、それを未然に防ぐための対策について詳しく解説します。

追加費用が発生するケース
①下地の劣化で補修が必要な場合
外壁の見た目はキレイでも、実際には内部の下地が大きく劣化しているケースがあります。特に、築15年以上経っている住宅では、塗装前に「クラック(ひび割れ)」「浮き」「腐食」などの補修が必要になることがあります。
現場調査の際に劣化の兆候が見られなかったとしても、高圧洗浄やケレン作業の過程で問題が発覚することがあります。このような場合は、安全かつ長持ちする塗装を行うために、やむを得ず補修費用が追加で発生することがあります。
【例】
モルタル壁の内部に雨水が浸入 → 補修材と下地処理が必要
サイディングボードが反っていた → 一部交換作業が必要
②コーキングの打替え範囲が増えた

サイディング住宅では、目地や窓まわりに使われている「コーキング(シーリング)」の劣化もよく見られます。見積もり段階で打ち替えを範囲を設定していても、実際の現場で予定以上の劣化が見つかると追加になる可能性があります。
また、既存のコーキングが2重構造になっていたり、特殊な材料が使われていた場合も、通常より手間がかかり、材料費も増えることがあります。
③塗料の変更やグレードアップ
工事前に決めていた塗料を、お客様の希望で変更・アップグレードするケースもよくある追加費用のパターンです。
たとえば、最初はシリコン系で契約したものの、「もっと耐久性のあるフッ素塗料にしたい」「遮熱機能がついた塗料にしたい」といったご要望が工事直前や施工中に出ることがあります。
もちろん、こういった変更は歓迎ですが、その分塗料代や施工方法の調整費が加算されますので注意が必要です。
④高所・足場の延長や追加作業

工事の途中で、当初の見積もりに含まれていなかった屋根の一部、バルコニー下、軒天の裏など、手が届きにくい箇所の塗装を追加したいという要望がある場合、足場の延長や特別な作業が必要になり、追加費用がかかることがあります。
また、天候不良などで工期が大幅に伸びると、足場のレンタル費用が延長されるケースもあります。ただし、これは事前の契約でしっかり定めておけば回避可能です。
⑤養生や近隣対応での追加費用
現場が密集した住宅街や、交通量の多い道路に面している場合、通常よりも大がかりな養生や安全対策が必要になることがあります。
【例】

・近隣との距離が近く、飛散防止シートを二重に設置
・駐車場の移動が必要で、仮設スペースの手配が発生
・道路使用許可が必要で行政手続き代行を依頼された
こういったケースは、地域や立地によって変動があるため、すべてを標準見積もりに含めるのが難しい場合もあります。
追加費用を防ぐためには
✅現地調査を丁寧に行ってくれる業者を探す
一番大事なのは、「どこまで正確に現場調査を行ってくれるか」です。
下地の劣化、コーキングの状態、雨漏りリスクなどを見逃さず調査できる業者かどうかを見極めましょう。

✅見積の内訳を細かく確認する

見積書の項目が「外壁塗装一式」「足場代一式」といったざっくりした表記だけだと危険です。
・「下地補修はいくらまで含まれているのか」
・「コーキングは何m分が含まれているのか」
・「足場代は何日分を見込んでいるのか」
など、できるだけ具体的な数量と単価が明記された見積もりを提出してもらいましょう。
✅変更・追加希望は早めに相談
塗料の変更、色の追加、細部の塗装範囲変更など、工事開始後の変更は割高になりやすいため、なるべく契約前〜着工前に希望を伝えておくのがポイントです。優良業者であれば、工事前にきちんと聞き取りを行ってくれます。
後だし請求を防ぐためには
追加費用がすべて悪いわけではありません。むしろ「必要な工事をきちんと説明したうえで、明確な根拠をもって提示される追加費用」は、住宅の寿命を延ばすためにも重要です。ただし、中には以下のような「後出し請求」でトラブルになるケースもあります。
・説明なく作業を進め、完了後に追加費用を請求
・「これは当然やるもの」と事前説明もなく項目を追加
・工事の記録や写真を見せず、金額だけ伝えてくる
こういった業者とは契約前の段階で距離を置くのが賢明です。
まとめ
外壁塗装で追加費用が発生するのは、工事の質を保つためにやむを得ないケースが多いです。ただし、それを事前にしっかり説明し、予算に応じた最善の提案をしてくれる業者を選ぶことで、不安やトラブルは大きく減らせます。
施工実績や口コミ、見積もりの透明性、対応の丁寧さを基準に、信頼できる業者を見つけましょう。そして、「追加費用が発生する可能性はゼロではない」ことを理解しつつも、明朗で納得できる説明があることを最優先にすれば、安心して工事に臨めるはずです。

カテゴリ:塗装工事
2025年8月7日
夏と冬で塗装の仕上がりが変わる?季節による注意点とは
外壁塗装や屋根塗装を検討する際、多くの方が気にするのは費用や業者選びですが、意外と見落とされがちなのが施工する「季節」です。
実は、季節によって塗料の乾き方や仕上がり、さらには耐久性にまで差が出ることがあるのをご存知でしょうか?
今回は、夏と冬の施工で何が違うのか、そして季節ごとの注意点について、ご紹介していきます。
塗装は「気温」「湿度」「天候」に大きく左右される

塗料というのは、乾燥(硬化)によって塗膜を形成します。その過程で、気温や湿度が非常に重要な役割を果たします。
各塗料メーカーのカタログには、「気温5℃未満」「湿度85%以上」の条件では塗装しないよう注意書きが記載されています。これは、低温や高湿度では塗料がうまく乾燥せず、施工不良を引き起こすリスクが高まるからです。
つまり、夏と冬では施工環境が大きく異なり、それが仕上がりにも影響してくるということなのです。
【夏】高温多湿な時期の塗装の注意点

・メリット:塗料が乾きやすく、作業がスムーズ

夏場の塗装は、気温も湿度も塗料にとっては比較的乾きやすい環境です。
塗料の硬化が早く進むため、作業効率は非常に高いと言えます。そのため、養生時間の短縮や、施工期間の短縮も期待できます。
・デメリット:乾きすぎが逆効果になることも
一方で、気温が35℃を超えるような猛暑日は、塗料の乾燥が早すぎてしまい、以下のような不具合が起きることもあります。
・刷毛・ローラー跡が残る(塗料がすぐに乾いて平滑にならない)
・ムラが出やすくなる
・表面だけ硬化して中は未乾燥になる可能性

また、屋根の上は表面温度が60℃近くになることもあり、塗装そのものが困難になるケースもあります。
施工中の職人の体調管理も重要で、熱中症のリスクを考慮した上で工期に余裕を持たせる必要があります。
【冬】寒冷期の塗装の注意点

・メリット:気温が安定していれば意外と快適な環境

関東以南の比較的温暖な地域では、冬でも日中は10℃を超える日が多く、晴天率も高いため、安定した環境で塗装できることもあります。
さらに、冬は塗装閑散時期なので、依頼しやすく、費用面での交渉もしやすい場合があります。
・デメリット:乾燥が遅く、工期が延びやすい
冬場の塗装で一番問題になるのが、「乾きにくさ」です。気温が5℃以下、または湿度が高い場合、塗料は硬化が不十分なまま表面だけ乾いたように見えてしまうことがあります。この状態で次の工程に進んでしまうと、後々剥がれや膨れの原因になります。
また、日没が早いため、職人の作業時間も限られます。午前中にしっかり乾かせるよう、工程の配分に工夫が必要です。
・季節別の塗装に向いている季節とは?
| 季節 | 向いている時期 | 注意点 |
| 春(3~5月) | ◎ 非常に安定した時期 | 業者が混むので早めの予約を |
| 夏(6~8月) | ○~△ 雨と猛暑のタイミングは避ける | 塗料の乾燥が早すぎてムラに注意 |
| 秋(9~11月) | ◎ ベストシーズン | 台風の影響だけ注意 |
| 冬(12~2月) | △~○ 地域によって可能 | 霜・低温・乾燥遅れに注意 |
最も施工がスムーズに進むのは春・秋のシーズンです。
まとめ

季節によって塗装の難易度や仕上がりに影響はありますが、最も重要なのは、どの季節であっても「施工管理」がしっかりしているかどうかです。信頼できる塗装業者であれば、季節ごとの注意点を把握し、以下のような対策をきちんと講じてくれます。
・気温・湿度を確認してからの施工判断
・乾燥時間に余裕を持ったスケジューリング
・塗料選びの段階から季節に合った選定
つまり、「夏だから完璧」「冬だからダメ」と一概には言えず、業者の知識と経験、そして誠実さこそが仕上がりの良し悪しを左右する最大のポイントになります。
外壁・屋根塗装は10~15年に一度の大切な工事です。だからこそ、「季節による特徴」を理解した上で、最適なタイミングと信頼できるパートナーを選びましょう。
カテゴリ:塗装工事
2025年8月4日
和風住宅に似合う外壁塗装の色とは?
和風住宅の魅力といえば、落ち着いた佇まい、自然素材の温かみ、そして伝統的な美しさです。その雰囲気を壊さず、むしろ引き立てるために重要なのが外壁塗装の色選びです。
派手すぎたり、モダンすぎる色を使うと、せっかくの和の風情が損なわれてしまいます。今回は、和風住宅に似合う外壁の色や、選ぶ際のポイントを分かりやすくご紹介します。

和風建築に合うカラー
ベージュ・生成(きなり)色

もっとも人気が高く、どんな和風住宅にも合いやすい色です。漆喰や土壁のような柔らかさがあり、木部や瓦との相性も抜群。汚れも目立ちにくく、長年にわたって飽きが来ません。
黄土色

自然の土を思わせる落ち着いた茶系は、和の雰囲気にとてもマッチします。
木造の柱や格子と組み合わせると、より伝統的な佇まいに。塗料の艶を抑えると、さらに自然な風合いに仕上がります。
グレー・ねずみ色

意外と人気なのが、渋めのグレー。特にやや青みがかった鼠色は、昔ながらの瓦屋根や石垣、黒っぽい木部と合わせると、上品な印象に仕上がります。現代的すぎないグレーを選ぶのがコツです。
グレイッシュホワイト・白ねず色

グレイッシュホワイトは、少しグレーがかった白系カラーで、漆喰のような印象を持ちつつ、光の当たり方で表情を変えるのが特徴です。
和モダンな外観を目指す方にも人気があります。
外壁色の選び方
・周囲の景観と調和を考える
和風住宅は、その場の「風景の一部」として美しさを放ちます。自然の緑、隣家の色合い、屋根の色などとのバランスも大切にしましょう。特に田園地域や歴史的な町並みでは、目立ちすぎない落ち着いた色が好まれます。
・屋根や木部との色の相性をチェック
和風住宅では、瓦屋根の色(黒、銀、茶)や、木部の塗装色(茶・赤茶)との相性が非常に重要です。例えば、銀色の瓦 × 生成り色の壁や、黒瓦 × 鼠色の壁などは、全体としてのバランスがとてもよく、まとまり感が出ます。

・つやの調整
和の風合いを大切にしたいなら、艶消しや3分艶などのマットな質感を選ぶと自然な印象になります。逆にツヤツヤした仕上がりだと、少し浮いた印象になることがあるため、塗料を選ぶ際は、「艶の程度」にも注目しましょう。
よくある質問

Q.和風住宅でも明るい色にして大丈夫?
A.ベージュや明るいグレーなら問題ありませんが、原色系やビビッドカラー(赤・青・緑など)は避けた方が無難です。自然素材と調和する色がおすすめです。
Q.汚れが目立たない色は?
A.薄茶系やグレー系は比較的汚れが目立ちにくいです。一方、真っ白や濃い黒は汚れが浮きやすく、定期的なメンテナンスが必要になります。
まとめ
和風建築の魅力を最大限に引き出すには、落ち着いた自然な色味を選ぶのが基本です。あくまでも家全体の「調和」を重視し、周囲や素材とのバランスを考えながら色選びをすると、長く愛せる外観になります。
塗装前には、カラーシミュレーションや、実際の施工例の確認もおすすめです。
専門業者に相談しながら、理想の住まいづくりを楽しみましょう。

カテゴリ:塗装工事




























