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2024年12月26日
雨だれしていませんか?雨だれの原因と対策
雨だれは、外壁に付着した汚れや空気中の汚れが雨に混じって流れ、表面についてしまう汚れです。雨だれがあると外壁の美観が損なわれてしまいます。
今回は雨だれのできる原因や対策についてご紹介していきます。
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雨だれが発生する原因
雨だれは外壁が撥水性を失い、ほこりや排気ガス、泥などが外壁に付着することで発生します。ある程度は雨で流れ落ちますが、汚れがすべて流し切れず外壁に残ってしまうと、雨だれが発生します。
雨だれは雨の中に含まれる炭酸カルシウムや油分などが外壁に付着し続け、時間が経つほど落ちにくくなります。
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とくに手すりやサッシ、ベランダなど雨が同じ経路を通る箇所に雨だれは付着しやすいです。
また、雨だれは外壁が経年劣化すると発生しやすくなります。新築の場合は外壁塗装により撥水性があるため、雨水に含まれたほこりや泥を弾くことが可能です。
しかし経年劣化により撥水性は徐々に低下するので、汚れが付着しやすくなります。撥水性を取り戻すには再塗装が必要になります。
雨だれを予防するには
窓サッシ廻りに水切りを設置
窓枠の角部分に水切りを設置することである程度改善することができます。窓枠に水切りがあることで雨水が外壁を伝うことなく落ちていくため、雨だれが発生しにくくなります。窓枠の水切りは後付けで設置することも可能です。
汚れにくい塗料で塗装する
雨だれを防ぐには汚れにくい塗料で塗装しましょう。雨に含まれた汚れは外壁に凹凸があると溜まりやすいですが、塗装で表面をコーティングすることで汚れが付きにくくなります。
セルフクリーニング機能や光触媒などの効果を持っている塗料を選べば、自然の力で汚れを落としてくれるので、より汚れにくい外壁になります。
汚れが目立たない色の外壁にする
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長期間汚れを防ぐためには、汚れが目立ちにくい色を選ぶのもおすすめです。
例えば白や黒・原色系の色は汚れが目立ちやすいですが、グレーやベージュ・中性色などの柔らかい色は汚れが目立ちにくいです。
中でも雨だれの汚れは黒色に近いので、それが目立たないグレーがおすすめです。
雨だれを落とす方法
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中性洗剤で落とす
外壁の雨だれを水洗いしてもなかなか落ちない場合は、台所用や浴室用の中性洗剤を使用しましょう。アルカリ性(又は酸性)が強い洗剤やクレンザーなどは外壁が傷ついてしまうので使用しないようにしましょう。
専用クリーナーを使用
中性洗剤で落とせない雨だれは、市販の外壁専用クリーナーを用いて汚れを落とします。外壁専用クリーナーは、ホームセンターやネット通販で入手可能です。
外壁専用クリーナーに記載されている使用方法に従って、適切に洗浄しましょう。クリーナーによって対応できる外壁材が異なるため、必ず自宅の外壁の材質を確認してから購入してください。
希釈して使うクリーナーも多いので、間違えて濃度が高いまま塗布しないよう注意しましょう。
業者に洗浄依頼
どうしても取れない汚れがある場合は、業者に依頼するのがお勧めです。費用はかかりますが、近隣のお宅に水を飛ばさないようにしたり、水の出力の調整、カビや苔に効く植物性の洗剤を使ったバイオ洗浄など、ご自分で行うのは難しい範囲まで施行することができます。
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まとめ
雨だれが発生しているとお家の美観が損なわれてしまいます。できるだけこまめに外壁の様子をチェックして、できる範囲でお掃除も行いましょう。
高いところや根強い汚れが残っている場合は無理をせず、業者に清掃を依頼しましょう。
弊社でも雨だれをはじめとしたさまざまな外壁の汚れの清掃に対応しますので、ぜひお気軽にご相談ください。
カテゴリ:外壁
2024年12月23日
外壁塗装は雪の影響を受ける?
外壁塗装工事においてどうしても避けて通れない障害は天候による影響です。
雨が降ると施工できませんが、雪ならどうでしょうか?雪は湿度が低く、雨のように水滴がないので塗装工事を行えるのでは?と思いがちです。
そこで今回は外壁塗装で雪の影響はあるのか、また冬場の外壁塗装の注意点をご紹介していきます。
![](https://www.puraningk.jp/wp-content/uploads/2024/12/雪だるま.jpg)
外壁塗装ができる条件
・気温が5度以上
・湿度が85%以下
・降雨、降雪、結露が発生していない
外壁塗装において雪の季節がダメ、雨の季節がダメ、というわけではなく、塗った塗料がある程度短期間で完全に硬化出来る環境であるかが重要です。
雪の日は外壁塗装を進める事はできませんが、雪が降る12~3月には完全に外壁塗装できないというものでもありません。
冬では、雪が降るという点を除くと、比較的晴天が続きやすい気候であり、そもそも湿度が低い季節でもあるため、塗り替え計画を立てやすいシーズンでもあります。
雪による外壁塗装への影響
雪の日に外壁塗装を行うと、以下のような施工不良が起こりやすくなります。
・塗装の剥がれや劣化
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外壁塗装は、低温や湿度の影響で塗料が剥がれやすくなります。
特に、塗装後すぐに雪や氷が積もると、塗膜にダメージを与える可能性があり、長持ちしにくくなります。
さらに、外壁に雪が張り付いたままになると、外壁に水分が浸透しやすくなり、凍結と融解を繰り返すことで小さなひび割れが生じる場合もあります。
・凍害によるダメージ
冬場の気温の低下で外壁が凍ると、凍害が発生する可能性があります。
凍害とは、外壁内部に含まれた水分が凍結と融解を繰り返すことで、外壁にダメージが蓄積する現象です。
この現象が続くと、塗装した外壁の表面にひび割れや剥がれが生じやすくなります。
・乾燥不良
外壁塗装には、塗料がしっかり乾燥するまでの時間が必要です。低温環境では乾燥が遅れ、塗装の仕上がりが不安定になる可能性があります。
特に、外気温が5度以下になると、ほとんどの塗料がうまく硬化しないため、塗装の持ちが悪くなります。冬場の塗装はタイミングを見極めることが非常に重要です。
冬場の外壁塗装の注意点
冬場の外壁塗装は、冬の生活にも何らかの影響を及ぼします。工事中に、生活に不便が生じないように、外壁塗装を行うことでどのような影響があるのかを知って、対策を立てておきましょう。
暖房が使用できない場合がある
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外壁塗装工事中は、エアコンの室外機を一時的に外したり、養生用のカバーで完全に覆われることがあります。
業者によっては、塗装作業中も暖房器具が使えるように養生を工夫してくれることがありますが、電気式のヒーターやホットカーペットなどを、自分たちであらかじめ準備しておくことをおすすめします。
工事期間が長くなる
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冬は日照時間が短いため、1日に施工できる時間が限られており、安全に作業が行える時間帯が少なくなってしまいます。
冬場の外壁塗装は、春や夏に比べると、平均施工日数が2~3日ほど増える傾向にあります。
部屋が暗くなる
外壁塗装工事中は、足場と飛散防止ネットで家が囲まれ、窓やベランダもビニールシートで塞がれるため、部屋が暗くなりがちです。
それに加え、冬は日光が届きにくく日照時間も短いため、ふだんよりもさらに部屋が暗いと感じてしまうかもしれません。
まとめ
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雪が降っている日は、塗装工事は行えないため、作業を延期することになりますが、だからといって冬に外壁塗装ができないというわけではありません。
冬でも塗替えできる条件が整う事ももちろんありますので、地域の気温に合わせて 外壁塗装工事を検討しましょう。
カテゴリ:塗装工事
2024年12月19日
色難民必見!モダンスタイルの外壁
外壁塗装の色には多くの選択肢があり、色決めに迷っている方!今流行のモダンスタイルの外壁はいかがでしょうか?都会的な雰囲気や洗練された雰囲気が好きな方にはオススメです。
今回はモダンでおしゃれな外壁にするためのポイントや注意点をご紹介していきます。
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モダンスタイルの外壁とは
モダンとは「現代的」という意味ですが、建築においては、無機質、直線的、無駄な装飾がない洗練された雰囲気のデザインのことを指します。
モダンな外壁とは、一般的にシンプルなデザインやモノトーンで統一された外壁のことをいいます。
ポイント
メインの色は無彩色
無彩色とは、白・黒・グレーの3色のことで、字のとおり彩度のない色を表します。無彩色を使用すると、近代的でスタイリッシュでシンプルな印象をあたえてくれます。
直線的なスタイルの家に塗装すれば、さらに生活感をにおわせないモダンな家に仕上げることができるでしょう。無彩色をメインに使用し、アクセントに他の色を加えるとさらに、ひき立たせることができます。
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使用する色は2色に抑える
モダンな印象にするためには「シンプルさ」が重要になります。色数が多くカラフルな外壁にしてしまうと、モダンな雰囲気からは大きく離れてしまいます。
原則として、色は2色までにすることが大切です。3色目を使いたい場合はポイントカラーとして使い、面積を少なくしましょう。
明暗をなくすor強調する
色を組み合わせる時は、それぞれの明度の差をできる限り小さくするか、逆に明度の差を大きくして強調するのがおすすめです中途半端に明度の差がある色を組み合わせると、メリハリが利かなくなりモダンな印象から離れてしまいます。
色数を増やすとモダンになりにくいのもこのためです。限られた色数の中で思い切ったことをするのがポイントです。
それぞれの色の印象や注意点
・白
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白はシンプルながら明るく、統一感のある外壁になります。どのような色とも組み合わせやすい色なので、ツートンカラーの外壁にもよく使用されます。
白だけでは個性を出しにくいかもしれませんが、屋根の色との組み合わせ次第でモダンな印象をキープしつつ自分らしさを出せるでしょう。
・黒
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黒は高級感や重厚感を出したい方に人気のカラーです。ほかの色との組み合わせが難しいので、玄関ドアや窓枠などの色は慎重に検討しましょう。
また、砂埃や鳥のフンなどの白っぽい汚れが目立ちやすいため、定期的なお掃除が必要です。
・グレー
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グレーはスタイリッシュな印象に仕上がるほか汚れが目立ちにくいので、人気がある色のひとつです。
被りやすい色のため、近所にほかにもグレーの外壁の家があるかもしれません。まったく同じ色にならないように、グレーの濃淡を調節して個性を出すとよいでしょう。
グレー単色だとメリハリのない印象になりやすいので、ツートンや付帯部などにアクセントカラーを取り入れるのもオススメです。
まとめ
モダンな外壁塗装は、色の選び方や使用する色の数、明度の違いを意識した配色など、さまざまな要素が重要となります。家を外壁塗装してもモダンにしたい方は色の選択や塗り方、また塗装業者の選択が大事です。
そのため、担当者に自分がしたい外壁にするにはどうすれば良いのか相談しましょう。イメージ通りに塗装ができれば、自分の家への愛着もより増すはずです。しっかり業者の担当者と相談して理想のモダンな家にできるようにしましょう。
2024年12月16日
ベランダが劣化してきた!どうしたらいいの?
ご自宅のベランダのひび割れや水たまり、手すり部分がサビなど気になる劣化症状が出てきてどうしたらいいのか困っている方もいらっしゃるかと思います。
その場合は防水工事が必要になり、劣化症状を放置してしまうと後々大変なことになります。
今回はベランダの劣化症状や防水工事がどのように行われるのかご紹介していきたいと思います。
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ベランダの劣化症状
ひび割れ
長年紫外線や風雨に晒されることでひび割れが発生します。まずトップコートが固くなってひび割れ、さらに進行すると防水層まで固くなり、ひびが入ってしまいます。
防水層の浮き
下地と防水層の間に入り込んでしまった水分が、蒸発することで防水層が浮いてきます。
部分的に浮いている場合は、部分的に防水層を補修し、トップコートを塗り替えます。範囲が広い場合は、防水層全体の補修が必要となります。
水たまり
排水溝のつまりや防水層の劣化が激しくなると、ベランダに水溜りが発生するようになります。
普通なら雨水が溜まらないような部分に水溜りがあるなら、防水層に何らかの不具合が発生している証拠となります。
コケやカビ、植物の繁殖
コケや藻、草が生えてきたら劣化のサインです。バルコニーは日陰になる部分が多くコケが生えやすいです。
植物は根を張るため注意が必要です。また雨水が抜けずに溜まっている可能性もあります。
ベランダの劣化は雨漏りを引き起こす可能性がある
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屋外にあるベランダは常に雨と紫外線のダメージが蓄積されます。ベランダの劣化を放置すると、雨水のダメージによってさらに劣化が進行し、外壁内部や室内への雨漏りを引き起こすようになります。
屋根と違い人が出入りすることが多いベランダの床は、あまり傾斜が付けられないためもともと水はけがあまり良くありません。
ベランダ床面が劣化したり排水溝周りに異物が溜まったりして水はけが悪くなると、次第に雨水が長期間床に溜まるようになります。そうなると水分が逃げにくくなり、雨漏りへと繋がります。
ベランダ防水の種類
・ウレタン防水
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ウレタン防水とは、ウレタン樹脂という液体の防水材を塗布し乾燥させて防水層を作る塗膜防水のことです。
既存防水層の上に付帯設備が設置されている複雑な形状に対応できます。耐用年数は10~15年となります。
・FRP防水
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FRP防水とは、液体のポリエステル樹脂に硬化剤を加えてガラス繊維などで補強・一体化した塗膜防水です。
耐衝撃性・耐摩耗性に優れて軽量であるといった特徴があります。耐用年数は10~15年となります。
・シート防水
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シート防水は、防水シートを敷き詰める工法です。シート防水には複数の種類がありますが、住宅のベランダに使用されることが多いのは「塩ビシート防水」です。
塩化ビニールシートは耐久性・耐摩耗性が高く、最低限の下地処理で施工が可能なため、短い工期で完成します。
ウレタン防水の手順
①高圧洗浄
下地が平滑でキレイになるよう、高圧洗浄機で汚れを落としていきます。
②下塗り
下塗りを行うことで、ウレタン防水が下地に吸収されるのを防ぎ、密着性を高めます。
③中塗り、上塗り
コテやローラーを使用し、ウレタン防水を塗布します。中塗りが乾いたら、同じ工程で上塗りをします。
④トップコート
最後に、紫外線などから防水層を守るトップコートを塗布して完成です。
まとめ
ベランダが劣化してきても、「少々の傷みだから」といって放置していると、雨漏り発生の原因となり、のちのち大きな工事をしなければならない可能性も出てきます。
劣化や気になることがあれば小さなうちに相談、修繕しておきましょう。
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カテゴリ:防水
2024年12月12日
外壁塗装中の養生は大切!
養生といえば、引っ越しの際に目にしたという人も多いのではないでしょうか。
引っ越しの作業では、建物に傷がつかないよう段ボールを敷いたり、柱に布を巻きつけたりしますが、外壁塗装での養生もそれと近い目的があります。
今回は外壁塗装における養生についてご紹介いたします。
外壁塗装における養生とは
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養生とは、建築現場で広く取り入れられている作業工程です。建築現場において、「建物の保護」を目的として家屋をビニールシートやメッシュシートで覆うことを意味します。
外壁塗装における養生とは「塗料の飛散防止のための保護作業」のことを意味します。
外壁の塗装工事を行う前に、基礎として塗料が付着してはならない場所をビニールやマスカーと呼ばれる特殊なテープなどを使用して保護する作業のことを言います。
養生の費用
これらから養生費の費用総額を一般的な住宅の面積である30坪で試算すると、およそ30000円~60000円となります。養生が必要な面積が多ければ多いほど、費用は高くなります。
また業者によって見積書の表記は異なり、養生費という項目があることもあれば施工費という項目に含まれている場合も多いため、見積もりをよく確認しましょう。
養生をしないとどうなる?
養生が不十分だったり、養生をしないと、さまざまなトラブルやリスクが発生する可能性があります。
塗料の飛散による被害
養生が不十分だと、塗料が周囲に飛散しやすくなってしまいます。特に窓ガラスやサッシ、植栽に塗料が飛び散ると、汚れや損傷の原因になります。
結果的に、塗装後のクリーンアップ作業が増え、時間とコストがかかってしまいます。
作業効率の低さと追加費用の発生
養生が不十分だと、後から塗料の拭き取りや修復作業が必要となり、作業効率が低下します。塗装工事全体の進行が遅れ、追加費用が発生することもあります。
近隣住民への影響
養生をしないと、塗料が飛散し、近隣の車や建物に付着してしまうことがあります。損傷や汚れが発生し、補償問題に発展する可能性もあります。
近隣住民への配慮することは、信頼関係を築くためにも非常に重要です。
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養生に使用される道具や材料
・養生用ポリシート&マスカーテープ
主に窓枠の養生で活躍する養生用ポリシートは、マスキングテープとセットで使われます。
一般的なビニールより特大サイズの養生用ポリシートと、布テープより粘着力の弱いマスキングテープを使用することが多いです。
窓枠全体をビニールで覆ったあと、窓枠を縁取るようにマスキングテープで留めていきます。
・マスカー
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マスカーとは、養生用ポリシートとマスキングテープの機能が合体したものです。
マスキングテープのように貼るだけで、「貼る+覆う」という作業が同時にできます。
・ブルーシート&布カバー
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足元に敷く養生では、ブルーシートや布カバーを使う場合もあります。
ブルーシートには滑り止め機能はありませんが、布カバーは滑りにくいのが特徴です。
飛散防止ネット
家全体を覆うメッシュシートのことです。足場の設置と同時に施され、ひもでくくって固定するタイプが主流です。
通気性を持ちながら、風の影響も考慮してあるのが特徴。ずっしりとした重みがあります。
工事期間中の注意点
窓の開閉
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塗装工事中は窓全体を養生するため、窓の開閉は基本的にできません。
「施主様に伝えたものの、ご家族に伝わらず窓を開けてしまい、養生が破け、塗料が飛散した」という事例もあるようです。
換気をしたい時は、現場の職人や塗装業者に相談してみましょう。
風の強い日
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風の強い日は養生作業が特に難航します。風が強い場所では、養生シートが飛ばされないようにしっかりと固定しなければいけません。
マスキングテープを二重に貼る、重りを使用して固定するなど、工夫をしながら行います。
まとめ
外壁塗装工事において養生は重要な工程です。養生が不十分だと、塗料の飛散による被害や追加費用の発生、近隣住民への影響など様々なリスクが生じます。
天候や状況に応じて、周囲への塗料の被害がないようにしっかりと養生を行ってくれるような塗装業者に工事を依頼しましょう。
カテゴリ:塗装工事
2024年12月9日
外壁×屋根の色の組み合わせ
塗装工事が成功するか失敗するかは、色選びが大きなカギとなります。
お金をかけていい塗料を選んでも、色選びを間違えると次に塗り替えるまでの10年間後悔することになってしまいます。
そこで今回は色の組み合わせ方のポイントや人気の色の組み合わせ例などをご紹介していきます。
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色の組み合わせ方のポイント
色の数は3色まで
塗装工事が成功するか失敗するかは、色選びが大きなカギとなります。お金をかけていい塗料を選んでも、色選びを間違えると次に塗り替えるまでの10年間後悔することになってしまいます。
そこで今回は色の組み合わせ方のポイントや人気の色の組み合わせ例などをご紹介していきます。
色見本を確かめる
気に入る色がある程度決まれば色見本を取り寄せ、確認しましょう。面積効果で失敗しないよう、A4以上の大きさで色見本を依頼しましょう。
また、朝昼夕で色の見え方がどう変わるのかも確認しておきましょう。
周りの景観と調和しているか確かめる
色を決める際には住宅の周りがどんな色や雰囲気で塗装されているかも確認しておきましょう。塗装したい色が明らかにまわりと違う雰囲気であれば、近隣と調和がとれず、浮いた印象になってしまいます。
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色の区切り方
・サイディングの切れ目
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サイディング外壁で作られた住宅の場合、色の境界線を目立たせないためサイディングボードの切れ目で色分けをすることで全体的にきれいに見えます。
外壁で中途半端な位置で色分けをしてしまうと塗料の境界線が目立ってしまいますので気をつけましょう。
・ベランダ
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サイディングの切れ目で色分けをすることと同じように、ベランダだけ別の色で塗ることがあります。
ベランダ部分だけ色を濃くすることで外壁のデザインが単調になることを避けられるでしょう。ベランダ部分が強調されるので見栄えが良くなります。
注意点として、外壁全体に占めるベランダの面積や数によっては外壁全体のバランスが崩れて逆効果となる可能性があります。
人気の配色例
ブラウン×ベージュ
やわらかい目に優しい色の組み合わせは、いつまでも飽きがこない定番の組み合わせです。ブラウンとベージュは、温かみがあり、アットホームな雰囲気を醸し出します。
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ホワイト×ネイビー
優雅で上品なイメージにしたい、という方には、ホワイトとネイビーの組み合わせが人気です。洗練された雰囲気とモダンなイメージを作ることができます。また、ネイビーは汚れが目立ちにくいというメリットもあります。
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ホワイト×ブラック
清潔感とやさしさのあるホワイトと、高級感のある黒は定番の組み合わせです。モノトーンカラー同士なので万能に相性よく仕上がり、多少個性的なデザインに挑戦しても奇抜になりすぎません。
白・黒ともに汚れが目立ちやすい色なので、その点だけ注意しましょう。
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ブラウン×ブラック
ブラックの外壁と、ドアやベランダなど住宅の一部にブラウンを使用したモダンで高級感のある組み合わせも人気です。
ブラウンと黒はナチュラルカラーとモダンカラーでありながらとても相性がよく、取り入れると手軽にカッコいい住宅にできます。
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まとめ
外壁と屋根の色を組み合わせる際は、トーンを揃えたり、コントラストをつけたり、自然に溶け込ませたり、箇所によって塗り分けたりするなど、いくつかのポイントがあります。
また、住宅のデザインや周囲の環境にも注意することが重要です。今回紹介した人気の組み合わせ例を参考に、理想の色の組み合わせを見つけて、家を美しく彩りましょう。
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カテゴリ:塗装工事
2024年12月5日
何度も繰り返す雨漏り対策!
「ついこの前補修したと思ったのに、もう雨漏りしている・・・」、「雨の時期になると雨漏りが再発する・・・」1回の雨漏りでも不安になってしまうのに、くりかえす雨漏りには本当に困りますよね。
今回は雨漏りが再発するケースと対策をご紹介します。
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繰り返す雨漏りの原因
・施工不良
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雨漏り補修を行う場合、正しくない工程や手抜きを行ってしまうと、一瞬雨漏りが止まったとしても時間が経つと同じ場所から雨漏りすることがあります。
雨漏りしている箇所の隙間をやみくもに埋めてしまうと、逆に雨漏りを悪化させてしまうこともあります。
・原因が分かっていない
雨漏りの原因を把握することは、専門業者であっても難しいことがあります。
原因の特定が不十分のまま勘で雨漏りの修理工事を始めてしまうといったケースもあり、注意が必要です。
・建築構造の理解不足
木造建築とコンクリート建築の構造的な理解がないと、雨漏りの原因を突き止めるのは難しいです。
たとえば、木造建築の場合は、基本的に真上が雨漏りの原因となりますが、コンクリート建築や鉄構造の場合は、雨水が浸入位置から横に移動することが多いことがあります。
・経年劣化
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家が経年劣化すると、屋根や外壁の材料が劣化し、隙間が生じやすくなります。
劣化した箇所が複数存在すると、修理しても他の弱点から再び水が浸入するリスクがあります。
対策
原因特定
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何よりもまずは正しく調査による原因特定をして現状の把握をすることが第一優先事項となります。
水を撒いて雨漏りしている箇所を目視で確認する「散水調査」、赤外線カメラで建物の浸水している所を探す「赤外線調査」などを行い、雨漏りの原因の特定をしましょう。
適切な工事
原因が分かれば、それに応じた修理方法をする必要があります。
たとえば、浸入口が複数ある場合は、局所的な修理ではなく、範囲を広げた全面的な修理が必要になることもあります。
優良業者に補修してもらう
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雨漏りの調査能力と修理能力の高い専門業者を見つけることです。
実は雨漏りの原因を突き止めるには、慣れた職人にとっても非常に難易度が高いものです。そのため不慣れな業者に依頼することで、二次トラブルを生むリスクがあります。
雨漏りを放置すると…
雨漏りが繰り返すからといって雨漏り修理せず、放置してしまうと、雨漏りがどんどん進行し、家の価値が下がるほか、後々多額の修理費用が必要になってしまうケースがあります。
また、カビなどが発生して住んでいる人やペットの健康にも悪影響を与えます。カビは湿度の高いところに発生します。人体に悪影響を及ぼすカビはカビ毒と呼ばれ、300種類以上あります。
咳、頭痛、呼吸困難などをはじめ、アレルギー感染症になるケースもあるので、くれぐれも雨漏りは放置しないようにしてください。
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まとめ
雨漏りが何度も再発するのは、原因箇所を特定できていない、もしくは適切に施工できていないからです。雨漏りの原因はたくさんあり、いたるところに雨漏りリスクが潜んでいます。
繰り返す雨漏りには、きちんと原因を調査し、適切な工事を行ってくれる業者に修理を依頼しましょう。
カテゴリ:防水
2024年12月2日
油性塗料は使わないほうが良い?
外壁塗料は“油性”と“水性”に分けられます。塗料の原料には、顔料、合成樹脂、添加物が含まれており、これらを溶かすために液体である希釈剤が使用されます。
この希釈剤に「水」が使用されている塗料が「水性塗料」、「シンナーなどの有機溶剤」が使用されている場合には「油性塗料」となります。今回は油性塗料についてご紹介していきます。
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メリット
・耐久性が高い
油性塗料のメリットは、耐久性が高いことです。外壁の塗膜の劣化の原因の一つとして、紫外線のダメージが挙げられます。
紫外線のダメージを受けることで、外壁に色褪せやチョーキング現象なども発生します。外壁を劣化させる原因の一つである紫外線にも強い塗膜を形成することができます。また、塗料の密着性も高く剥がれにくい塗膜になります。
・艶が出る
油性塗料は、水性塗料に比べると艶も出やすくなります。光沢感があることで新築時のような輝きを取り戻すことができます。光沢感がお好みの方には、おすすめです。
・短時間で乾燥
乾燥時間が短いのもメリットの1つです。雨天には塗装工事ができないため、天気に左右される屋外工事は、乾燥時間が速いのもメリットです。
デメリット
・刺激臭
油性塗料の最大のデメリットは、臭いが発生してしまうことです。希釈剤にシンナーを使用していることが原因で、とても強烈なにおいがします。
乾燥時も有機溶剤が揮発するので、相当な期間臭いを発していることから、ご近所トラブルなども懸念されます。
・引火性
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シンナーは引火性が高く、一歩間違えると火災が発生するおそれがあるので、保管場所や管理の仕方に注意する必要があります。
油性塗料が向いている場面
紫外線の影響を受けやすい屋根
油性塗料が特に力を発揮するのが、屋根の塗装です。屋根は一日中強い日差しにさらされるため、紫外線による塗膜の劣化が進みやすい場所です。
油性塗料は耐候性に優れているため、過酷な環境でも長期間にわたって屋根を保護することができます。
屋根用の油性塗料としては、シリコン系やフッ素系の塗料が人気です。
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金属素材への塗装
油性塗料は金属素材への密着性が高いとされています。サビ止め効果も期待できるため、鉄部の塗装など、金属素材の多い外壁での使用に最適です。
水性塗料の場合、下塗り材の選定などに工夫が必要となりますが、油性塗料なら工夫いらずで使用できます。
特に沿岸部など、サビの発生しやすい環境での外壁塗装には、油性塗料がおすすめです。
耐久性を重視
外壁塗装で長期的な建物の保護を重視する場合もおすすめです。油性塗料は水性塗料よりも耐久性が高く、外壁を長くきれいに保つことができます。
最近は耐候性や耐久性に優れた水性塗料も数多く開発されていますが、油性塗料の耐久性の高さには依然として魅力があります。
ただし、油性塗料は塗膜が硬くなるため、建物の小さなひび割れなどで塗膜が割れてしまう可能性もあります。
注意点
・環境や身体に影響を及ぼす危険性
油性塗料は塗料を溶かすのにシンナーのような有機溶剤を利用しているため、使用時はシンナー独特の刺激臭が避けられません。
このシンナーには揮発性有機化合物が含まれるため、塗料を準備する際中や塗布している間に大量に吸い込むと健康に悪影響を及ぼします。
シンナーの耐性は人それぞれ違いますが、弱い方ならば塗っている間にシンナー中毒になる可能性があります。また、揮発性有機化合物は大気を汚染します。国でも使用料を削減しようとしている物質であるほどなので、注意が必要です。
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まとめ
油性塗料にはメリットやデメリットがあります。一般的には、油性塗料の方が耐久性が高く、屋根のような紫外線・雨風などに晒される箇所への塗装に適しています。
一方で環境や身体に影響が出る可能性のある塗料でもあるので、油性塗料を使用する外壁塗装をご検討の際には、周辺環境や近隣との兼ね合いも出てくるので、業者とよく相談するようにしましょう。
カテゴリ:塗装工事