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2025年8月25日

海に近い住宅の外壁塗装~潮風や紫外線に強い塗料選びとメンテナンスのポイント~

海の近くに住むということは、毎日美しい景色や潮風の香りを感じながら暮らせるという魅力があります。

しかし一方で、住宅の外壁には想像以上の過酷な環境が待っています。とくに潮風による塩害や強い紫外線、湿気によるカビや苔の発生など、海沿いならではの影響は無視できません。

今回は、「海に近い住宅の外壁塗装」をテーマに、なぜ特別な配慮が必要なのか、どんな塗料を選べばよいのか、塗装時の注意点やメンテナンス方法まで、詳しく解説していきます。

海沿いの住宅に求められる機能とは?

潮風=塩害への備えが最重要

海に近いエリアの大きな特徴は、空気中に塩分(塩化ナトリウム)が多く含まれていることです。この塩分は、鉄部をサビさせる原因となり、外壁材や塗膜にも悪影響を与えます。

塩分は風にのって建物の表面に付着し、長期間蓄積すると塗膜の劣化、膨れ、剥がれといった問題を引き起こします。特に鉄筋コンクリート造の住宅では、塩分がコンクリートを劣化させ、内部の鉄筋にまで影響を及ぼすこともあります。

紫外線の強さも要注意

海沿いは空が広く、日差しを遮るものが少ないため、紫外線の影響が強くなりがちです。

紫外線は塗膜を劣化させ、色あせやひび割れの原因になります。

外壁塗装を長持ちさせるには、紫外線に強い塗料を選ぶことが必要不可欠です。

海沿いの住宅におすすめの塗料とは

・無機塗料

無機塗料は、ガラスやセラミックなどの無機物を主成分とした塗料で、非常に耐候性が高く、海沿いでも塩害や紫外線に強いのが特徴です。

親水性が高いため、雨で汚れが流れ落ちやすい「セルフクリーニング効果」もあり、長期間美観を維持できます。

【メリット】

・耐久年数15〜20年

・防汚性が高く、苔やカビにも強い

・色あせしにくい

【デメリット】

・価格が高め

・施工には技術が必要

・フッ素塗料

フッ素樹脂を主成分としたフッ素塗料も、海辺の住宅に適しています。無機塗料ほどではありませんが、耐塩性・耐紫外線性に優れ、比較的長持ちするため、コストと性能のバランスが取れた選択肢です。

【メリット】

・耐久年数12~15年

・塩害、紫外線に強い

・防カビ・防藻性あり

【デメリット】

・ウレタン、シリコン塗料に比べて価格が高い

塗装時に注意するポイント

下地処理

塗装を長持ちさせるためには、塗る前の下地処理が非常に重要です。海風で付着した塩分をしっかりと洗い落とさなければ、どんなに高性能な塗料を塗ってもすぐに剥がれたり、劣化が進んでしまいます。

高圧洗浄+中和洗浄を組み合わせ、外壁の塩分や汚れをしっかりと除去するのが理想です。施工業者に依頼する際は、この工程がきちんと含まれているか確認しましょう。

鉄部・金属部の防さび処理

ベランダの手すりや窓枠など、金属部分は特に塩害に弱いため、防錆プライマーを使用するなどの防サビ対策が必要です。これを怠ると、見た目が悪くなるだけでなく、建物全体の耐久性にも影響が出ます。

メンテナンス方法

塗装した後も、適切なメンテナンスを行うことで、外壁の美観と保護効果を長持ちさせることができます。

定期的な洗浄

年に1〜2回、外壁を軽く水で洗い流すだけでも、塩分や砂埃の蓄積を防げます。

家庭用のホースでOKですが、できればやわらかいブラシを使ってこすり洗いすると効果的です。

小さな不具合は早めに対処

ひび割れや塗膜の浮きなどを見つけたら、早めに業者に相談しましょう。

放置しておくと雨水が侵入し、内部の劣化につながってしまいます。

まとめ

海に近いという立地は、暮らしに豊かさをもたらす一方で、家のメンテナンスには気を遣う必要があります。特に外壁は、潮風や紫外線と戦っている部分です。

高耐久な塗料を選び、しっかりとした下地処理を行い、定期的なメンテナンスを心がけることで、海沿いの過酷な環境にも耐えられる住まいを実現できます。

これから外壁塗装を検討している方は、ぜひ「海沿いの特性」に適した塗装を意識してみてください。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

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