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2023年7月31日

アパートの外壁塗装 

アパートも戸建て住宅同様に定期的な外壁塗装が必要です。

今回はアパートと戸建て住宅の外壁塗装の違いとポイントについて、ご紹介します。 

 

 

 

アパートと戸建て住宅の外壁塗装の違い

 

➊工事代金

戸建て住宅と比較すると、塗装する面積が広いため工事にかかる費用が高くなります。 

 

定期的にメンテナンスを行っていたら補修工事が少なく済むことも、十年以上も放置していた場合は、劣化が進行している可能性も考えられます。

それによって雨漏りが発生したり、アパートの内部にまで劣化が生じていた場合、費用がかかる上に入居者の方の生活までも影響を及ぼしてしまいます。 

 

  

 

❷色の選択

自分の好みで色を選ぶことができる戸建て住宅とは違い、アパートは収益物件のため、清潔感を与える色、汚れが目立たない色など、様々なことを踏まえた上で万人に好まれる色を選ぶ必要があります。 

近年では、戸建て住宅同様ツートンカラーやアクセントカラーを取り入れたお洒落な外観のアパートも増えています。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

アパートの外壁塗装で注意すること

入居者・近隣への事前あいさつ

アパートの外壁塗装で特に注意することは、入居者や近隣住民への通知です。

 

何の連絡もなく突如工事が始まったら、クレームの原因になります。通知や挨拶を事前に済ませておくことで、万が一何か問題が起こった際も大きなトラブルにならないよう未然に防ぐことができます。 

賃貸物件では入居者や近隣住民との関係は、工事以降も長く続きます。関係が悪化すると、何かあれば都度クレームになったりと、後々までひびく可能性もあります。


アパートのオーナーである依頼主や管理会社からの通知も必要ですが、施工業者による工事期間の説明や工事の流れなどを直接説明することが重要です。 

 

入居者への通知は2週間前~1ヶ月前に、近隣への挨拶は10日~2週間前には済ませておくのがいいでしょう。

  

 

工事中のお知らせ等を掲示する

工事中は洗濯が干せなかったり、作業員や工事車両や出入りし、いつもとは違った雰囲気になります。入居者の方は生活に不便を強いられることもあります。  

 

また塗料の臭いが気になる方は、窓を開けることはおすすめできません。窓やシャッターを養生している際は、開閉ができません。

このように塗装工事中のお願いや注意事項など、入居者の方が必ず目にするように掲示することも重要です。  

 

 

 

アパートの外壁塗装は実績のある業者へ依頼する

戸建て住宅とは違い、入居者や近隣住民など複数の方の生活に不便が生じるアパートの外壁塗装は、1回で済ませるに越したことはありません。

 

足場の仮設にも費用がかかるため、屋根やバルコニー、共用廊下などもまとめて工事を行うことをお勧めします。 

アパートの外壁塗装工事や大規模修繕工事の実績がある業者は、様々なことを想定して工事を進めることができるので、トラブル回避にも繋がります。  

 

 

💡500万円以上の工事は『建設業許可』の有無を確認

工事の規模が大きくなり、工事費用が500万円を超過する場合は、『建設業許可』を保持する業者に依頼することが定められています。

見積りを依頼した段階で建設業許可の有無を確認し、信頼できる業者を選択することも必要です。

 

 

まとめ

アパートの外壁塗装は、防水機能を取り戻すだけでなく、美観の変化が大きく影響します。 

 

新規入居率の向上や入居者の満足度にも繋がります。

 

プラニング・Kでは、アパートの外壁塗装や大規模修繕工事も多数行っております。

経験豊富なスタッフが在籍しておりますので、安心してお任せください。 

 

ぜひお気軽にご相談ください。

 

施工事例はこちら↓↓

https://www.puraningk.jp/case

カテゴリ:塗装工事, 外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年7月27日

コーキングの種類について

外壁塗装工事で欠かせないのがコーキングです。コーキングは外壁以外にも建物のあらゆるところで施されているため、見たことがある方も多いでしょう。台所の水回りなどで見かけることが多いため、防水効果があるという印象が強いかもしれません。

コーキングとは、サッシの隙間やタイルの隙間に埋め込まれている目地材のことです。今回はコーキングの種類についてご紹介していきたいと思います。

コーキングとは

コーキングとは、外壁と外壁の間や隙間に施されるゴムのようなものを言います。コーキングは防水の役割を果たしています。このコーキングがダメになった状態を放置しておくとコーキング部分から徐々に建物内部に水が回り、壁の下地などを腐らせてしまいます。

最悪の場合、下地をやり直して壁を張り替えるということになりかねません。他にも地震の際の揺れの緩和や、建物を保護するクッションの役割があります。

コーキングの種類

アクリルコーク

アクリルコークは水性系で使いやすいのが特徴です。そのため、湿った場所でも施工ができます。ただ、硬化したときに肉やせしやすく、耐久性が低いことがデメリットです。アクリルコークは日光を受ける場所では大体10年もすればひび割れてきてしまうと言われています。よって、リフォーム時にあえて選んで使うのはおすすめしません。

ウレタンコーク

ウレタンコークは外壁の塗り替えの時に使うことが多いです。硬化するとゴムのような弾力性があり、高い耐久性があるのが特徴です。材料との密着性が高いというメリットもあります。しかし、紫外線に弱いので仕上げに塗装する必要があります。こちらもアクリルコーク同様、リフォーム時に使用するのはおすすめしません。

シリコンコーク

シリコンコークは価格が非常に安く、耐候性、耐久性、耐水性、耐熱性といった耐性力が高い、コスパの良いコーキング剤です。5種類のコーキング剤の中で一番使用されているメジャーなものです。主に内装で使用されることが多いですが、屋内外問わず色々な場所で使える万能コーキング剤です。

ただし、シリコンコーク材を使用した場合は、上から塗装をしてもすぐに塗料が剥がれてしまいます。あとから塗装をする必要があるような外壁にが使用できないため、仕上げ段階で使用します。

変成シリコンコーク

シリコンコークと違い、コーキング剤の上からの塗装を可能にしたのが変成シリコンコークです。シリコンコークと同じくカラーバリエーションも豊富なうえ、一度塗装をしたら長年塗替えしなくても良いくらい耐久性が高いことが特徴です。5種類の中では比較的高価なコーキング剤になります。

ポリウレタンコーク

ポリウレタン系のコーキング剤は耐候性が非常に高いのが特徴です。柔軟性が長く保たれて防水性が抜群なのもメリットの一つです。コーキング剤に配合されている成分が表面へにじみ出てしまうことが少なく、塗料付着性が良いので塗装下地にも最適のコーキング剤です。幅が広い目地にお対応できるほどの形状保持性があるため、土木目地にも使用できます。

コーキングの劣化症状

コーキングの劣化はメンテナンスの時期です。劣化のサインは以下の通りになります。

・ひびわれ

・爆裂、剥がれ

・厚みがなくなっている

劣化サインは10年程で出てくると言われています。しかし、使用しているコーキング剤の種類によってはそれよりも早く劣化がみられることもあります。これらの劣化のサインを見逃さないようにしましょう。

まとめ

よく使われているコーキングは5種類ありますが、それぞれに特徴やメリットを持っています。外壁塗装において、コーキングは重要な作業です。どのようなコーキング剤を使うかによって外壁や家の寿命も変わってきます。

劣化サインがある場合は早急なメンテナンスが必要な場合があります。コーキングの劣化はもちろん、外壁塗装に関することは、プラニング・Kにお気軽にご相談ください。

カテゴリ:未分類

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年7月24日

屋根塗装でアンテナがある時の注意点

屋根塗装を行う際に、テレビのアンテナはどうするのだろう?と疑問をお持ちの方がいらっしゃるかと思います。なんだか邪魔になりそうだな、と思うかもしれませんが、アンテナがあっても塗装工事はできます。

今回は屋根塗装でアンテナがある時の注意点や対処法をご紹介します。

アンテナはどうするの?

養生して塗装

屋根に地デジのアンテナやCSやBSのアンテナが設置してある住宅も多いかと思います。このように屋根にアンテナが設置してある屋根塗装では、アンテナは基本的に移動させずに、養生して高圧洗浄、塗装を行います。

BSのアンテナは少しでも方向がずれると映らなくなる可能性が高いので、養生のみの作業になります。また、塗装の際には飛散防止ネットで建物をネットで覆いますが、障害物によっても受信が不安定になります。塗装の際の不安定な受信に関しては、我慢するしかありません。

アンテナの撤去依頼も可能

地デジに切り替わったことでアナログテレビのアンテナは不要になってしまいました。アナログのアンテナをそのままにしている住宅も見かけます。設置していても邪魔になりますし、危険が伴うので、使っていないものは塗装の際に一緒に撤去することをおすすめします。

古いアンテナをそのままにすると…

錆びて屋根の劣化に繋がる

屋根の上にあるアンテナのほとんどが鉄製のポールで設置されています。ポール自体に錆止めの塗装がされていますが、ひび紫外線や雨風に晒されているので、劣化も激しい部分です。ポールにできた錆は、雨と混じって屋根に流れます。すると、屋根の劣化スピードも速まってしまいます。

倒壊の危険性がある

古いアンテナは劣化制定ることが多く、強風や台風で倒れたり折れたりする危険性があります。ガラスや屋根の損壊の原因にもなります。万が一、人にあたってしまったら取り返しのつかないことになります。

落下して被害が出た場合、所有者として責任を問われるケースもあるので、使っていないアンテナは撤去しておきましょう。

よくあるトラブル

アンテナ付近の塗り残し

アンテナ周辺は養生して塗装することになりますので、塗り残しが起こりやすいです。職人さんにとって塗りにくい箇所なので、おろそかになっていたり、塗り残しがあったりという場合があります。

屋根の上なので難しいと思いますが、施工写真などをもらって塗り残しがないか、確認しておきましょう。

工事期間中はテレビが見れない

とくに衛星放送専用のアンテナは、少しでも方向を動かしてしまうとテレビに映らなくなってしまうようです。また、塗料の飛び散り防止のためのネットなどの障害物によっても、受信が不安定になります。

屋根塗装にかかる工期はおよそ、10~14日程度と言われています。そのため、我慢しなければいけないケースもあるでしょう。

まとめ

屋根にアンテナがあっても基本的にはアンテナは動かさずに養生して塗装を行います。ただ、外壁部に設置されたアンテナは取り外すことになりますし、飛散防止ネットや足場の影響で電波が不安定になることはある程度予想しておいたほうが良いかもしれません。

外壁塗装や屋根塗装後にテレビが映らなくなってしまうといったトラブル事例もあります。アンテナは設置してから長年放置しているお宅がほとんどだと思うので、屋根塗装の際に職人に屋根馬のねじがしっかりとしまっているか、ねじや支柱の錆が進行していないかなどの確認も行ってもらうと良いでしょう。

また、ご自宅に使用していない、あるいは古いテレビのアンテナがある場合には、撤去することをおすすめします。倒壊する危険性や、住宅の劣化を早寝る可能性があるからです。屋根塗装とアンテナ工事を同時に行うことで、足場の設置や解体のコストを節約できます。塗装業者の多くは、アンテナ工事もしていることが多いので、一度相談してみましょう。

カテゴリ:塗装工事, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年7月20日

外壁塗装は工事後も大切!

外壁や屋根の塗装リフォームは工事が完了しても、それで終わりではなく、塗装工事後も外壁や屋根に劣化現象が起こっていないか、定期的に点検し続けなくてはなりません。

今回は、外壁塗装後の経年劣化による塗膜の劣化や、施工不良による劣化現象などを見逃さないためのコツをご紹介します。

定期点検のメリット

建物は常に雨風に晒されているので、塗装をした十数年後はまた再塗装が必要になります。次の塗装の間に建物の状態は刻々と変化し、適切なタイミングでメンテナンスが必要になりますが、その微妙な変化に気づくのはなかなか難しいものです。

外壁が傷んでいても気が付かないままになっている可能性もあります。そこで建物の変化を早期に発見できるのが定期点検です。

劣化症状を早期発見できる

建物の劣化は専門知識を持っていることで判断ができる症状もあります。出来るだけ建物の劣化が進む前にメンテナンスをすることが望ましく、建物の変化はなるべく早くに気がつけることが重要です。

工事後の定期点検があると建物の劣化も早期発見ができるため、工事規模も大きくなることはほとんどありません。軽微な劣化で対処することでメンテナンスコストを抑えることにも繋がります。

美観を保てる

定期的に点検をするときが付きにくい変化も対処ができるため、性能の維持のほかに建物の美観を保つことができます。

建物が汚れていたり、塗装が色褪せていたりすると古い印象を与えてしまいますので、見栄えを保つこともとても大切です。

美観を保持することが建物の性能を守ることにも繋がるので、定期点検があることで美観を損なうことがありません。

今後のメンテナンスも安心

建物は定期的にメンテナンスが必要になりますが、劣化の進行具合やトータルコストなどを前もって想定して計画を立てておくことが大切です。塗装サイクルは塗料の耐用年数で判断ができ、15年保つ塗料の場合は15年周期に塗装をするスケジュールを立てることができます。

その間に、必要なメンテナンスも含めておくと、工事回数が増えずに効率よく工事ができ、メンテナンスコストを抑えることにも繋がります。定期点検があると今後のメンテナンスについてアドバイスをもらうことができますので、スケジュールも立てやすくなります。

定期点検をしてくれる業者に塗装を依頼しよう

塗装リフォーム工事後に定期点検を行ってくれる外壁塗装業者を選んでおくと、施工不良による劣化や不具合が進行する前の適切なタイミングで補修を行ってもらえます。すべての外壁塗装業者が定期点検を行っているわけではありませんし、点検内容がずさんで不適切な外壁塗装業者もいます。

適切な定期点検をしてくれる外壁塗装業者かどうかは、

・工事保証書を発行してくれる(紙の発行が望ましい)

・外壁塗装工事後の点検を積極的に行ってくれる

・地域で長く営業している業者

を目安に判断しましょう。

セルフチェック

外壁塗装リフォームを行った業者が定期的に点検を行い、その際に異常を発見し、補修してくれるというのが通常の定期点検の流れですが、住んでいる住民が外壁や屋根の異常を発見できれば、さらに早く補修することができます。そこで、外壁の劣化のサインをいくつかご紹介します。

・チョーキング(白亜化)現象、色褪せ

・構造クラック

・サビ、藻、カビ、コケの付着

・コーキングの劣化

まとめ

工事後は、塗装した屋根や外壁の状態を適切な時期にチェックします。建物の外壁や屋根は塗装によって保護されていますが、経年劣化によりいつかは耐久性を失ってしまいます。

耐久性を長持ちさせるためには、クラックやサビ、カビ・藻などの劣化を早期に取り除き、劣化を進行させないことや、外壁や屋根全体を塗装リフォームすることが重要です。点検の実施前であっても、工事後に気になる点があれば業者へ相談することをおすすめします。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年7月13日

我が家の外壁の劣化状況を把握しよう!

外壁は家の外観の大部分を占めるため、第一印象を左右します。新築時が最も美しく、日を追うごとにどうしても汚れや色褪せが生じてしまいます。 

 

いずれ必要な工事だとわかっていても、いざ塗装工事をするとなると、費用が高い、工事期間が長いといったマイナスイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか? 

 

突然、今すぐに塗替えが必要と言われても焦ってしまいますよね。

そうならないためにも、まずはご自宅の現状を把握し、いつ頃には塗装工事が必要なのかを知ることから始めてみませんか?   

 

 

まずは劣化の状況を確認しよう

目に見えない劣化は業者による確認が必要ですが、見てわかる劣化はセルフチェックが可能です。

劣化を見逃さないためにも、時々ご自宅の状況を確認しましょう。

 

 

 

■光沢がある(正常)

新築時や塗替え後のような艶があり、太陽光によって美しく輝いている。

                  

■艶が減少する(やや劣化)

塗替え時のような艶感は無くなる。防水機能は維持している。 

 

 

    

 

■変色や色あせ(そろそろ塗替え検討)

塗替え時のような色味が無くなり、色あせした暗い印象を与える。

                   

■チョーキング(塗替え時期検討)

塗膜の劣化により起こる症状で、外壁に触ると白い粉が付くこと。

                   

 

■ひび割れ(リフォーム時期)

ひび割れた箇所から雨水が侵入し、下地の劣化が生じる。

                   

 

■剥がれ(早急に修理が必要)

ひび割れが更に悪化し、剥離が生じる。

                   

どの段階で外壁塗装をしたらいいの?

ご自宅の状況は把握できたけど、今すぐに塗装工事が必要かどうかわからないですよね。『雨漏りしていないからまだ大丈夫』といった自己判断は禁物です。 

 

外壁の場合は劣化が始まってしまうと、人体のように放っておいても自然治癒力で完治するといったことはあり得ません。いずれは工事や修理が必要になります。 

 

 

外壁塗装において理想的な時期とは 

早期発見の段階で工事をしたら、工事期間も費用面も負担が少なく済みますが、雨漏りが生じてしまったら原因を追究する必要があります。 

 

気付かないうちに内部にまで雨漏りが浸透し、家の柱や土台にまで影響を及ぼしていたら大変です。工事は大掛かりになり、工事費用も高額になってしまいます。 また、工事期間も長くなり、生活にも影響を及ぼしかねません。 

 

そうならないためにも!10年を目処に定期的なメンテナンスが必要になります。 

 

 

まとめ 

ご自宅の劣化や変化に気が付いても、塗装工事の緊急度は自己判断では難しいかと思います。

専門知識を持った業者に判断してもらうことが一番です。 

 

プラニング・Kでは、専門のスタッフがご自宅にお伺いし、無料診断を行っております。お見積も無料になりますので、少しでも気になる方はお気軽にご相談ください。

 

カテゴリ:塗装工事, 外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年7月10日

サイディングの汚れを綺麗にする方法

ふと自宅のサイディングを見ると汚れが…!こんなに汚くなるものなの?と疑問に思う方も少なくありません。現時点で全く汚れがつかないサイディングはありません。

汚くなるスピードに差はありますが、どのようなサイディングも時間が経てば汚れが目立つようになります。今回はサイディングの汚れを綺麗にする方法をご紹介します。

サイディングが汚れる原因

サイディングが汚れる原因には以下のものがあります。

・排気ガス・チリ・ホコリ・鳥のフン

・カビ・コケ・藻

・サビ

このような汚れがついてしまう原因として、塗膜の劣化が関係しています。塗膜が劣化すると美観を保つ機能が失われるため、より汚れやすい状態になります。

サイディングが汚れると、当然建物自体の美観も損なわれると同時に、サイディングの劣化スピードも速くなります。そのため、サイディングが汚れていると感じたら早々に綺麗にすることをおすすめします。

汚れが付きやすい箇所

雨が当たりにくい箇所

雨が当たりにくい場所として軒下やベランダ下などが当てはまります。

近年はセルフクリーニング機能といって、雨水で汚れを洗い流すような機能がついたサイディングボードも登場しており、雨水が当たることで汚れがとれます。

しかし、風や障害物などによって雨水が外壁全体に均等に当たるとは限りません。そのため、雨があまり当たらない場所は、汚れが落ちにくく汚れやすい箇所になってしまいます。

突起物の下

換気扇や排気口などといった外壁に付属している突起物の下は雨垂れによって汚れが付着しやすい箇所となります。

突起物の上にはほこりなどの汚れが溜まっていることがあります。この汚れが雨水によって流れて地面まで流れれば問題ありませんが、途中で止まってしまうと雨垂れとなり、サイディングの汚れとなってしまいます。

日当たりの悪い場所

建物の北側や周りに大きな背の高い建物がある場合は、日が当たりにくくなってしまいます。

日が当たりにくくなるとどうしても湿気が高くなってしまい、カビやコケが繁殖しやすい環境になってしまいます。

汚れの落とし方

サイディングが汚くなってから時間が経っていない、施工をしてから2~3年程度の場合は洗浄することで汚れが落ちる可能性が高いです。

軽度の汚れは水洗い

軽度な汚れなら上から下へホースで壁に水をかけるだけで落とせます。下から上にかけると漏水する可能性があるので注意しましょう。水をかけるだけで落とせないときは、やわらかい布やスポンジなどで軽くこすってみてください。

高い箇所は伸縮棒付きのブラシやモップで届く範囲をこすりましょう。ただし、スチームクリーナーや硬いブラシは、塗膜の劣化を進める可能性があるので使用しないでください。

洗剤を使用する

水で落ちない汚れは、食器洗い用洗剤と柔らかい布やスポンジで洗いましょう。コケや藻は専用クリーナーを使うのもおすすめです。

なかなか落ちなくても強くこするのはNGです。サイディングを傷つけないように、優しくこすりましょう。

洗剤を使った後は必ずよく水で洗い流してください。洗剤が残っていると、塗膜の劣化の原因になります。

ご自身で落とせない場合は業者へ依頼

上記の方法で落ちない汚れや高い箇所の汚れは、塗装業者などプロに依頼しましょう。高圧洗浄やバイオ洗浄でしっかりと落としてもらえます。高圧洗浄は水圧を利用して汚れを落とすのに対し、バイオ洗浄は薬品を使用して洗浄します。

高圧洗浄をしても外壁に繁殖したコケやカビの根っこが取り除けないこともありますが、薬品を用いるバイオ洗浄の場合は、コケやカビ、藻を根こそぎ除去することが可能です。

まとめ

どのようなサイディングも時間が経つにつれて排気ガス、カビ、コケ、サビなどで汚れてきてしまいます。汚れは外観が損なわれるだけではなく、劣化スピードを早める原因にもなります。

汚れているサイディングは放置せず、早めにきれいにすることを心掛けましょう。また、洗浄で落ちない汚れには塗装がオススメです。ご自身で判断できない場合は業者に相談してみましょう。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年7月6日

外壁塗装の下地処理

外壁塗装の工程で重要なのは”下地処理”です。下地処理がどうして重要なのか、塗装業者でない限り、知らない方が多いと思います。下地処理がしっかり施されていないと上から塗料を塗っても本来の機能が発揮されず、早期に劣化してしまう原因となります。今回は下地処理についてご紹介したいと思います。

下地処理を行う理由

下地とは塗装をする面の事です。塗装は下地に密着することによって長く保つことができます。下地処理が重要なのはこの密着性が関係してくるからです。

下地処理をせずにそのまま塗装をしてしまうと下地についているホコリや汚れなどの異物により、下地と塗料がきちんと密着せず、色ムラや早期劣化などの施工不良が起こります。

下地処理を行わないと起こる施工不良

ひび割れの再発

ひび割れの補修をせずに、そのまま塗装を行うと塗料はひびに追随できなくなり、やがて割れてしまいます。

塗膜の剥離

塗装面の汚れの除去が不十分だった場合、塗料が下地に密着せず数年で塗膜が剥がれてしまいます。また、塗料メーカーが指定する乾燥時間を守らずに塗ってしまった場合も同様のことが起こります。

塗装の膨れ

下地材を塗った後の乾燥時間が不十分だと、閉じ込められた水分が気化し、塗膜に膨れが発生します。

サビの再発

サビは金属の腐食で、金属と水がふれあい、酸化することで起こります。サビの再発はけれんが不十分であったり、防錆剤がきちんと塗られていない場合に発生します。

下地作業の種類

・ひび割れの補修

0.3㎜未満のひび割れ(ヘアークラック)二はひびにシーリング材などの補修材を擦り込みます。

0.3㎜以上のひび割れ(構造クラック)には、ひび割れ箇所を電動工具で溝を作り、シーリング材で溝を埋めます。

・高圧洗浄

建物は汚れやコケ、白亜化した塗膜などが付着しており、塗料が非常に密着しづらい状態になっています。

このまま塗装するわけにはいかないので、高圧洗浄機を使用して建物全体を洗い流します。

・サビの下地処理

金属部に発生したサビをけれん作業で除去し、汚れを拭き取ってから錆止めを塗布します。

除去したサビが塗装面に残っていると、塗料の密着度が低くなるため、塗装面を綺麗にしてから錆止めを塗ることが重要です。

まとめ

外壁塗装において下地処理の工程は必要不可欠な工事です。劣化した部分を補修しないまま塗装をすると、どんなに性能の良い塗料を使用しても、すぐに不具合を発生させてしまう可能性があります。

また、素地に合わせて適切な下塗り剤を選定することも、上塗り剤を発揮させるために重要な役割をします。高品質な塗装工事はこの下地処理で決まると言っても過言ではありません。

ぱっと見では分からないからこそ、業者の技術や信頼が問われる部分だと言えます。美観の維持や耐久性の向上が目的の外壁塗装において、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

外壁塗装をご検討の際はぜひプラニング・Kまで、お気軽にご相談ください。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年7月3日

雨漏りのサイン

雨漏りというと、天井からぽたぽたと水が落ちてくるイメージがあると思います。しかし、雨漏りの症状はこれだけではありません。それどころか、天井から水が落ちてきているのは、長らく雨漏りに気づかず、症状がかなり悪化している証拠です。

普段の生活の中で雨漏りに注意しておけば、深刻な被害が生じてしまう前に修理することが可能な場合もあります。今回は、住宅に生じる雨漏りのサインをご紹介したいと思います。

雨漏りのサイン

・天井や壁に水染みがある

雨漏りのサインで最も分かりやすいのが、天井や壁に水染みがあるかどうかです。分かりやすいと言っても、水染みができるということは、水が室内まで侵入してしまっている状態なので、被害は大きいです。

・窓枠(サッシ)が濡れている

部屋と外気の温度差により結露ができることがありますが、それが実は結露ではなく雨漏りのサインである場合もあります。

晴れた人雨の日のサッシの違いを確認してみましょう。雨の日だけサッシ廻りが濡れているようであれば、雨漏りの可能性があります。

・水が落ちる音がする

天井や壁に雨漏りの症状が出ていなくても雨漏りしていることがあります。室内で水が落ちる音が聞こえるのは、稀なケースかもしれません。なぜかというと天井には断熱材が敷かれているので、梁などから伝って落ちてきた水は断熱材に吸収されて音が届かないからです。

そのため、室内で水が落ちる音が聞こえるということは、高確率で雨漏りを起こしている可能性があります。

・カビが生える

雨漏りすると建物内部が濡れた状態になるため、カビが発生しやすくなります。今まではカビが生えていなかったのに、突然カビが多く発生するようになったり、部屋がかび臭くなっている場合は、どこかで雨漏りを起こしている可能性があります。

カビはアレルギーや喘息など体に害があるので、雨漏りを直した直後は、内装工事も一緒に行うことをおすすめします。

・湿気が多くなる

日本は梅雨がありますので、この時期は湿気が多くなります。ですが、梅雨の季節でもないのに多湿になっている場合は、もしかすると雨漏りを起こしているかもしれません。上記でもお伝えしましたが、雨漏りすると建物内部から塗れるため、水気が多くなり、その分湿気も発生します。

カビが発生するだけでなく、構造体の老朽化を早める原因となりますので、「やけに湿気が多い」と感じたら雨漏りを疑いましょう。

早期発見・対処が重要

雨漏りは建物への被害が大きく、老朽化を早めてしまいます。上記のような雨漏りのサインを見つけたら、早急に業者に点検、補修を依頼しましょう。雨漏りの原因を見つけることは実はとても難しく、思いもよらない小さな穴から 雨漏りしていることがあります。

また雨漏りを見つけるためにはとにかく屋根に上ることが一番手掛かりでありますが、一般の方が屋根に上るのは大変危険です。絶対に屋根には上らず、業者に任せるようにしましょう。

まとめ

今回は、住宅の雨漏りのサインについてご紹介しました。住宅で発生する雨漏りは、目に見える症状のものだけでなく、屋根裏や外壁の内部など、目に見えない所で徐々に進行している場合があります。

知らないうちに様々な場所に水が回ってしまい、気づいた時には建物の建て替えが必要になる…なんてことになりかねません。しかし、注意深く確認しておけば、いろいろなサインが出ています。雨漏りサインが確認できた場合には、できるだけ早く専門業者に点検を依頼するのがオススメです。

カテゴリ:未分類

ブログ執筆者:プラニング・K

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