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2025年12月4日

風が強い地域で外壁が早く傷むのはなぜ?

外壁は家を守るための大切な部分ですが、地域によって傷みやすさには大きな差があります。

特に「風が強い地域」では、外壁が他の地域より早く劣化する傾向があります。今回はその理由と、長く外壁を守るための対策を詳しく解説します。

強風がもたらす外壁劣化のメカニズム

①風圧という目に見えないストレスがかかる

強風が吹く地域では、外壁に常に大きな風圧がかかります。

この風圧は外壁材そのものを押したり引いたりする力となり、微細なひび割れを生みやすくします。

特に外壁の継ぎ目部分や窓枠まわりなどの弱い部分には負荷が集中し、雨水が入り込むきっかけにもなります。

②砂やホコリが研磨材として外壁を削る

強い風は、地面の砂・ほこり・小石などを巻き上げて外壁に叩きつけます。

この自然のサンドブラスト状態が続くことで、塗料表面が削られてツヤが失われ、表面のコーティングが早く劣化してしまいます。

特に海沿いの地域では、海砂が風に乗って飛んで来るため、外壁材へのダメージが一層深刻です。

塩害と組み合わさると劣化は加速

風が強い地域は、しばしば海に近いことが多く、塩害との組み合わせで外壁が傷むスピードが一気に高まります。

塩分が外壁の塗膜を破壊する

海風に含まれる塩分は外壁表面に付着し、塗膜の成分に作用して劣化を早めます。これが進むと、外壁のひび割れ・剥がれ・変色などが顕著になります。

金属部分のサビが周囲の外壁に悪影響

鉄部の腐食が進むと、そのサビが外壁にも移り、一部が茶色く汚れてしまいます。

強風地域では飛来物が金属部分を傷つけ、そこからサビが発生するケースも多く見られます。

雨と風がセットになると横殴りの雨に

風が強い地域では、通常の雨より外壁に負担をかける「横殴りの雨」が発生しやすくなります。

外壁の隙間から雨水が入り込みやすい

横から吹き付ける雨は、壁と壁の継ぎ目、シーリング、窓枠などのわずかな隙間から建物内部に侵入しやすい特徴があります。

内部に入った水分は、構造体を湿らせ、カビの発生や木材の腐食を引き起こす恐れがあります。

防水塗膜が過剰にダメージを受ける

外壁塗装の防水機能は“上から落ちてくる雨”を想定していることが多く、横殴りの雨は本来想定より厳しい環境です。結果として、通常より早い段階で塗膜の傷みが現れます。

風邪による温度変化が外壁を疲れさせる

風が強い地域では、外壁表面の温度が急激に下がったり乾燥しすぎたりと、環境の揺らぎが大きくなります。

晴れた日に強風が吹くと、外壁の片面が急激に熱せられ、裏側や周囲の温度との落差が大きくなります。この温度差による膨張と収縮が、外壁材へ負担をかけます。

対策

強風地域に住んでいる方は、以下のポイントを抑えることで外壁の寿命を延ばすことができます。

①耐候性の高い塗料を選ぶ

フッ素系塗料、無機塗料、ラジカル制御型塗料などの塗料は紫外線・風・雨に強く、耐久性が高いのが特徴です。

②シーリング材も高耐久性に

外壁の目地や窓枠の隙間に使用するシーリング材があります。

これは風によって動きが生じやすいため、高耐候性のオートンイクシードや変成シリコンなどがおすすめです。

③定期的な洗浄

外壁は年に1〜2回、ホースの水だけでも良いので洗い流す習慣をつけると劣化の進行を大きく遅らせることができます。

④点検を行う

強風の影響は外壁だけでなく屋根・破風板・雨どいにも及びます。外壁塗装業者に、これらも同時にチェックしてもらうと安心です。

まとめ

風が強い地域で外壁が早く傷む理由は、

・強風による風圧

・砂・ホコリによる削れ

・塩害との組み合わせ

・横殴りの雨

・温度変化の激しさ

といった複合的なダメージが原因です。

しかし、耐候性の高い塗料を選んだり、定期的に洗浄や点検をすることで、外壁の寿命を大きく延ばすことができます。風が強い地域にお住まいの方は、ぜひ早めのメンテナンスで大切な住まいを長く守ってください。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

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