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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2021年6月21日

ペンキと塗料は違うの??

外壁塗装に欠かせないのが塗料ですよね。

ペンキ=塗料と思われていることが多いのですが、実は別物なんです。 

 

今回は意外と知られていないペンキと塗料の違いについてご紹介します。 

 

 

ペンキとは

ペンキはオイルペイントや合成樹脂調合ペイントのことで、植物油などで稀釈します。 

 

オイルペイントは昔ながらのペンキで、油性調整ペイントや油性ペイントとも呼ばれています。ホームセンターでよく見かける一般的なペンキです。

 

  

 

塗料とは

塗料は「顔料」「樹脂」「添加剤」「溶剤」の4つの成分から構成されています。

 

顔料

顔料そのものが色を持つ粉末固体で、主に塗料の色彩などを形づくる成分。

顔料自体が私たちの目に塗膜として見えている。

大きく分類して、体質顔料・無機顔料・有機顔料の3種類がある。

  

①体質顔料

着色しないが、塗膜に厚みを持たせる。  

  

②無機顔料

天然の鉱石や金属の化学反応によって得られる酸化物などから作られる顔料。

無機成分なので耐候性が高いが、くすんだ色合いになる。 

 

③有機顔料

石油などから合成した顔料。

有機成分なので鮮やかな色合いが出せるが、耐候性が無機成分より若干劣る。

 

樹脂

塗料の主成分。 

樹脂は顔料を膜として密着させる働きを持ち、樹脂の種類によって耐候性・硬さ・汚染性などが決まる。

  

溶剤

樹脂を溶かすための希釈用として水やシンナーを用いる。

塗料を塗りやすくするため適正な粘土に調整したり、塗面の仕上がりをよくするために使用する。

 

 

添加剤

防藻、防カビ、低汚染、抗菌など塗料の機能を向上させる補助薬品。

塗装の目的とする機能や用途に応じて必要な添加剤を少量だけ混ぜ合わせる。

 

 

  

ペンキと塗料の違いについて

ペンキと塗料の違いは含まれている成分だけではありません。 

では、その他にどのような違いがあるのか見てみましょう。 

  

耐候性の違い

耐候性とは…屋外の環境での劣化に対する性能。

外壁塗装のように常に外の環境にさらされている場合、天候等による外的要因に対して劣化を抑えることができるかということ。  

 

ペンキは外壁を保護する耐候性が低いため、塗装を行ってもすぐに色あせや剥がれが生じやすくなります。そのため、塗料に比べ短いスパンで塗替えが必要になります。

従って、塗料の方が耐候性が優れており、外的環境の中でも劣化しにくいと言えます。  

 

 

  

 

  

 

 

乾燥時間の違い

ペンキは塗料に比べ、乾燥までに時間がかかります。 

外壁塗装は天候が作業に影響するため、乾燥に時間がかかってしまっては工期も長くなってしまいます。 

 

乾燥中に雨が降ってしまうと塗膜に雨が浸透し、塗り直しということにもなりかねません。

 

塗料を選ぶ際のポイント 

塗料は美観だけでなく保護や機能を付与するため、役割的にも違いがあります。

塗料に含まれる樹脂には、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの種類があり、中でもシリコン塗料は機能性や価格からみてもコストパフォーマンスが良く、人気の高い塗料です。 

 

塗料の種類を変えるだけで、外壁の耐用年数も大きく変わります。

塗膜の性能や特徴を左右するため、最適な塗料選択には、まずそれぞれの樹脂の特徴を把握しておく必要があります。 

  

 

まとめ

塗料とペンキの違いについてお解りいただけましたでしょうか。 

塗装するという意味では同じものですが、成分や性能が異なるため厳密にいうと別のものになります。 

 

外壁塗装では耐候性や耐用年数が求められるため、ペンキよりも塗料の方が適していると言えます。 

塗料の特徴をよく理解した上で、外壁塗装に適した塗料を選びましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月17日

適正な価格で外壁塗装を行うための基礎知識

外壁塗装を検討する時に複数の業者から見積りを取ることがありますが、各会社で価格が全然違って判断できないことはありませんか?各会社の見積り説明を受けても、提案された塗料メーカーや種類も違っていたり、そもそも同じ家を塗るための見積りが、塗料も価格もバラバラでは、どこの会社の見積りが適正なものなのかの判断も付きません。
外壁塗装の価格は使用する塗料や建物の状態によって変わってくる為、一概にいくらとは言えませんが、その価格の根拠を知れば業者から提案された価格が適正なのかを判断することはできます。
今回は、外壁塗装にかかる適正な見積り価格を判断できるポイントを紹介します。


外壁塗装の適正価格を知るために必要なこと

外壁塗装の価格は使用する塗料や建物の大きさ、劣化状態によって差がでてきます。また、業者によって設定している人件費や諸費用も異なる為、見積りの価格が違ってくるのです。


ポイント①外壁塗装の価格相場を知る

30坪40坪50坪60坪
アクリル塗料40~70万円50~80万円60~90万円70~100万円
ウレタン塗料50~80万円60~90万円70~100万円80~110万円
シリコン塗料60~90万円70~100万円80~110万円90~120万円
フッ素塗料70~110万円80~120万円90~130万円100~140万円
無機塗料80~130万円90~140万円100~150万円110~160万円
※価格は地域や業者・下地の補修の可否などによって変動いたします。

一般的な価格相場を知っていることで、業者から取った見積書の価格が相場価格からかけ離れた膨大な価格でないかどうかの判断をすることができます。悪徳業者に騙されないためには、必要な知識の一つです。



ポイント②メーカーの設計価格を知る!

見積書をよく見ると、使用する塗料メーカーと塗料名が記載されていませんか?また、そこには材料と工賃の区分の記載がされていますか?
塗料には1㎡施工した場合の材料代と工賃を合わせた基準価格となる、「設計価格」というものがメーカーから公表されています。
設計価格は各メーカーのWEBサイトなどで確認することができます。

この、設計価格より見積書に記載されている材工価格の㎡単価が高い場合は、業者が利益を多く設定しているという事になり、適正な見積価格とはいえません。

業者によって価格が違う理由

下請けの有無

外壁塗装の施工業者は、ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社、ホームセンター、塗装専門店など形態がさまざまです。

ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社が塗装を行う場合は、塗装業者が下請けで入ります。下請けが入ることにより元請けの利益分のマージンが価格に上乗せされます。
すべての会社がそうとは言い切れませんが、このような下請け構造があるため、ハウスメーカーや工務店に頼んだ場合は直接塗装専門店に頼むよりも価格が高めになる傾向があります。


◆ハウスメーカー・工務店・リフォーム会社

企業の安定性や定期的なメンテナンスサービスは安心できる。実際に塗装をするのは下請けの塗装会社となり、元請け利益分の中間マージンがかかる為、割高になる傾向。



◆塗装専門店

直接頼んだ場合は中間マージンが発生しないため他の形態の業者より割安になる傾向がある。塗装工事を行なう場合は価格・工事ともに一番お得。


使用する塗料の違い

業者によって扱っている塗料に違いがあります。塗料が変われば当然価格も変わってきます。塗料に含まれる樹脂の種類により耐用年数等にも違いがあり、最近ではコストパフォーマンスが高い、シリコン樹脂系の塗料が人気となっています。

まとめ

外壁塗装の検討をする際は、複数の業者に相見積りを取って価格を比較し、価格だけでは判断せずにしっかりとした工事をしてくれる業者を選ぶことが大切です。相場より安くても手抜きの施工をされては結果的に追加のコストが発生してしまいます。相場よりも多少高くてもしっかりとした施工を行ってくれる業者なら、結果的に建物が長持ちしてメンテナンスコストが安く上がるかもしれません。サービスの品質に見合った価格かどうかということを判断して信頼できる業者へ工事の依頼をしましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月14日

ネイビーの外壁の魅力

密かにネイビーの外壁が人気を得ているのはご存知でしょうか。

ネイビーと言えばファッションやインテリアなどにもよく使われていていますよね。 

 

今回は、ネイビーの外壁の魅力についてご紹介します。色選びに迷っている方は必見です!

 

 

 

ネイビーの外壁の魅力について 

 

ネイビーの印象とは 

 

・爽やか

・上品

・誠実

・穏やか

・知的

 

 

 

 

ネイビー外壁のメリット

◎安らぎを感じる効果

ブルー系の色には副交感神経を優位にし、心身を安定させたりリラックスさせる効果があります。

家に安らぎを求める方に、ネイビーはおすすめのカラーです。

  

 

◎万人受けする

英国王室の公式カラーでもあるロイヤルブルーは高貴なイメージもあり、ヨーロッパでも人気の色と言われています。

 

また、強い印象を与えてしまう暗めの色も、ネイビーなら落ち着いた雰囲気で嫌味がなく誰からも好かれます。

  

 

◎紫外線に強い

外壁は毎日強い紫外線を浴びているため、色あせや変色が生じやすくなります。

 

色を維持するためには、紫外線に強い色を選ぶ必要があります。ブルー系の色は紫外線を反射するので、比較的色あせが起こりにくくなります。 

 

   

 

ネイビー外壁のデメリット

 △色あせが目立ちやすい

色あせを起こした場合は壁の表面が白っぽくなるため、ネイビーの外壁には目立ちやすくなります。

 

△艶が出やすい

ネイビーは光の反射が目立ちやすく、艶が目立ってしまうことがあります。 

 

強い光沢感は派手な印象を与えてしまい、本来ネイビーが持つ上品で落ち着いたイメージを損ねてしまいます。 

 

 

濃い色から淡い色に塗替えはできるの?

『ネイビーの外壁にしたら次回の色には影響するの?約10年後の塗替え時にもっと濃い色にしなくてはいけないの?』という疑問が出てきます。

 

外壁塗装では3回塗りを行う

外壁塗装では「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本です。

下塗りは上塗りを定着させるための接着材で、上塗りをきれいに仕上げるための大切な工程です。

下塗りの際に既存の濃い色を消してしまいます。そうすることで、淡い色で中塗り・上塗りと2度塗り重ねても元の濃い色が透けることなく、淡い色でもきれいに発色することが可能になります。

まとめ 

色を決める際はメリットとデメリットをよく理解し、カラーシュミレーションや色見本で事前に確認を行うことが成功の鍵となります。 

 

ダークな色にしたいけど黒は重すぎるという方にはネイビーをおすすめします。 

落ち着いた雰囲気でおしゃれに大変身したいという方は、ぜひネイビーの外壁にしてみてはいかがでしょうか。


カテゴリ:外壁, 未分類

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月10日

梅雨の時期が来る前に家のセルフチェックをしましょう!


もうすぐ、じとじと雨が続く梅雨の時期がやってきます。降り続く雨の中、気分も落ち込みがちなところ、家の不具合まで重なってしまうと大変です。
今回は、雨が降る前に自分でできる、家の現状チェックについて、そのチェックポイントを見ていきましょう。


梅雨到来の前にチェックする場所

梅雨到来の前にできるだけ家の現状を把握しましょう。セルフチェックの際には写真やメモをとり、後にどの場所の写真やメモなのかがわかるように、簡単な間取り図や、立面図を書き記しておくとよいでしょう。

チェック① 外回り

【セルフチェックに必要なもの】
・カメラ(デジカメ、携帯)
・簡単な立面図
・シャープペン、ボールペン
・メジャー(スケール)
※日差しがキツイ場合は防止やサングラスなど…

基礎部分や外壁のひび

外壁や基礎の部分でひびがないかチェックしましょう。0.5mm以上(シャープペンの芯が入る程度)だと注意が必要です。
ひびの大きさをスケールではかり1mm以上あるものは、ひびを埋めるなど補修が必要です。

シーリングの隙間

外壁のサイディングの間の目地部分を埋めているシーリングが割れていたり、剥がれてしまっている場合は埋めるなどして補修が必要です。隙間から雨水が浸入し構造躯体の腐食につながります。

屋根瓦のズレや浮き

屋根の写真を撮るのは足場がないと危険です。2階の部屋の窓から下屋根の確認と、下から屋根がズレたり浮いたりている箇所がないかチェックしましょう。

雨樋の詰まり

梅雨だけに限りませんが雨樋が正常に機能しないと、屋根や外壁に常に水がかかり、屋根や外壁を傷めてしまいます。また、水が溜まることで、虫やシロアリの発生原因を作ってしまいます。
雨樋の状態や雨の日に雨樋が通常に機能しているかどうか確認しましょう。





チェック② 室内

屋根裏

天井裏へ上れる階段から上がってみましょう。屋根面(頭上)、天井面(足元)の両方をチェックしましょう。湿気が溜まりカビが繁殖していないか。また屋根面は雨漏りしているような疑いを持つような染みがないか。不安に思うような染みを発見した場合は専門家に診断を仰ぎましょう。

窓サッシまわり、天井

天井や、窓廻りの室内クロスに染みや浮きがあるかチェックしましょう。染みが年輪のようになっていたら複数回の不具合があったことを表します。日常生活の上で、上部を確認することは意外と少ないものです。天井などを見上げてチェックしましょう。

換気扇

梅雨時期は窓を開けるタイミングも少なく、換気ができなくて室内に湿気がこもりやすくなります。湿気はカビの原因にもなりますので、換気扇や除湿機などを上手に使い湿気がこもらないようにしましょう。換気扇や除湿機のフィルターのホコリやゴミ詰まりの清掃は済ませておきましょう。

まとめ

日頃から、家のセルフチェックを行っている家庭では梅雨の長雨を前に慌てることはありませんね。家のセルフチェックなんてしたことない、というご家庭はこの記事を参考に是非チェックしてみて下さい。
セルフチェックで不具合をみつけた場合は、自己判断せずにまずは専門家の診断を仰ぎましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月7日

外壁塗装 艶消し塗料でシックでお洒落な外観にしたいけれど・・・

せっかく外壁塗装するのだから、お家を高級感のあるシックな印象にしたいなぁ…とお考えの方には「艶消し塗料」を選択するという方法があります。
「艶消し塗料」とは文字通り、艶を抑えた塗料のことで塗装後のピカピカした艶感を抑えて落ち着いた印象に仕上げることができる塗料です。最近では和風住宅や、大人かっこいいモダン住宅などでよく採用されており、テーマに沿った落ち着いた雰囲気を造りだしています。
今回は、この「艶消し塗料」について詳しく見ていきましょう。


「艶消し塗料」とは?

艶消し塗料とは、どのような塗料のことを指すのでしょうか。また、通常の光沢ありの塗料と性能に違いはあるのでしょうか。

光沢率5パーセント以下の塗料

そもそも「艶消し塗料」とはどういったものを指すのでしょうか。

艶消し塗料は「艶なし」「フラット仕上げ」「マット仕上げ」とも呼ばれ光をあまり反射しない落ち着いた印象の塗料です。
艶の度合いについて公的に定められた基準があるわけではありません。

塗料業界では、外壁面に光を反射させて光沢度というものを測定しています。平らに塗装された面に60度の角度から光を当て、そのうちどれくらいの強さの光が正反対の方向に反射されるかを測定し光沢度を測るのです。
一般的に光沢度が70%以上の塗料が艶有りとされ、艶消し塗料の光沢度は5%以下となっています。
艶消し塗料は多くの場合、ポリエステルやアクリルなどの微粒子を艶消し剤として塗料に混ぜていて塗膜表面にミクロレベルの凹凸を作り出しています。その微細なざらつきが光を拡散させ、光沢度を低下させています。


艶有り塗料との違いは?

艶消し塗料は艶あり塗料とどこが違うのでしょうか。
艶あり塗料は塗りたてのピカピカ感が感じられる一方で、艶消し塗料は光沢のない落ち着いたマットな仕上がりになります。

艶ありの場合は新築同様のピカピカな仕上がりに、艶消しの場合はシックでモダンな落ち着いた仕上がりになっています。


艶消し塗料で塗る前に確認しておくこと

艶消し塗料で塗る前に以下の事を確認しておくと良いでしょう。

屋外で実際に塗る色の確認

実際に外壁の色を決める際には業者から色見本表を見せてもらったり、PC上でカラーシミュレーションをして見せてもらうことがあります。この時に注意するべきは、部屋の中と屋外での光の当たり方が全く違う点です。

落ち着いた色を選んでいざ塗り替えてみたら、想像していたよりも明るい色に仕上がってしまった、イメージと違う色に仕上がってしまった、そんな事態に陥りかねません。
外壁の模様に近い形状の下地に塗装して、屋外で様々な角度からチェックしましょう。凹凸のある下地のほうが乱反射で光沢を感じやすくなります。その点も考慮して色選びは慎重に行いましょう。


マイホームの立地条件を確認

マイホームが汚れやすい場所に立地している場合は汚れが目立つ艶消し塗料を使用するのかどうか慎重に判断をしなければなりません。

例えば大通りに面した外壁などでは、車の交通量は多くなります。排気ガスや雨が降った後の泥ハネなど注意を配る必要があるでしょう。
艶消し塗料にするかどうか迷った場合は、5分艶や3分艶などの艶調整塗料を選ぶと良いでしょう。光沢をほどよく抑えつつ、完全に艶を消した塗料を選ぶよりも汚れを和らげることができます。


まとめ

塗料選びは、一見簡単そうに思いますが一度塗ってしまうと、たとえ仕上りに納得していなくても約10年間は付き合っていかなければならないことを考えると、慎重に時間をかけて行うことが重要です。艶消し塗料はシックでお洒落な外観を創りだしますが汚れに対しての抵抗は低く、十分に検討した上で艶の度合いを決定することが大切です。色見本だけで判断せずに、実際に艶消し塗料を採用している展示場などを見て回ってみるのも参考になるでしょう。納得がいく仕上りを目指して塗料選びは、慎重に行うことをおススメします。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月3日

夏の紫外線に負けない!夏を快適に過ごすための屋根遮熱塗装

春の過ごしやすい気温から5月~6月にかけて急激に外気温も上がってきました。晴れた日は特に室内の暑さが気になる方も多いでしょう。
この室内のモワーっとした空気を軽減することができる「屋根の遮熱」をご存知ですか。
今回は「屋根の遮熱」について、遮熱塗装をご紹介していきます。


どうして家の中がモワーっと暑くなる?


屋根が直射日光を受けるから

屋根はもともと遮熱機能を持っていないものが多く、太陽に一番近い部分の屋根へ直射日光が降り注ぐことにより、屋根の表面温度が上がり、日光を反射する機能のない屋根を通過し、建物内へ熱が伝わってしまうことが原因です。

この屋根が受ける直射日光を遮熱することで、屋根の表面温度を下げることができます。
遮熱方法として最も手軽なうえコスト的にも優秀な方法が遮熱塗装です。
遮熱塗装を行うと屋根の表面温度が約20℃下がります。
遮熱塗装をされたお施主様には、「クーラー設定温度を27℃にしてもよくなった」や「2階のモワッとした空気がなくなった」などの声があります。


遮熱塗料とは…

遮熱塗料とは、熱の原因となる太陽光を反射させ、室内の温度上昇を抑える塗料です。
屋根や外壁に塗ると光を反射して建物内部への熱の侵入を防いでくれるので、夏の室内の温度を快適に保ってくれます。


遮熱塗装の効果

塗料を塗るだけで本当に効果はあるの?と思われる方も多いと思いますが、遮熱塗料を塗ると屋根の表面温度で15℃~20℃下がります。

屋根自体の劣化が進んでいると、その上から塗装を行うことは不可能で、屋根の張替えや重ね張りという塗装以外の対策を打たなければならない場合があります。築年数は経っていないけれど、暑さに悩んでいたり、ちょうど外壁も塗り替えるから屋根も同時に!と思っている方には遮熱塗装はオススメです。

遮熱塗料のメリット

①夏場の室内温度が快適に保てる

遮熱塗料には、夏の暑くなる原因である太陽光を反射し、室内の温度を快適に保つ効果があります。
太陽光を反射してくれるので、猛暑のような夏でも室内への影響が少なくなります。遮熱塗装をしたかどうかで、室温は最大で2〜3度下がるでしょう。

②電気代の削減ができる

遮熱塗料の効果により室内温度が低くなるため冷房の頻度が減り、電気代の大幅な削減が可能です。
室内温度が1度下がると、約10%の電気代が削減できると言われていて冷房の使い過ぎを減らし、省エネ効果にもつながります。

③屋根材を熱から守る

遮熱塗料は、外壁や屋根の劣化を防ぐ効果もあります。
外壁や屋根などの建材は、太陽光などの熱を直接受けることで劣化が進みやすくなります。その結果、耐用年数が短くなってしまうのです。
遮熱塗料を塗布することのより、光を反射し、表面温度の上昇を抑えてくれるので、熱による建材自体のダメージを減らすことができます。


まとめ

夏を快適に家で過ごす対策として屋根の遮熱塗装をご紹介しました。コスト的にも取り組みやすい対策であるうえ、屋根の表面温度を15℃~20℃も下げる効果が期待できます。ただし屋根材自体の劣化が進んでいる場合は遮熱塗装が不可能な場合もありますので、まずは専門業者に相談してみましょう。室内環境を整えて暑い夏を乗り切りましょう。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年5月31日

軒天の塗装の必要性

 

家の塗装と聞くと屋根や外壁を塗り替えるイメージが強いと思いますが、その他にも塗装が必要な箇所があります。 

 

そのひとつが『軒天(のきてん)』と呼ばれる箇所です。

今回は、軒天の塗装が必要な理由についてご紹介します。

 

 

 

軒天について 

軒天という言葉を知っていても、実際にどこの場所を指すのかわからないという方もいらっしゃいます。 

 

まずは、軒天について詳しく見ていきましょう。  

  

軒天とは… 

 

住宅に付帯する部分で、建物から伸びている屋根の裏側部分のこと。 

別名=軒天井(のきてんじょう)、軒裏(のきうら)などと呼ばれることもあります。

 

 

 

軒天の役割

 

1.美観 

軒天がない場合は下側から見た際に、屋根裏の野地板や垂木が丸見えになります。そのため軒天を張ることで、屋根の構造部分を隠しスッキリとした見た目になります。

 

 

2.雨漏りや紫外線を防ぐ

軒天は雨の吹き込みや紫外線を遮ることができます。軒があることで外壁に直接当たることを防ぎ、結果として外壁の劣化を抑制することに繋がります。 

また、雨の日は傘を開閉するスペースとして便利です。 

  

その反面、軒天の無い住宅はスタイリッシュな印象になりますが、雨水を直接受けやすいため外壁材の経年劣化や雨だれによる汚れが発生しやすくなります。 

 

 

3.屋根裏の換気

穴が開いている軒天材を使用している場合や換気口の設置は、屋根裏に溜まった湿気を外部に排出することができます。  

 

風の通りをよくすることで、結露を防ぐ役割を持ちます。

 

 

4.延焼防止

万が一、ご自宅や隣家で火災が発生した際に、軒天があることで屋根に火が燃え移るのを抑制する効果もあります。  

 

軒天には不燃材を使用されていることが多く、軒天が延焼を遮り、被害拡大を防ぐ役割を持っています。

 

 

軒天の塗装の必要性 

 

大切な住まいの状態を維持するためには、定期的な塗装が必要です。

軒天は重要な役割を担う箇所でありながら、意外と見落とされがちです。  

 

定期的なメンテナンスを行っていた場合、塗装工事だけで済むことも、長年放置し続けた結果、軒天の材質自体が経年劣化し張替えや増張りの補修が必要になるケースもあります。  

 

仮に張替えになった場合は、塗装に比べ費用も高くなります。  

費用を抑えるためにも定期的なメンテナンスを行いましょう!

 

 

ポイント!

軒天を工事する場合も、足場の仮設は必須です。

外壁や屋根の塗装工事を行う際に、軒天の修繕も一緒に行うことで経費削減にもなります。

 

そして、できるだけまとめて工事を依頼することで、工事の回数も減らすことができ、工事中の生活の不便さや窮屈感も軽減されます。 

 

 

まとめ

意外と知られていない軒天の役割と塗装の必要性についてご紹介しました。

何気なく目にしている家の付帯部にもそれぞれの役割があるため、劣化に気付いたら早急に専門業者に相談しましょう。

 

プラニング・Kでは、無料診断を行っております。 

『これは劣化かな?』と思ったら、お気軽にお問い合わせください。

 

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年5月27日

コンクリート打ちっぱなし外壁のメンテナンス方法とは


コンクリート打ちっぱなし住宅にお住まいの方で、劣化している箇所が気になり補修をしたいけど、どのくらい費用がかかるのか見当もつかないという方は多いでしょう。コンクリートの建物の美観を保つのはとても難しく、専門的知識がないと補修方法も分かりません。
今回は、打ちっぱなしコンクリート住宅の補修方法や塗装方法についてご紹介します。コンクリート住宅の補修でお困りの方はぜひ一読ください。

「コンクリート打ちっぱなし外壁」の塗装は技術が必要

コンクリート打ちっぱなし外壁とは、コンクリートの表面に塗装などをせずに、コンクリートの地肌が出ているものをいいます。
木造住宅に比べ幅広いデザイン性があり、オシャレな建築が多いことで人気がある一方で、コンクリート打ちっぱなし外壁は装飾が少なく、シンプルなデザインのものが多いため、ひび割れや雨染みなどが目立ちやすいというデメリットもあります。
シンプルながらお洒落な外観を維持するためには、細やかな塗装メンテナンスが必要となります。


塗装メンテナンスが必要な劣化サイン

コンクリートでよく見られる劣化のサインは、漏水やカビ、凍害といった水に関する症状です。このような症状が見られた場合には、適切な下地補修をした後に塗装を行ないましょう。

主な劣化症状

ひび割れが発生している

補修方法:弾性塗料で塗装する
弾性塗料の特徴は、伸縮率に優れているのでクラック(ひび割れ)を防ぐことができます。撥水剤よりも費用がかかってしまいますが、ヒビ割れを起こしている住宅にはオススメです。また下地補修を行った後のコンクリート外壁には、どうしても補修痕が残ってしまいます。弾性塗料は、それをカバーできます。

雨染み・カビが発生している

補修方法:撥水剤を塗布する
撥水剤の特徴は、防水性が高いことと色が無透明のため、コンクリートの質感を維持したままコンクリートの雨染みを防ぐことができます。費用も他塗料と比べ比較的安価ですが、耐年数が短いため、定期的なメンテナンスが必要となります。

建物内部に水が浸入している

補修方法:カラークリヤー工法を用いる
カラークリヤー工法の特徴は、一つは素材感をいかしたまま艶むらや濡れ色を防ぎ、美しい仕上がりにすることです。また、防水性能も高いため、コンクリートの劣化の原因となる中性化防止の効果に強く、コンクリート内に埋まっている鉄筋の防錆にも適しています。
撥水剤より費用がかかりますが、コンクリートの耐久性と保護を高めたい方にはオススメです。



まとめ

打ちっぱなしコンクリートの塗装周期は、6~7年が目安です。劣化症状や使用する塗料にもよりますが、10年周期では塗装をするのが望ましいといえるでしょう。劣化の損傷がわかりやすいため、コンクリートの劣化状況をよく確認して、劣化に沿った補修を行いカバーしましょう。そうすることで、長期的にお洒落で美しい外観を保つことができるでしょう。打ちっぱなしコンクリートの塗装はプロの熟練した技術が必要となります。塗装の相談はプロの塗装業者へ連絡することをおススメします。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年5月24日

屋根瓦は 葺き替え or 塗装

外壁塗装と一緒に屋根も塗装をと検討される方も多いでしょう。うちの屋根は最近主流の薄い瓦(スレート瓦)ではなくて、昔ながらの瓦の形をしているからメンテナンスはどうしたらいいのかわからない、と悩まれていませんか。
今回は、屋根瓦のメンテナンスについて葺き替えが適切なのか塗装がよいのかも含めて詳しく見ていきましょう。



屋根瓦の種類

瓦は形成方法の違いから、大きく2つに分類されます。

粘土系瓦

粘土系の瓦は和瓦とも言われます。いぶし瓦・無釉瓦・陶器瓦等の種類があり、昔ながらの日本家屋や日本建築の城や寺社等に使われていることが多いです。

粘土系瓦は他の屋根材よりも重く、スレート瓦は平均約24kg/㎡に対して、和瓦は平均約45kg/㎡もあります。そのため、台風などの強風には強いですが、耐震性は他の屋根材に比べて低くなります。

粘土を瓦の形にかたどり、高温で焼き上げて製造されていることから、陶器のように耐久性の高いものができあがります。衝撃を受けるとひび割れしてしまいますが、基本的には瓦のメンテナンスは不要です。ひび割れなどで破損した瓦の補修には、部分葺き替えを依頼しましょう。

セメント系瓦

セメント系の瓦には、セメント瓦やモニエル瓦があります。和瓦と違い粘土を焼き上げているのではなく、セメント、砂、水を混ぜ合わせ、モルタルのようにセメントの化学反応で硬化させた瓦です。

セメント瓦表面にはモルタル同様に、色、艶がなく防水性もないため雨水をそのまま吸い込んでしまいます。そのため、塗装が必要になります。

モニエル瓦はヨーロッパ発祥のセメント瓦で、通常の瓦とは違い表面に「スラリー層」という着色したセメントの液(ペースト)が薄く吹き付けられています。塗装の際は表面のこの劣化したスラリー層をしっかりと取り除いてから施工する必要があります。

セメント系瓦は塗装しないとどうなる?

粘土系瓦(和瓦)には塗装メンテナンスが必要ありませんが、セメント系瓦は塗装メンテナンスが必要です。塗装メンテナンスをしなけば一体どうなるのでしょう。

セメント系の瓦で塗装を行わなかった場合、表面の素地がむき出しの状態になるため、塗膜の劣化が進み雨水を吸収し乾湿の繰り返しや凍結により、少しの衝撃でも割れやすくなってしまいます。つまり、ひび割れや破損をした状態となってしまうのです。ひび割れから雨水が浸入し雨漏りにつながってしまったり、瓦の破片が落下するなどの被害も起きてしまいます。


セメント系瓦の塗装メンテナンス

瓦塗装メンテナンスの最大のメリットは、他のメンテナンス方法よりも安価なことです。塗装以外のメンテナンス方法は、屋根材の葺き替えがありますが、費用が数百万円以上かかってしまいます。とりあえず10年前後持たせたいという方には塗装がおすすめです。

セメント瓦の塗装のポイント

①下地処理を丁寧に行う

モニエル瓦には表面にスラリー層というセメントの液(ペースト)が吹付けられた層があります。その他にも苔やカビ等の汚れが付着していますので、ケレンや高圧洗浄でしっかりと汚れを取り除くことが大切です。凹凸も多く少々手間な作業ですが、しっかりと丁寧に行うことで塗膜剥離等の不具合を防ぐことができます。

②下塗り調整塗料を十分に塗布する

下地処理を十分に行った瓦は、セメントの素地がむき出しの状態になることが多く、下塗り材を吸収します。想定していた下塗り材の量を塗布し終わっても吸い込みが止まらない場合は、もう一度塗布します。
下塗り材が十分でないと上塗材との密着不良が起き、耐久性も本来の効果を発揮できなくなりますので、下塗り調整塗料は十分に塗布しましょう。


まとめ

瓦には粘土系の瓦とセメント系の瓦の2種類があることがわかりましたね。粘土系瓦の場合は耐久性が高く表面から水を吸い込むこともないので塗装の必要はありません。一方で、セメント系の瓦の場合は表面を塗装で保護する必要があります。メンテナンスを長期的に考える場合は葺き替えの選択もありますが、費用をできるだけ抑えたい場合は塗装でメンテナンスは十分可能です。その際は下地処理を時間をかけて丁寧に行うことがポイントとなってきますので、専門の熟練した技術を持つ業者へ依頼すると安心でしょう。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年5月20日

雨の日の外壁塗装が引き起こすトラブル

外壁塗装をする際、どの季節が最適だと思われますか?

梅雨に入り雨の日が続きますが、親族が集まるお盆までに家の外壁をきれいにしたいという方もいるのではないでしょうか。 

 

そんな方に是非読んでいただきたい、雨の日の外壁塗装のトラブルについてご紹介します。

 

雨の日の外壁塗装について

 

雨の日は外壁塗装ができない?

外壁塗装は外での作業のため、雨の日は基本的に工事を行えません。

また気温が5℃以下の真冬日や、湿度が85%以上の高湿度の日も塗装を行えません。

 

 

 

雨の日に起こるトラブルとは 

 

雨が与える悪影響

 

湿気によって乾燥するのに時間がかかる

雨の日は湿度が高くなります。湿度85%以上は塗装に不適切と言われています 

 

湿度が高いと塗膜が硬化するまでの時間が長くなることがあります。塗料が湿気を含んでしまったり、乾燥が不十分なうえに中塗りや上塗りを重ねてしまうと塗膜の機能が十分に発揮できなくなります。

 

 

仕上がりに影響する 

どのような事が起こるのか、見てみましょう。  

 

膨れ

結露や湿気による水分が塗料に混ざってしまうと、内部に含まれた水分が塗膜から排出しようとし、膨れを起こすことがあります。

 

 

 

剥がれ

雨天で高湿度の中で塗装をした場合、外壁が完全に乾燥していないため、塗料の密着が悪く剥がれの原因となってしまいます。 

 

 

■工事にかかる日数が長くなる

いざ工事が始まっても、雨が降れば工事が中断してしまいます。特に梅雨で雨が長く続くような時期は、その分工事も延期になり、予定通りに進まないというケースもあります。

   

※注意!!

一般的には、悪天候による工期の延長で追加の費用がかかることはありません。

延滞料金を請求されてはいけないので、梅雨の時期に工事を依頼する場合は特に注意が必要です。 

 

トラブルを防ぐためにも口約束ではなく、契約書や見積書などの書面で内容が明確に記載されているかを必ず確認しましょう。

   

 

■換気問題

工事期間は家全体を養生ネットで覆い、塗料の飛散を防ぎます。塗装部分に付帯している窓やサッシにも塗料が付かないように養生シートでカバーします。

このように完全に養生されてしまうと、開閉することができません。  

 

作業の工程によっては窓を開けることができますが、換気ができずジメジメとした蒸し暑い部屋の中にいると熱中症にも気を付けなければいけません。

日中は外出したりエアコンをうまく使用して、生活の負担にならないように気を付けましょう。

 

 

雨の日の外壁塗装 メリットはある? 

 

雨が多い6月の梅雨のシーズンは依頼する方が比較的少ないので、料金交渉がしやすい場合があります。 

 

いつも工事の件数が多く、希望の時期になかなか工事をしてもらえないような人気の業者も、梅雨の時期は比較的落ち着いているので工事の依頼をしやすくなります。

 

 

まとめ

雨が多い梅雨の時期だからこそ、期間に余裕を持って外壁塗装を検討されてはいかがでしょうか。

台風の発生が増加する夏までに行うことで、家の被害を未然に防ぐことができる大切なメンテナンスと言えるでしょう。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

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