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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2021年9月30日

和風の家に合うサイディング

 

近年、サイディングの外壁が人気ですが、和風の住宅に合うサイディングはあるのでしょうか。

和風の家におすすめのサイディングをご紹介します。 

 

サイディングとは

サイディングという言葉をご存知でしょうか?

建物の外壁に使用する外壁材の一種で、外壁に張る仕上げ用の板材のことを「サイディング」や「サイディングボード」といいます。 

 

一般的にセメント製や金属製のものを指すことが多く、多くの住宅に採用されており、全外壁材シェアの8割を占めています。

 

サイディングの種類

サイディング外壁には、金属系・窯業系・木質系・樹脂系の4つの種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。

 

●窯業系サイディング

セメントと繊維質などの原料を形成したもの

特長:耐久性が高く、コストパフォーマンスが良いことから人気の材質。

  

 

●金属系サイディング

裏面には断熱材を使用し、金属板を成形したもの

特徴:耐熱性に優れている。重ね張りするリフォームでの使用も増えている。

  

 

●樹脂系サイディング

塩化ビニル樹脂が使用されたサイディング

特徴:耐久性が高く、重量は窯業系サイディングの約1/10と非常に軽量。

  

 

●木質系サイディング

素材に無垢の木材を使用したサイディング

特徴:耐震性が高い。木製の温もりを感じられる。

 

 

 

 

サイディングのメリット

・寿命が長い

・メンテナンスが簡単

・デザインが豊富 

 

  

和風と洋風のサイディングの違い 

 

和風の家の外壁にサイディングを使用する際は、和風の雰囲気を損なわないことがポイントになります。

 

洋風の家と和風の家では外壁の色の選び方が異なります。和風の外壁には日本の伝統色のように彩度が低く、落ち着いた中にも上品さが漂う色が非常によく馴染みます。

 

 

💡自然素材を活かす

サイディングには自然素材をリアルに再現したものもあり、色や柄も豊富に揃っています。また部分的に漆喰を使用するなど、デザイン次第で和風の外観に仕上がります。

 

💡ツヤにも注意

和風のイメージを重視したい場合は、艶感を出さないことです。

艶を抑えたマットな風合いが和風住宅の魅力を引き出してくれます。

  

 

 

  

 

  

 

まとめ

サイディングはデザインが豊富で、和風にも洋風にも変身することができます。 

外壁材にサイディングを使用し、和モダンや伝統的な和風のイメージを取り入れたおしゃれな外観にしてみませんか?

 

プラニング・Kでは様々なデザインの外壁リフォームを行っております。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

 

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニングK

2021年9月27日

茶色の外壁で上品な印象に!

家の塗替えで一番悩むのは何ですか?

色は家のイメージを左右するため多くの方が悩まれます。  

 

今回はその中でも人気の茶色の家についてご紹介します。 

色でお悩みの方は是非、参考にしてみてください! 

 

 

茶色の家が人気の理由 

茶色の家が与えるイメージ

①安心感

茶色のものと言えば何を連想しますか?

土や木を連想させる茶色は人間にとって安らぎを感じる色です。

自然界の色ともなじみが良く、周囲の住宅とも調和しやすい色です。

 

 

②上品さ

暖色系の茶色は温かみがあり、ナチュラルで落ち着いた印象を与えます。

特に濃いめの茶色は重厚感があり、大人の上品なイメージを演出します。

 


③おしゃれ

茶色はインテリアや洋服などでも取り入れやすく、生活の中にも多く存在します。

周囲に溶け込みやすい色で、好感が持たれやすくおしゃれなイメージの外観に仕上がります。

 

 

茶色の外壁のメリット

実は茶色の外壁には見た目の良いイメージだけでなく、茶色を選ぶことで得られるメリットも多くあります。 

 

汚れが目立ちにくい

日常的に過酷な環境にさらされている外壁は汚れやすく、車道に面しているお宅では排気ガスによる汚れも影響します。

茶色は汚れが目立ちにくい色なので、きれいな外壁を保ちやすくなります。 

 

長年飽きずに楽しめる

日本人に馴染みが深い茶色は好き嫌いがあまりなく、万人受けするので飽きが来ずに長い期間楽しめます。

 

他の色と合わせやすい

茶色は馴染みがいいカラーなので、他の色とも相性が良く安定しています。

外壁は屋根や玄関扉、窓サッシなどと隣接しているため全体のカラーバランスも重要になります。

 

 

色を決める際の注意点

色の最終確認

 

同じ茶色の中でも濃い薄いがあり、実際の色を見ないと色名だけでは決められません。

カタログのカラー見本は小さなものですが、施工業者や塗料メーカーに依頼をするとA4サイズくらいの見本板を作成してもらうことができます。 

 

外壁の面積に比べると小さいですが、塗った場合を想定しイメージすることがポイントです。 

 

また、家の外壁は自然光の下で見るため、色見本を確認する際は出来る限り外壁と同じ条件で確認することをおすすめします。

 

 

配色を考えること

ツートンカラーやポイントで色分けをする際は、色の相性も重要になります。

使用する色とその色が占める面積、アクセントカラーの配分もしっかりと考慮し色を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

茶色の外壁の魅力についてお分かりいただけましたでしょうか?

いつまでも美しい外壁とやおしゃれなデザインを楽しみたいという方におすすめです。 

落ち着いた雰囲気が漂うおしゃれな茶色の外壁にしてみませんか?
 

プラニング・Kではより良い印象のお住まいになるようお手伝いさせていただきます。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニングK

2021年9月21日

外壁塗装の疑問『クリヤー塗装ってどんな塗装?』

屋根・外壁塗装をインターネットで検索していると、様々な専門用語を目にしますよね。

その中でクリヤー塗装やクリヤー仕上げという言葉を聞いたことはありませんか。 

 

今回は、クリヤー塗装についてご紹介します。

 

クリヤー塗装とは

クリヤー塗装は簡単に言うと、素地(下地)が透けて見える無色透明の塗料を使った塗装のことです。

 

仕上がりによる分類

塗膜の仕上がり(見た目)状態で分類されます。 

主に薄付けで外観の保護や美観を主目的としており、意匠性は下地によります。

顔料が入ったタイプ(エナメル塗料)と、透明なタイプ(クリヤー塗料)に分類されます。

 

 

エナメル塗料

色付きの塗料。樹脂に着色顔料が混ぜてあり、多種の色艶を作ることが出来る。

 

■水系ファインコートフッ素(菊水化学工業) 

 

【特長】

・酸性雨や紫外線等による外的劣化要因に対する耐候性がよく、長期的に変退色や塗膜劣化を抑える。 

 

・低汚染性に優れている。親水性に優れた塗膜は、汚れが付着しても雨と共に徐々に流れ汚染を抑える。  

 

・透湿性を有する。

・防藻・防カビ性に優れている。特殊配合によりカビや藻の発生を抑制し、美観を保つ。 

 

・滑らかな塗膜を形成し、優れた光沢を発揮する。

  

 

クリヤー塗料

その名の通り透明な塗料。着色顔料が入っておらず、無色透明な塗膜が出来ます。

下地の多彩感(色々な色を使っている柄)を生かしたまま、保護及び光沢の回復が可能です。

 

■キクスイSPパワーフッ素クリヤー(菊水化学工業) 

 

【特長】

・紫外線や酸性雨等で劣化している面に塗布することにより、表面保護・光沢の復活が可能。 

 

・フッ素樹脂の優れた性能により、超低汚染性を実現 

 

・防藻・防カビ剤を配合。藻やカビの発生を防ぐ。  

 

【用途】

・サイディングボード各種(窯業系、金属系)

・磁器タイル

・石材調塗材用

  

 

 

クリヤー塗装を選ぶメリット

 

①外壁のデザインを最大限に生かせる

最近は外壁デザインにこだわった住宅も増えています。

外壁のデザインや風合いを維持したまま塗装をしたい場合は、クリア塗装を行うのがおすすめです。 

 

    

 

②外壁に光沢を与える

クリヤー塗装は外壁に艶を出すことができます。

艶にも光沢感の強い『艶有』や、光沢感を少し抑えた『3分艶』などがあります。塗料によって艶の種類が異なるため、事前に確認しましょう。 

 

  

③外壁の保護

屋根や外壁が塗装されていることにより、強い紫外線や雨風から建物を保護しています。 

新しい塗膜の層は防水機能が高く、塗替え時をピークに経年とともに防水の機能は低下していきます。そのまま放置していると美観が損なわれるだけでなく、塗膜の保護性能が無くなり建物内部に水が入り込むようになります。 

 

定期的な塗替えで新しい塗膜層をつくり、住まいを守りましょう。 

 

 

クリヤー塗装が適さない外壁

 

傷みや色あせなどの劣化が激しい外壁

クリヤー塗料には外壁の表面を保護する機能はありますが、傷みや色あせ、ひび割れなど劣化した外壁の上からクリヤー塗料で塗装した場合、劣化部分が透けて見えてしまうので不向きと言えます。 

 

 

クリヤー塗料が密着しづらい外壁材

光触媒・親水性・無機などでコーティングされている外壁にはクリヤー塗装は適していません。 

これらのコーティングはクリヤー塗料が密着しづらく、塗装後に剥がれが生じやすくなります。

 

まとめ

クリヤー塗装は、現在の屋根や外壁のデザイン性を保つことができるのが最大のメリットです。

外壁にきれいなツヤを持たせ、親水性やUVカット機能などによる保護力が高く、防水機能を高めたいという方にもおすすめです。 

 

まずは、クリヤー塗料がご自宅の外壁に適しているかを施工業者に診断してもらってください。製品によって機能性に違いがあるため、専門の知識を持った業者としっかり相談し、ご自宅に合った塗料を選択しましょう。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニングK

2021年9月16日

耐用年数ってなに?

『耐用年数』という言葉を聞いたことがありますか?

外壁塗装をする上で、耐用年数が大きく関わってきます。

今回は、外壁塗装にとって重要なポイントとなる耐用年数についてご紹介します。 

 

 

耐用年数を知ろう! 

 

耐用年数とは何?  

外壁塗装の耐用年数とは、塗装をしてから次の塗替えが必要になるまでの年数のことを言います。

使用する塗料にもよりますが、平均的な耐用年数は7年~10年と言われています。

この時期を目処に次回の塗替えの資金計画をすることも大切になります。  


 

塗料の耐用年数と特徴について 

 

塗料の性質とメリット&デメリット 

塗料には数種あり、使用する塗料によって性能や耐用年数が違います。

日々、強い紫外線や雨風などの外的要因にさらされている外壁の経年劣化は避けることができません。しかし、塗料の機能性を活かし劣化を防ぐことは可能です。 

 

シリコン塗料

メリット:耐水性や耐候性といった機能性の良さがありながらも、価格のお手頃さが魅力の塗料。耐用年数は10年と長く耐久性も良いため、長期的なトータルコストを抑えられる。塗膜に光沢があり、比較的長く艶を維持できる。  

 

×デメリット:メーカーによって水性や油性など種類が多種多様なので、性能の違いを判断しづらい。

  

アクリル塗料

メリット:艶があり、ハッキリした色が特徴。低価格で重ね塗りができるため、短いサイクルで様々な色に塗替えができる。  

 

×デメリット:汚れやすく、塗膜が固いためひび割れが生じやすい。耐久年数が5~6年と短く、頻繁に塗替えが必要。 

 

ウレタン塗料

メリット:樹脂が柔らかく密着性が高いため、あらゆる素地に多用される。光沢のある仕上がりが特徴。 耐用年数は7~10年程度。

 

×デメリット:耐用年数が他の塗料に比べて短く、防汚性や紫外線に弱い。 

  

フッ素

メリット:親水性や防水性に優れているため汚れにくく、艶があるので新築のような美観を維持できる。耐用年数も15~20年と長いため塗替えの回数が少なく、結果的にトータルコストが抑えられる。 

 

×デメリット:高品質のため価格も高くなる。トータルコストを見れば高くはないが、1回にかかる費用が高いため一般住宅にはまだあまり普及していない。

  

  

 

耐用年数で選ぶ?費用で選ぶ?

塗料の特徴や性質をほんの少しでも知識として知っているだけで、塗料選びが変わってきます。

1回目~2回目、2回目~3回目と次の外壁塗装まで少しでも期間をあけたい場合は、耐用年数の長い塗料をおすすめします。   

 

※ポイント 

費用にとらわれすぎないこと!

外壁塗装は基本的には7~10年が塗替えの時期と言われています。 

 

耐用年数の長い塗料を使用すると1回の工事費用は高くなりますが、長期間外装材を保護し、塗替えの頻度を減らすことができるのでトータルのメンテナンスコストは抑えられます。

 

これらを踏まえ、ご自身は何を重視するかをじっくり検討しましょう!

    

 

耐用年数を長く保つためのポイント 

①日頃のメンテナンス

外壁の清掃や手入れをせずに放置していると建物の劣化にも気付けず、大規模なリフォームを余儀なくされるということも考えられます。 台風や大雨の後の汚れ取りなど、セルフメンテナンスをすることで劣化を防ぐことに繋がります。

 

 

②条件に見合った塗料選び

使用する塗料によって違いはありますが、耐久性に優れた塗料を使用した場合は耐用年数も長くなります。 外壁塗装は経年劣化により家を保護する防水機能が低下し、外壁だけでなく建物の内部にまで影響を及ぼしてしまう可能性があります。 

 

外壁塗料の単価が多少高くても、塗り替えを行う回数を減らして人件費や足場代を削った方が、長期的に考えるとコストダウンになるケースが多くあります。

耐用年数ばかりにこだわり過ぎずに、意匠性・機能・光沢なども加味して総合的に判断することも大切です。

 

 

③信頼できる業者選び

どんなに高性能な塗料を使用しても、きちんとした施工が行われていないと塗料の性能を十分に発揮することができません。

その結果、本来の耐用年数を迎える前に塗替えが必要になることもあります。

外壁塗装やリフォーム費の安さだけにこだわらず、しっかりとした丁寧な工事を行ってくれる業者を探すことが重要です。

 

 

 

まとめ 

このように耐用年数は外壁塗装をする際の重要なポイントになります。

ただし、耐用年数はあくまで目安であり、建物の立地環境によっても変化します。定期的に家をチェックし、変化に気が付くことが一番大切です。 

 

『我が家はいつまでに塗替えをしたらいいの?』という方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

ご自宅に合った適切なタイミングを知りましょう!

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニングK

2021年9月13日

家の外壁を塗り壁に!

新しいデザインや機能性が高い外壁材が増えている中、昔ながらの塗り壁の魅力が見直されています。

塗り壁と聞くと和のイメージが強いかもしれませんが、洋風の塗り壁もあります。

今回は塗り壁の魅力についてご紹介します。 

  

 

 

そもそも塗り壁って何?? 

一般的に塗り壁の材質は漆喰と珪藻土が主流です。

 

漆喰とは

漆喰=石灰石といわれる岩石を原料とする壁材。 

昔から塗り壁と言えば漆喰というイメージが強く、1400年以上もの歴史を持つ日本の伝統的な壁材。城や蔵の外壁などにも多く重宝されています。 

 

  

 

珪藻土とは 

珪藻土=植物性のプランクトンの死骸が付積み重なってできた土のこと。

 

水分や酸素を通す穴が無数に開いている多孔質素材。湿気が多いときはその穴から湿気を吸収し、乾燥しているときは水分を吐き出すことができます。 

 

 

違いはあるの?

 

■漆喰は原材料の石灰自体が空気中の二酸化炭素によって固まる力を持っています。それに対し珪藻土は単体では固まらないため、固めるためのつなぎ(固着剤)を混ぜる必要があります。

 

■漆喰も珪藻土もどちらも湿度を調整する機能を兼ね備えていますが、珪藻土は『呼吸する壁』と言われるくらい湿気を吸う能力が優れています。

 

■漆喰はつるりとした質感で上品な光沢があるのに対し、珪藻土はざらざらとした質感で光を分散させ柔らかな印象を与えます。

  

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

塗り壁の魅力

漆喰や珪藻土の塗り壁って素朴な中にこだわりが感じられて素敵ですよね。

左官職人の手仕事による意匠性、耐久性や安全性など塗り壁にはたくさんの魅力があります。

左官職人のコテさばきや刷毛の使い方、塗装の仕上げ方次第で、独特な風合いを演出できるのが塗り壁の強みです。形に拘った家も塗り壁なら形状に合わせやすく、継ぎ目がない施工ができます。 

 

それぞれのメリットとデメリット 

漆喰のメリット・デメリット

◎メリット

 ・耐久性に優れている

 ・耐火性がある

 ・湿気を吸収し、防カビ性がある

 ・抗菌・消臭効果がある

 ・デザイン性が高い

 ・シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸収し、分解する性能がある

 

×デメリット

 ・乾燥するのに時間がかかる

 ・工事費用が高い

 ・防水性が低い

 ・傷がつきやすい 

   

 

珪藻土のメリット・デメリット

◎メリット

 ・調湿機能が高い

 ・消臭効果がある

 ・防火性がある

 ・防音性がある

 ・シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸収し、分解する性能がある

 

×デメリット

 ・剥がれやすい

 ・カビが生えやすい

 ・工事費用が高い 

 

 

適している住宅とは? 
漆喰 

城の外壁に使用されるほど耐久性が高いため、住宅の内外装として活躍します。陽当たりが悪く湿気が多い立地に建つ住宅の外壁や、室内でペットを飼っている部屋の内壁などにもおすすめです。 

 

 

珪藻土

衝撃に弱くひび割れが生じやすいため、家の内部に使用されることが多くあります。調湿性に優れ消臭効果も高いので、靴箱のニオイが気になる玄関の内壁などにも活躍します。近年では水分や湿気を吸収する機能を活かし、バスマットやコースターなどの生活用品としても注目されています。  

 

 

  

洋風の塗り壁

 

●ジョリパット仕上げ 

 

耐久性の高い塗料を使った塗り壁。塗料と砂を混ぜ合わせたものをモルタル外壁の上に吹き付けする工法。

モルタル塗装よりも厚みがあるため、耐久性に優れ、耐火性や防火性、耐候性も期待できます。

 

 

まとめ

塗り壁の最大の魅力は天然素材を使用した安全性、そして塗り壁が生み出す独特の風合いです。

色や模様の種類が豊富でデザインの自由度も高く、熟練された職人が手作業で仕上げる唯一無二の外壁になるでしょう。 

 

外壁リフォームの際は是非、塗り壁にされてみてはいかがでしょうか。


 

 

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニングK

2021年9月9日

実はすごく大事!ベランダの防水工事で雨漏り回避


外壁や屋根の塗装工事については、必要性を感じている方も多いですが、ベランダの防水工事の必要性を感じている方は、まだまだ少ないようです。

ベランダは、雨漏りの原因になりやすい箇所でもあり、定期的なメンテナンスは必要です。

今回は、ベランダの雨漏りを回避するための防水工事の必要性について、ご紹介します。




ベランダ防水とは?



ベランダは「FRP防水」や「ウレタン防水」などの防水処理によって雨水の侵入を防いでいます。FRPやウレタンなどの防水層を保護するためにトップコートと呼ばれる表面処理をしています。
防水層を保護するトップコートは劣化すると、剥がれひび割れを起こします。
そうすると、防水層は剥き出しになりトップコートを塗り替える必要があります。防水層を長持ちさせるためには、10年~15年の目安でトップコートの塗り替えが必要となります。

また、雨漏りの原因がベランダにある場合は、防水層に亀裂が生じているなど防水層の不具合や劣化が生じている可能性があります。
この場合は、既存の防水層を撤去して新たに防水層を形成する防水工事が必要になります。



ベランダの劣化症状


トップコートの色褪せ・剥がれ

トップコートのチョーキング現象(色褪せ)や、剥がれが発生した場合は、トップコートの塗り替え工事が必要です。この段階で行うと、施工費用が安く抑えられます。

防水層のひび

防水層のひび割れは、雨漏りを起こす可能性が高く早急に防水工事が必要です。防水層に不具合が生じて新規に防水工事を行った場合は、10万円〜15万円のメンテナンス費用が必要となります。


ベランダの劣化は、早く気づき対処すればトップコートの塗り替えで済み、費用も抑えることができます。


防水工事の種類


ベランダの防水は「FRP防水」「ウレタン防水」の2つの種類があります。

一般的な戸建て住宅のベランダは「FRP防水」という防水工法で施工されています。FRPの防水層に不具合がなければトップコートの塗り替えによるメンテナンスが一般的です。


FRP防水


FRPは強化ガラス繊維プラスチック(Fiver Reinforced Plastivs)の略称です。ガラス繊維で補強されたプラスチック複合材料です。
良く知るとこでは、強化ガラスプラスチック(FRP)はお風呂の浴槽などで使用されています。

FRP防水は戸建て住宅のベランダでは最も普及している防水工法です。
10年〜15年を目安にトップコートの塗り替えメンテナンスが必要です。



ウレタン防水


塗料状のウレタンゴムを刷毛やローラーで塗って防水層を形成する塗膜防水です。液体のウレタンゴムを流し込むことから、防水面の形状を気にすることなく、どんな場所にも施工できるのが特徴です。

柔らかい仕上がりになるために、傷つきやすいのが弱点です。
ウレタン防水もFRP防水同様に、トップコートによって防水層を保護しているため、10年〜15年を目安にトップコートの塗り替えメンテナンスが必要です。


まとめ


外壁や屋根のメンテナンスは気になる方でも、ベランダの防水についてはそれほど気に留めていない方が多いのは事実です。しかしベランダは雨漏りのリスクが高い箇所であり何のメンテナンスもせず放置していると、トップコートの劣化だけで留まらず防水層まで傷めてしまう事態となります。外壁や屋根のメンテナンスの際は、ベランダも一緒にメンテナンスを受けることを強くおススメします。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニングK

2021年9月6日

外壁の黒い汚れの正体は何??

家の外壁が黒く汚れているのを目にしたことはありませんか?

ご自宅の外壁が黒く汚れていたら真っ先にきれいにしたいものです。

ではその黒い汚れの正体は一体何なんでしょうか。 

 

まずはその原因を探り、今後の対策についてご紹介します。 

 

黒い汚れとは

黒い汚れの正体にはカビや苔があります。

では、カビと苔の違いは何でしょうか。

 

カビとは

カビは菌糸と呼ばれる糸状の細胞からなり、胞子によって増殖します。

カビの中には緑色のカビや黒カビ、赤カビなどがあります。

 

カビが発生する原因

湿気を好むため、梅雨や台風の季節などの湿気の多い時期や場所に発生しやすくなります。 

食べ物や衣装ケースの中の衣類、靴箱で眠っている靴など、生活空間でもカビが生じます。一定の湿度と温度があれば、あらゆるものに発生しどんどん増殖してしまいます。

人によってはアレルギーの原因になることもあり、人体にも悪影響を与えるため注意が必要です。 

   

 

 

 

  

カビが発生しやすい立地条件

 

・日当たりが悪い

北側の外壁や、隣の建物の陰になってしまっている外壁は直射日光があたりづらい。

 

・風通しが悪い

住宅が隣接していて、風の通り道がない。 

 

・付近に河川や湖などがある

水気のある場所は湿気が多く、梅雨時期など雨天が続くとカビが繁殖しやすくなる。

 

・林や森が近くにある 

樹木に囲まれ日当たりが悪かったり、草木によって湿気やすくなる。

 

  

カビが発生しやすい外壁

凹凸のある外壁 

 

凹凸のある外壁は平らな外壁に比べると乾燥しづらく、湿気を含んだ状態が長期間続くとカビが発生しやすい。

    

苔(コケ)とは

コケは、水分や胞子などの栄養分があるとどんどん増え続けます。

特に温度や雨などで湿度が上がる箇所は繁殖が早くなります。

コケが発生する理由はカビとよく似ていますが、コケは高圧洗浄によってきれいに除去できます。

ただし、間違った方法で行った結果、塗装が剥がれたり別の問題が発生することも考えられます。

 

  

 

 

 

 

まとめ

外壁が劣化すると防水機能が低下し、雨水などの水分を含みやすくなりカビや苔が発生します。経年劣化は外壁の繋ぎ目を塞ぐシーリングも劣化させてしまいます。

劣化した外壁が原因で雨漏りが発生した場合、住まいの内部にまでカビが発生してしまうケースもあるので注意が必要です。 

 

外壁にできた黒い汚れは、放置しても劣化を進行させる一方です。黒い汚れに気付いたら、お早めに専門業者に連絡しましょう。

 

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニングK

2021年9月2日

屋根・外壁塗装の見積書の疑問

 

屋根や外壁の色あせや劣化が気になり、塗替えを検討している際にまず初めに何をしますか? 

 

おそらくインターネットで塗装業者を検索される方が多いのではないでしょうか。インターネットで検索すると、外壁塗装の相場について書かれたページが多く出てきますが、金額に幅があったり曖昧な表現だったり、わかりにくい場合もありますよね。

このように、いざ検索をしても情報量が多すぎて混乱を招くこともあります。

 

外壁リフォームの第一歩が見積書の依頼です。流れやポイントを理解し、成功に繋げましょう! 

  

 

見積書について

 

見積書とは

見積書とは、受注側が取引内容にあたる金額、数量、工程、期間等を前もって発注側に提示するための文書です。

発注側は、見積書の内容を検討し発注するかどうかを判断します。 

  

 

 

  

 

  

 

 

 

 

見積書に関する疑問

 

Q1.見積は費用がかかるの? 

 

正直、気になるのは費用面ですよね。基本的に見積もりは無料で行います。

 

実際に見積書の金額を提示されて、予算オーバーしていたり、状況が変わって工事を依頼するのを見合わせることもあるかと思います。 

 

『断りづらくなるから、見積依頼を躊躇してしまう。』なんて声もありますが、気軽に見積もり依頼をしましょう。

 

 

  

Q2.見積書を依頼したら家に来るの?

 

見積書を作成するにあたり、事前に住宅の面積や状態を確認する必要があります。

 

内部のリフォームと違って、屋根や外壁は留守中でも見させていただくことは可能ですが、お客様のご要望や劣化状況を共有し、失敗しない外壁塗装にするためにも立ち合いは重要だと考えています。  

 

住宅の規模によっても変わりますが、通常の現場調査は1時間程度で終了します。お客様のご都合に合わせて日時を設定させていただきますので、お気軽にお申し付けください。

 

 

 

Q3.見積書提出までどのくらいの日数がかかるの?

 

見積書をお客様にお渡しできるまでにかかる期間(日数)は現地調査を行って以降、基本的には3日程度になります。

 

現地調査で測定した面積や状況とお客様のご要望などを踏まえ作成します。 

 

春や秋は気温や湿度が安定しているため工事の依頼も多く、1~2週間程要する場合もあります。 工事の時期に希望がある場合は、お早めに見積もり依頼をされることをおすすめします。

 

 

 

Q4.どうして見積書には有効期限があるの? 

 

施工業者は現場調査をした時の建物の状態で見積書を作成し、通常は有効期限が表記されています。

外壁は日々、紫外線や雨風にさらされているため、状態も変化します。 

 

仮に有効期限を設定せず何ヵ月も経過した場合、建物の劣化が進行していることも考えられます。

その場合は、改めて見積書を提出しなければいけなくなり、お客様にとっても費用と時間がかかり負担になります。

 

  

見積書を依頼する際のポイント

 

見積りを依頼するベストな時期

外壁に劣化のサインが見つかったら、それが一番のタイミングです。

外壁の色あせが気になってきたり、壁を触ると白い粉にようなものが手についたなどといった症状が出ていたらリフォームの時期と言えます。 

 

専門の業者に見てもらうことで、自分では見落としていた外壁の細かなひび割れや建物の防水性を保持するために継ぎ目に充填しているシーリング材の亀裂や剥離が見つかる場合があります。 

 

  

外壁以外にも同時にリフォームする  

外壁塗装には足場の仮設が必要です。

別々に工事を依頼するとそれぞれで足場代金がかかることになります。従って、足場が必要な工事はできるだけまとめて行うことがポイントです。 

 

屋根の劣化は自分ではなかなか確認しにくい場所ではありますが、日常的に強い紫外線や雨風を受けているため外壁同様に経年劣化は避けられません。  

足場を有効活用し、工事が必要な箇所は一緒にリフォームされることをおすすめします。

 

💡その他、トイレやお風呂などの水回りやカーポートやテラスなどの外構工事など、同時に見積もり依頼をすると値段の交渉もしやすくなる可能性があります。

  

 

まとめ

見積書は工事をする際の第一歩です。

どこを直すのにいくらかかるのか、予算内で何を優先して工事をするのかなど、見積りは家の状態を把握するためにも重要な役割です。

お気軽に見積もり依頼を行ってみましょう! 

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニングK

2021年8月30日

住宅の寿命を延ばす外壁塗装


大切な住宅を少しでも長持ちさせたいと、マイホームをお持ちの方なら考えられるでしょう。
住宅には寿命があり、暮らしを守っている住宅の外壁や屋根は日々劣化しています。その劣化のサインは様々で、目で見て確認できるほどになると修繕工事が必要になることも多いのです。少しでも早く劣化のサインに気づくことで、修繕費用を抑えられることはもちろん、大切なマイホームの劣化を食い止めることができます。
住宅の寿命を延ばすために外壁塗装は必要だとよく耳にしますが、なぜ外壁塗装をすることで住宅の寿命が延びるのでしょうか?
今回は、住宅の寿命を延ばす外壁塗装について詳しく見ていきましょう。



外壁塗装が必要な理由


定期的な検査が大切

住宅は目に見える症状がなくても外壁塗装をする必要があります。定期的な検査を行い、すでに傷んでしまっている部分や、今後痛むであろう部分を把握することで、予防メンテナンスが可能となります。定期的な検査により、大きな被害をもたらす前に食い止めることが出来るのです。

一般的に住宅は建て替えるまでの間に、2回〜3回塗り替えをした方がいいとされています。なぜなら、きちんとお手入れをすることによって、住宅を長持ちさせることができ、平均寿命以上に住宅を長持ちさせることも可能となるからです。



外壁塗装の役割


住宅は紫外線や雨風などの様々な問題から住人を守る役割を担っています。その反面、外壁や屋根は常に外気に晒されています。住宅は、こうした外気から守るために塗料、【塗膜】によって住宅を保護しているのです。

外壁塗装を行うことで塗膜を形成し、住宅表面のガードを強化することで、劣化を妨げ、水の侵入を防ぐことができます。

外壁塗装をすることで、住宅の寿命を延ばすことができるのです。

塗膜とは・・・塗料を塗って乾燥後に硬化した状態のこと


外壁塗装のタイミングで防水対策


外壁塗装は、住宅の外壁材には塗料を付着させているのが一般的です。その塗料の役割には外観をキレイに見せること【美観】や、断熱性能を発揮させる、外壁を汚れにくくするなど様々な効果があります。その中でも、防水対策は非常に重要なポイントとなります。

住宅で最も心配なのは雨漏りですが、その原因は屋根の劣化からくるものだけでなく、外壁の劣化によっても起こることがあります。外壁の劣化には、水は天敵であり深く関わっています。

外壁塗装により塗膜を形成して、住宅を防水加工することにより住宅を保護していますが、長い歳月、外気に晒され続けた塗膜は当然ながら劣化をします。劣化をしたままの塗膜では防水機能も低下しているため、水から住宅を保護することができなくなります。



防水機能が低下すると…


塗膜の劣化が進み、防水機能が低下すると様々なトラブルが起こる可能性が高くなります。


膨らみ・ヒビ


外壁材には水を吸い込む力があり、湿気を含むと膨張します。その逆に乾くと縮小してしまう性質があります。その膨縮の回数が重なると壁にヒビなどが起こるトラブルが発生してしまいます。そしてこのヒビは大きさによって侵入する水の量は変わりますが、実際に水が侵入することに変わりはありません。


カビ・シロアリ被害


塗膜が劣化し防水効果が低下すると、水を弾く力が減少し外壁に水が溜まってしまいます。そうなると断熱材や木材が湿気し、カビの発生・白蟻被害といった原因に繋がってしまいます。
カビが発生すると美観が崩れ、人体にまで影響を及ぼすことがあります。外壁に出来るカビには、アレルギー・喘息といった症状を発症させてしまうカビもあります。
また、白蟻は木材の表面を残しつつ、内部を食べ進めていく習性があります。その為、被害に遭っていると気づきにくく、耐震強度を施している住宅も弱く脆い住宅に知らない間になってしまっていることもあります。



まとめ


表面上は劣化の状態が見られなくても、経年とともに外壁の塗膜は劣化していて防水機能も低下しています。防水機能が低下してしまうと、外壁材、外壁材を通り越して内部にまで水が侵入してしまい、大きな被害を受けてしまう可能性が高くなります。このようなリスクを回避するためにも、外壁塗装メンテナンスは定期的に必要なことであり、怠ってしまってはいけません。新築、前回塗り替えから10年以上経過している住宅を所有している方は、早めの点検をおススメします。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニングK

2021年8月26日

簡単そうで奥深い屋根の漆喰補修


屋根の上の変化(劣化)には普段の生活では、なかなか気づかないものです。
少し離れたところから、自宅の屋根を見た時に「えっ!」ってびっくりされる方も多いようです。

漆喰は、広い屋根のほんの一部にしか使用されていないもので、業者に工事を依頼すると高いし、少しだけなら自分で何とか直せないかなと考える方も少なくないでしょう。ほんの一部分の補修であったとしても、漆喰は雨漏りを防いだり、瓦を繋ぎ合わせたりと重要な役割を持っているので、適切に行わなければ屋根全体に傷みが広がってしまいます。今回は簡単そうで奥深い漆喰の補修についてご紹介します。



自分(DIY)で漆喰の補修はできるのか?


漆喰は、粘土瓦(一般的に言うと日本瓦)の屋根に用いられます。具体的には、瓦と瓦の接着や、棟の下にある葺き土の固定や防水のために使われます。漆喰が傷んでくると、瓦がずれてきたり、雨漏りが始まったりと大きなダメージを受ける深刻な事態に発展する恐れがあります。こういった事態を防ぐために補修が必要となるのです。瓦と瓦の隙間を、漆喰で埋めるくらいなら自分で出来そうな気がすると思われるでしょうが、漆喰の補修(DIY)はオススメしません。


どうして漆喰の補修はDIYはダメなの?


DIY補修の失敗は事態を悪化させるから


漆喰補修が正しく補修されなかった場合、劣化の進行を加速させてしまう恐れがあるため、DIYはおススメしません。

漆喰の厚みでいうと、のし瓦よりもはみ出るほど厚いと、漆喰が雨水を吸い込んでしまい漆喰自体の劣化も早まります。漆喰の裏の葺き土まで水が回ってしまえば、防水のために漆喰を塗っている意味が無くなってしまいます。

また、漆喰の厚みが薄すぎるとすぐに剥がれてしまい、葺き土が直接雨水を吸い込み雨漏りにつながります。
漆喰の厚さの調整は、経験を積んだ職人でなければ非常に難しいのです。

漆喰の瓦を接着させる役割が発揮されないと、瓦や棟部分が落下してしまう可能性もあります。通行人に怪我を負わせてしまったら大変です。
DIYに失敗して事態を悪化させないためにも、屋根の専門業者に補修してもらいましょう。


屋根の上での作業は危険だから

一般住宅の2階建ての屋根の上は6m以上の高さがあります。さらに傾斜がある屋根は、足場が安定せずにとても危険です。歩きづらいうえに、元々の屋根の汚れと補修作業で出てくる砂や塵によって滑りやすくなるため、転倒、転落といった事故につながってしまうことがあります。
また、屋根材自体の劣化が重い場合には、屋根材が脆くなっているため屋根を突き抜けて落下してしまう危険もあります。


屋根の漆喰補修方法


漆喰の補修工事は、大きく分けて2種類あります。


①漆喰詰め直し工事

漆喰の劣化症状が比較的軽い場合に用いられる補修方法です。



・古い漆喰を除去する

※既存の漆喰を、葺き土が見えるまでキレイに剥がします。ポロポロと出てきた葺き土や漆喰のカスを残しておくと滑りやすく危険です。刷毛でキレイに取り除きます。

・下地を整える

※漆喰を塗り込む葺き土の面をコテなどで平らにしていきます。下地が整ったら、漆喰の密着度を上げるために葺き土をで湿らせます。


・新しく漆喰を塗り込む

※漆喰を、屋根に合わせた厚みで均一に塗り込みます。厚さを間違えると、雨漏りや漆喰の剥がれに繋がってしまうので、熟練の技が必要になります。





②棟瓦取り直し工事

劣化の度合いが重いと、葺き土を支える力が弱くなっており瓦が外れたり棟が歪んだりしてしまいます。このような場合は、棟瓦を剥がして取り直す工事になります。棟は、のし瓦冠瓦など複数種類の瓦が使用されていて、それらの瓦をまとめて棟瓦と呼びます。


・棟部分の解体

※棟部分の瓦を撤去すると葺き土がでてきます。葺き土は、粘土なので始めは固まっていますが、年月を経るとサラサラとした砂のようになってしまい、この状態の葺き土の劣化も瓦のずれに繋がります。既存のものは全て取り除きます。


・棟瓦を積む

※瓦を積むための土台作りをします。近年では、葺き土の代わりに漆喰を使用したり、漆喰と葺き土の両方を使用して土台作りをします。


・冠瓦の設置

※棟の最上部一番上(最上部)に載せる冠瓦を設置して工事完了です。





まとめ

屋根の漆喰の補修は、簡単そうに思いますが熟練した職人の技術を要します。また、屋根の上での作業となりますので、危険を伴います。自宅の屋根瓦のズレや漆喰がポロポロ崩れているのが目で確認できた場合は、自身で補修しようとせずに瓦屋根修理ができる地元の優良業者に相談しましょう。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニングK

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