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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2020年6月10日

海沿いの家に合う塗料とは??

 

香川県は海や山に囲まれていて、自然豊かな地域です。多くの島もあり、近年ではその環境に魅了され移住する方も増えています。

海沿いに建つ家に憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。部屋からオーシャンビューが見られたら最高ですよね。

 

しかし海の近くの住宅では潮風による塩害が心配されます。

大切な家を塩害から守るために、外壁塗装のポイントを抑えましょう。

 

 

 

塩害の影響とは?

塩害とは何?

海からの潮風によって起こる症状を塩害と言い、海近くの地域で発生します。

家の腐食やサビの原因となり、家の劣化を進行させてしまう場合があります。大切な家を守るためにも、塩害の対策をしっかりとることが必要です。

 

塩害で起こる症状とは?

トタンやアルミなど金属製の材質は錆が生じます。

窯業系サイディングやモルタルの外壁は、塗膜の劣化により起こる症状で外壁に触ると白い粉がつく『チョーキング現象』が起きます。この白い粉は雨や紫外線によって塗料に含まれる合成樹脂が分解され、顔料が粉状となり表面に現れたものです。

チョーキングや色褪せは通常の住宅でも経年劣化により起こる症状ではありますが、沿岸部の住宅はより症状が現れやすいと言えます。

塩害から家を守るためには?

 

塩害から守るためには、屋根や外壁の塗装によってメンテナンスを行うことが第一です。

 

おすすめの塗料とは?

フッ素塗料=塗料の主成分の樹脂がフッ素系の塗料。

フッ素樹脂の技術を使って開発された塗料であり、耐久性に強い塗膜を作ることができます。

 

 ◎メリット

・光沢感があり、新築のような美しさが長続きする。

・耐用年数が約15~20年と長い。

・親水性に優れ、汚れが付着しても雨で汚れを流してくれる。

・耐候性に優れ、紫外線に強い。

 

このようにたくさんの特徴があり、非常に高品質なことがお解りいただけると思います。

ただ他の塗料に比べて価格が高いということがデメリットと言えます。

ですが一回にかかる塗装工事の費用は高くても耐用年数が長いため、塗替えの頻度を減らすことが可能になり、結果的にメンテナンスコストを抑えることができます。

 

塗装の際のポイント

家の外装の中でも屋根や外壁が大半の面積を占めており、劣化が目につきやすい部分です。ここで大事なのが、窓サッシや玄関、換気フードなど金属製の部分の劣化にも注意が必要だということです。金属部分は塩害により錆が発生しやすく、屋根・外壁塗装する際には必ず金属製の付帯部分も塗装することをおすすめします。

 

 

日常生活で気をつけるポイント

日々の生活で家の中の掃除は頻繁にするかと思いますが、それと同じように家の外装も清掃することが大切です。大雨や台風などの後には、いつも以上に潮風によって塩分が付着しています。気になる部分を水で洗い流しましょう。

 

 

まとめ

 

海の近くの住まいでは無視できないのが塩害です。塩害は建物の寿命を縮めることに繋がりかねません。いかに塩害と向き合って、大切な家を守るかが重要です。

 

海沿いにお住まいがある方、これから海沿いの暮らしを検討されている方は是非プラニング・Kにご相談ください。

大切な家を塩害から守るためのご提案やお手伝いをさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニングK

2020年6月9日

スタイリッシュで格好いい屋根 招き屋根

皆さんは招き屋根をご存じですか?

「招き屋根」とは、切妻屋根(三角屋根)の一方の屋根面を長く、もう一方を短くした屋根のことです。

2面の屋根が段違いになっているのが特徴です。段違いの屋根がスタイリッシュでデザイン性高く見せます。

今回は、かっこいい屋根「招き屋根」を詳しく見ていきましょう。

 

招き屋根とは

招き屋根は、別名差しかけ屋根とも呼ばれています。
屋根面の一方が、もう一方の屋根上部に壁をつくり、段違いになって支え合っているのが特徴です。

その見た目はデザイン性高く、建物全体をスタイリッシュで独創性あるものと印象付けます。

 

招き屋根のメリット

 

■耐風性に優れている

二面の屋根が段違いで支え合っているため頑丈なうえ、風の影響を分散することができるため耐風性に優れています。雨漏りの大敵である強風や突風も二面の屋根で分散することができます。

 

■屋根裏にスペースを確保できる

屋根が互い違いになっていて、片方の屋根上部に壁を作りますので室内空間が広く取れます。そのためロフトや屋根裏収納のスペースを確保することができます。

 

■太陽光パネルの設置が容易にできる

太陽光パネルの理想的な設置角度30°と屋根の勾配がほぼ一致しているので、発電効率が高くパネルの設置も比較的簡単に取付できます。

 

■通気性◎断熱性◎

屋根裏の通気性や断熱性が高いことから、夏は涼しく、冬は暖かいです。

 

 

招き屋根のデメリット

◆雨仕舞い

屋根と外壁が接触する部分の雨仕舞いをしっかり行わないと雨漏りのリスクが生じます。

雨仕舞いさえしっかり行えばデメリットとなる要素は他にありません。

 

 

雨漏りが起きてしまったら

招き屋根の雨仕舞いから雨漏りが発生した場合、原因が施工ミスによるものだった場合については施工会社の保証によって修理を受けることができます。

しかし、建築後ある程度時間が経ち、経年劣化などによる理由で雨漏りが起こった場合には補償を受けることができません。

一方で、築年数が経っていても台風や地震により雨仕舞いが破損して、雨漏りが発生した場合は風災害対応の火災保険なら補償を受けることができます。

台風や地震の後に雨漏りが起こった場合は、保険会社に問い合わせて調査を依頼しましょう。

まとめ

みなさんのお家の屋根はどのような形状をしてますか?今回ご紹介した招き屋根には、メリットと上げられるものは多くありますが、デメリットとあげられるものはほぼありません。そのうえデザイン性もあり弱点の見当たらない形状の屋根です。屋根の形状一つで、建物全体の印象はガラリと変わります。屋根の形状を選ぶ際は全体像をしっかり考慮して専門家の意見を参考に後悔がないようにしましょう。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニングK

2020年6月8日

いろいろな屋根の形とその特徴

一言で「屋根」といっても住宅の屋根の形にはいろいろな種類があります。

今回は、建物の屋根にはどんな種類のものがあるか、それぞれの屋根にはどのような特徴があるかをご紹介します。

さまざまな屋根の種類

切妻屋根の特徴

最も一般的に採用されている形状の屋根です。

切妻屋根は、同じ長さ、同じ角度の屋根が三角形の形状で取り付けられています。

形状がシンプルなため、施工費用が安く、屋根の傾斜も調整できるためソーラーパネルを設置したい方にはおすすめです。

片流れ屋根の特徴

一枚の屋根を斜めに乗せた一方向だけに傾斜がある形状の屋根です。

片流れ屋根は、棟部分がないため雨漏りが起こりにくく、雨樋が一方向のみの設置ですむため施工費用を抑えることができます。

デザイン性に優れており屋根材にスレートや金属瓦など、いろいろな素材を使用することができます。

 

招き屋根の特徴

一般的な三角屋根の一方を長く、反対側を短くした互い違いな形状の屋根です。

招き屋根は、建物の形に合わせて屋根を設置することからデザインの自由が利くうえ、外観にこだわったお洒落な家を作り出せます。

屋根の高さが互い違いなことから、屋根裏を広く取りたいと考える方にはおすすめな屋根です。

 

陸屋根の特徴

屋根が水平に取付られた形状の屋根です。

陸屋根は、屋根に勾配がないため屋上としてスペースを活用することができます。

通常の勾配がある屋根と比べると、雨が溜まりやすい傾向があるため排水口や排水経路を整備して雨漏りのリスクを抑える必要があります。

 

その他の屋根の特徴

その他にも「寄棟屋根」「入母屋屋根」「越屋根」などがあります。

寄棟屋根とは、角度を付けた4枚の屋根を棟部分で合わせた形状の屋根です。

屋根が4面になることから、どの角度から見ても外観のバランスはよく見えます。

入母屋屋根とは、和風建築で使用される屋根の形状です。

屋根が二重構造に近い形状となるため、断熱性が高く、日本瓦と組み合わせることで重厚感があり耐久性高い屋根を作ることができます。

越屋根とは、通常の屋根に屋根を乗せた形状の屋根で、日本瓦を用いた和風建築に多い屋根です。

通気性や断熱性に優れています。

 

屋根形状と屋根材の相性

スレート材と屋根形状

スレート材はほとんどの屋根形状に調和します。

なかでも切妻屋根は小屋裏収納やロフトを設ける構造をしており、屋根材に断熱性の高いスレート材を選んでおくと夏でも過ごしやすい空間を作ることができます。

切妻屋根+スレート材

シンプルな中にも個性を求める方に、おすすめです。

 

日本瓦・セメント瓦と屋根形状

日本瓦・セメント瓦は和風建築の入母屋屋根や越屋根におすすめです。

最近では和モダンと称されるお洒落な和風デザインが人気で、切妻屋根に日本瓦やセメント瓦を合わせて瓦の重厚感とモダンな雰囲気を取り入れる方も多くなっています。

入母屋屋根や越屋根+日本瓦・セメント瓦

切妻屋根+日本瓦・セメント瓦

落ち着いた大人の雰囲気を求める方に、おすすめです。

 

ガルバリウム鋼板と屋根形状

軽くて加工がしやすいガルバリウム鋼板は形状が複雑な寄棟屋根に適しています。

片流れ屋根や招き屋根とガルバリウム鋼板は、双方がシャープでスタイリッシュな印象を持つことから相性の良い組み合わせといえます。

寄棟屋根+ガルバリウム鋼板

片流れ屋根・招き屋根+ガルバリウム鋼板

外観に洗練された格好良さを求める方には、おすすめです。

 

 

まとめ

それぞれの屋根形状の特徴と、相性の良い屋根材をご紹介しました。あなたのお家の屋根はどのような形状ですか?

お子さんや、お孫さんと散歩をしながら周辺の住宅の屋根を見てみましょう。いろいろな屋根の形に屋根の色を見ることができ楽しいですよ。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニングK

2020年6月7日

ベランダ塗装・塗り替えのポイント

 

 

普段あまり気にすることのない、多少の劣化は見逃しがちなベランダ。しかし、ベランダも年月が経てば、床や手すりなどが劣化していきます。

 

そこで今回は、ベランダ塗装の目安とメンテナンス方法についてご紹介します。

 

 

ベランダを塗り替えるタイミング

 

ベランダは、家を建てる際に必ず防水加工が施されています。

しかし、雨風や直射日光の影響で年々塗装は剝がれ、気がつかないうちに防水効果がなくなっている場合があります。そうすると、雨水が建物内部に染み込み、最悪の場合 屋内の壁や天井、家の躯体を腐らせてしまいます

 

とはいっても、塗り替えのタイミングが分からないという方も多いでしょう。基本的にベランダ防水の寿命は、新築や前回の防水工事から約10年といわれています。この10年というのは屋根や外壁を塗り替える時期でもあるので、一般的には屋根や外壁とともにベランダ防水をすることが多いです。

 

また、塗装工事は時間も手間もかかりますので、外壁や屋根、その他気になる部分の工事と合わせて行うことをおすすめします。

 

 

塗り替えが必要な状態って?

 

先ほどベランダ防水の寿命は約10年とお伝えしましたが、場合によっては10年が経っていなくても塗り替えが必要になることがあります。

 

①ひび割れ

 

ベランダの表面の塗装がひび割れていると、その部分から急激に劣化が進んでしまいます。深さによっても補修方法が変わってきますので、「これくらいなら大丈夫」と思わずにメンテナンスをしましょう。

 

②剝がれ

 

剝がれもひび割れ同様に、程度によって補修方法が違います。色あせているくらいなら表面の塗装を塗り直すだけで済みますが、防水層の部分から剝がれている場合は防水層のメンテナンスが必要になってきます。

 

どちらにせよ、ベランダ防水の効果がなくなっている合図には変わりませんので、気づいた段階で早目に対処をするようにしましょう。

 

 

③雨漏り

 

最も深刻な症状が雨漏りです。雨漏りといえば屋根のイメージですが、ベランダも雨漏りをする場合があります。

 

ベランダには、雨水が溜まらないように排水溝が備わっています。しかし、その排水溝の手入れを怠るとごみが詰まり水が流れなくなってしまいます。その状態で雨などが降り込むと、ベランダ内に水が溜まって溢れだしてしまい、雨漏りを起こすことがあります。

 

また、ひび割れた部分から雨水が入り込み、ベランダ内部の建材が腐食して、ベランダ下への雨漏りにつながることもあります。

 

 

ベランダのメンテナンス方法

 

一般的なベランダのメンテナンス方法には、FRP防水とウレタン防水というものがあります。

 

ウレタン防水

 

 

 

ベランダ防水の中でも、比較的安い費用で高い効果が期待できるのがウレタン防水です。ウレタン防水は、主に液体状のウレタン樹脂液状を塗り広げる作業のことをいいます。

 

そのため、ベランダの素材や形状・面積を問わずに施工することができます。しかし、ウレタン防水の塗膜は、耐用年数が近づいて薄くなってくるとあっという間に紫外線や熱に弱くなるので、定期的な塗り直しが必要になります。

 

 

 

FRP防水

 

 

 

FRPとは、「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称です。

樹脂繊維を含んだシートを貼り付けてコーティングするFRP防水は、施工にかかる時間が短く、軽量で耐久性が高いという特徴があります。

 

一方、ウレタン防水と比べると材料費も手間もかかるので、費用は少し高めです。また、地震などの揺れによってはトップコートがひび割れたり剝がれたりする恐れがあります。

 

 

 

まとめ

 

日常でベランダを意識することはあまりないと思います。しかし、ぜひこの機会にご自宅のベランダを見てみてください。もし、ひび割れや剝がれがあった場合は早めの対応をすることをおすすめします。

 

また、ウレタン防水やFRP防水などメンテナンス方法によって様々な特徴があります。どの方法が合うのか分からない場合は、気軽にプラニング・Kにご相談ください。お待ちしております。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニングK

2020年6月5日

屋根・外壁塗装に関する疑問??

 

屋根や外壁塗装の工事を検討している中、疑問や不安ごとを感じている方も多いと思います。では実際にどのような疑問・質問が多いかご紹介します。

 

 

 

気になることを解決しよう!

 

外壁リフォームは天候によっても左右しますが、工事期間が約2週間と長くかかります。そのため、気になりながら工事完了を待つのは精神的な苦痛を感じてしまいます。

工事が始まってからでも、気になることがあれば必ず確認しましょう。

 

 

◆塗装に関する疑問

外壁塗装はDIYでもできるか?

費用を抑えるために自分で塗装したいという方もいます。ですが、基本的にはおすすめできません。

外壁塗装の場合は高所作業になるので、足場の設置が必要になります。

万が一、作業中に落下したら大怪我をしてしまう危険性も伴います。作業中の失敗やリスクを考えると、熟練された職人に依頼することをおすすめします。

塗替えに適している時期はあるの?

外壁塗装ができない季節や時期は特にありません。気温5℃より高く、湿度85%より低ければ一年中いつでも塗装工事は可能です。ただ、気温が5℃以下の真冬日と雨の日は塗装工事を行えません。雨天が続くと塗料の乾燥に時間がかかり、工期が予定通り進まないことも考えられます。工事期間も含め、施工業者としっかり相談しましょう。

 

 

生活に関する疑問

洗濯物は干せますか?

工事期間は家全体を養生ネットで覆います。作業中は塗料を使用するため匂いや飛散で洗濯物を汚してしまう可能性も考えられます。そのため室内干しをお願いしております。

 

 

塗装中に車は汚れたりしないの?

作業中は車にシートカバーを被せ塗料の飛散を防ぎます。塗装部分に付帯している部位も塗料がつかないように養生シートでカバーします。

 

作業中は家にいないといけないの?

屋根や外壁塗装の場合は、屋外の作業のため基本的にはお留守でも作業に差し支えはありません。工事の初日や最終日は施主様の立会いが必要になることもありますので、事前に施工業者に確認しましょう。留守にする場合は、玄関はもちろん窓の施錠もお願いします。

 

 

作業中に家の中に入ることはあるの?

工事内容によりますが、屋根・外壁塗装に関しては基本的に家の中に入って作業を行うということはありません。トイレ休憩の際も近くの公衆トイレやコンビニのトイレを使用しています。

 

 

工事費用の支払いは先払いですか?

一般的には工事完了後のお支払いになります。

ただし、大規模な工事で高額な場合は着手金として一部先にお支払いいただく場合もあります。契約時に必ず確認しましょう。

 

 

ご近所問題について

 

近隣の方への挨拶は必要ですか?

近隣トラブルを未然に防ぐためにも挨拶は必要です。事前の挨拶をしているかどうかで、何かトラブルが発生した際でも関係を良好に保てるケースも多くあります。

工事の日程が決定したら、施工業者が近隣のお宅へ工事の作業説明を含め挨拶廻りをしてくれる場合がほとんどです。

ご近所迷惑になることはあるの?

工事の内容にもよりますが、外壁リフォームの場合は塗料の匂いや作業中の工事車両が通行の妨げになるなどが挙げられます。

近隣の住宅と密接している場合は、塗料の飛散防止のための養生シートや車両用のシートカバーをお願いする場合もあります。

 

どのお宅にもリフォームの時期は訪れます。匂いが気になり窓が開けられず、生活に不便さを感じてしまうこともあるかと思いますが、ご近所付き合いを円滑にするためにもお互いさまの気持ちを持ってご協力をお願いします。

 

 

 

まとめ

 

屋根や外壁リフォームは家の一生において、数回行う程度です。1回の費用も高額なため、疑問や不安を感じることは当然です。

 

気になることを施工業者に確認することで、業者側も施主様がどのようなことを不安に感じているかを知ることができます。そのようなやり取りが信頼関係を構築することにも繋がります。

 

疑問に感じていることを解決し、新しく生まれ変わる我が家を気持ちよく迎い入れましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニングK

2020年6月4日

防水リフォームは必要か?

住宅の新築時には防水が施されていますが、経年劣化により防水層の性能は低下していきます。防水性能が失われると建物内部に雨水が侵入することとなり柱や梁といった木部が腐ってしまう事態を起こしてしまいます。このことから防水リフォームは必要ということです。

 

今回は防水リフォームがなぜ必要なのか、どのような防水リフォームがあるのかを見ていきましょう。

 

防水リフォームはなぜ必要?

経年劣化により防水層の性能が低下している状態でそのままにしておくと、建物内部に侵入した雨水により雨漏りが起きたり、壁内部の柱を腐らせてしまう事態をまねきます。

明らかに雨漏りがしている状態ですと防水層が劣化していることに気づくことはできますが、症状がない場合は防水層の劣化にはなかなか気づかないものです。

10年以上何もメンテナンスをしていない場合は防水層の劣化を疑ってもみましょう。

まずは防水リフォームの知識と経験のある専門業者へ現状調査を依頼しましょう。

 

 

防水リフォームの種類

防水リフォームには使用する材料や工法により、いくつかの種類があります。

■シート防水

シート防水とは、塩化ビニール樹脂などで作られたシートを貼りつける工事をいいます。

下地に接着剤を塗って貼りつけていく施工で、工期は短くてすみ、防水シート自体も頑丈なため防水層が剥がれにくいメリットがあります。

ロール状のものが大半で、複雑な形状に施工するのが難しいのがデメリットです。

ビルの屋上など広い面積を施工する際によく採用されています。

■FRP防水

FRP防水とは、ガラス繊維製のシート樹脂を塗って施工する工事です。

ガラス繊維で強化されたプラスチックとなるため耐久性が高く軽量なことがメリットです。

紫外線で劣化するため、メンテナンスをしないままだと防水性が低下してしうデメリットをもちます。

定期的にトップコートを塗布すれば防水性を保つことができます。

 

 

■ウレタン防水

ウレタン防水とは、ウレタン防水剤を塗布する防水工事です。

塗装と同じように液体を塗って施工するため、複雑な形状のところや狭いところも施工できるのがメリットです。

塗装と同じで耐久性がやや低く、耐用年数も短いのがデメリットとなります。

 

 

■アスファルト防水

アスファルト防水とは、コールタールを染み込ませたシートを貼りつける防水工事です。

道路と同じアスファルト材料を使用するため耐久性が高いのがメリットです。

重量が重くコールタールを加熱するときの臭いがデメリットとなります。

 

まとめ

住宅の状態を長く安全に保つためには、定期的な防水層のメンテナンスが必要です。この記事を読んで10年以上メンテナンスを何もしていないという方は、一度専門業者に現在の状態の確認のために調査依頼をしましょう。大切なのは専門業者に依頼するということです。防水工事には種類があり施工方法もそれぞれ違います。経験と知識が豊富な専門業者だと施工不良が起きる可能性も少なく安心して任せることができるでしょう。

 

 

 

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニングK

2020年6月3日

雨から屋根を守る最強建材 防水シート

梅雨の長引く雨や、台風を伴う強い大雨から屋根を守ってくれているのが防水シートです。屋根材などに問題がある場合は雨漏りを防ぐべき最強の働きをしてくれる、たいへん優秀で重要な建材です。

今回は屋根の防水シートについて詳しく見ていきましょう。

 

屋根の構造

 

屋根は下から、野地板・防水シート・屋根材の順に重なっています。

野地板には木を主とした合板やコンパネが使われています。

築年数が古い瓦屋根の場合は防水シートは使用されずに、土が敷きつめられていることがあります。

これを土葺き工法といい、少し前の瓦屋根ではよく使われた工法です。

 

防水シートとは重要

屋根材の下に敷く防水シートはルーフィングシートとも呼ばれます。

防水シートは、梅雨の長引く雨や、台風を伴う強い大雨による雨水の侵入を防いでいます。

隙間から入り込んでしまった雨は防水シートがあることで排水され、深部に侵入することはできません。

 

一方、防水シートがなければ雨水は野地板や天井に浸み込み、柱や梁といった木材にまで被害が及ぶことになります。

防水シートは大切な家を守るためには必要不可欠な建材なのです。

 

しかし防水シートも劣化します。

劣化した状態で放置すると雨漏りリスクが高まり危険です。

防水シートの劣化のサインは早い段階で見つけて対処しましょう。

 

 

防水シートの劣化サイン

防水シートの劣化は目視で確認できます。

下記のようなサインが確認できたら、専門業者へ調査依頼をしましょう。

 

<防水シート劣化サイン>

■防水シートが膨れたり、浮いてたりする

防水機能を失っている可能性大⇒防水シート交換工事

 

■防水シートにひび割れがある

部分的なひび割れ⇒劣化部分のみ修繕

 

■草が生えている

防水機能を失っている可能性大⇒防水シート交換工事

 

■雨水が溜まっている

防水機能を失っている可能性大⇒防水シート交換工事

 

 

防水シートの修繕と交換

防水シートにひび割れや膨れ、浮きなどの劣化サインが確認できた際は、まずは部分的な劣化サインなのか全体的な劣化サインなのか見極めましょう。10年以上メンテナンスをしていない場合は全体的な劣化のサインと考えられます。その場合は既存の防水シートを完全に撤去してから新しい防水シートの張り付けをしましょう。

 

部分的なひび割れの劣化サインは劣化部分のみ張り替えをします。ただ、部分的な補修をしてもつなぎ目や他の古い防水シートは経年劣化をしていくので、何度も修繕を繰り返すことになりかねません。

「何度も工事は嫌だわ…」と考える方は、今後のことを考えて全部張り替え交換を選択した方が良いでしょう。

まとめ

大雨や強い横殴りの雨から屋根を守っている防水シートは、雨漏りリスクを高めないためにもきちんとメンテナンスをしましょう。雨漏りが起こってしまってからでは、メンテナンスでかかる費用以上に費用はかさみます。

雨が続く梅雨や台風の時期に備えて、防水シートのメンテナンスを考えてみませんか?

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニングK

2020年6月2日

人気の屋根材の種類とメリット・デメリット

一般の住宅に使用される主な屋根材には、日本瓦、セメント瓦、スレート材、ガルバリウム鋼板の4種類があります。

今回は各屋根材の特徴と、メリット・デメリットを見ていきましょう。

 

屋根材の種類

■日本瓦

日本瓦とは、粘土や土を高温で焼き形成して作る、和風の瓦です。

表面を釉薬で覆った「釉薬瓦 ユウヤクカワラ」や釉薬が塗られていない「いぶし瓦」があります。

■セメント瓦

セメントと砂を主原料とした加圧して成形、乾燥させた瓦です。

日本瓦よりも安価で寒暖の影響をうけにくいといわれいます。

■スレート材

繊維とセメントを板状に成型してつくる屋根材です。

天然の粘土を使ったものは「天然スレート」と呼ばれ高価な屋根材となります。

「カラーベスト」や「コロニアル」と呼ばれる商品が有名です。

 

 

■ガルバリウム鋼板

アルミと亜鉛の合金でメッキ処理を施した金属系の屋根材です。

 

各屋根材のメリットとデメリット

■日本瓦

メリット:重厚感があり日本家屋を象徴する屋根材

メリット:50年以上の耐久性

 

デメリット:他の屋根材と比べると非常に重い

デメリット:瓦の割れや、接合部分の漆喰の点検が必要。放置すると雨漏りの原因になる

 

■セメント瓦

メリット:和風・洋風どちらのデザインにも対応できる

メリット:施工費用を抑えることができる

 

デメリット:他の屋根材と比べると非常に重い

デメリット:日本瓦と違い、表面の塗装が必要。塗装が劣化すると瓦自体の劣化につながる

 

■スレート材

メリット:シンプルなだけに、どんなデザインにも馴染む

メリット:断熱・遮熱性能を有している

メリット:軽量で屋根にかかる負荷を軽減

 

デメリット:耐久性を保つために10年程度に一度の塗装が必要

デメリット:スレート材そのものの点検も必要(5年に一度程度)

 

 

■ガルバリウム鋼板

メリット:最も軽い屋根材

メリット:軽量なため施工しやすい

メリット:建物に負荷をかけない

 

デメリット:表面に傷ができるとサビが出る

デメリット:熱を伝えやすく、雨音も響きやすい

 

 

まとめ

それぞれの屋根材にメリットとデメリットがあります。まずは既存の屋根材の状態を知り、屋根のリフォームを検討の際は「葺き替え」にするのか「カバー工法」にするのか、また既存の屋根にはどのタイプの屋根材がリフォームに適しているのかを、プロの業者に診断をしてもらいましょう。

 

 

 

 

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニングK

2020年5月31日

デザイン重視!お洒落な屋根にしたい!

家の外観にこだわる方の中には外壁に続き屋根にポイントを置く方も多いです。一括りに「屋根」といっても、どのような屋根がお洒落に洗練された屋根にみえるのでしょうか。
ここでは、お洒落に見える屋根を紹介していきます。

お洒落に見える屋根

 

■『切妻屋根』シンプルが和洋どちらでも合う

切妻屋根は、屋根の中心部分を頂点として二枚の屋根が繋がっている形状の屋根です。

子供がお絵かきなどで書く、三角屋根の形といえばイメージがわくでしょう。

切妻屋根は、屋根の傾斜を変えることで印象がかわります。緩い傾斜にすると、どっしりとした印象、反対に急傾斜にするとシャープな印象となります。

屋根材とも相性がよく、日本瓦から洋風瓦、スレートまでさまざまな屋根材を自由に使用することができることからデザインの自由度は高くなります。

軒先が張り出す形状ですので、張り出しの大きさや、軒下や破風などのデザインで和風な印象になったり、洋風な印象になったりと自分好みの屋根を作ることができるでしょう。

 

■『陸屋根』勾配のない屋根

陸屋根は、屋根の勾配をなくした屋根です。

綺麗な四角形の建物が人気となってきているなか、よく採用されています。屋根部分を屋上として利用するなどモダンな印象です。

 

陸屋根は屋根に傾斜はありません。そのため排水口からスムーズに雨水を排水できなくなると、雨漏りのリスクは高くなります。

 

 

■『片流れ屋根』モダンでシャープな印象

片流れ屋根とは、一枚の屋根を斜めに配置した屋根の形状のことです。

斜めにスパッと切り落としたようなイメージで、建物をシャープな印象にします。

また屋根の面積を小さくすることができ、土地が狭い場合には適している屋根といえます。

最近の新築物件では、よく見られる人気の屋根です。

 

 

モダンでお洒落な家にするために

屋根の形状で建物の印象はがらりと変わります。

屋根の勾配を緩くすると柔らかさや重厚感が生まれ、急勾配ならシャープさを感じ取れます。

軒は外壁のデザインや屋根のカラーによっても印象は大きくかわりますが、張り出していた方が重厚感があり、短くするとシャープな印象となります。

屋根の勾配や色については、少しの違いで建物全体の印象は大きく変わることからリフォームの際は、じっくりと組み合わせを検討しましょう。

まずは、業者へ依頼する前に住宅展示場や工務店のホームページなどを参考にして、自分のイメージするものを見ることが業者との打合せの際には生きてきます。参考資料などは事前に用意しておきましょう。

 

 

まとめ

屋根の形状でがらりと印象が変わってしまう建物ですが、屋根の形状が決められないという方は建物全体のイメージを考えてみましょう。「シャープで洗練された印象の家にしたい」「外国の家のようにかわいい印象にしたい」「シックでモダンな建物にしたい」など、自分の描くイメージを追求してみましょう。

プラニング・Kでは、豊富な知識であなたのリフォームのお手伝いをさせていただきます。お気軽にお問合せ下さい。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニングK

2020年5月29日

下塗り用塗料「プライマー」とは?

外壁や屋根の塗装工程の中で、下塗りプライマー塗装という工程があります。塗装する上で大変重要な作業工程の一つです。このプライマー塗装の出来が最終的な塗装の仕上りを左右するともいわれています。

ここでは下塗り用塗料プライマーについて紹介します。

 

プライマーとは

 

 

プライマーとは、簡単にいうと下塗り用塗料のことです。

塗装は、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗りが基本となっていて、塗膜の厚みをつくり塗料を剥がれにくくしています。

プライマー塗装は、外壁や屋根の塗装をする際に最初に行う下塗りのことで、中塗りや上塗り塗料の密着性を高める接着剤のような役割を持ち、塗装面を整える重要な役割も兼ねています。

 

 

プライマーの種類

下地の状況やもともと塗られている塗料によって、適しているプライマーを使い分けることが必要です。

上塗り塗料と同じくプライマーにも水性タイプと油性タイプがあり、水性タイプは塗装時の臭いが少なく環境に対する影響も少ないのが特徴です。一方、油性タイプは浸透性が高く下地補強、密着度が水性タイプよりも優れていますが、塗装時の臭いは強いです。

 

浸透性プライマー

浸透性プライマーは劣化している塗装面の奥深くまで浸透して下地を補強することが特徴の下塗り用塗料です。

建物の内装にも使用するこが可能で、コンクリートやセメントモルタル、スレートなどに塗布して表面を強化させるために使用することもあります。

 

 

防錆プライマー

防錆プライマーは鉄部の下塗り用塗料です。鉄部の塗装はサンドペーパーやワイヤーブラシで錆を落としてから防錆プライマーを塗ります。そうすることで錆の進行を食い止めることができるのです。

古い塗膜や錆を取り除くケレン作業はとても大変な作業になりますが、出来上がりの美観の観点からは絶対に外せない工程といえます。

 

 

その他の下塗り塗料

■フィラー

下地の凹凸を調整し、表面を平らに整える下塗り塗料です。

クラック(ひび割れ)がおきやすいモルタル外壁の下塗りに使われることが多く、フィラーでクラックを埋めて表面を整えます。

近年では微弾性フィラーと呼ばれるものが外壁塗装の下地処理に使わていて、塗膜に弾性を持たせる特徴をもつため、ひび割れ部分に入りこみひび割れをおこしにくくします。

 

■シーラー

塗装面にシーラーを塗り下地に吸収させることで、中塗りや上塗り用の塗料が下地に吸い込まれるのを防ぎ、表面と上塗り塗料との密着性を高めます。

外壁の痛みが強い場合は、シーラーの吸収が激しいので、二度塗りすることもあります。

 

まとめ

下塗り塗料は、塗装後の仕上りを左右するといわれるほど重要な工程の一つとなります。費用をかけて塗装工事を依頼するわけですから、仕上りに満足できないのでは意味がありません。施工する塗料の知識はもちろん、もともと塗られている塗料の知識、下地の痛み具合の判断から下地塗料の選別と、とても素人には対処できませんね。塗装工事は実績のあるプロに任せましょう。

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニングK

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