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2023年1月16日
見積りで見るべきポイント
「外壁塗装の見積りをとったが、適正価格なのか分からない」「相見積もりをしたが、どの業者を選べば良いか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は見積りの抑えておくべきポイントをご紹介します。

相見積もり
まずは相見積もりをとりましょう。すでにお任せしたい業者が決まっている場合はとる必要はありませんが、業者によって使用する塗料、サービス、金額はバラバラです。
見積もりを取ることによって安心できる工事を行ってくれるか見極めることができます。3社ほど見積もりを取って業者選びの判断材料にしましょう。
見るべきポイント
何回塗りかチェックする
外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。3回塗りをしない場合は、塗料がうまく密着せず、塗膜が剥がれやすくなります。そうなると耐久性が落ちてしまい、壁の耐用年数も大幅に短くなってしまいます。
これでは塗装した意味がなくなってしまうので、事前に重ね塗りの回数は確認しておきましょう。
塗装面積が数値で書かれているか
「上塗り 一式〇〇円」ではなく「上塗り〇〇㎡ 単価〇〇円 計〇〇円」というような形で面積が詳細に記載されているか確認しましょう。後に「ここは工事に含まれていません」といったトラブルを避けるため事前に確認しておきましょう。
また「坪数」と書かれているのも注意が必要です。坪数は単なる床面積なので外壁の面積ではありません。
塗装箇所がすべて書いてあるか
外壁トラブルで最も多いのが「見積書にない項目を追加で請求された」というものです。契約金額は安かったのに施工中にどんどん工事が追加され、高額になってしまった、というケースもあります。
見積から見る業者選びのポイント

見積もりを作成する際に必要な建物の情報(素材や面積)を調べるため、現地調査を行います。
その際に目測で測っていたり、屋根を確認しなかったりと短時間で現地調査を終わらせる業者には要注意です。
正しい外壁面積を出さないと、塗料の塗布面積を算出することができません。
丁寧に現地調査を行っている業者を選ぶようにしましょう。
また、表記に関すること以外に、現地調査後にできた見積もりがきちんと劣化原因に基づいているかも確認しましょう。劣化症状と全く合わない塗料を提案されても塗膜が綺麗に密着せず、かえって耐用年数が短くなり、塗り替える意味がなくなってしまいます。
劣化症状を無視して自社おすすめ塗料を提案してくる業者には注意が必要です。
まとめ
見積書の抑えておくべきポイントとそこから見る業者の選び方についてご紹介しました。外壁塗装業界はトラブルが多い業界です。現地調査を丁寧に行っているか、見積書の不備がないか、表記は正しいか、などしっかりと確認して悪徳業者を見極めてご自身の身を守りましょう。
また、見積書以外でも業者と綿密な打ち合わせを行い、悔いの残らない工事を行いましょう。

カテゴリ:塗装工事
2023年1月12日
シリコン塗料について
外壁塗装に使用する塗料には多くの種類があります。その中でも一番人気が高いのがシリコン塗料です。様々な塗料がある中でどうしてシリコン塗料が選ばれるのでしょうか。今回はシリコン塗料についてご紹介していきたいと思います。

シリコン塗料とは
塗料は顔料・樹脂・添加剤・溶剤または水でできています。シリコン塗料はこの4つのうちの樹脂がシリコンでできている塗料です。樹脂には様々あり、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機などがあります。
樹脂によって塗料の性能は大きく変わります。シリコンは汚れにくく、紫外線に強いといった特徴があります。
メリット・デメリット
メリット
耐候性に優れている
シリコン塗料の塗膜は硬いため、汚れが付きにくく撥水性があります。雨や風に運ばれてくる汚れも付きにくく塗膜が長持ちします。
また、熱に強く、高温の太陽熱を受けても変化しづらいため、耐候性が優れています。耐用年数は10年程度になります。
バリエーション豊富
シリコン塗料は人気が高いため、各塗料メーカーでもラインナップが充実しています。性能やカラー、価格帯が幅広く、予算や好みの色などご自身に合ったものを選ぶことができます。
デメリット
ひび割れやすい
ウレタン塗料と比較すると塗膜が硬いため、ひび割れしやすくなります。地震などでひび割れした場合、追従できずシリコンの塗膜も一緒にひび割れてしまいます。
製品数が多いため迷うことも

メリットで商品のラインナップが多いことを挙げましたが、一方で多すぎると迷ってしまうというデメリットがあります。
たくさんの塗料から性能や価格帯の異なるものを検討するのが、大変に感じてしまう可能性があります。
シリコン塗料がおすすめの方
シリコン塗料は以下のような方におすすめです。
コスパ重視
シリコン塗料は価格と耐用年数のバランスが非常によい塗料です。「安い塗料を使うと耐用年数が短そうで不安…。でも予算の都合で高い塗料は選べない…」といった方におすすめです。
メンテナンスのスパンを長くしたい人
ほとんどの外壁は周期的にメンテナンスを行わなければいけません。安くて耐用年数の短い塗料だと、劣化が早く次の塗り替えの時期が早まります。アクリル塗料やウレタン塗料に比べるとシリコン塗料は塗替えのスパンを長くすることができます。
好きな色の外壁にしたい人
シリコン塗料は色の種類がたくさんあるので、自分好みのカラーを見つけることができます。

まとめ
シリコン塗料は性能と価格のバランスが良く、最も人気のある塗料です。一口にシリコン塗料と言っても製品によって性能やカラーは様々です。安価で耐候性がある塗料をお探しの方はぜひシリコン塗料をご検討してみてはいかがでしょうか。
少しでも塗装や塗料のことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:塗装工事
2023年1月5日
外壁塗装-足場が必要と言われたら-
家は、長い間住んでいると必ずメンテナンスの時期が訪れます。
それは雨漏りなどにより異常をきたした場合、または外壁の汚れが気になって塗り替えを検討した場合など、理由は様々です。
実際に見積書を依頼した際に、足場仮設や仮設工事といった表記があるかと思います。これが足場代の費用となります。
そもそも『足場って必要なの?はしごをかければいいんじゃない?』と思われる方も多いのではないでしょうか。
出費を抑えたいのは当然ですが、足場が必要なのには理由があります。
納得して塗替え工事を依頼できるよう、疑問を解決していきましょう。

足場とは
屋根や外壁の塗装工事をする際、住宅の周囲に足場を組立て、安全に施工できるようにするためのものです。
足場の緊結部分に日本古来のくさびの原理を採用しており、手すりや足場板の組み合わせ方によって、建物に合わせた足場を作ることが可能です。
足場が必要な理由
安全に施工するため
足場の設置は、高所で作業する作業者を墜落などの危険から守るためです。
万が一、自宅の工事中に墜落事故が発生してしまったらどうでしょう。家がきれいになることを楽しみにしていた気持ちも台無しになってしまいます。
作業員を守るためにも、気持ちよく工事を終わらせるためにも足場は必要です。
作業効率の向上
足場の仮説は大掛かりに思えてしまうかもしれませんが、高品質な塗装に仕上げるためにも必要と言えます。
高所での作業は足元も不安定です。長年従事した作業員でも、はしごに上って作業をすることは非常に危険です。

足場は作業員の足元を安定させるだけでなく、塗りムラや塗り残しを防ぐこともでき、作業効率の向上にも繋がります。
汚れ飛散防止のため
塗装工事をする際には必ず高圧洗浄という工程を行います。高圧洗浄を行うことで、屋根や外壁に付着した長年の汚れや劣化した塗膜などを洗い流します。そうすることにより、新しい塗料が密着しやすくなります。

高圧洗浄は水を高圧で噴射させ埃や汚れを取り除くため、汚れた水が周囲に飛び散ります。足場に沿って住宅を囲うように養生ネットを取り付けることで、高圧洗浄による水分や塗装中の塗料の飛散を防ぐことができます。
近隣のお宅とのトラブルを未然に防ぐためにも足場を設置し、飛散防止シートを貼ることが大切です。
挨拶回りは必須
足場の設置や解体時は、金属を打ち付ける『カンカン』という音や、足場材を地面に置いた時の『ガシャン』といった金属音が響きます。静かだった生活に普段聞き慣れていない金属音がしたら、強いストレスを感じてしまう可能性もあります。
事前に騒音がすること、作業時間や工期の予定など、近隣の方へ事前にお知らせしておくことでトラブルを未然に防ぐことができます。
挨拶回りは施工業者が行うケースが一般的ですが、ご近所さんとよく顔を合わす方はご自身で報告されるのもいいかと思います。
最低でも工事が始まる1週間前までには挨拶回りを済ませるようにしましょう。

足場設置をする際のポイント
足場は不可欠という理由はお分かりいただけたかと思いますが、足場の設置には平均で15〜25万円の費用がかかります。

工事中の生活の不便さも一度で済ませられ、足場代も一回で済み結果的に15~25万円の節約ができます。
従って、足場が必要な外壁塗装や屋根塗装はまとめて行うことをお勧めします。
まとめ
足場は作業員の安全性や作業性を高め、それが最終的に外壁・屋根塗装の品質に影響するため、絶対に必要です。
足場の設置時には近隣への配慮が重要になります。足場が必要な工事はなるべくまとめて行うよう、計画的に工事依頼をしましょう。
工事に関するご不明点や気になることは、お気軽にお問合せください。
2022年12月19日
ブラウンの外壁
最近ブラウンの外壁の住宅をよく見かけます。オシャレで上品に見えるため人気の色です。実はブラウンカラーを選択することによりメリットもあります。今回はブラウンの外壁のメリットやおすすめのカラーや組み合わせをご紹介していきます。

ブラウンの風水
木や土の色を現わしているブラウンは大地の色、ということで土台を支える、安定といった意味があります。また、土は植物を育てるということから、家業や事業の発展、こどもの健やかな成長にも通じます。緊張をほぐし温もりを与えるといった効果もあります。
メリット
ブラウンの外壁には様々なメリットがあります。
汚れが目立たない
ブラウンは汚れが目立ちにくい色なので、長く美観を保つことができます。住宅の外壁は雨風や紫外線、排気ガスにより汚れが発生しています。
特に白の外壁は汚れが目立ってしまいます。汚れを避けることはほぼ不可能ですが、目立たないようにすることは可能です。
周りの景観との調和

ブラウンは土や木を連想させるアースカラーです。落ち着いていて自然に合うカラーなので周囲の家とも調和しやすい色になります。
日本の住宅は白や黒、ベージュが主で、現職を選んでしまうと目立って周囲から浮いてしまい、施工後に後悔することも少なからずあります。
そこでブラウンを選択すると周りの環境に馴染むことができます。
ブラウンと相性の良いカラー
ブラウン×ベージュ
柔らかい色味のベージュと落ち着きのあるブラウンを組み合わせると、かわいらしく優しい印象になります。アースカラーで同色系なので相性が良く、どちらも主張しすぎない色で、配色もしやすいため人気の組み合わせです。
ブラウン×白
ホワイトと濃いブラウンも相性が良く、1階部分にホワイト、2階部分にブラウンを持ってくると視差効果で家を大きく見せることができます。逆の配色にすると重厚感が出て、存在感を演出することができます。
ブラウン×黒
黒はどの色と組み合わせてもシンプルかつスタイリッシュな印象になるため、ブラウンと組み合わせると落ち着いた上品さを演出することができます。

まとめ
外壁をブラウンにすると、温かい、柔らかい、落ち着きがあるというような印象いなります。ご自宅を暖かい雰囲気にしたい方には特におすすめのカラーです。
また、一口にブラウンと言っても、こげ茶のような濃い色からベージュのよう名薄い色味のブラウンまであります。どのようなブラウンを選択するかによって、家の印象もガラッと変わります。
イメージ通りのブラウンにするためにはカラーサンプルをよく見比べたり、カラーシミュレーションをしてもらいましょう。不安なことがあれば塗装業者に相談することをおすすめします。
2022年12月15日
外壁が変色する理由
『外壁の色が変わった!?』と感じたことはありませんか?
もちろん数日で急に色が変わるということはありません。ふと気が付くと、新築した時、または塗り替えしてから、『何だか色が変わった気がするなあ』と感じたことはありませんか?
では、外壁が変色する原因はどこにあるのでしょう。

変色とは
変色とは…色が変わること。また色を変えること。
なぜ変色が起こるのでしょうか。
外壁の変色には、紫外線に晒されることによる塗料の劣化が主な原因となる退色(色褪せ)や、雨だれや苔による汚れで変色することもあります。
変色しやすい場所
日当たりのいい部分

強い紫外線を浴びているため色褪せしやすい。
色あせとは…色が薄くなる。色があせる。光沢がなくなることを表します。
日があまり当たらない部分
風通しが悪く、湿気が多くなりカビや苔が発生しやすい。
長年にわたり同じ環境下にあるため、段々と汚れが蓄積され目立つようになります。
変色させないためにできること
色選び
一度塗ると次の塗り替えまで約10年間同じ色で過ごすことになります。好みだけで選ぶと失敗に繋がりかねません。慎重に色選びを行いましょう!

■色あせしやすい色
赤のような原色は、経年劣化により退色(色あせ)しやすい色だと言われています。
外壁に使用することは少ない色ではありますが、アクセントカラーで使用する際は気を付けましょう。

■汚れが目立ちやすい色
白色の外壁は、砂埃の薄茶色の汚れや、カビ・苔の緑がかった汚れが目立ちやすくなります。
清潔感のある白色の外壁にしたいという方は、ベージュ系にされるのもお勧めです。
対処法について
建物の立地条件によって陽当たりの良い南側は、より紫外線の影響を受けやすくなります。
色あせが更に劣化すると、チョーキングが発生します。チョーキングは防水機能が低下している証拠です。建物の内部にまで雨水が浸透してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
外壁の塗替え
外壁の色あせは塗料の劣化が原因で起こるため、基本的には塗り替えしか対処方法はありません。一度色あせてしまった建物は塗装することで元の美しい姿を取り戻します。

塗料選び
フッ素塗料のように防水性が高く、耐久性に優れている塗料を使用した場合、耐用年数も長くなります。
塗替えの頻度が減ることで次の工事までの期間にも余裕ができ、資金計画をしっかり立てることができます。
まとめ
立地条件によっても異なりますが、経年劣化による変色はいずれ発生します。
退色しにくい色や耐用年数が長い塗料を選択することが、外壁をきれいに保つための秘訣ともいえます。
プラニング・Kでは様々な塗料を取り扱いしております。塗料に詳しいスタッフがご希望に合わせた塗料のご提案をさせていただきます。色や種類についてお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
2022年12月1日
失敗しない雨樋の色選び
突然ですが、我が家の雨樋の色は何色ですか??
家にとって大切な役割を担う雨樋ですが、雨樋って何色がベストなの?と思いますよね。
これから外壁塗装をされるご予定の方、必見です!
雨樋の色選びを失敗しないためのポイントをご紹介します。
雨樋とは
雨樋とは、屋根やベランダ、屋上に溜まった雨水を集めて外に流すためのもの。
建築物では主に雨水を排水口に誘導する筒状の建材のことを指します。
以前は鉄製や木製のものもありましたが、現在はプラスチック(塩ビ)製が主流になっています。丸い形状のものが一般的ではありますが、近年は四角い形状のものもあります。
💡ちょっと豆知識


「鎖樋(くさりとい)」は屋根の下に取り付けられた軒樋と呼ばれる樋から地面に向かって雨水を導く竪樋の一種。
かたちはリングや花びらのような特徴的な形の樋をいくつも連結して鎖状になったもので、これに雨水を伝わせて流す竪樋として使います。
通常の縦樋は筒状になっており、その中を雨水が流れる仕組みですが、鎖樋は雨水が鎖を伝うように排出されるのを目で見て楽しむ、日本で発祥した建材です。四季のある日本では情緒を表現する建材として、古くから社寺仏閣や和風建築に利用されています。
雨樋の役割
雨樋は建物の端や軒下に設置する為あまり目立ちませんが、雨の多い日本においては大変重要な建材です。
雨樋がないと、軒先や軒裏、外壁をつたって落ちる雨水が多くなるため、雨漏りの原因になります。雨樋に雨水を集めて排水口に流すことにより、雨漏り防止に役立っています。
雨樋の仕組み

雨樋は色々な種類の樋が連結されており、屋根から流れてくる雨を受け止める筒を半分にしたようなものを軒樋(のきとい)と言います。
その雨水を地面に向かって垂直に流す筒を竪樋(たてとい)といいます。
雨樋の塗装の必要性

before
長年、強い紫外線や雨水に晒されているため、汚れや色あせやが生じています。

after
艶が出て、本来の塗膜の防水機能を取り戻します。
雨樋の色について
雨樋の色で多く使用されているのは、白・黒・グレー・茶系の4色です。
他の色があまり使用されない理由として、目立たせるためのものではなく、家の外観に馴染ませることがポイントになるからです。
では、我が家はどの色を選べばいいのでしょうか。
色選びのポイント
ポイント① 外壁と同じ色にする
外壁の色に合わせることで雨樋が目立ちにくくなり、家全体に馴染みます。
外壁の色を目立たせたい方にお勧めです。
ポイント② サッシの色に合わせる
外壁と違う色でも、サッシの色と合わせることで全体の統一感を出すことができます。
サッシの色をアクセントカラーにしている方にお勧めです。
プラニング・Kの施工事例

■外壁に合わせた色(高松市A様邸)
外壁の色に合わせているので、落ち着いた上品な印象を与えます。

■サッシに合わせた色(高松市F様邸)
屋根とサッシの色に合わせることで、統一感がありながらすっきりとしたメリハリのある印象になります。

■白で統一(木田郡N様邸)
軒下やサッシ共に白で統一することで、外壁のクリーム色と調和され、明るい印象を与えます。

■屋根に合わせた色(高松市K様邸)
屋根の色に合わせることで、屋根から雨樋にかけて色の繋がりがよく、重厚感のある印象になります。
まとめ
今回は雨樋の色についてご紹介しましたが、エアコンカバーも外壁に沿って取り付けられています。それぞれ目立たせることを目的としていないため、別の色にするということはお勧めしません。
家を守るために重要な役割を担っていますので、外壁の塗り替えの際には必ず塗装をしてもらうようにしましょう。
プラニング・Kでは経験豊富なスタッフが色選びについてのご相談も対応しております。ぜひ、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:塗装工事
2022年11月28日
下塗の重要性
塗装について調べたり、見積もりをもらった時に「下塗り」というワードを目にすると思います。下塗は外壁塗装にとって必要な工程です。塗装を検討中の方は本当に必要なの?と疑問に思うかもしれませんが、下塗りを行わなければ不具合が発生するリスクが増し、塗装工事がダメになってしまう場合もあります。
今回は下塗りの重要性についてご紹介していきたいと思います。

下塗りとは
外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの計3回塗装を行います。下地処理や高圧洗浄をした後、初めて外壁に塗料を塗ります。最初に行うのが下塗りです。下塗りは上塗り塗料と密着させることを目的としています。
役割
外壁と上塗り塗料を密着させる
前述したように、上塗り塗料には接着力がほとんどないため、そのまま外壁に塗ってしまうと剥がれてしまいます。下塗り塗料は外壁と上塗り塗料を密着させる、接着剤のような役割をしています。
塗料の吸い込みを防ぐ
下塗り塗料は、傷んだ外壁に上塗り塗料が吸い込まれるのを防ぐ役割をしています。ひびや割れなどがある外壁はスポンジのように塗料を吸い込んでしまい、塗料を塗った意味がなくなってしまいます。下塗りをしっかりしておくと、ムラがなく綺麗に仕上げることができます。
塗装の機能を向上
下塗り塗料にも様々な機能性を持つものがあります。防カビ、防錆、遮熱機能など環境に合わせた下塗り塗料を選ぶことで塗装の耐久性を底上げすることができます。
下塗りをしないと…
下塗りをせずに中塗り、上塗りを行ってしまうと色や艶を綺麗に出すことができず、ムラができ、見栄えが悪くなります。また、外壁との密着が弱いため、工事後早い段階で塗膜が剥がれたり、塗膜にひびが入ってしまいます。

下塗り塗料の種類
シーラー
シーラーとは接着する、覆い隠すといった英語”Seal”からきています。その名の通り、密着効果を高めるだけでなく、傷んだ下地材から塗料の吸収を防ぐ役割をする下塗り剤の傷みが激しい場合はシーラーを2回塗るなどすると、上塗り剤と確実に密着させることができます。
プライマー
シーラーとプライマーの違いは明確に決められてはいませんが、塗料メーカーによってはシーラーと同義で使用される場合があります。しかし、プライマーとして販売されている塗料の中には錆止め効果を持つものがあり、金属下地にはプライマーを使用することが一般的となっています。
フィラー
シーラーやプライマーはさらさらした液体の塗料ですが、フィラーはドロドロした材質の塗料になります。基本的に凹凸のある下地に用いられることが多く、表面の凹凸を滑らかにしたり、ひびが浮き出てこないように覆う役割があります。
まとめ
下塗りの重要性についてお分かりいただけたでしょうか。外壁の耐久性を保つためには下塗りが必要不可欠です。お家の下地材や劣化状況に合った下塗り剤を選定してもらい、下地処理や高圧洗浄を十分したうえでしっかりと下塗り塗装を行ってもらいましょう。

カテゴリ:塗装工事
2022年11月24日
冬でも外壁塗装は可能??
今年も残すところあと1カ月となりました。
皆さんは新年を迎える前に何を準備されますか?
家の中の大掃除をしたり、車をきれいに洗車したりと色々と準備をされる方も多いのではないでしょうか。
家の外壁は汚れていませんか?気にはなっているけど、塗り替えのタイミングがわからないという方もいらっしゃるかと思います。
今回は、『そもそも寒い冬でも塗装工事は可能なの?』という疑問についてご説明します。

そもそも冬に塗装工事はできる?
冬に塗装工事をするメリットとデメリット
◎メリット
■冬は乾燥しているため塗料の乾きが早い
冬は気温が低いので塗料の乾きが悪く感じますが、気温が低い・日射量が少ないという点を除けば空気が乾燥しているため、塗料の硬化には適していると言えます。
■天候が安定しやすい
夏は台風や突然のスコールなどで天候が崩れやすいのに比べ、冬は雨が少なく比較的安定しています。

×デメリット
■日照時間が短い
日照時間が短いため、1日の作業時間が短くなります。
作業時間が短くなると、その分工事の進みが遅くなり通常より工期が延びてしまう可能性があります。
■真冬日は工事ができない
晴れていても気温が5℃以下の真冬日は、塗装工事ができません。
寒い日が続いた場合、予定通りに工事が進まず完工日が長引いてしまうことがあります。
■エアコンが使用できない可能性
エアコンの室外機が一時的に外されたり、カバーがかけられたりする場合があります。その際はエアコンが使用できない可能性があります。事前に施工業者に確認することをお勧めします。
冬に外壁塗装をする際の注意点
その① 工事のスケジュールは余裕を持って
屋根や外壁塗装は外部の工事なので、気温や天候に左右されます。
雨天や雪の場合はもちろん、湿度が85%より高い場合も工事を行えません。
良好な天候が続けば工事もスケジュール通りに進みますが、契約時に数週間~数カ月先の天候を予測するのは不可能です。
従って、『どうしても○月○日までに工事を終わらせたい』という場合は事前に施工業者に伝え、余裕をもって工事のスケジュールを組んでもらいましょう。

万が一、天候によって工期が延長になった場合に、追加料金が発生するということがないよう契約前にしっかりと確認することをおすすめします。
その② 希望の業者に依頼しやすい!?
年の瀬はゆっくりと過ごしたいと思われる方が多いため、塗装工事を依頼する方も比較的少なくなります。
そのため、お願いしたい施工業者に希望の時期で工事の依頼をすることができる可能性が高くなります。
塗装工事を成功させるためにより良い選択をしましょう!

まとめ
屋根・外壁塗装は、気温5℃以上で湿度が85%以下の条件を満たしていれば、真冬でも工事を行うことができます。
香川県は晴れの日が多く、全国的に見ても雪が少ない温暖な地域なので、雪が多い地域では難しい真冬の工事も安心して行えます。
来年は美しく生まれ変わった我が家で過ごしたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
2022年11月17日
外壁塗装の刷毛
外壁塗装は刷毛やローラー、吹付での塗装を行います。この中で最も長持ちする塗装方法や家に合った最適の塗装はどれなのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。
最近はローラー塗装が主流ですが、すべての塗装箇所をローラーで行うわけではありません。今回はローラーや刷毛などの塗装方法についてご紹介していきたいと思います。

ローラー

ローラー塗装は近年主流になっています。毛やスポンジ状のローラーに塗料を馴染ませ、広い面積をスピーディーに塗装することができます。
また、塗料の飛散を抑えることができるので近隣との距離が近い場合も難なく塗装できます。
【メリット】
・広範囲を早く塗装できる
・道具が扱いやすい
・塗料が飛散しにくい
【デメリット】
・細かい部分の塗装には向いていない
・塗装する場所や素材によっては様々な種類のローラーが必要
・ある程度の技術がないと厚さが均一にならない
吹き付け
ローラーによる塗装が主流になる一昔前は、スプレーガンによる吹き付け塗装が主流でした。スプレーガンを使用するとローラーよりも早く塗装することができ、外壁に様々な模様をつけることができます。しかし、吹付塗装の2割程度は周りに飛散してしまい、無駄になってしまうというデメリットがあります。
【メリット】
・広範囲をローラーよりも早く塗装することができる
・外壁に様々な模様をつけることができる
【デメリット】
・塗料の20%は飛散してしまう(臭いも飛散する)
・スプレーガンの騒音が大きい
・塗装するのにある程度の技術が必要
刷毛

刷毛で塗装しようとするとローラーや吹付の数倍時間がかかるので広い範囲の塗装は向いていません。
細かい部分や狭い箇所の塗装、塗膜に生じた細かな傷など、一部分のみを補修塗するのには最適です。ローラーや吹付で塗りづらい箇所を刷毛で塗装します。
【メリット】
・細かい箇所や狭い箇所の塗装に適している
・タッチアップ(塗膜に生じた細かな傷など、一部分のみを補修塗する)
などの部分的な補修に適している
【デメリット】
・広範囲の塗装には適していない
・ムラができやすく、きれいに塗るには技術が必要
・塗装面に刷毛の毛が混入しやすい
外壁に合った塗装方法
どの塗装方法で塗装を行っても耐久性が変わることはありません。家の形や素材、立地条件、お客様がどのような模様や色を希望するかによって適切な塗装方法を選ぶ必要があります。
また、塗料には塗布量が定められています。施行する外壁に適切な量が塗られていなければ塗料の性能は発揮できません。塗料を薄めたり、塗り回数を少なくしたり、逆に厚く塗りすぎてしまっても外壁に不具合が出てしまいます。そのため、業者選びも大切になります。
まとめ
ローラー・吹き付け・刷毛それぞれの塗装方法に性能の優劣はありません。きちんとした業者であればどの方法で塗装をしてもムラなく綺麗に仕上がります。
また、既存の外壁に合わせて適切な塗装方法を選び、しっかり施工を行ってくれる業者選びをすることも大切です。
カテゴリ:塗装工事
2022年11月14日
3回塗りの理由とは
外壁塗装はペンキを塗って見た目をきれいにするだけだと思ってはいませんか??
実は外壁塗装には様々な工程があり、その全てがより耐久性の高い外壁にするために必要な施工です。その中でも主となるのが3回塗りです。
そもそもなぜ3回塗る必要があるのか。今回はその理由についてご紹介します。

3回塗りとは
3回塗りの役割
外壁塗装は塗料を3回塗りが基本となります。
1回目を下塗り、2回目を中塗り、3回目を上塗りといいます。
それぞれの工程には役割があります。

3回塗りの目的
塗料の密着性を高める
重ねて塗ることで発色をよくする
滑らかで美しい外壁をつくる
塗膜に適正な厚みを持たせる
下塗りとは
下塗りは上塗り用の塗料がしっかりと壁面に定着するよう、壁面そのものの強度をあげるために下地強化剤で下塗りをします。

下塗りの色は白やクリーム色となりますので、選んだ色と違うと思うかもしれませんが、これは下塗り作業が始まったと思って下さい。
サイディングの外壁の場合は、太陽熱により膨れる可能性があるのでボードの奥まで浸み込んでいく浸透性の下地強化剤を使います。
モルタル壁の場合は、細かなヒビを埋めたり上塗り用の塗料の吸い込みを防いでくれる厚膜の下地強化剤を使います。
下塗り塗料の種類
下塗りは密着性を高めるために必要な下塗り剤です。上塗りを長持ちさせ仕上りをキレイにするために、とても重要なものです。
プライマー
上塗りと密着効果を高める接着プライマー・鉄部など用のサビプライマーなど機能に応じた種類があります。
シーラー
下地の吸い込み防止・生地止め・あく止めの役目を持ちます。ほぼプライマーと同じ目的の下地調整剤です。
フィラー
下地の凹凸や、ひび割れなどの補修をする場合に使用します。
微弾性フィラー
水性で環境にやさしく、ひび割れも補修できます。
中塗りとは
中塗りは打合せで選んだ色の塗料を塗ります。
防水機能を長く保持するため、塗膜の厚みを確認しながら行います。

上塗りとは
上塗りは中塗り同様、最終の外壁の色となる塗料を使用します。中塗りの際の塗りムラや塗り残しを防ぎ、3回塗りによって耐久性の高い塗膜に仕上げます。
外壁の見た目と機能の保持を左右する重要な作業です。上塗りを丁寧にすることで、紫外線や酸性雨の影響を最小限に抑えると、汚れもつきにくくなり長期に渡り美しい家を保てます。
まとめ
下塗りは上塗りを長持ちさせ、仕上がりをきれいにするためにとても重要なものです。外壁の種類にかかわらず、下塗りは絶対に省けない工程の一つです。
外壁の美観や耐久性を左右する重要な工程となりますので、3回塗りは塗装の鉄則です。時間をかけて塗装をすることが大切な家を守ることに繋がります。
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