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2020年5月11日

屋根工事のトラブル事例

屋根工事で起こりえるトラブル事例を知り、未然にトラブルを回避しよう!

リフォームの失敗例はよく耳にしますよね。屋根工事でもトラブルが起こることはあります。今回は、よくあるトラブル事例をご紹介します。どのようなトラブルが起こっているかを知り、自身がトラブルに巻き込まれることがないよう未然にトラブルを回避していきましょう。

 

施工時に発生するトラブル

トラブル事例

・ホコリ

古い屋根材を撤去し、新しい屋根材を乗せる『葺き替え』などの場合古い屋根材は廃材となります。廃材は屋根の上から地上のトラックに投げ入れられることもあり大量のホコリがたちます。

このホコリがきっかけで「車が汚れた」「自宅介護中の親の体調が悪くなった」などクレームにつながることがあります。

 

・高圧洗浄

屋根の工事の際は高圧洗浄を行います。この時隣の家に汚水が飛んでしまった。また塗装工事の際に塗料が飛んでしまったというトラブルもあります。

 

・においや騒音

塗料のなかには臭いのキツイものもあります。事前に説明のないまま工事を始めると、近隣の方を不安にさせてしまうことがあります。また足場をたてる際や高圧洗浄の際は大きな音がすることがあります。

 

 

工事中のトラブルを減らすために気を付けること

 

◆業者に廃材の投げ入れをしないよう依頼する

 

◆養生の範囲を確認する

 

◆近隣の方へ事前に挨拶に伺う

 

◆お庭でペットを飼っていないか確認する

 

◆移動できるものは移動させる

 

においや音に関しては細心の注意を払ったとしても限界があります。トラブルという形で表面化する場合もありますが、ご近所付き合いもあり遠慮して被害を飲み込んでしまうご近所さんもいます。工事をきっかけに近隣の方との関係が悪化し住みにくくなっては困ります。今後も良好な関係を続けていくためにも事前にしっかりと打合せを行い、周囲への配慮を行いましょう。

 

 

 

施工後に発生するトラブル

工事直後のトラブル

工事が終わった後に起こるトラブルは主に施主と業者間でのトラブルが多いようです。近隣の方など多方面に配慮して行っても終わってみたら意外なところでトラブルになることがあります。

工事が終わってみると、イメージに関するトラブルや費用面での誤算が起こりがちです。

屋根の色は見本を見ながら綿密に計画したはずなのに、実際仕上がってみるとイメージと違うということはよくあります。見本は小さな一角です。面積によって色の見え方が違うことから、小さな一片より大きな面積の方が色が薄く明るくみえてしまう傾向があるのです。

突然雨漏りが・・

塗装工事は工期も短く費用も安いため業者側も進めやすい工法ですが、しばらくたってからトラブルが発生することがあります。

多くが雨漏りで、雨漏りは目に見えないところで進行しています。塗装工事でキレイに仕上げても実は裏側で起こっている雨漏りの原因は放置されたままで、後々雨が室内に侵入してきたということもあります。

事前にしっかりと見抜いていたら塗装ではなく葺き替えなどの施工方法を提案できたと思います。

工事費用が安い施工を行っても雨漏りが起こってしまい結果的に再び工事が必要になると費用がかさむ可能性があります。

 

 

屋根のめくれ

施工後1年ほどして屋根がめくれてしまったという事例は下地処理が甘くスレートの塗料などがしっかり付着していない場合に起こります。

 

 

工事後のトラブルを防ぐには・・

大切なのは信頼できる施工会社に依頼することです。優良企業であれば保証面もしっかりしていますし、専門会社では技術の高い施工で施工ミスや判断ミスといったトラブルは回避できるでしょう。依頼業者ときちんと関係性を気付けていれば施工後のイメージ違いといったことも未然に防ぐことができるでしょう。

 

 

まとめ

今回は、屋根工事のトラブルをご紹介しました。屋根は雨風を防いでくれる大事な部分です。葺き替えじゃなく塗装工事を選んだとしても、ご近所に配慮を要する工事に変わりはありません。また「安かろう悪かろう」の悪徳業者に引っかからないためにも、複数の会社から見積りを取り適切な価格を知ることが大切です。プラニング・Kでは屋根・外壁の無料診断を行っています。お電話またはHPよりお気軽にお問合せください。

 

 

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年5月8日

スレート屋根『コロニアル』とは?特徴やメリット・デメリットの紹介!

スレート屋根『コロニアル』とは?

 

『コロニアル』とは一般住宅で広く使用されている、スレート屋根のことです。

屋根材として普及しているコロニアルですが、ガルバニウム鋼板や日本瓦に比べると耐久面では劣りメンテナンスは定期的に必要となります。

 

今回はコロニアルの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

 

 

コロニアルの特徴

 

コロニアルの材質

コロニアルは、セメント繊維質の素材を原料とした練り生地を薄い板状に成形、加圧して造ったものです。

コロニアルそのものには、防水性はなく表面に塗装をすることで防水性や耐久性を持たせています

 

 

コロニアルの耐用年数

コロニアルの耐用年数は約20年といわれています。

表面の塗装の劣化が進むと屋根材としての防水性や耐久性が失われることから、10年前後でメンテナンスは必要となります。塗装することで防水性や美観は維持でき、雨漏りの心配もなくなります。

 

 

コロニアルの過去製品

コロニアルの過去製品にはアスベストが含まれていました。健康被害の原因となるアスベストは2006年にすべての製品が禁止されました。

2006年以前に建てられた住宅の屋根にはアスベストを含むコロニアルが使用されている可能性があり、葺き替え工事の際には注意が必要となります。また、アスベストを含む製品の解体や撤去費用は通常の解体、処分とはいきませんのでよぶんに費用がかかると覚えておきましょう。

 

 

 

 

 

コロニアルのメリット

 

価格が安い

広く普及していることから他の屋根材よりも費用を抑えられる。

 

 

コロニアル

約 4,000/㎡

ガルバニウム

約 6,000/㎡

日本瓦

約8,000/㎡

 

 

 

 

※価格は参考価格です

 

 

デザイン・色が豊富

住宅のスタイルやイメージに合わせて、色や形状を選ぶことができる。

 

 

葺き替えが簡単

コロニアルは薄く軽いため、重い日本瓦と比べると解体・撤去に手間がかからず費用も抑えることができる。

また、ガルバニウム鋼板と比べてもケレン作業の手間がかからず費用を抑えられます。

 

 

 

コロニアルのデメリット

 

割れやすい

薄いコロニアルは、強風で飛来物がぶつかると容易に割れてしまい注意が必要です。

屋根の点検などで屋根に乗り踏んでしまうとコロニアルを割ってしまうことも考えられます。

 

 

耐久性に劣る

日本瓦やガルバニウム鋼板と比べると耐久性は劣ります。

対策として定期的に塗装することで耐久性を維持することができます。

 

 

コロニアル劣化のサイン

紫外線による変色

紫外線の影響を受けて塗膜の劣化が始まると変色します。

チョーキング現象が確認できたら、専門家に点検依頼をしましょう。

 

ひび・反り

コロニアルのひびや反りは表面の塗膜の機能が失われてコロニアル本体に雨水が浸み込むことで起こります。

浸み込んだ雨水でコロニアルが膨張・乾燥を繰り返すことで、ひびや反りが生じます。

 

 

コケ・藻

表面の塗膜が劣化して防水性が落ちると、表面に残る水分や汚れによりコケや藻が繁殖します。

コケや藻は水はけを一層悪くするため劣化のスピードを早めてしまいます。

早めに屋根塗装による補修を考えましょう。

 

劣化のサインをみてきましたが放置したままでは劣化は進む一方です。

雨漏りの危険が高くなるため、劣化サインが確認できた場合は早急に補修をしましょう。

 

 

 

 

 

まとめ

コロニアルの特徴とメリット・デメリットを紹介しました。

定期的なメンテナンスをきちんと行えば、低価格でデザイン性に優れるコロニアルは良い屋根材といえるでしょう。

皆さんのお家の屋根はどうですか?色あせてきたなぁ‥コケかしら‥と思いあたるところはありませんか?

コロニアルの塗装、点検をご検討の場合は、お気軽にお電話ください。専門スタッフが親切丁寧に、あなたのお家の診断をさせていただきます。

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年5月7日

失敗しないための屋根葺き替え工事

葺き替え工事を理解しトラブルを回避

 

葺き替え工事のタイミング

 

屋根材には、スレート屋根・瓦屋根・トタン屋根などがありますが葺き替え時期が決まっているわけではありません。葺き替えを行うかどうかはコンパネや防水シートの劣化状況で決まりますが、これは住人の方が判断するのは難しいと思います。

 

目安ですが、屋根材の耐用年数で考えられるのが良いと思います。

 

 

屋根材の種類

・瓦

瓦の耐用年数は非常に長くほとんどの家で瓦の耐久力がなくなり交換しないといけないということはありません。耐用年数は釉薬瓦で50~60年くらい素焼きの燻し瓦で40年くらいです。屋根瓦の雨漏りの原因のほとんどは瓦の劣化ではなく、防水シートにあります。

瓦が割れたり、ズレたりしている場合はその部分だけ修繕すれば葺き替え工事を行う必要はありません。

 

 

・スレート材

スレート材の耐用年数は20年くらいといわれています。2004年にアスベストを含んだスレート材は販売禁止になったことで耐用年数は少し短くなっているでしょう。

お住まいの劣化状況から20年以上もつこともありますし、20年未満で雨漏りを起こすこともあります。

スレートやねが劣化すると水膨れのように水分を含んでしまい、屋根が常に水気を帯びている状態となります。この状態になると防水シートが徐々に劣化していき雨漏りを起こす可能性が高くなってしまいます。

 

 

・トタン材

トタン材の耐用年数は10年くらいです。最近ではガルバニウム鋼板がよく使用されています。塗装をすることで耐用年数を延ばすことができ亜鉛メッキが剥がれて銅板がさびつくまで塗装は可能です。

今まで塗装を行ったことがない場合は10年前後で見直しの時期ですので、使用した塗料の耐用年数に応じて検討してみましょう。

トタン材が劣化するとサビが広がり最終的には穴が開いて防水シートを傷めてしまいます。トタンは葺き替えよりは定期的に塗装を行うことが大切です。

 

 

 

葺き替えの工法

大きく分けて2つあります。

 

一つは、既設の屋根材をすべて撤去して新しい屋根材を設置する方法です。

 

もう一つは、屋根材は撤去せず上から新しい屋根材を設置するカバー工法です。

近年ではこのカバー工法を選択される方が多くなっています。

 

 

カバー工法のメリット

 

1)既設の屋根材の撤去を行わないので撤去費用がかからない。(2004年以前のスレート材にはアスベストが含まれているため、アスベストの処理費用が高額になる)

 

2)カバー工法にはガルバニウムなどの非常に軽い金属材を使用するので負担が少ない。

 

3)屋根材が二重になるので断熱効果や防音効果が高くなる

 

コンパネが腐食していますと、新しい屋根材を止めるためのビスや釘が使えない場合があります。その場合はカバー工法は行うことができず、すべて撤去をしたのちに新しい屋根材を設置する必要があります。また2004年以降でアスベストを含まない新しいスレート材もカバー工法を行うことができない可能性があります。新しいスレート材は柔軟性が少なく割れやすくなっていて工事を行う際に既設の屋根材が割れてしまう可能性が高くなってしまうためです。

 

 

 

瓦の葺き替えについて

 

瓦屋根の場合『葺き替え』『葺き直し』があります。

 

『葺き替え』既設の瓦をすべて新しい瓦に新調することです。築40年~50年くらいで行うことがあります。

 

『葺き直し』既設の瓦を再利用することで防水シートの劣化はあるが、瓦には問題がない場合に行います。

 

最近では地震による家屋の倒壊を心配して重たい屋根から軽いスレート屋根に葺き替えたいと希望する方が多くなっています。そんな中、地震に強いガイドライン工法という瓦の組み方が開発されて、すべての瓦屋根が地震に弱いわけではないと証明しています。

 

 

 

屋根の構造について

通常屋根は次の順番で設置されています。

コンパネ⇒防水シート(ルーフィング)⇒屋根材

 

 

 

 

 

コンパネとは

コンパネは防水シートや屋根材を止めるための土台となり垂木の上に設置されています。コンパネが腐食すると防水シートや屋根材が剥がれる原因となります。腐食してしまうとカバー工法は行えませんので、カバー工法を行う際はチェックする必要があります。

 

 

防水シート(ルーフィング)

防水シートはコンパネの上に設置するもので雨水が家の中に侵入することを防ぎます。防水シートが劣化すると侵入した雨水により構造部やコンパネの腐食の原因となります。防水シートを交換する場合は、屋根材を撤去しなければなりません。カバー工法を行う場合は、防水シートはそのままになります。

 

 

屋根材

屋根材とは『瓦・スレート・トタン』の仕上材のことです。通常屋根材に防水機能はありません。雨が直接防水シートに侵入しないための雨除けみたいなものです。

外観を美しく整える意味合いも強いです。

 

 

 

ガルバニウム鋼板について

カバー工法を行う際に、多く使われているのが「ガルバニウム鋼板」です。軽量で耐用年数が長く、比較的低価格のため最近ではよく使われている屋根材です。

 

しかしデメリットもあります。

1.雨が降ると雨音が大きい

2.熱を通しやすく断熱に不利

3.非常に薄いため傷がつきやすい

 

葺き替え工事で新しく屋根材を設置する場合は注意する必要があります。

カバー工法としてガルバニウム鋼板を使用する場合は既存の屋根材の上に設置することからデメリットとしてあげられる3の項目以外は、ほぼ解消されます。

軽量で安く、耐用年数が高いというメリットがあるガルバニウム鋼板はカバー工法向けの屋根材といえます。

 

 

まとめ

今回は屋根の葺き替えについてのお話でしたが、いかがだったでしょうか?外壁と違い、自分で屋根を見るということは難しですよね。それぞれの屋根材の耐用年数を参考にして、「そろそろ一度チェックしてみようか」と思っていただければ嬉しいです。プラニング・Kでは、屋根・外壁の無料診断をしています。お気軽にお問い合せください。

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年4月27日

フッ素塗料の特徴と魅力

 

大切なお家の塗替えを考えた際、何を重視しますか?費用面はもちろん、どんな色にするか。

何の塗料を使用しどのような仕上がりにしたいか、など考える方は多いと思います。

 

今回は数ある塗料の中から、フッ素塗料の魅力についてご説明したいと思います。

 

 

 

フッ素塗料とは何?

 

フッ素塗料とは、塗料の主成分の樹脂がフッ素系の塗料です。

フッ素樹脂の技術を使って開発された塗料であり、耐久性に強い塗膜を作る事が出来ます。

 

非粘着性(汚れを弾く)効果があり、実は様々なものに使用されています。

身の回りにもある歯磨き粉やフライパンから、有名なところでいうと東京スカイツリーやレインボーブリッジにもフッ素塗料が塗られています。

 

フッ素塗料のメリットとデメリット

 

◎メリット

・耐久性が高く、約15~20年長持ちする。

・親水性に優れ、汚れが付着しても雨で汚れを流してくれる。

・艶があり、新築のような美観を維持できる。

・防藻性・防カビ性がある。

・紫外線に強い。

 

×デメリット

・他の塗料に比べて価格が高い。

・塗膜が硬い分、ひび割れが生じやすい。

・艶なしがないため、住宅のイメージによっては適さない場合がある。

・一度フッ素で塗ると、他の塗料での塗替えが難しい。

 

 

フッ素塗料はこんな方におすすめ!

 

◇とにかく長持ちさせたい人

フッ素塗料の大きな強みでもある耐久性は、耐用年数の長さにも繋がります。

塗替えの頻度が減ることで次の工事までの期間にも余裕ができ、資金計画をしっかり立てることができます。

 

◇コストを抑えて費用を軽減したい人

外壁や屋根の塗装工事には必ず足場の仮設が必要で、塗替えの度に足場費用がかかるため、コストダウンするためにも塗替えの頻度を減らすことが重要です。

フッ素塗料はその他の塗料に比べ高額ですが、特にマンションやビルなどの大規模な建物の塗替えには莫大な費用がかかるため、耐久性に優れているフッ素塗料を使用することで塗替えコストを抑えることができます。最近では、一般住宅でも使用されることが増えています。

◇海沿いにお住まいの人

海沿いにお住まいがある場合、海水に含まれる塩分が潮風によって家に付着し、劣化してしまう『塩害』にも気をつけなければいけません。

フッ素塗料は耐久性に優れ、塗膜が硬く丈夫なため塩害から守ってくれます。

 

フッ素塗料を使用する際のポイント

 

外壁や屋根塗装の際には、付帯している部分の塗装も重要になります。

 

軒天や雨樋の付帯部分は経年劣化により傷みやすく、塗装部分が剥がれてきたりします。

フッ素塗料を雨樋の外側に塗装を行うことで外装保護の効果があり、長期間美観を保つことができます。

 

 

まとめ

 

塗料にはフッ素塗料以外にも様々なタイプがあります。経年劣化はどうしても避けられないので、いかに劣化の進行を防ぎ大切な家を守ることができるかが重要です。

そのためにも塗料が持つ性能や魅力をよく理解し、建物の生涯で塗替え回数を減らすことによりメンテナンスコストを削減しましょう。

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年4月25日

外壁と屋根塗装工事の流れを知る!疑問に思うことを解消しよう。

外壁と屋根塗装の工期は?雨が降ったらどうするの?

『外壁と屋根の塗装で約10日~15日ほどかかります』

しかし10日間というのは、雨などの天候不良の場合や土日祝日を含んでいない日数です。天候や環境・劣化状態などにより工期が延びる場合もあります。

 

一般的に行われている塗装の工程です。

※塗装業者さんにより変わることもあります

 

 

塗装は細かい作業のどれもが大切となります。長い工期と思われる方もいますが、一つ一つの作業を、しっかりと行うことで仕上りの出来を大きく左右し、塗装を長持ちさせることにもつながります。

 

塗装中に雨が降ったらどうなる?

 

『雨天時は基本作業を中断します。』

 

雨で塗料が溶け、剥がれや膨れの原因となってしまいますので、無理やり塗装をすることはありません。

 

また、雨により作業が中断して工期が延長となっても見積通りの金額です。ただし屋根や外壁が思っていたよりも劣化がひどく修繕が必要となる場合は、追加料金が発生します。

 

 

 

工事中は窓は開けれるの?

『塗装工事中は窓は開けれません』

 

外壁・屋根塗装工事では、窓などの塗装をする必要がない部分は養生して塗料が飛ばないようにします。

玄関などの開閉の必要がある場所は開閉できるように養生します。

窓を開けていると高圧洗浄によって水が入り、塗料が室内に入ってしまいますので窓は開けれません。

 

 

 

工事中のエアコンの使用は?

 

『塗装工事中は窓は開けれませんが、エアコンは使えます』

 

外壁や屋根塗装工事は一年中できますので、真夏でも塗装することはあります。夏に窓を開けれないと室内温度が上昇したいへんなことになりますので、たいていの業者はエアコンを使えるようにしてくれます。室外機に塗料が飛ばないように養生し、室外機が稼働できるようしてくれます。

 

 

工事中は外出しても大丈夫?

 

『工事中でも外出できます。戸締りはきちんとして出かけましょう』

 

外壁・屋根塗装工事はどちらも家の外の工事になりますので、在宅の必要はありません。ただし外出の際は戸締りをしっかりとしてください。

 

工事期間中は足場や養生シートで囲まれているため中が見えにくく防犯上気を付けなければなりません。職人も休憩をとったり、トイレで離れたりしますので外出の際は必ず鍵をかけて戸締りしましょう。

 

『工程を見て確認したい場合は在宅してください』

 

不在の間に終わってしまっては、きちんと出来ているのか不安だなぁ・・と思う方もいらっしゃると思います。

きちんと洗浄はしてくれたかな?3度塗りしたのかな?などと特に初めての塗装では心配になりますよね。

工事の工程を見ながら確認したいという方は、在宅して工事の進捗を見守りましょう。

 

 

 

 

まとめ

初めての塗装工事では、こんな時はどうしたらいいのだろう?と思い悩むこともあると思います。工事着工前に疑問に思うことなどは書き出しておき、打合せの際に施工業者さんへ聞いてみましょう。施工中は足場が立っていますので、少し圧迫感や不便さを感じることがあるかもしれません。それも家をメンテナンスしている期間の辛抱だと思い施工後には笑顔で綺麗になった家と対面できるといいですね。

 

 

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年4月23日

屋根塗料の種類と特徴

そろそろ屋根の塗替え時期かなと思っても、塗料の種類が多くて何を選べばいいのかわからない…という方も多いのではないでしょうか。屋根は雨風や紫外線など外的環境から家族を守ってくれている大切な場所です。

 

普段あまり目にする場所ではないため傷みや劣化を見落としがちですが、目の届かない場所だからこそ、定期的なメンテナンスが必要になります。

まずは塗料の特徴を知り、大切な屋根を守りましょう!

 

 

塗料の種類と特徴

 

色次第で家のイメージがガラリと変わるため色選びで悩む方も多いと思いますが、塗料にはそれぞれの特徴があります。まずは塗料の長所と短所を把握し、どのような点を重視したいのかを考え使用する塗料を選びましょう!

 

シリコン塗料

機能性に対し、価格がお手頃なのが魅力で一番主流な塗料。耐用年数は約7~10年。

 

メリット◎:耐水性や耐候性が高く、汚れが付きにくい。耐久性が高いため長期的なトータルコストを抑えられる。

デメリット×:水性や油性など種類が様々なので性能の違いを判断しづらい。

フッ素塗料

耐用年数が長く約15~20年と耐久性に優れている。

 

メリット◎:防水性に優れているため汚れにくい。光沢感があり美しい仕上がりになる。

デメリット×:高品質のため価格が高い。塗膜が硬い分ひび割れが生じやすい。

 

遮熱塗料

太陽熱など外部からの熱を反射させることで、建物が受ける熱の影響を軽減させる効果を持つ塗料。 屋根に遮熱塗料を塗ると熱エネルギーの吸収が軽減されるため、屋根材の温度上昇を抑えることができ、室内の上昇温度を下げる効果があります。耐用年数は10~15年程度。

 

メリット◎:遮熱効果によって室内温度が抑えられるため、夏も快適に過ごすことができ光熱費削減になる。耐用年数が長い。

デメリット×:価格が高い。塗膜の表面に汚れが付着してくると、太陽光を反射しにくくなり遮熱効果が低下する。

 

 

屋根塗装の際のポイント

 

屋根塗装は高所での作業を伴うため、足場の仮設が必要になります。屋根塗装と外壁塗装を一緒に行えば、足場の仮設が1回で済むので費用的にも軽減されます。

 

屋根に付帯している雨どいなど、屋根以外にも工事する際に足場が必要な箇所があります。このように足場が必要になる工事はできるだけまとめて行うことをおすすめします。

まとめ

 

塗料にはそれぞれの特徴や耐久年数があります。

大きな買い物になるためどうしても費用は抑えたいところですが、費用面だけで塗料を選ばず、長期的に考え費用対効果を見込み選ぶことをおすすめします。

 

プラニング・Kでは無料で診断・お見積りをしております。大切なお宅のお悩みや疑問がありましら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年4月21日

雨漏りサインを見逃すな!

雨漏りといえば、雨水が天井からポタポタ落ちるイメージを持たれるかたも多いでしょう。
しかし、雨漏りは意外な場所からも発生します。
雨漏りによる被害を受けないためにも、普段から雨漏りのサインがないか注意しましょう。
雨漏りを見つけたら、すぐに経験豊富な業者へ修理の依頼をしましょう。

 

 

雨漏りのサイン

 

・天井や壁、クロスにしみができる

侵入した雨水は、たまった湿気の水分が乾くと天井や壁にシミになって出てきます。

クロスが浮いたり、剥がれたりしているヵ所も要注意です。雨漏りにより剥がれたクロスの裏側はカビが発生していたというケースもあります。

 

・部屋がカビ臭い

天井裏や壁の内側など、目に見えない場所で雨漏りが続くと木材が腐食しカビが発生します。それにより部屋がカビ臭くなるのです。家の中でも特定の部屋しか臭わないという場合は注意です。日が当たらない、「押入」「天袋」「靴箱」なども普段からチェックしておきましょう。

 

・床が膨らんでいる

床がブヨブヨして膨れているのも、雨漏りのサインの一つです。

天井や外壁から侵入した雨水が床を濡らし、湿気を含んでしまうことが原因です。

ベランダや屋上も同じような状況が起こりやすい場所となりますのでチェックをしましょう。

 

・障子が波打つ

湿気を吸った障子の表面がたわんで波打つのも、雨漏りのサインです。

湿気がひどいと木部も湿気を吸って、戸の閉まりが悪くなることもあります。

 

 

 

雨漏りの原因

雨漏りの原因で最も多いのは建物自体の経年劣化です。紫外線や風雨にさらされている屋根や外壁は時とともに劣化していきます。

老朽化すると、サビた古いトタン屋根に穴が開いてしまったり、屋根材がズレてしまったり、釘の緩みや漆喰の崩れなども起こり、雨水が内部に侵入してしまう原因となるのです。

 

台風や地震、積雪などの自然災害も雨漏りの原因の一つです。

強風のために屋根が破損したり、地震で地盤にズレが生じて外壁にひびや亀裂が入ったりするためです。

 

 

雨漏りを放置すると

雨漏りを放置しておくと、木造部分は腐食します。それほど深刻でなさそうな天井のシミやクロスの剥がれも、実は壁の内部や屋根裏の腐食が進行しているかもしれません。

また、ジメジメと湿気が多い床下や壁の内側はシロアリが好む場所です。雨水で腐食した木材はシロアリの餌となるのです。

雨漏りは家を腐食する以外にも、雨漏りによる湿度の上昇で発生したカビにより、そこに暮らす人の健康も害します。カビは喘息やアレルギーの原因になります。

 

 

雨漏りの発生を防ぐには

雨漏りを防ぐためには、普段から雨漏りサインがでていないか、自分の目でチェックすることが大切です。

屋根のセルフチェックは危険ですので定期的に業者に依頼しましょう。

台風や地震などの自然災害後には、破損ヵ所がないか点検をすることをお勧めします。雨漏り前に破損ヵ所を見つけて修復すれば被害の拡大も防ぐことができます。

 

 

 

まとめ

雨漏りは放置しても自然に直るものではありません。雨漏りが見つかったらすぐに修理し、被害を拡大させないようにしましょう。そうすることで、家の寿命を延ばし暮らす人の健康も守れます。また、普段から雨漏りサインを見逃さないように目視でチェックすることが、雨漏り予防になります。目視で確認できない場合は専門の業者へ現場調査を依頼しましょう。

 

 

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年4月19日

天井断熱と屋根断熱

屋根断熱を知るためには

屋根断熱をすると光熱費が削減できます。屋根は家の中で一番日差しを浴びますので、温度の変化が非常に激しいところです。屋根に断熱や遮熱の対策を行うことで、光熱費を大きく下げることができます。

 

 

屋根断熱を知るためのキーワード

 

断熱と遮熱の違い

よく勘違いされるのが、断熱と遮熱の違いです。

 

断熱と遮熱は別物です。

 

断熱とは・・・熱が電動や対流・放射などによって伝わるのを防ぐことです。住宅においては建物の内側の様々な場所に断熱材を施工したり、構造体の外側に断熱材を施工する外断熱があります。熱交換がもっとも行われているのは窓であり、窓の断熱は非常に効果的です。

 

 

遮熱とは・・・熱の三原則、伝導・対流・放射のうち断熱材で止めれなかった放射を止めることで、より効果の高い省エネが可能になると考えられた方法です。

 

 

断熱は熱の移動を食い止めますので、外からの温度上昇を抑え冬も中で暖められた空気が外に出てしまうのを抑えてくれます。

 

 

遮熱は太陽熱を反射させるものです。反射させるものですから、外から中にはいろうとするのを防いでくれます。その反面、中から外に出ていくものは抵抗なく出てしまいます。結果、夏は外からの熱が入ってきにくくなり涼しくなりますが、冬は部屋の中で暖められた空気が外に出てしまうので暖房効率が悪くなってしまいます。

 

 

天井断熱と屋根断熱について

屋根の熱流出入は多く、そんな屋根の断熱方法には大きく『天井断熱』『屋根断熱』の二つに分かれます。

 

『天井断熱』(内断熱)

天井の上に断熱材を敷きつめるため施工が簡単です。比較的費用も安いです。欠点としては天井と断熱材との間ができるため断熱効果が低い可能性があります。断熱材と部屋の天井が近いため、断熱材部分に熱気がたまり部屋が暑くなってしまいます。

 

 

『屋根断熱』(外断熱)

屋根のコンパネの裏側に断熱材を貼ることで断熱性能をあげたり、屋根材に瓦などの断熱性能が高い素材を用いる方法です。天井断熱に比べ結露がおこりにくかったり、断熱部分と部屋までの距離があるため部屋の温度が上がりにくい特徴があります。複雑な屋根の場合は施工が困難となったりコストが高くなったりします。

 

 

屋根材での断熱効果の違い

以前は金属屋根はすごく熱くなってしまうこともありましたが、最近の主流の瓦もスレート屋根(金属屋根)も高性能のものが多く、屋根材としての断熱性能も高くなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

熱伝導と対流を防ぐことが得意な断熱、放射を防ぐことが得意な遮熱。それぞれの特徴を抑えて、効果を得られる断熱方法を検討してみましょう。様々な特徴を持った屋根材が非常に多いです。専門業者に的確な診断を依頼することをお勧めします。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年4月18日

スレート屋根とガルバリウム

スレート屋根とガルバリウムを徹底解説!

 

スレート屋根とは・・・

 

スレート屋根の概要と特徴

 

カラー展開が豊富で重量も軽いので人気の屋根材

 

スレートは厚さ約2~5㎜程度の屋根材です。カラー展開が多いため設計しやすく重量も軽いので人気となり一気に普及しました。

 

10年以上前のスレートにはアスベストが含まれていました。

 

2004年以前に作られたスレート屋根はアスベストが含まれている場合があります。それは強度を出すためで、アスベストをセメントで固めたものです。

 

現在(2004年以降)に作られているスレート屋根にはアスベストは含まれていません。安心ではありますがその分、強度や寿命は下がっています。

 

 

スレート屋根の種類

●アスベストが混入した『石綿スレート』

上記でもお伝えしました通り、アスベストとセメントを混ぜて形成したスレート材です。軽量で費用も安いという事で古いスレート屋根で多く使われています。しかしアスベストは健康に害があるということがわかり、2004年以降は使わなくなりました。

 

●アスベスト無しの新たな『無石綿スレート』

アスベストを含む石綿スレートの代わりに開発されたスレート屋根です。耐久性と軽量を維持させるため、アスベストの代わりにパルプやビニロンを混合しました。最近のスレート屋根のほとんどが無石綿スレート屋根となっています。

 

●セメントの割合が多い『セメント系スレート』

セメントを主材料とし、形成したスレート屋根です。無石綿スレートよりもセメント割合が高く、表面を着色しているスレート材です。着色を行っていますので、経年とともに色が落ちていきます。

〈カラーベスト〉〈コロニアル〉はこのセメント系スレートの商品になります。

 

●スレート屋根の高級品『天然スレート』

天然石を使用したスレート屋根の高級品です。天然石を使用していますので他のスレート屋根には出せないデザインが可能です。高価なため日本ではあまり普及していません。

 

スレート屋根のメリット

◆経済的

天然スレートなど、一部高価なスレートもありますが比較的安価です。

 

◆軽くて強い

スレート材は非常に軽いのが特徴ですが、アスベストを含んでいる場合は素材そのものの強度が強いものが多いです。

 

◆耐火性・耐熱性

燃えにくく熱伝導率が低い素材です。

 

◆施工がしやすい

複雑な家の屋根にも適しています。

 

◆色が豊富

カラーバリエーションが豊かなので、好みの屋根色が選べます。

 

 

スレート屋根のデメリット

 

◆細かなメンテナンスが必要

表面劣化が起こりやすく細かなメンテナンスが必要です。

 

◆トータルコストに不安

メンテナンスを繰り返すうちにコストがかさむこともあります。

 

◆デザイン性に乏しい

板状の屋根材ですのですっきりしたデザインとなります。その他のデザイン性には乏しいといえます。

 

 

 

ガルバリウムとは・・・

 

ガルバリウム屋根の概要と特徴

ガルバリウムの特徴は丈夫で軽くて安いことです。芯材となる鋼板の腐食を防ぐため、メッキ・亜鉛・シリコンで構成されたメッキ鋼板です。

 

デザイン性に優れていますのでスレートのようなものから瓦のようなデザインまであることも人気の一つです。

 

トタンなど同じ金属系の屋根ですが耐用年数が長く軽量で比較的安価であるため、近年採用されることが増えています。

 

スレート屋根と同じく安価ですが、日本瓦と張り合えるぐらい強度があります。寿命は30年程度と言われていますが工業都市や沿岸地域では寿命が異なってきます。

 

 

ガルバリウムの弱点

防音性や断熱性の問題があります。

改善策としては「カバー工法」があり、既存の屋根を撤去せず、その上に新たな屋根材としてガルバリウムの屋根材をのせる工法をいいます。屋根が二重になるので防音性・断熱性が高まります。

 

 

ガルバリウムの種類

●デザイン性が人気の『横葺き』

見た目が美しくデザイン性に優れています。勾配が緩い屋根には施工できない場合もあります。

 

●シンプルな見た目が魅力『縦葺き』

シンプルで美しい見た目を好む人に向いています。勾配の緩い屋根でも施工可能です。

 

●瓦の形状の『瓦調葺き』

自由度の高いガルバニウムならではのデザインです。瓦よりも軽くて割れる心配もないために注目されています。

 

 

ガルバリウムのメリット

◆経済的

安価な製品が多くコストを抑えられます。

 

◆耐用年数が長い

ガルバニウム自体の耐用年数は30年程度と長いのが特徴です。ただし工業地帯や塩害地域はこれよりも短くなります。屋根材は長持ちしても下地が痛んできますので築10年をめどに専門業者にチェックしてもらうと良いでしょう。

 

◆薄く、非常に軽量

ガルバニウムの大きな特徴の一つで、薄くて軽量なため耐震性の影響が及びにくいです。

 

◆加工しやすくデザイン性を上げれる

瓦調にすることもできるなど加工のしやすさも特徴で、様々なデザインに対応しやすいといわれています。

 

◆比較的サビにくい

金属製の屋根材の中で、ガルバニウムはサビにくい素材といわれたいます。

 

 

ガルバリウムのデメリット

◆断熱性が低い

金属製ですので、断熱性があまり良くありません。そのため室内の温度が上昇しやすいです。

 

◆防音性が低い

金属製の屋根ですので、雨音が住宅内に伝わりやすいのが弱点です。

 

◆弱点の克服にはコストがかかることも

断熱性や防音性を上げるには「カバー工法」を行うかなどの加工が必要となります。新築時や既存の屋根をすべて撤去する葺き替え工事の時は、ガルバリウムを単体で使うことになるため、コストがかかる可能性もあります。

 

◆傷がつきやすい

非常に薄くて軽量ですが、傷がつきやすいという問題もあります。

 

 

 

スレート屋根とガルバリウム鋼板比較

スレート屋根 ガルバリウム鋼板
耐用年数の目安 約20年

(要塗装メンテナンス)

約30年

(塗装しない場合)

特徴 カラー展開が豊富

軽くて人気

アスベストが心配

軽くて安価

加工しやすくデザイン性が高い

防音・断熱性が乏しい

メリット ●経済的

●軽くて強い

●耐火性・耐熱性

●施工しやすい

●色が豊富

●経済的

●耐用年数が長い

●非常に軽量

●加工しやすい

●比較的サビにくい

デメリット ◆細かなメンテナンス必要

◆トータルコスト不安

◆デザイン性に乏しい

 

◆断熱性が低い

◆防音性が低い

◆傷がつきやすい

 

 

 

 

まとめ

スレート屋根、ガルバリウム鋼板ともにメリット、デメリットはあります。そんな中でそれぞれの特徴をしっかりとおさえておきましょう。耐用年数で選ぶのか、耐火性でえらぶのか、デザインを重視するのか。なかなか悩むところです。専門業者に相談し、あなたがもっとも重視する性能を備える屋根材を選びましょう。

 

 

 

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年4月16日

耐久性を高めるための高圧洗浄

外壁塗装工事をしている家を見かけたことがありますか。足場を組んで、飛散防止ネットをぐるりと張った中で、どのように工事が進んでいくのでしょうか。ここでは、塗装前の工程の中でも最も重要といわれる高圧洗浄についてみていきましょう。

 

 

重要な高圧洗浄

高圧洗浄が必要な理由は、塗料の密着力を高め塗料の持ちをよくするためです。

 

外壁や屋根を塗装する前には、必ず高圧洗浄をします。高圧洗浄は塗装の仕上りを左右し、塗装工程で最も大切な作業と言っても良いでしょう。

 

高圧洗浄することで、今まで蓄積された汚れ、カビ、コケ、チョーキングや剥がれている塗膜をキレイに落とします。高圧洗浄は強い圧力で噴射される水で汚れを剥ぎ取るような作業をいいます。

 

 

汚れたまま塗装をしてしまうと、直後はきれいに仕上がっているように見えますが、何年か経ったときに汚れが残っていた部分が浮き上がり塗装が剥がれてしまうこともあります。それは下地と塗料の密着力が落ちてしまうからです。

 

 

10年持つはずだった塗料の耐久年数が極端に短くなってしまうこともあり得ることから、高圧洗浄は重要な作業といえるわけです。

 

 

 

 

 

建材別の汚れ方と洗浄の仕方

 

 

・サイディング

チョーキングがかなりひどい場合は、チョーキングがブロックしてしまい塗料が密着しません。しっかり水洗いしないといけません。

 

 

 

・モルタル

水圧が強すぎると、塗膜が剥がれたり削れたりしてしまいます。

カビの根が塗装内部に入り込んでいることがあります。

カビには殺菌消毒作用のバイオ洗剤が適しています。

 

 

 

・鉄部

白色のアルミサッシでは、緑色のカビが目立ちます。

外壁以外に鉄部を塗装する場合は洗浄する

 

 

塗装しない部分も洗浄を依頼

 

塗装しない部分でも自分ではなかなか落としきれない、手が届かないところは洗浄依頼をしましょう。外壁塗装のために足場を組んでいますので、高い場所でも依頼すればきれいに洗浄してくれます。

業者によってはサービスで洗浄してくれるところもありますし、しっかり洗浄面積に含めて費用をとるところもあります。

 

 

 

 

まとめ

 

外壁が塗装されてきれいになると、その他の場所が気になるものです。

玄関、門周り、塀、窓や網戸、サッシ、雨戸や戸袋、駐車場、カーポートなど高圧洗浄だけでもきれいに汚れは落とせます。

家全体の美観を長期にわたり保つために外壁塗装のタイミングで、塗装しないその他の場所もきれいに洗浄してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

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