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2020年6月15日

雨戸の塗装は外壁塗装のタイミングで済まそう

住宅の外装の内、定期的な塗装メンテナンスが必要となのは、外壁や屋根だけと思われがちですですが、建物を守る雨戸のその他の付帯部分のメンテナンスも重要です。

今回は、あまり重要視されていない雨戸について、その役割や塗装の際の注意点を見ていきましょう。

 

 

雨戸の役割

窓のサッシに取付られている雨戸は、窓ガラスの保護や防犯設備としての役割を持ちます。

住宅に危害を加える外的要因から大切な住まいを守っています。主な外的要因として挙げられるのが「台風・豪雨」「侵入者」です。

 

台風・豪雨

台風や豪雨などで強風が吹くと、その風により飛ばされた飛来物により窓ガラスが割れてしまうことがあります。

※飛来物…風により飛ばされてきた物(傘・空き缶・植木鉢・自転車等)

窓ガラスが割れると雨や風、虫などが室内に入りこみ生活に支障がでます。また、割れたガラスの破片により思わぬケガに巻き込まれてしまうことも考えられます。

雨戸で窓を覆っておくと、飛来物から窓ガラスを守ってくれ被害を最小限に抑えることができます。

 

 

侵入者

雨戸は建物の防犯性を高めるために重要な外装設備です。

侵入被害のうち、雨戸のない窓ガラスを割って侵入される被害が多く報告されています。雨戸が設置されている住宅では、そもそもの窓ガラスに接触することが困難なため、侵入者側も雨戸を設置している住宅をターゲットにしない傾向があるといわれています。

 

 

雨戸塗装のタイミング

雨戸の耐用年数は決して短くはありません。外壁や屋根のメンテナンス時期が約10年に一度といわれていますので、雨戸もこの同じタイミングでメンテナンスを済ませておくと良いでしょう。

雨戸の塗装工程

■下地処理

・雨戸の表面の汚れ、泥やほこり、サビなどを高圧洗浄で落とす

・金属製の雨戸でサビが出ているいる場合は「ケレン作業」をしてサビを落とす

 

■塗装

・下地材を塗装(仕上用塗料が密着しやすいように行う)

・仕上塗料2回塗る(塗り重ねて丈夫な塗膜と作る)

 

※雨戸が金属製雨戸なのか木製雨戸なのかで、使用する下地材、仕上塗料は変わってきます。

使用する塗料については、施工業者に適切な塗料の提案をお願いしましょう。

 

 

まとめ

雨戸は外壁や屋根のように目立つことはありませんが、重要な役割を担っています。外壁・屋根塗装のタイミングでメンテナンスをしましょう。雨戸の塗装については、雨戸の耐久性もしっかりチェックしてくれる専門業者に相談しましょう。

 

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

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