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2025年12月29日
濃い色と薄い色、外壁の耐久性に違いはある?

外壁塗装や屋根塗装の色を決める際に、多くの方が悩まれるのが「濃い色と薄い色では、どちらの方が長持ちするのか」という点です。
見た目の好みだけで決めてしまい、数年後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースも少なくありません。
今回は、外壁・屋根塗装における色と耐久性の関係について解説していきます。
耐久性を決める最大の要因は色ではない

最初に結論をお伝えすると、同じグレードの塗料を使用している場合、濃い色と薄い色で塗膜そのものの耐久年数に大きな差はありません。
外壁塗装の耐久性は、シリコン・フッ素・無機といった塗料の種類や品質、そして下地処理や施工精度によって左右されます。色はあくまで「見た目」に関係する要素であり、塗膜の防水性や保護性能を直接決めるものではありません。
ただし、ここで重要なのが「劣化の見え方」です。耐久性は同じでも、色によって劣化が早く見える場合と、そうでない場合があるのです。
濃い色の外壁・屋根が持つ特徴

黒や濃いグレー、ネイビー、ダークブラウンなどの濃色系は、重厚感や高級感を演出しやすく、近年とても人気があります。
一方で、濃い色は紫外線を吸収しやすく、塗料に含まれる顔料が分解されやすいため、色あせが目立ちやすいという特徴があります。特に日当たりの良い南面や西面では、施工から数年で色の変化を感じることもあります。
ここで誤解されやすいのが、「色あせ=塗装が劣化している」という考え方です。実際には、防水性や保護性能はまだ十分に保たれているケースが多く、機能的には問題がなくても、見た目の変化が先に現れるという状態なのです。
薄い色の外壁・屋根が持つ特徴

白やベージュ、アイボリー、薄いグレーなどの淡色系は、紫外線の影響を受けにくく、色あせが分かりにくいというメリットがあります。そのため、施工後のきれいな印象が長く続きやすく、「長持ちしている」と感じやすい色とも言えます。
また、真っ白を除いた淡色系は、雨だれや砂埃などの汚れが自然になじみやすく、想像以上に汚れが目立ちにくいケースも多いです。外壁を長期間きれいに見せたい方にとって、薄い色は非常に相性の良い選択肢です。
屋根塗装は「色」と「熱」以外にも注意が必要
外壁よりも過酷な環境にさらされる屋根では、色選びがさらに重要になります。濃い色の屋根は太陽熱を吸収しやすく、夏場は表面温度が高くなりやすい傾向があります。その結果、塗膜にかかる負担が大きくなり、劣化が進みやすくなる場合もあります。
反対に、明るめの色は熱を反射しやすく、遮熱塗料と組み合わせることで、屋根や建物全体への負担を軽減できます。屋根塗装では、デザイン性だけでなく、建物を守るという視点で色を考えることが大切です。
✅色選びで後悔しないための考え方
色を選ぶ際は、次のポイントを意識することで失敗を防ぎやすくなります。

・塗料のグレードを優先し、その上で色を決める
・色あせや汚れの「見え方」まで想定する
・日当たりや立地条件を考慮する
・将来の塗り替え時期もイメージしておく
耐久性とは 「どれだけ長く機能するか」+「どう見えるか」
塗装の耐久性というと、年数だけに注目しがちですが、実際には「どれだけきれいな状態に見えるか」も非常に重要です。
同じ耐久年数でも、濃い色は途中で色の変化を感じやすく、薄い色は変化が穏やかに見える。この違いを理解しているかどうかで、塗装後の満足度は大きく変わります。
まとめ

最後に、今回の内容を整理します。
・塗装の耐久性は色よりも塗料の種類と施工品質で決まる
・濃い色は色あせが目立ちやすいが、耐久性が低いわけではない
・薄い色は劣化が分かりにくく、きれいな印象が長く続きやすい
・屋根塗装では色と熱の関係も考慮することが大切
外壁・屋根塗装の色選びは、見た目だけでなく、数年後、十数年後の姿を想像することが重要です。色選びで迷ったときは、ぜひプラニング・Kにご相談ください。
カテゴリ:塗装工事




























