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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2023年11月13日

外壁塗装のDIYをおすすめしない理由

最近ではDIYブームもあり、お家の外壁塗装をご自身で行う方が増えています。塗装は塗料を塗るだけで誰にでもできる、とお考えの方もいます。確かに、人件費などがなく、材料費だけで済むので費用は相当抑えられます。

しかし、いくら安く済むからと言ってDIYをおすすめすることはできません。そこで今回は外壁塗装のDIYをおすすめできない理由をご紹介いたします。

作業の危険性

外壁塗装は手元の範囲で行えるのは限られていて、そのほとんどが高所作業となります。 工事をするときは足場を組みますが、DIYだと足場を組むにはかなりハードルが高くなります。

足場を使わないとなるとハシゴや脚立、踏み台で行うことになりますが、これは安定性に欠けてとても危険です。脚立から落下や屋根から滑り落ちて怪我をする可能性があります。また、コケが生えていたり、破損している箇所があったり、初心者が行うには危険な箇所が複数あります。

他のお家を塗装している職人さんを見ると、いとも簡単に行っているように見えるかもしれませんが、職人さんは気を付けなければいけないポイントや、足場の使い方をしっかりと熟知しています。

腕のいい職人さんほど、難なく行っているように見えますが、初心者が同じようにできることはまずないです。

専門である塗装職人ですら、転落等の事故が起こっているため、初心者の場合はより事故のリスクが高まります。

塗装の耐久性が落ちる

塗装はただ塗料を塗るだけの簡単な作業に見えるかもしれません。しかし専門知識と正しい方法で塗装しないと耐久性が落ちて長持ちしません。すぐに剥がれるような塗装だと短い周期で再塗装が必要になり、手間とコストがかかります。

塗装周期が短くなるほどDIYのコストが安いというメリットはなくなってきて、気がついたら業者に依頼するよりも費用が高くついていたということにもなりかねません。

作業効率が悪い

業者に任せた場合、2週間程度で終わりますが、これを一人で働きながら行う場合、土日等の休日を返上して塗装作業を行うとしても2カ月程度かかります。外壁塗装はある程度まとまった範囲を塗装していかないとムラが出てしまいます。

DIYでは1日に行える作業範囲も限られ、小分けしながら作業を進めていくしかありません。また、雨の日は塗装ができませんので、塗装が仕上がっていないところがしばらく雨にさらされていると性能も落ちてしまい、やり直しするにも時間が掛かってしまいます。梯子や脚立で作業する場合は、移動しながら行うことになりますので、非常に効率が悪く、作業ペースも遅くなってしまいます。

建物の状態が悪くなる

塗装は建物の見栄えだけを維持するものではありません。経年劣化で建物は色褪せてきたり、汚れてきたりしますが、それは美観性の問題だけではなく、建物を保護する性能も低下しています。

建物は雨風に晒されているため、防水性などの性能が落ちてくると劣化を早める原因となります。DIYで外壁塗装をした場合、正しく施工されていない場合がほとんどです。

性能は落ちて、かえって建物の状態を悪くさせてしまうかもしれません。コーキングの打ち替えや補修などが適切に行われていないと、腐食や雨漏りのリスクが高くなります。

まとめ

DIYはすべて自分で行うので、施工ミスや事故が起きてもすべて自己責任です。たしかに人件費がかからず、材料費のみで安く済みますが、塗装の品質が落ちるだけでなく、建物の状態を悪化するリスクを抱えるのは負担が大きくなります。

デメリットが大きい分、DIYは、怪我をするリスク、費用対効果、施工不良のリスクなどを踏まえて検討するようにしましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニングK

2023年11月9日

屋根工事の種類

屋根材は素材や工法によって寿命が違ってきます。屋根が劣化してきたので改修工事を検討されている方もいらっしゃるかもしれませんが、屋根を直す前にご自宅の屋根に合った工事方法や屋根工事の基礎知識を知っておくと便利です。

今回は屋根工事の種類についてご紹介していきたいと思います。

葺き替え工事

屋根を全部交換する工事のことを指します。表面の屋根材を全て撤去し、下地の交換・補修を行います。その後、新しい屋根材を葺きます。屋根工事として最も大規模なものとなり、屋根のトラブルを根本的に解決可能です。

工事が必要な症状・状況として、築年数が30年以上立っている場合や、コロニアルなどのスレート屋根の劣化が激しい場合に、屋根の葺き替え工事を必要とします。

重ね葺き工事(カバー工法)

今ある屋根の上から、新しい屋根を重ねる工事のことです。既存の屋根を撤去しない分、材料費や工費などのコストを節約できます。工事が必要な症状・状況として、2004年以前にスレート屋根で家を建てた方や、次にメンテナンスをする時期を遅くして、生涯かかる屋根のメンテナンス費用を抑えたい場合に、重ね葺き工事を行います。

既存の屋根には手をつけないため、既存の屋根の防水シートや野地板がすでに腐食・カビや劣化が進行していた場合、上から新しいもので蓋をしてしまうと、劣化の進行が早まる可能性があります。

屋根塗装工事

屋根の塗装を塗り替える工事です。主に、屋根の見た目を回復するために行います。屋根材を新しい塗装に塗り替えることで、イメージチェンジもできます。

工事が必要な症状・状況として、屋根材の防水機能の低下や塗料の剥がれで自然環境から受けるダメージを直接建物が受けてしまう状態の場合、塗装工事が必要となります。

漆喰補修工事

瓦の接着用粘土である漆喰(しっくい)を塗り直す工事です。古くなった漆喰を剥がし、新しいものに塗り替えます。漆喰は年月の経過により傷んでしまうので、定期的な塗り替えが必要です。

工事が必要な症状・状況として、家を建ててから15年以上経っている場合や、台風や雨の多い地域で暮らしている場合は、漆喰の剥離や瓦のズレなどが発生するので、漆喰の補修工事行う必要があります。

棟板金交換工事

屋根の頂上にある棟板金を交換する工事です。棟板金は屋根の他の部分に比べて傷みやすいため、この部分だけ交換することも多いです。

スレート屋根や金属屋根が対象です。工事が必要な症状・状況として、屋根を止めているてっぺん部分の金属板が、劣化によって固定していた釘などが緩み、台風などの強風によって浮き上がってしまう症状が発生します。

そのまま放置すると雨漏りの原因にもなるので棟板金交換工事が必要となります。

雨樋修理・交換工事

雨樋の修理や交換を行う工事です。雨樋の詰まりを解消したり、壊れた雨樋を交換したりします。雨樋が壊れたままだと雨水が屋内に入ったり、外壁を伝ってしまったりするため、家全体の寿命に影響してしまいます。

まとめ

屋根材は沢山の種類があり、工事方法もたくさんの選択肢があります。このような劣化症状をしているからこの工事方法が適切である、という判断は工事業者に診断と提案をしてもらう必要があります。

屋根工事は、屋根自体はもちろん、家全体を長持ちさせるために必要な工事です。経年劣化によって、どうしても傷んでしまう場所が多いため、屋根工事は定期的に行いましょう。

カテゴリ:未分類

ブログ執筆者:プラニングK

2023年11月6日

外壁塗装で高級感のある家にする方法

外壁塗装をして高級感のある住宅にしたい、という方は多いのではないでしょうか。高級感を出すには、塗料の色や塗料の種類、配色などがポイントになってきます。今回は外壁塗装で高級感のある家にする方法をご紹介します。

高級感のあるポイント

高級感のある色で塗装

どのような塗料で塗装するかによって外壁の印象は大きく変わります。高級感のある色は次のような色です。

・ブラック         ・ホワイト

・グレー          ・ダークブラウン

・ネイビー

落ち着きを求めるのであれば「同系2色」にするのがおすすめです。中でもダークブラウンとベージュ、ネイビーとライトブルーなどにする人が多いようです。メリハリを持たせたいのであれば「白×有彩色・無彩色」がおすすめです。

一部分にアクセントカラーを用いる方法もメリハリが出やすくなります。存在感を出したい場合は「色×柄」がおすすめです。

「色×柄」はシックやモダンな仕上がりを演出する時に効果的です。3つの組み合わせ例を挙げましたが、住宅の周囲の状況は異なるため、外壁塗装をする前のカラーシュミレーションを検討しましょう。

艶消し塗料で塗装

外壁塗料には光沢や艶のない艶消し塗料があります。艶消し塗料を使用することでマットな仕上がりになり、高級感が増します。

また、上記のような色ではなく、ポップな色を選択して艶消し塗料を使用しても高級感のある仕上がりにはなりません。そのため、艶消し塗料を塗装する場合にも、色は慎重に検討するようにしましょう。

2~3色で塗装

色の組み合わせ方や塗り分け方によって高級感のある外壁になります。ブラウン×ホワイト、ブラック×グレーなど鮮やかさを抑えたツートンカラーにすると高級感がアップします。

また、コーキングにもいくつか色があります。外壁の色に合わせてブラックやグレーなどを選択しましょう。細かい部分をこだわることで外壁全体にまとまりがでます。

現在の高級感のある外壁の色・柄を変えずに塗装

外壁塗装用の塗料には、透明色のクリヤー塗料というものがあります。クリヤー塗料は外壁の色や柄を塗りつぶさずに塗装をすることができます。現在の高級感のある外壁をそのまま残したいという方におすすめです。

しかし、外壁の劣化症状が進んでいる場合や特殊塗料(フッ素塗料、光触媒塗料、無機塗料など)が塗装されている場合は、クリヤー塗装ができない可能性があるので注意が必要です。

仕上がりをイメージする

どのような方法で塗装するかを検討するときは、ご自宅の「外壁の種類」「外壁表面の凹凸の有無や形状」「大きさ・形状」などを踏まえてどんな仕上がりになるのかイメージすることが重要です。

新たに外壁の印象をガラリと変えて高級感のある仕上がりにする場合は、失敗しないために、同じような色で塗装をしている住宅の施工事例を見たり、カラーシミュレーションをして仕上がりイメージを膨らませておくことをおすすめします。

まとめ

今回ご紹介したように。高級感のある外壁にするためには、高級感のある色で塗装をしたり、艶消し塗料で塗装をしたり、2~3色で塗装する、といった方法があります。

外壁の色選びで失敗しないためには、今回お話ししたようなポイントを熟知している業者に任せることが重要です。どのような色にしたいか、ツートンカラーにするか単色にするかなど迷う場合にも、一度業者に相談してみることをおすすめします。わかりやすくカラーシミュレーションしてくれる業者も多くあります。

過去にどんな施工事例があるか、どの色の組み合わせが人気なのか、といったことも気軽に質問してみると良いでしょう。「仕上がってみたら思っていた感じと違った…」とならないように、慎重に外壁塗装を行いましょう。

カテゴリ:塗装工事, 外壁

ブログ執筆者:プラニングK

2023年11月2日

塗膜についての基礎知識

外壁塗装を検討している際、インターネットなどで調べていると“塗膜”というワードがでてくると思います。塗膜は、外壁や屋根に塗った塗料が乾燥して固まり、膜状になったものです。

塗膜の性能をちゃんと発揮させるには、ただ塗れば良いわけではなく、正しい施工方法、塗料の量を使用することで初めて塗膜本来の機能を発揮します。

今回は塗膜の基礎知識についてご紹介していきます。

塗膜とは

塗膜とは最初にお伝えしたように塗装後に、その塗料が固まることで形成される塗料の膜を言います。屋根や外壁、その他、建物の塗装できるすべての部分は日々紫外線や雨水を浴びて塗膜は劣化していきます。

塗膜の劣化により防水機能が低下すると、雨水が建物の内部に入っていき、建物の劣化が加速してしまいます。これを防ぐ方法として、建物に塗装を行い、塗料が乾燥することにより、塗膜が形成されて建物の保護を行います。

塗膜の役割

塗膜の役割は“コーティング(保護)”です。屋根や外壁にはセメントが使用されているものが多いのですが、そのセメントには水を吸収する性質があるため、何もコーティングしていない状態であると、雨水を吸収します。

吸収した水は気温差により膨張したり、伸縮したりするのでセメント部分が割れたり、爆裂したりします。さらに劣化が進むと建物内部に水が入り、建物全体を劣化させていきます。外壁や屋根は家全体を守ってくれているものですが、その外壁材や屋根材自体を守ってくれるのが塗膜です。

塗料を塗ることで、外壁材や屋根材自体のひび割れや欠落、反りなどを防ぎ、建物を長く綺麗に保つ働きをしてくれています。

塗膜ができるまで

塗装時に塗料が規定より薄く塗られた場合、塗膜が薄くなり本来の性能を発揮できず、再びひび割れてしまう、剥がれてしまうこともよく起こります。塗装は色が付けば良いわけではなく、正しい工程で、かつ、正しい量の塗料を、正しい施工方法で作ることが塗装工事を成功させる上で とても重要となります。

塗膜を形成するには、素地と中塗り・上塗り塗料の密着を良くするための下塗り、基材を保護したり色をつけたりするための中塗り、上塗りという流れで塗膜を形成していきます。

しっかりとした塗膜を形成させるためにもう一つ大事なことがあります。それは各塗装後に決められた乾燥時間を守ることです。塗料は塗膜になる成分と塗膜にならない成分の2種類があり、塗膜にならない成分は乾いて固まります。

塗料が乾燥しない状態で上塗りした場合、塗料の膨れや早期の色あせなどが発生してしまいます。塗料メーカーが定めた乾燥時間を守ることが重要です。

塗膜がうまく形成されなかった時に起こるトラブル

褪色

褪色とは、色が褪せることですが、正しく施工した場合の平均的な褪色の目安は、約10年前後と言われています。それよりも短い期間で褪色が見られる場合は、外壁塗装の施工に問題があったと言えるでしょう。施行した業者に相談してみることをおすすめします。

チョーキング

チョーキングとは、外壁に触れると手に粉のようなものが付き、外壁が白っぽく見えることです。これは外壁塗装の劣化の表れなので、放置せず業者に相談する必要があります。

チョーキング現象も褪色と同じような劣化なので、新築や塗装工事から約10年前後で見られる現象です。それよりも早く、2年〜3年でチョーキング現象が見られるときは、施工不良も考えられます。

ひび割れ

外壁塗装のひび割れも、経年劣化のほか、その時期が早ければ施工不良も考えられます。経年劣化による褪色やチョーキング現象のように、外壁塗装のひび割れが起こることもありますが、その時期が塗装工事をした日から早い時期に起こった場合は、塗装料の不足や、乾燥時間の短縮などの手抜き工事が施された結果、塗膜がしっかりと完成されなかったことが原因の場合もあります。

まとめ

塗膜は外壁塗装や屋根塗装を行ううえで非常に重要な役割をしています。塗装後の乾燥時間や塗料の粘度などしっかりと守ることも重要です。外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽にプラニング・Kまでお問い合わせください。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニングK

2023年10月30日

工事中の防犯対策

外壁塗装中の犯罪被害は全国的にも毎年報告されています。外壁塗装でのメンテナンスを怠りボロボロに劣化したお宅は防犯意識が低いとみなされ、空き巣に狙われるケースもあります。

そもそもなぜ外壁塗装中に犯罪が起こるのでしょうか?また、何か対策方法はあるのでしょうか?今回は安全に防犯対策をしながら外壁塗装を行う方法をご紹介します。

工事中、空き巣から狙われやすい理由

足場がある

外壁塗装時は建物の周囲に足場を組み、この足場を使って業者が塗装を行います。足場は屋根から家全体を覆うように組まれますが、誰でも簡単に登れてしまいます。

空き巣は通常、勝手口やドアから侵入しますが、外壁塗装時の空き巣は窓やベランダから侵入します。足場があることで通常よりも侵入が容易になります。

特に2階以上であれば戸締りの甘いベランダやトイレの窓は多く、そういう気の緩みを空き巣は狙っています。

足場は工事が終わるまで設置されるため、空き巣に遭いやすいリスクが長く続きます。

養生シート

もう一つは外壁塗装時に行う養生です。外壁塗装時に建物を守り、塗料で周囲を汚したり傷つけたりしないようにシートで覆いをかけて保護します。結果、外から家の中や家全体が見えづらくなるため、外壁塗装時は普段より不審者の侵入が気づかれにくくなります。外壁塗装中は足場と養生によって人に見つからずに侵入しやすくなります。

人の出入りが多い

塗装工事中は普段の生活に比べ、人の出入りが多くなります。全ての工程を一貫して同一会社の職人が施工するならば安心ですが、下請けや孫請けの職人の顔や名前まで把握できていない場合もあります。

そうなれば簡単に人の出入りに溶け込むことができますので注意が必要です。どこの誰が施工するのかあらかじめ把握しておくことも大切です。

塗装中の防犯対策

カーテンを閉める

カーテンがあいている家は、室内が覗きやすくなるため泥棒に狙われる危険があります。足場が設置されていれば、作業中の職人が意図せず中を見てしまうこともあります。窓を通して職人と目があってしまうと気まずいですよね。 外壁塗装の工事中は、昼夜問わずカーテンは閉めることをおすすめします。

窓を施錠

外壁塗装の工事中は、2階の窓であっても足場から簡単に移動できます。そのため、窓からの侵入を防ぐために施錠は必ず行ないましょう。2階の窓だからと安心して施錠をしないと泥棒が侵入するおそれがあります。

また、窓の施錠だけでは不安という人もいるでしょう。その場合は、より強固な「ウインドウロック」も併用してみてください。

ウインドウロックとは、サッシなどに取り付けて窓があかないように固定する器具です。

部外者が足場の出入りをできないようにする

外壁塗装の工事中に泥棒が侵入する経路は、足場が多いです。このため、足場の出入りを職人以外ができないようにすると防犯対策になります。例としては、足場の入口にある階段に扉をつけて鍵をかける方法があります。足場の他の部分はシートに覆われているため簡単には侵入できません。

また、業者をむやみに家に入れないようにしましょう。また、作業の一環で室内に入ることもあるでしょう。作業やトイレ程度なら構いませんが、用もないのに職人を家に入れないようにしましょう。

まとめ

外壁塗装時に必ず空き巣に入られるということではありません。しかし、外壁塗装時は空き巣に狙われやすい状況であるのは事実です。空き巣に狙われにくい家を作るための防犯対策は普段からの心がけが大事です。

業者との協力、挨拶やコミュニケーションを事前に取っておくと、空き巣などの犯罪から身を守ることができます。全ての防犯対策が行うことが望ましいですが、できるところから手を付けていきましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニングK

2023年10月26日

雨樋の各名称をご紹介!~雨樋の役割とメンテナンスについて~

雨樋は雨期がある日本において設置されていない家はほとんどないでしょう。家の周りにあえて水の通り道を作ることで、屋根や外壁の排水をしてくれる部分です。

この雨樋は外壁や屋根と同様に塗装や補修が必要なものなのでしょうか?必要だとすれば正しい補修方法、正しい塗装方法はどういったものなのかご紹介していきます。

雨樋の各名称

竪樋:主に縦になっている樋の部分の事で、地面に排水をします。金具によって外壁に固定されており、長さが足りない場合などは縦継手でちょうせつ竪樋とも書きます。

横樋:軒樋(のきどい)とも言います。軒下に設置する横長の樋の事で、屋根に降った雨水を受け、集水器に向かって排水を促します。

集水器:横樋を流れてきた水が、一旦この集水器を通って縦樋を通って地面に流れます。

止まり:軒樋の先端に設置され雨水をせき止めることで、集水器へ排水を促します。

雨樋の役割

雨樋は屋根の上に降った雨水を集水し、地面に排水する大切な役目を担っています。雨樋の破損・詰まりなどが発生すると、屋根から降った雨水がそのまま地面に落ちたり、外壁を伝って流れてしまい、外壁の汚れや地面のぬかるみ、最悪の場合には屋内への雨漏りにも繋がってしまう可能性があります。

こうした被害を未然に防ぐ為にも雨樋の定期的な点検・メンテナンスをすることをおすすめします。

雨樋のメンテナンス方法

清掃

雨樋を詰まらせる落ち葉や枝が溜まらないようにするためには、定期的に清掃を行ったり、落ち葉除けネットを設置する方法があります。特に落ち葉や枝が多い環境では、繰り返しの清掃メンテナンスが必要です。

塗装

雨樋の塗装は、建物の外観を美しく保つだけでなく、雨水の排水を効果的に行うためにも重要です。雨樋は常に外部の環境にさらされているため、風雨や紫外線の影響を受けやすく、劣化や錆びが生じることがあります。

塗装を行うことで、雨樋の耐久性を向上させ、長期間にわたって使用することができます。また、塗装によって雨樋の表面が滑らかになり、雨水の流れをスムーズにする効果もあります。

さらに、塗装には防錆効果もあり、雨樋の寿命を延ばすことができます。足場を設置する屋根塗装や外壁塗装と同じタイミングで行うのがお勧めです。

部分補修・交換

部分的に補修や交換する事も可能です。経年劣化による不具合でない限りは部分的な交換で十分です。例えば、縦樋の途中が折れてしまったとしても、折れた部分を取ってきれいにした上で、同じ太さ、同じ材質のものをはめて繋ぐだけで使う事が出来ます。

雨樋が破損や変形している場合には、既存の雨樋を撤去し、新しい雨樋を設置することが必要です。部分補修か全体の交換かは、雨樋の状態や状況によって異なりますので、専門の業者と相談することが重要です。

まとめ

雨樋は屋根に降った雨水を排水する大切な役割を果たしており、軒樋・止め・集水器・竪樋など様々な部材から構成されています。

破損・詰まりなどが発生すると、雨水の排水が上手くいかなくなることで外壁の汚れや地面のぬかるみ、屋内への雨漏りなど住宅へ様々な悪影響を及ぼすため、雨樋の定期的な点検・メンテナンスをされることをおすすめします。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニングK

2023年10月23日

色に関する知識

外壁塗装では色選びが重要です。外壁の色が変われば、お家の雰囲気ががらりと変わるので慎重に選ぶことが大切です。そこで今回は知っておくと便利な色の知識についてご紹介します。

色の三属性

色の三属性とは「色相」「明度」「彩度」のことをいいます。

色相

海の色は青、ポストの色は赤、草花の色は緑だと誰でもすぐに感じられると思います。しかし草花の葉と言ってもチューリップの鳩菊野派の色とでは細かく見れば違いますが、総じて緑だと言っても誰も不思議に思いません。

赤や青に属する色だと主張する人はおそらくいないでしょう。色にはこのように分け方のできる属性があり、これを色相と言います。

明度

色相は緑と赤と互いに違っていても、その同色槽の中には必ず明るい色と暗い色があります。色には色相に関わらず明るい、位に分けることができる属性を持ち合わせています。

この種の属性を明度と言います。明度が一番明るいのは白、一番暗いのが黒になります。

彩度

ポストの赤とレンガの赤を比べると、ポストの色はレンガの色と比べてかなり鮮やかです。これらは明度の高低に関係がないということです。

色にはこのように色相、明度に関わらず、鮮やかさの度合いで分けることのできる属性があり、この種の属性を彩度と言います。

色の三属性は色を表したり、区別する時の基準です。配色を考える際には、明度と彩度を組み合わせた「トーン」で表現します。具体的にはパステル調、ダーク調、ダル調などと言います。

色は三属性の変化に伴い、イメージが変化します。一般的には再度が高いほうが派手な印象を与え、記憶に残りやすいと言われていますが、外壁塗装の場合は周囲の景観との調和を考慮してあまり彩度が高い色は使われない傾向にあります。

色と素材

実は色と素材には深い関係があり、同じ色でも素材が変われば印象が変わります。デザインの世界にはCMFという概念があります。Cはcolor(色)、Mはmaterial(素材)、Fはfinish(加工方法)という意味があります。

色だけでなく、モノの素材や形状を含めた「表面」すべてを考慮したデザインにすることで、より高いクオリティの製品が生み出されると言われています。外壁も、窯業系サイディング、金属系サイディング、モルタルなど様々な種類の素材があります。もし街中で素敵な色の住宅を見つけたら、外壁の素材もチェックしてみてください。

例えば、ご自宅と同じ窯業系サイディングの外壁であれば、かなりイメージに近いと言えますし、素材が異なるなら少し検討したほうが良いかもしれません。さらに艶は、CMFのFにあたりますが、艶があるか内科でも仕上がりが大きく変わるので、艶の有無もこだわりたいところです。

外壁の色選びの注意点

色を選ぶ際に気を付けていただきたいことは、外壁には低彩度の色を選ぶことです。なぜ彩度が低い色をおすすめするかというと、彩度が低いと周囲の環境に馴染み、やさしい印象に仕上がるためです。他にも建物に落ち着きが出るため、高級感が得られます。

それとは反対に彩度が高い色を選んでしまった場合は、周囲の環境に馴染まず、騒色となってしまいます。物足りなさは感じるかもしれませんが、色は広い面積で見るのと、狭い面積で見るのとでは色の印象が違います。

同じ色でも、広い面積で見ると明るくなり、狭い面積で見ると暗く見えます。外壁は家の大半を占めてしまうため、彩度が高い色を選んでしまうと、より明るさが強調され、環境から浮いた家となってしまいます。

まとめ

今回は色に関する知識についてご紹介しました。色相や彩度、周りの環境など様々なことを意識しながらご自身のお家に合う色を見つけましょう。

ご不明な点がございましたら、プラニング・Kにお気軽にご相談ください。

カテゴリ:未分類

ブログ執筆者:プラニングK

2023年10月19日

塗料1缶で塗装できる面積はどのくらい?

外壁塗装や屋根塗装の塗料は通常一斗缶やペール缶に詰められて流通しています。内容量は15~16㎏程度です。個の塗料1缶でどれくらいの面積を塗ることができるのかご存じでしょうか?

塗布量についての知識があると、品質や費用で損をしません。今回は塗料の塗布量についてご紹介していきます。

塗布量とは

塗布量は各塗料メーカーが塗料製品ごとに規定しています。外壁塗装をする際、職人は目分量で塗料を塗り重ねているわけではありません。必ず塗料メーカーが定めた塗布量を守って塗装をしています。もし、この塗布量を守らずに塗装をしてしまった場合、品質に問題が生じます。

1缶の塗布量

塗料によって異なりますが、1缶で約100㎡~150㎡塗ることができます。これは上塗塗料を1回塗するときの面積です。下塗剤のシーラーも、上塗塗料とほぼ同じ面積を塗ることができます。

しかし、ALC、モルタル、劣化の激しい窯業サイディングなどに使うサーフェーサーやフィラーなどの下塗剤は、20㎡~50㎡程度しか塗れないときもあります。

塗料メーカーによって塗布量に幅がある理由

外壁によって表面積が微妙に違うため

同じ大きさの外壁でもツルツルとした外壁(金属サイディングなど)と凹凸のある外壁(モルタル外壁のスタッコ仕上げなど)では微妙に面積が違ってきます。凹凸のある外壁は、凹凸のある分、表面積が大きくなるのでより多くの塗布量が必要になります。

外壁が劣化している場合、塗料を吸い込むことがあるため

劣化が進行している外壁は、塗料を吸い込むことがあります。そして外壁塗装の品質を保つためには、吸い込みが止まるまで塗料を塗らなければなりません。そのため、外壁が劣化している場合は、より多くの塗料が必要になります。

劣化の進行具合によっては、より多くの塗料が必要になる場合があるため、塗布量に幅が設けられています。

塗料の希釈について

塗料を水やシンナーで薄めることを希釈と言います。希釈することで塗料の粘土を調節し、塗りやすくします。希釈できる量(希釈率)はそれぞれの製品のカタログなどに記載されています。一般的な塗料は5%~10%程度がメーカーの認めた希釈率ですので、その規定量の中で希釈する分には塗料への悪影響はありません。

また、希釈せずに年度の高い状態の塗料で塗装作業するのも、健全な塗膜形成には不都合となることがあります。

適度な粒度を持った塗料を適切な方法で塗装することが大切になります。

規定量を超えて希釈すると…

残念なことに、塗料をやたら薄めて規定量塗るという業者も存在します。

希釈規定量を超えて希釈すると、

・塗膜の白化(かぶり、ブラッシング)

・塗膜の艶不良

・塗料の流れ、ダレ

などが発生し、仕上がりが美しくないだけでなく、不健全な塗膜となり、塗料が本来備えている機能を発揮しなくなります。さらに塗膜形成の過程において微細な気泡が混入することもあり、塗膜の耐久性が大幅に低くなることも懸念されます。そのため、業者選びは慎重に行いましょう。

まとめ

見積もりや契約書に書いてある面積をあの缶数で塗れるのかな?と疑問がある場合は遠慮なく業者に聞いてみましょう。不安を残したまま、工事が終わってしまう、なんてことは避けたいですよね。

手抜き工事を避けるためにも、必要な塗料の数量を知っておくことが大切です。ご自身で塗料メーカーのHPやカタログを見て計算し、確認することをおすすめします。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニングK

2023年10月16日

外壁塗装工事は気温が重要

外壁塗装に不適切な環境があることをご存じですか?塗装工事は天候に左右されやすく、条件が悪いと工事をすることができません。条件の悪い状態で塗装をしてしまうと本来の性能が発揮できなかったり、仕上がりが悪くなるなど不具合が発生します。

外壁塗装ができない条件

外壁塗装ができない条件は以下の通りです。

・天気が雨か雪

・気温が5度以下(10度以下の施工も注意が必要)

・湿度が85%以上

・強風が吹いている

・外壁面に霜が降りたり、結露ができている

条件を守らなかった場合

塗料の乾燥時間が長くなる

雨や雪が降っているときに塗装を行うと、気温が低く湿度が高いため、塗料の乾燥時間が長くなります。乾燥しようとしている間に埃が付着したり、塗料が垂れてくる可能性があります。そうなると仕上がりが悪くなってしまい、美観性が失われます。

施工不良の発生

気温が低くなると結露が発生します。結露で外壁が濡れている状態では塗装をすることはできません。また、塗装後の効果が完全に終わっていない状態で結露が発生すると密着不良が起き、浮きや剥がれなど施工不良が発生するリスクが高くなります。

悪天候でも進行できる工程

外壁塗装ができない天気でも、工程によっては進行することができます。近隣挨拶や足場設置前の現場確認、完了検査などは悪天候でも行うことができます。足場設置・解体、高圧洗浄、養生などは天候が悪すぎる場合、行うことはできません。下地処理、塗装は行うことができません。

外壁塗装の天気に関するQ&A

Q:塗装工事の中止はいつ決まりますか?

A:当日に雨が降っている場合は、その日の朝から中止になります。また、天気予報が雨や雪になっている場合は、あらかじめ工事が中止になる場合があります。

Q:雨が突然降りだしたら?

A:雨が降り出したら塗装工事は中断します。途中まで縫っていた箇所があった場合、天気が回復するのを待ち、塗った箇所がきちんと乾燥しているのが確認出来たら塗り直しを行います。雨が続く場合には、後日塗り直しを行います。

Q:塗装ができない天候が続いた場合はどうなるの?

A:塗装ができる天候になるまで工事はできません。そのため、作業が行えなかった日数分、工事が延長になります。また、追加料金が発生するのではないかとご心配の方もいらっしゃるかと思いますが、天候が原因のため、追加料金の発生はありません。

塗装に適した季節

外壁塗装は基本的に1年中行うことができますが、特に天候が安定している春や秋が、外壁塗装に適した季節と言えます。

夏は気温が高く、塗料の乾燥が早くなるため、作業がスムーズに進みますが、養生などで窓を開けられないため、家の中で過ごしづらくなることがあります。

冬は天候が安定していますが、気温が低く、日照時間が短いため、塗料の乾燥に時間がかかり、作業に遅れが出る場合があります。

まとめ

外壁塗装ができない条件は”気温5度以下”と”湿度85%以上”です。塗料の乾燥時間が長くなったり、結露ができて施工不良を引き起こす可能性があるため、基本的に雨や雪の場合、塗装工事は中止になります。

天候によって作業の進捗状況が変わってくるため、その日の作業が中断になった場合の連絡手段をあらかじめ業者と相談しておきましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニングK

2023年10月12日

外壁塗装の寿命

現在、永遠に劣化することのない塗料は開発されていません。そうなると、外壁塗装の寿命が気になりますよね。また、「我が家の外壁はもう寿命を迎えているのか?」「外壁の寿命を延ばす方法が知りたい」という方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は外壁塗装の寿命についてご紹介したいと思います。

寿命はどのくらい?

外壁塗装のおおよその耐用年数は10年です。前回の外壁塗装をしてから、10年経っている場合は、外壁塗装が寿命を迎えている可能性が高いです。ただし、使用する塗料によって耐用年数が変わるため、寿命が10年から大きく前後する場合があります。

前回使用した塗料が分かる場合

塗料メーカーのHPをチェックしたり、塗料メーカーに問い合わせることで耐用年数を知ることができます。

塗料の種類だけわかる場合

シリコン塗料、無機塗料など塗料の種類が分かる場合は、大まかな耐用年数が分かります。(下記表参照)ただし、製品によっては下記の耐用年数と大きく異なる場合があるため、参考情報としてご活用ください。

何も分からない場合

前回の外壁塗装の書類がないか探してみましょう。契約書や見積などに塗料の種類の記載がある可能性が高いです。また、施工した塗装業者に確認してみるという方法もあります。

外壁塗装の寿命を延ばすコツ

外壁塗装の耐用年数は、材料の限界を超えて延ばすことはできません。しかし、限界まで長く保つことは可能です。手間と費用をかけられるなら10年以上の寿命差を生み出せるため、耐用年数を長く保ちたい人は以下を実践してみてください。

耐用年数が長い塗料を選ぶ

耐用年数が長い塗料で塗装すれば、メンテナンスの時期を遅らせることが可能です。価格は高くなりますが、フッ素塗料や無機塗料を使用すると耐用年数が20年以上になり、外壁塗装は長持ちします。

周辺環境に合わせた塗料

住宅周辺の環境に合わせた塗料の付加性能もチェックしておきましょう。

例えば、川沿いに住まれているなら防藻、防カビ性能がついた塗料を選択したり、海の近くに住んでいるなら塩害を防ぐために防汚性に優れた塗料を選ぶなど、要員に対抗できる性能を持った塗料を選択することもおすすめです。

優良業者に依頼

外壁塗装の寿命を少しでも伸ばすためには、確かな外壁塗装工事ができる知識と技術のある優良な業者に依頼することが大切です。どこの業者も大差ないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、中には悪徳業者や悪気が無くても知識や経験のない業者もいます。

こうした塗装業者に依頼してしまうと施工不良の原因になり、外壁塗装の寿命が縮んでしまいます。しっかりと優良な業者を見極めるようにしましょう。

まとめ

外壁塗装には寿命があります。現時点では未来永劫持つような塗料は残念ながら存在しません。外壁が寿命を迎えると、美観保持や雨風から住宅を守る役割が失われてしまいます。寿命を延ばすには、耐用年数の長い塗料、付加性能の付いた塗料の選択をしましょう。

また、メンテナンスをする際には塗料ばかりに注目してしまいがちですが、優良業者を探すことが重要なポイントになります。外壁塗装はメンテナンス時期を見誤ると、建物ごと建て直しを余儀なくされるかもしれません。修繕費用を抑えるためにも、外壁塗料の耐用年数を把握しておきましょう。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニングK

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