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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2021年7月12日

軒がある家とない家 そのメリットとデメリット

少し前に建てられた戸建て住宅には、ほとんどの家に軒がありました。軒先で涼みながら、スイカを食べたり、庭で子供たちが花火をする姿を見たり…なんて場面を映画のワンシーンなどで見たことがあるでしょう。最近ではデザイン性を重視する住宅が増えたため、そもそも軒がない家が増えてきました。
軒とは、ただ夕涼みをするだけに必要だったものなのでしょうか?
今回は、軒があることで得ていたメリット、軒をなくして生じるデメリットについてご紹介します。

軒がある家の軒の持つ役割

軒とは・・・

軒とは屋根の端・延長部分です。外壁より外に突出しています。
軒にも部分名称があります。
軒先
雨樋が設置されている軒の先端
軒下
軒の下、雨が当たらない部分
軒天
突出している部分の下面

軒がある家のメリット

軒はただの屋根の延長ではありません。軒には住宅を守る機能が備わっています。

例えば
・雨の吹き込みを防いでくれる
・外壁を保護してくれる
・室外機が雨ざらしになることを防いでくれる
など、全体観からは目立つことはない部分ではありますが、しっかりとした役割を担っているのです。

同じような役割でケラバというのがあります。軒とは違う側面の屋根の延長、雨樋のついていない部分を指します。ケラバは破風板とも混同されがちですがケバラは部分のこと、破風板はケバラの先端についた部材のことをいいます。

雨漏りから住宅を守る

住宅において湿気や紫外線は劣化のスピードを早める天敵です。上の通り、軒はこれらの影響を和らげる役割を担っています。特に雨の吹込みを抑えるガード力は大きく、軒が雨をガードすることにより、外壁やサッシが直接的な強い雨のダメージを受けることを和らげています。普段何気なく軒下で過ごしていませんか? たまには軒を見上げて「よく頑張ってくれている」と褒めてあげるのもいいでしょう。

軒のない家のデメリット

軒のない家の最大のデメリットは雨漏りリスクが高まることです。軒は外壁を保護する役割があります。外壁面の劣化やトラブルは雨漏りに直結しやすく、雨漏りの原因としても多く挙げられる場所です。また、軒がなければ外壁や窓枠に直接雨水が吹き込みやすくなり、湿気を取り込み住宅劣化のスピードを早めてしまう可能性があります。

軒のない家は雨漏りからどう家を守る?

軒のない家が住宅を長持ちさせるためにはどうしたら良いのでしょう?

外壁タイルを採用する
外壁をタイル張りにすることをおすすめします。外壁タイルは高い防水性・耐久性を誇り、非常に丈夫です。軒のない住宅は外壁をタイル張りにすることで外壁からの雨漏りトラブルを軽減できます。

窓に庇をつける
庇は軒とよく混合されがちですが、庇は屋根の延長ではなく後付け可能な小屋根です。
特徴や形状、求められる機能は軒と変わりません。軒のない場合は庇を設置すると良いでしょう。

まとめ

軒の役割・機能をご紹介しました。軒がある家も軒がない家も、あなたが考え悩み手にした大切な我が家に変わりはありません。軒のない家は軒のある家より雨漏りのリスクを抱えることにはなりますが、少しでもリスクを軽減する工夫をすれば心配はいりません。プロの専門業者に相談して、より良いリスク回避を提案してもらいましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年7月8日

和風の外壁にするには?

和風の外壁とはどのようなイメージですか?

住宅自体の雰囲気はもちろん、和風の外壁にするためにはいくつかのポイントがあります。

 

和風の外壁にしたい方は是非チェックしてみてください。

 

 

 

 

和風住宅と洋風住宅との違い 

伝統的な和風住宅は構造に特徴があり、木造で柱と梁が住宅全体を支えています。洋風住宅は床・天井・壁を面で支えるというツーバイフォー工法になります。  

 

以前は昔ながらの茅葺きや瓦葺きの屋根が多く建っていましたが、近年の住宅ではあまり見かけなくなりました。   

和風住宅は日本の気候に合わせた材質を使用したり、昔の人々の知恵や工夫が住宅の様々な部分に活かされています。

  

 

和風の外壁とは  

和風の家の外壁には漆喰やモルタルが多く使用されています。

漆喰とは、石灰石と言われる岩石を原料とする壁材。 

1400年以上もの歴史を持つ日本の伝統的な壁材で、城や蔵の外壁にも多く重宝されています。

板張り、砂壁などを取り入れた外観デザインもあります。 

 

このように自然素材を使用するのが和風住宅の外壁の特徴であり、洋風住宅との違いです。 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

和風の外壁にするためのポイント 

 

■木材を活かす

木材は和風のテイストを演出するためにかかせないものです。

例えば、軒天や破風板、面格子、玄関まわりなど様々な箇所に木材が使用されています。 

 

外壁と木目の組み合わせは、より和風のイメージを印象付けます。 

 

 

ポイント!

木材を屋外で使用する場合は、雨水や湿気などから守るためにも木材専用の保護材を使用し、耐久性を高める必要があります。

 

 

■伝統色を使用する

日本には伝統色と呼ばれるものがあります。

伝統色はくすんだ柔らかい色が多く、落ち着いた中にも上品さが感じられ、和風の外壁を彩るには重要な役割を担います。 

 

和風建築と伝統色は相性が良く、和風の外壁におすすめです。

ポイント!

伝統色は彩度が低くいものが多く、馴染みが良いと言われています。

彩度が高くなれば、近隣の住宅から目立ちやすくなります。 

街の景観を壊さないよう、色選びにも注意しましょう。

   

 

 

まとめ

和風の外壁にするためには、雰囲気を損なわない配色にすることが重要です。

木材が持つ温もり感や木目の美しさ、日本の伝統色をうまく活用し、趣のある和風の外壁を表現しましょう。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年7月1日

塗料が乾くまで注意すること!

屋根・外壁塗装の契約が終わると、いよいよ工事が始まります。美しく生まれ変わる我が家にワクワクしますよね。 

 

しかし、工事が始まっても油断は禁物です!! 

塗料が乾燥するまでに注意することがあります。塗装工事を成功させるために把握しておきましょう。

  

塗料が乾燥するまで 

 

乾燥するまでやってはいけないこと

 

①屋外での作業を控える 

 

塗装中は家を囲むように養生シートを覆っていますが、乾燥中の家の周りで外作業をするのは要注意です。 

 

外壁に直接触れなければ特に問題は無いように思えますが、作業によっては土や草などが壁に付着してしまったり、洗剤を含んだ水分が飛散してしまう可能性があります。

 

外壁の塗膜が剥がれる原因になりかねません。完全に乾燥するまで屋外での作業を控えましょう。

  

 

 

②物を立てかけない 

 

完全に塗装が乾燥する前に、傘や自転車など物を立てかけたりすると塗料の一部が剥がれたり、跡が残ってしまう可能性があります。  

 

いつもの生活の癖で立てかけてしまうことの無いよう、意識して注意しましょう。

 

 

  

 

③むやみに触らない  

 

乾燥しているかどうかを確認したいと、必要以上に外壁を触ることはおすすめできません。

 

乾いていなかった場合には、手や爪の跡がついてしまうこともあります。塗装業者に乾燥していることを確認してもらってから触るようにしましょう。

 

小さい子供がいるお宅は、子供が触ってしまう可能性もありますので注意が必要です。

  

 

 

乾燥時間は塗料の種類や季節でも変化する

 

塗料の乾燥には溶剤の揮発や水分の蒸発が必要となるため、気温や湿度、天候に大きく左右されます。  

 

季節を選んで塗装しよう!

気温が高く、湿度が低ければ塗料は乾燥します。 

梅雨の時期は雨のせいでジメジメと湿気が高い日が続くので、乾燥にかかる時間も長くなってしまいます。 

 

短時間で塗料を乾燥させたい場合は、雨天が少なく気温が高い季節を選ぶと良いでしょう。春~秋にかけてが外壁塗装に最も適した時期と言えます。 

 

 

    

 

 

まとめ

塗料の乾燥には、様々な条件が必要であることがお分かりいただけたかと思います。

乾燥までの期間にも注意を払うことが、塗装を成功させることに繋がります。

塗装工事が始まる前に施工業者との打ち合わせをしっかりと行い、注意事項等の確認を行いましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月28日

外壁塗装『あと何回塗り替えますか?』

外壁リフォームと聞くと塗り替え(塗装工事)を想像する方も多いと思いますが、塗装工事以外にも外壁のリフォーム方法は存在します。  

 

まずはご自宅の状況やご予算に応じて、どのリフォーム方法を選ぶべきかをしっかりと計画してみましょう。 

 

 

  

外壁リフォームとは 

劣化や傷み、色あせなどの変化が目立ちやすい外壁には、『外壁塗装』『重ね塗り』『張り替え』の3つのリフォーム方法があります。 

 

まずは3つのリフォームとその特徴について見てみましょう。 

 

塗り替え

もっとも費用が安く、手軽に行えるのが外壁塗装(塗り替え)です。 

 

 【作業工程】

  ①足場の仮設

  ②高圧洗浄による汚れを除去 

  ③劣化している箇所の補修

  ④塗装工事(3回塗り)

 

◇重ね張り 

サイディングやモルタルの上から新しいタイルやサイディングなどを張る工法 

 

 【作業工程】

  ①足場の仮設

  ②外壁の汚れを高圧洗浄で落とす

  ③劣化した箇所の補修をする

  ④既存の外壁材の上に、新しい外壁材を張る

 

 

◇張り替え

既存の外壁と下地を取り除き、住宅を骨組みだけの状態にし、新たにサイディングやモルタルなどを張り付けていく工法 

 

 【作業工程】

  ①足場仮設

  ②既存の外壁を剥がす

  ③劣化した躯体などを補修する

  ④新しい外壁材を張る

 

  

 

それぞれのメリット

工法が違えば、費用はもちろん工期も変わります。

それぞれのメリットを知ることで、どの工法が適しているのかを判断することができます。

 

費用面

塗り替え工事が最も費用が安く、逆に高いのが張り替えです。

張り替えは既存の外壁を剥がす工程があるため、工事期間も長くなります。 

 

費用が高いと経済的な負担も大きいですが、その分耐用年数が長くトータルコストを抑えることができます。

   

  

  

  

デザイン性

塗り替えは単色塗りやツートンカラーなど好みの色に変えることができ、美観を取り戻すことができます。 

 

張り替えと重ね張りは材質も変えることができるので、大きくイメージチェンジをしたい方におすすめです。 

   

 

 

 

機能性

 

外壁材の張替えや重ね張りは、最新の機能性の高い外壁材に変えることができ、これまでの問題点を改善することが可能になります。

塗り替えは遮熱塗料などの機能性塗料を使用することで、機能性を向上することができます。

 

 

外壁リフォームを選ぶポイント

費用を抑えることだけに囚われず、今後の住生活をどのように送りたいかを重視し選択することをおすすめします。

例えば、数年後には手放す予定があるといった場合は、費用を抑えて塗り替えを選択することもひとつの方法です。 

 

外壁自体が劣化しているような場合は、塗替えを繰り返すよりも思い切って重ね張りや張替えを選択することで、家の寿命を延ばすことができます。改修の規模や希望の耐久年数を把握しておくことも重要です。

 

 

 

まとめ

住まいの外観リフォームは、劣化して暗い印象を与えていた住宅を美しくすることはもちろん、居住性を高めたり、住宅の寿命を延ばし資産価値を高める事にも繋がります。 

 

住まいの現況やこれからどのように住み続けたいかを考え、最適な方法を選択しましょう。

 

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月24日

住宅を守るために大切な基礎!その基礎を守るのは?

住宅をしっかり支えて守っているのが基礎ですが、その基礎を劣化から守っているのが塗装です。
皆さんは、塗装と聞くと屋根塗装や外壁塗装をイメージされるでしょう。屋根や外壁を支えているのが、基礎部分であり残念ながらその基礎部分も経年により少しずつ劣化をしてしまいます。その基礎の劣化を防ぎ守るのが塗装なのです。
今回は、住宅の基礎の役割、塗装の必要性についてご紹介します。


基礎とは・・・

住宅の基礎は3種類に分けられます。

ベタ基礎

近年の住宅のほとんどは、このベタ基礎を採用しています。

家が建つ予定の場所のほとんど全ての場所をコンクリートで覆い、面で支える基礎です。建物の底一面を、その分の面で支えますので、地震の揺れや不同沈下にも強いとされています。

住宅の被害の中でも多い「シロアリ」は、床下の土中から家の部分に這い上がり被害を及ぼします。しかし、ベタ基礎であれば家の床と基礎の部分が密着しているので、シロアリが入る隙間がありません。
また、湿気も溜まりにくいために、カビや腐食にも強い点も挙げられます。

布基礎

住宅の外周や間仕切り壁や柱が入る部分を中心に支えるのが布基礎です。

ベタ基礎が建物を面で支えるのに対して、布基礎では建物を点で支えることで、家の基礎としての役割を果たしています。
今はベタ基礎が主流ですが、地盤がしっかりしている土地、既に丁寧に地盤改良が行われている土地であれば、この布基礎でも問題はありません。

ベタ基礎は家が建つ部分のほとんどをコンクリートと鉄筋で覆ってしまいますので、資材の面ではコストが高くなります。布基礎は施工の手間はベタ基礎よりもかかりますが、資材を最小限に抑えることができます。コンクリートや鉄筋の量が少なく済むので、基礎そのものが軽量となるメリットがあります。

独立基礎

建物の主要部分以外に基礎が必要となる場合に使用するのが独立基礎です。

玄関ポーチを支えたり、デッキ部分を支える等、独立して支えが必要な部分に対して使用します。

基礎の役割

そもそも基礎はなぜ必要なのでしょうか。

住宅の建築における基礎とは、建物の1番下で支える土台を指します。
建物は非常に重いために、土や地面の上にそのままの状態で建てても、地面が耐えきれずに沈んでしまったり、地震の際に建物が傾いてしまう恐れがあります。

私たちが安心して生活するためにも、建物の下の部分に家の基礎という土台を作ることで沈下や転倒を防止しているのです。

また、地面の湿気から建物を守る役割も持っています。

基礎がないと住宅の重みを支えるものがなくなり、地面の揺れが直接外壁に伝わったり、外壁に加わる力をうまく逃がすことができずに、住宅の劣化を早めてしまう可能性があります。

住宅を長期間維持させるためには、基礎も十分に長く保たなくてはならないのです。

基礎を守るための塗装

住宅を守る役割がある大切な基礎ですが、その基礎を守るものは何でしょうか?
それは、ズバリ「塗装」です。

日本の住宅で主に基礎として使われているのは、コンクリートやセメント、モルタルです。以前はコンクリートよりも、木や石が基礎として使われていました。しかし、強度的などの問題から徐々にコンクリートやセメント、モルタルへとシフトして行きました。

コンクリートやセメントは素材自体に防水性はありません。吸水性が高い素材です。塗装をすることで吸水性を抑え、防水性を高めることができます。

塗装をすることで、基礎部分にも色が付き美観性を高めることもできます。

まとめ

外壁や屋根の塗装を検討の際は、住宅の基礎部分の劣化状況もしっかりと確認して、基礎の塗装も一緒に考えてみられてはいかがでしょうか。
住宅を守るために重要な役割を果たしている基礎です。長持ちさせるためにも塗装を検討してみてください。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月21日

ペンキと塗料は違うの??

外壁塗装に欠かせないのが塗料ですよね。

ペンキ=塗料と思われていることが多いのですが、実は別物なんです。 

 

今回は意外と知られていないペンキと塗料の違いについてご紹介します。 

 

 

ペンキとは

ペンキはオイルペイントや合成樹脂調合ペイントのことで、植物油などで稀釈します。 

 

オイルペイントは昔ながらのペンキで、油性調整ペイントや油性ペイントとも呼ばれています。ホームセンターでよく見かける一般的なペンキです。

 

  

 

塗料とは

塗料は「顔料」「樹脂」「添加剤」「溶剤」の4つの成分から構成されています。

 

顔料

顔料そのものが色を持つ粉末固体で、主に塗料の色彩などを形づくる成分。

顔料自体が私たちの目に塗膜として見えている。

大きく分類して、体質顔料・無機顔料・有機顔料の3種類がある。

  

①体質顔料

着色しないが、塗膜に厚みを持たせる。  

  

②無機顔料

天然の鉱石や金属の化学反応によって得られる酸化物などから作られる顔料。

無機成分なので耐候性が高いが、くすんだ色合いになる。 

 

③有機顔料

石油などから合成した顔料。

有機成分なので鮮やかな色合いが出せるが、耐候性が無機成分より若干劣る。

 

樹脂

塗料の主成分。 

樹脂は顔料を膜として密着させる働きを持ち、樹脂の種類によって耐候性・硬さ・汚染性などが決まる。

  

溶剤

樹脂を溶かすための希釈用として水やシンナーを用いる。

塗料を塗りやすくするため適正な粘土に調整したり、塗面の仕上がりをよくするために使用する。

 

 

添加剤

防藻、防カビ、低汚染、抗菌など塗料の機能を向上させる補助薬品。

塗装の目的とする機能や用途に応じて必要な添加剤を少量だけ混ぜ合わせる。

 

 

  

ペンキと塗料の違いについて

ペンキと塗料の違いは含まれている成分だけではありません。 

では、その他にどのような違いがあるのか見てみましょう。 

  

耐候性の違い

耐候性とは…屋外の環境での劣化に対する性能。

外壁塗装のように常に外の環境にさらされている場合、天候等による外的要因に対して劣化を抑えることができるかということ。  

 

ペンキは外壁を保護する耐候性が低いため、塗装を行ってもすぐに色あせや剥がれが生じやすくなります。そのため、塗料に比べ短いスパンで塗替えが必要になります。

従って、塗料の方が耐候性が優れており、外的環境の中でも劣化しにくいと言えます。  

 

 

  

 

  

 

 

乾燥時間の違い

ペンキは塗料に比べ、乾燥までに時間がかかります。 

外壁塗装は天候が作業に影響するため、乾燥に時間がかかってしまっては工期も長くなってしまいます。 

 

乾燥中に雨が降ってしまうと塗膜に雨が浸透し、塗り直しということにもなりかねません。

 

塗料を選ぶ際のポイント 

塗料は美観だけでなく保護や機能を付与するため、役割的にも違いがあります。

塗料に含まれる樹脂には、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの種類があり、中でもシリコン塗料は機能性や価格からみてもコストパフォーマンスが良く、人気の高い塗料です。 

 

塗料の種類を変えるだけで、外壁の耐用年数も大きく変わります。

塗膜の性能や特徴を左右するため、最適な塗料選択には、まずそれぞれの樹脂の特徴を把握しておく必要があります。 

  

 

まとめ

塗料とペンキの違いについてお解りいただけましたでしょうか。 

塗装するという意味では同じものですが、成分や性能が異なるため厳密にいうと別のものになります。 

 

外壁塗装では耐候性や耐用年数が求められるため、ペンキよりも塗料の方が適していると言えます。 

塗料の特徴をよく理解した上で、外壁塗装に適した塗料を選びましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月17日

適正な価格で外壁塗装を行うための基礎知識

外壁塗装を検討する時に複数の業者から見積りを取ることがありますが、各会社で価格が全然違って判断できないことはありませんか?各会社の見積り説明を受けても、提案された塗料メーカーや種類も違っていたり、そもそも同じ家を塗るための見積りが、塗料も価格もバラバラでは、どこの会社の見積りが適正なものなのかの判断も付きません。
外壁塗装の価格は使用する塗料や建物の状態によって変わってくる為、一概にいくらとは言えませんが、その価格の根拠を知れば業者から提案された価格が適正なのかを判断することはできます。
今回は、外壁塗装にかかる適正な見積り価格を判断できるポイントを紹介します。


外壁塗装の適正価格を知るために必要なこと

外壁塗装の価格は使用する塗料や建物の大きさ、劣化状態によって差がでてきます。また、業者によって設定している人件費や諸費用も異なる為、見積りの価格が違ってくるのです。


ポイント①外壁塗装の価格相場を知る

30坪40坪50坪60坪
アクリル塗料40~70万円50~80万円60~90万円70~100万円
ウレタン塗料50~80万円60~90万円70~100万円80~110万円
シリコン塗料60~90万円70~100万円80~110万円90~120万円
フッ素塗料70~110万円80~120万円90~130万円100~140万円
無機塗料80~130万円90~140万円100~150万円110~160万円
※価格は地域や業者・下地の補修の可否などによって変動いたします。

一般的な価格相場を知っていることで、業者から取った見積書の価格が相場価格からかけ離れた膨大な価格でないかどうかの判断をすることができます。悪徳業者に騙されないためには、必要な知識の一つです。



ポイント②メーカーの設計価格を知る!

見積書をよく見ると、使用する塗料メーカーと塗料名が記載されていませんか?また、そこには材料と工賃の区分の記載がされていますか?
塗料には1㎡施工した場合の材料代と工賃を合わせた基準価格となる、「設計価格」というものがメーカーから公表されています。
設計価格は各メーカーのWEBサイトなどで確認することができます。

この、設計価格より見積書に記載されている材工価格の㎡単価が高い場合は、業者が利益を多く設定しているという事になり、適正な見積価格とはいえません。

業者によって価格が違う理由

下請けの有無

外壁塗装の施工業者は、ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社、ホームセンター、塗装専門店など形態がさまざまです。

ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社が塗装を行う場合は、塗装業者が下請けで入ります。下請けが入ることにより元請けの利益分のマージンが価格に上乗せされます。
すべての会社がそうとは言い切れませんが、このような下請け構造があるため、ハウスメーカーや工務店に頼んだ場合は直接塗装専門店に頼むよりも価格が高めになる傾向があります。


◆ハウスメーカー・工務店・リフォーム会社

企業の安定性や定期的なメンテナンスサービスは安心できる。実際に塗装をするのは下請けの塗装会社となり、元請け利益分の中間マージンがかかる為、割高になる傾向。



◆塗装専門店

直接頼んだ場合は中間マージンが発生しないため他の形態の業者より割安になる傾向がある。塗装工事を行なう場合は価格・工事ともに一番お得。


使用する塗料の違い

業者によって扱っている塗料に違いがあります。塗料が変われば当然価格も変わってきます。塗料に含まれる樹脂の種類により耐用年数等にも違いがあり、最近ではコストパフォーマンスが高い、シリコン樹脂系の塗料が人気となっています。

まとめ

外壁塗装の検討をする際は、複数の業者に相見積りを取って価格を比較し、価格だけでは判断せずにしっかりとした工事をしてくれる業者を選ぶことが大切です。相場より安くても手抜きの施工をされては結果的に追加のコストが発生してしまいます。相場よりも多少高くてもしっかりとした施工を行ってくれる業者なら、結果的に建物が長持ちしてメンテナンスコストが安く上がるかもしれません。サービスの品質に見合った価格かどうかということを判断して信頼できる業者へ工事の依頼をしましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月14日

ネイビーの外壁の魅力

密かにネイビーの外壁が人気を得ているのはご存知でしょうか。

ネイビーと言えばファッションやインテリアなどにもよく使われていていますよね。 

 

今回は、ネイビーの外壁の魅力についてご紹介します。色選びに迷っている方は必見です!

 

 

 

ネイビーの外壁の魅力について 

 

ネイビーの印象とは 

 

・爽やか

・上品

・誠実

・穏やか

・知的

 

 

 

 

ネイビー外壁のメリット

◎安らぎを感じる効果

ブルー系の色には副交感神経を優位にし、心身を安定させたりリラックスさせる効果があります。

家に安らぎを求める方に、ネイビーはおすすめのカラーです。

  

 

◎万人受けする

英国王室の公式カラーでもあるロイヤルブルーは高貴なイメージもあり、ヨーロッパでも人気の色と言われています。

 

また、強い印象を与えてしまう暗めの色も、ネイビーなら落ち着いた雰囲気で嫌味がなく誰からも好かれます。

  

 

◎紫外線に強い

外壁は毎日強い紫外線を浴びているため、色あせや変色が生じやすくなります。

 

色を維持するためには、紫外線に強い色を選ぶ必要があります。ブルー系の色は紫外線を反射するので、比較的色あせが起こりにくくなります。 

 

   

 

ネイビー外壁のデメリット

 △色あせが目立ちやすい

色あせを起こした場合は壁の表面が白っぽくなるため、ネイビーの外壁には目立ちやすくなります。

 

△艶が出やすい

ネイビーは光の反射が目立ちやすく、艶が目立ってしまうことがあります。 

 

強い光沢感は派手な印象を与えてしまい、本来ネイビーが持つ上品で落ち着いたイメージを損ねてしまいます。 

 

 

濃い色から淡い色に塗替えはできるの?

『ネイビーの外壁にしたら次回の色には影響するの?約10年後の塗替え時にもっと濃い色にしなくてはいけないの?』という疑問が出てきます。

 

外壁塗装では3回塗りを行う

外壁塗装では「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本です。

下塗りは上塗りを定着させるための接着材で、上塗りをきれいに仕上げるための大切な工程です。

下塗りの際に既存の濃い色を消してしまいます。そうすることで、淡い色で中塗り・上塗りと2度塗り重ねても元の濃い色が透けることなく、淡い色でもきれいに発色することが可能になります。

まとめ 

色を決める際はメリットとデメリットをよく理解し、カラーシュミレーションや色見本で事前に確認を行うことが成功の鍵となります。 

 

ダークな色にしたいけど黒は重すぎるという方にはネイビーをおすすめします。 

落ち着いた雰囲気でおしゃれに大変身したいという方は、ぜひネイビーの外壁にしてみてはいかがでしょうか。


カテゴリ:外壁, 未分類

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月10日

梅雨の時期が来る前に家のセルフチェックをしましょう!


もうすぐ、じとじと雨が続く梅雨の時期がやってきます。降り続く雨の中、気分も落ち込みがちなところ、家の不具合まで重なってしまうと大変です。
今回は、雨が降る前に自分でできる、家の現状チェックについて、そのチェックポイントを見ていきましょう。


梅雨到来の前にチェックする場所

梅雨到来の前にできるだけ家の現状を把握しましょう。セルフチェックの際には写真やメモをとり、後にどの場所の写真やメモなのかがわかるように、簡単な間取り図や、立面図を書き記しておくとよいでしょう。

チェック① 外回り

【セルフチェックに必要なもの】
・カメラ(デジカメ、携帯)
・簡単な立面図
・シャープペン、ボールペン
・メジャー(スケール)
※日差しがキツイ場合は防止やサングラスなど…

基礎部分や外壁のひび

外壁や基礎の部分でひびがないかチェックしましょう。0.5mm以上(シャープペンの芯が入る程度)だと注意が必要です。
ひびの大きさをスケールではかり1mm以上あるものは、ひびを埋めるなど補修が必要です。

シーリングの隙間

外壁のサイディングの間の目地部分を埋めているシーリングが割れていたり、剥がれてしまっている場合は埋めるなどして補修が必要です。隙間から雨水が浸入し構造躯体の腐食につながります。

屋根瓦のズレや浮き

屋根の写真を撮るのは足場がないと危険です。2階の部屋の窓から下屋根の確認と、下から屋根がズレたり浮いたりている箇所がないかチェックしましょう。

雨樋の詰まり

梅雨だけに限りませんが雨樋が正常に機能しないと、屋根や外壁に常に水がかかり、屋根や外壁を傷めてしまいます。また、水が溜まることで、虫やシロアリの発生原因を作ってしまいます。
雨樋の状態や雨の日に雨樋が通常に機能しているかどうか確認しましょう。





チェック② 室内

屋根裏

天井裏へ上れる階段から上がってみましょう。屋根面(頭上)、天井面(足元)の両方をチェックしましょう。湿気が溜まりカビが繁殖していないか。また屋根面は雨漏りしているような疑いを持つような染みがないか。不安に思うような染みを発見した場合は専門家に診断を仰ぎましょう。

窓サッシまわり、天井

天井や、窓廻りの室内クロスに染みや浮きがあるかチェックしましょう。染みが年輪のようになっていたら複数回の不具合があったことを表します。日常生活の上で、上部を確認することは意外と少ないものです。天井などを見上げてチェックしましょう。

換気扇

梅雨時期は窓を開けるタイミングも少なく、換気ができなくて室内に湿気がこもりやすくなります。湿気はカビの原因にもなりますので、換気扇や除湿機などを上手に使い湿気がこもらないようにしましょう。換気扇や除湿機のフィルターのホコリやゴミ詰まりの清掃は済ませておきましょう。

まとめ

日頃から、家のセルフチェックを行っている家庭では梅雨の長雨を前に慌てることはありませんね。家のセルフチェックなんてしたことない、というご家庭はこの記事を参考に是非チェックしてみて下さい。
セルフチェックで不具合をみつけた場合は、自己判断せずにまずは専門家の診断を仰ぎましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月7日

外壁塗装 艶消し塗料でシックでお洒落な外観にしたいけれど・・・

せっかく外壁塗装するのだから、お家を高級感のあるシックな印象にしたいなぁ…とお考えの方には「艶消し塗料」を選択するという方法があります。
「艶消し塗料」とは文字通り、艶を抑えた塗料のことで塗装後のピカピカした艶感を抑えて落ち着いた印象に仕上げることができる塗料です。最近では和風住宅や、大人かっこいいモダン住宅などでよく採用されており、テーマに沿った落ち着いた雰囲気を造りだしています。
今回は、この「艶消し塗料」について詳しく見ていきましょう。


「艶消し塗料」とは?

艶消し塗料とは、どのような塗料のことを指すのでしょうか。また、通常の光沢ありの塗料と性能に違いはあるのでしょうか。

光沢率5パーセント以下の塗料

そもそも「艶消し塗料」とはどういったものを指すのでしょうか。

艶消し塗料は「艶なし」「フラット仕上げ」「マット仕上げ」とも呼ばれ光をあまり反射しない落ち着いた印象の塗料です。
艶の度合いについて公的に定められた基準があるわけではありません。

塗料業界では、外壁面に光を反射させて光沢度というものを測定しています。平らに塗装された面に60度の角度から光を当て、そのうちどれくらいの強さの光が正反対の方向に反射されるかを測定し光沢度を測るのです。
一般的に光沢度が70%以上の塗料が艶有りとされ、艶消し塗料の光沢度は5%以下となっています。
艶消し塗料は多くの場合、ポリエステルやアクリルなどの微粒子を艶消し剤として塗料に混ぜていて塗膜表面にミクロレベルの凹凸を作り出しています。その微細なざらつきが光を拡散させ、光沢度を低下させています。


艶有り塗料との違いは?

艶消し塗料は艶あり塗料とどこが違うのでしょうか。
艶あり塗料は塗りたてのピカピカ感が感じられる一方で、艶消し塗料は光沢のない落ち着いたマットな仕上がりになります。

艶ありの場合は新築同様のピカピカな仕上がりに、艶消しの場合はシックでモダンな落ち着いた仕上がりになっています。


艶消し塗料で塗る前に確認しておくこと

艶消し塗料で塗る前に以下の事を確認しておくと良いでしょう。

屋外で実際に塗る色の確認

実際に外壁の色を決める際には業者から色見本表を見せてもらったり、PC上でカラーシミュレーションをして見せてもらうことがあります。この時に注意するべきは、部屋の中と屋外での光の当たり方が全く違う点です。

落ち着いた色を選んでいざ塗り替えてみたら、想像していたよりも明るい色に仕上がってしまった、イメージと違う色に仕上がってしまった、そんな事態に陥りかねません。
外壁の模様に近い形状の下地に塗装して、屋外で様々な角度からチェックしましょう。凹凸のある下地のほうが乱反射で光沢を感じやすくなります。その点も考慮して色選びは慎重に行いましょう。


マイホームの立地条件を確認

マイホームが汚れやすい場所に立地している場合は汚れが目立つ艶消し塗料を使用するのかどうか慎重に判断をしなければなりません。

例えば大通りに面した外壁などでは、車の交通量は多くなります。排気ガスや雨が降った後の泥ハネなど注意を配る必要があるでしょう。
艶消し塗料にするかどうか迷った場合は、5分艶や3分艶などの艶調整塗料を選ぶと良いでしょう。光沢をほどよく抑えつつ、完全に艶を消した塗料を選ぶよりも汚れを和らげることができます。


まとめ

塗料選びは、一見簡単そうに思いますが一度塗ってしまうと、たとえ仕上りに納得していなくても約10年間は付き合っていかなければならないことを考えると、慎重に時間をかけて行うことが重要です。艶消し塗料はシックでお洒落な外観を創りだしますが汚れに対しての抵抗は低く、十分に検討した上で艶の度合いを決定することが大切です。色見本だけで判断せずに、実際に艶消し塗料を採用している展示場などを見て回ってみるのも参考になるでしょう。納得がいく仕上りを目指して塗料選びは、慎重に行うことをおススメします。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

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