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2025年7月28日
水性塗料と油性塗料の違いとは?
外壁塗装の見積もりを取ったとき、「水性塗料」と「油性塗料」という言葉を目にしたことはありませんか?どちらがいいのか?長持ちするのは?家に使うならどちらを選ぶべき?など様々な疑問があると思います。
今回は、水性と油性の塗料の違いと使い分けについて、わかりやすく解説します。

油性と水性って何が違うの?
塗料には大きく分けて、「水性」と「油性」があります。両者の最大の違いは「希釈するもの」、つまり塗料を薄めるときに使う液体の種類です。
・水性塗料:水で薄める
・油性塗料:シンナー(有機溶剤)で薄める
この違いが、におい・耐久性・環境への影響など、さまざまな性能に関係してきます。
水性塗料の特徴と使用する場面
■メリット
・臭いが少ない:ほぼ無臭に近く、住宅地や室内でも安心。
・環境に優しい:揮発性有機化合物(VOC)が少なく、地球にも人にもやさしい。
・価格が比較的安い
■デメリット
・耐久性は油性よりやや劣る(ただし高性能な水性塗料も増えている)
・乾燥に時間がかかることがある(特に寒冷・湿気のある時期)
■水性塗料が向いている場面

・一般住宅の外壁全体
・隣家が近い地域や密集地
・学校や病院など、臭いに敏感な施設
・室内塗装(天井・壁)など
油性塗料の特徴と使用する場面
■メリット
・密着力・耐久性が高い:塗膜が強く、長期間にわたって外壁を保護が可能
・雨風や紫外線に強い
・ツヤが出やすく、高級感がある
■デメリット
・臭いが強い:施工中にシンナー臭が発生するため、換気が必要。
・価格が高め
・環境負荷が高い
■油性塗料が向いている場面

・海沿い・風雨の強い地域
・工場や倉庫など、過酷な環境下で使われる建物
・屋根・鉄部・木部など、水性では密着しにくい部材
・より長持ちさせたい店舗や賃貸アパート
どう使い分けているか
実際の現場では、以下のような使い分けがされます。
| 部位 | 塗料タイプ | 理由 |
| 外壁(住宅) | 水性塗料 | 低臭・環境配慮・価格バランスが良い |
| 屋根 | 油性塗料(2液型) | 過酷な環境に強く、耐久性が必要 |
| 鉄部(手すり・シャッター) | 油性塗料 | 密着性と防錆性能が必要 |
| 室内 | 水性塗料 | シンナー臭が出ないため安全 |
特に最近の高性能水性塗料(ラジカル制御型など)は、油性塗料に引けを取らない耐久性を持つ製品も多く、選択肢が広がっています。
”油性の方が長持ち”は本当?

以前は「油性=高耐久、水性=短寿命」というイメージが一般的でした。しかし現在は、塗料メーカーの技術革新により、高性能な水性塗料も増えてきています。
たとえば、一部の水性塗料は、油性に匹敵するほどの耐用年数(12〜15年)を実現している製品もあります。とはいえ、まだまだ「屋根・鉄部は油性が有利」という事実もあります。
つまり「水性 vs 油性」はどちらが優れているかではなく、“適材適所”で選ぶことが重要です。
まとめ
水性塗料と油性塗料、それぞれにメリット・デメリットがあり、単純に「どちらが良い」とは言い切れません。「部位」や「環境」に合わせた使い分けが、塗装の成功につながります。
塗装業者に任せるとはいえ、施主としても最低限の知識を持っておくと、後悔のない塗装リフォームができます。

カテゴリ:塗装工事
2025年7月14日
夏の暑さを軽減する「遮熱塗料」とは?
近年、猛暑の影響で「家の中が暑くて寝苦しい」「2階がまるでサウナのよう」といった声をよく耳にします。そんな中、注目されているのが「遮熱塗料」です。
外壁や屋根の塗り替えに使われる塗料の中でも、遮熱塗料は熱の侵入を抑える機能を持つことで、夏の暑さ対策や省エネに役立つとされています。
今回は、遮熱塗料の仕組みやメリット・デメリットについて、ご紹介します。

遮熱塗料とは?
遮熱塗料は、太陽光の中でも熱の原因となる「近赤外線(赤外線の一種)」を反射する機能を持った塗料です。屋根や外壁に塗ることで、表面温度の上昇を抑え、建物内部に伝わる熱を減らす効果があります。
通常の塗料を塗った屋根では、表面温度が夏場には60℃〜70℃に達することもありますが、遮熱塗料を使用すると10℃前後下がることがあります。その結果、室内温度抑えられるケースがあり、体感的な涼しさだけでなく、エアコンの使用量も減らせます。

遮熱塗料のメリット
①室内温度の上昇を抑えられる
もっとも大きなメリットは、家の中の暑さ対策ができることです。特に屋根は直射日光を受けやすく、熱の大部分がここから伝わります。遮熱塗料を使うことで、2階の暑さがやわらぎ、快適に過ごせるようになります。
②電気代の節約につながる

遮熱塗料によって室内温度が抑えられると、エアコンの効きが良くなり、冷房の設定温度を下げすぎずに済むようになります。結果として、夏場の光熱費を抑える効果も期待できます。
③建材の劣化を防止できる
外壁や屋根の塗膜が高温にさらされると、素材自体が早く傷んでしまいます。遮熱塗料は表面温度を下げるため、屋根材や外壁材の寿命を延ばす効果も見込めます。
④環境への配慮

遮熱塗料の導入によって電力使用量を抑えることができれば、CO₂排出の削減にもつながり、地球環境にもやさしいリフォームとなります。近年では、こうした「エコ意識の高い住宅リフォーム」が注目されています。
注意点

濃い色は遮熱効果が下がる
遮熱塗料は、色によって効果に差があります。白やベージュなどの明るい色は反射率が高く、遮熱効果も高まりますが、黒や濃紺などの濃い色は効果が落ちる傾向があります。デザイン性と機能性を考え慎重に選ぶことが大切です。
通常の塗料より少し価格が高め
機能性の高さゆえに、遮熱塗料は一般的な塗料と比べて1〜2割ほど価格が高い傾向があります。ただし、長期的に見れば、光熱費の削減や塗り替え頻度の減少でコストメリットが出るケースもあります。
施工品質によって効果が出にくいことも

遮熱塗料の性能を最大限に引き出すには、正しい施工技術と工程管理が不可欠です。
安さだけで業者を選ぶのではなく、遮熱塗装の実績や施工体制も重視することが失敗を防ぐポイントです。
まとめ
遮熱塗料は、単なる「見た目のリフォーム」ではなく、住まいの機能性や快適さを向上させるための重要な選択肢です。特に近年の猛暑対策としては、屋根や外壁の遮熱塗装は非常に有効な手段といえるでしょう。
もちろん、全ての家に最適というわけではありません。建物の構造や立地、使われている建材などによって効果の出方は異なります。
塗装のタイミングで悩んでいる方、これから外壁・屋根塗装を検討している方は、遮熱塗料も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
夏をもっと快適に乗り越えるための一歩になるはずです。

2025年7月10日
附帯部塗装は必要?見落としがちな劣化ポイント5選
外壁塗装や屋根塗装に比べて、意外と見落とされがちなのが附帯部の塗装です。「外壁だけ塗れば大丈夫」「雨樋なんて気にしたことがない」―そんな方も多いのではないでしょうか?
しかし実際には、附帯部の劣化は家全体の美観や耐久性に直結する重要なポイント。今回は、附帯部塗装の必要性と、特に劣化しやすい見落としがちな5つのパーツについて詳しく解説します。

付帯部ってどこを指すの?
附帯部とは、外壁や屋根以外の、塗装対象となる建物の外部パーツのことを指します。具体的には以下のような部分です。

・雨樋
・軒天
・破風板
・鼻隠し
・雨戸、戸袋
外壁塗装の際、これら附帯部をまとめて塗装することが一般的ですが、予算の都合などで後回しにされるケースもあります。
付帯部塗装はなぜ必要?
外壁や屋根と同様、附帯部も風雨や紫外線の影響を受けて日々劣化しています。特に木部や鉄部は傷みやすく、放置すると以下のようなリスクが生じます。

・腐食やサビの進行で構造に悪影響
・雨漏りや隙間からの害虫侵入
・美観の低下で資産価値が下がる
・塗り替え時に追加費用が発生することも
このようなことから、外壁や屋根の塗装と同時に附帯部もきちんとメンテナンスすることが重要です。
見落としがちな劣化ポイント5選

①雨樋

雨樋は常に雨水が通るため、紫外線や風の影響で徐々に色あせや変形、割れなどが進みます。
劣化を放置すると、雨水が正しく排水されず、外壁や基礎にダメージを与える原因になります。特に金具のサビや外れにも注意が必要です。
②破風板・鼻隠し
破風板は屋根の端にある板で、風雨を防ぐ役割を持ちます。木製の破風板は特に傷みやすく、放置すると腐食や剥離が進行します。塗膜がはがれてくると、雨水が染み込んでしまうため、塗装による防水性の確保が必須です。
③軒天

軒天は、外壁よりせり出した屋根の裏側部分で、通気や美観の面で重要な役割を果たしています。
ここも意外と見えにくいため、カビや黒ずみが発生しても気づかないことがあります。
放置すると腐食や雨漏りにつながる恐れがあるため、定期的な塗装が必要です。
④戸袋(鉄部)
鉄製のシャッターボックスや玄関まわりの金属部は、サビや塗膜の剥がれが発生しやすい箇所。サビは見た目が悪いだけでなく、進行すると素材そのものが劣化してしまいます。ケレン作業(サビ落とし)+サビ止め塗装が大切です。
⑤水切り(基礎と外壁の間)

水切りはあまり目立たない部分ですが、建物の防水性に関わる非常に重要な部材です。
ここも鉄製が多いため、サビや剥がれが起きやすく、知らないうちに傷みが進行していることがあります。
見落としがちな場所ですが、しっかり塗装しておくことで建物全体の寿命に差が出ます。
まとめ
附帯部の塗装は「ついで」ではなく、建物の耐久性・美観・価値を守るための必須メンテナンスです。見た目をきれいに保つだけでなく、長い目で見て費用対効果の高い選択になります。
「塗る・塗らない」で5年後、10年後の建物の状態が大きく変わります。外壁や屋根の塗装を検討中の方は、ぜひ附帯部にも目を向けてみてください。

カテゴリ:塗装工事
2025年7月7日
塗装後のアフターケアとメンテナンス
外壁塗装や屋根塗装は、建物の見た目を美しくするだけでなく、雨風や紫外線から守る大切な役割を担っています。しかし、せっかくきれいに塗り直しても「塗ったら終わり」ではありません。
塗装後にどれだけ適切なアフターケアとメンテナンスを行うかで、その効果の持続年数が大きく変わってくるのです。
今回は、塗装後に気をつけたいアフターケアと、長く美しく保つためのメンテナンスのポイントをご紹介します。

塗装後の注意点
塗装工事が完了したばかりの頃は、塗膜がまだ完全に硬化していないため、以下の点に注意が必要です。
洗車や高圧洗浄はNG
塗装後1〜2週間は、外壁に水が直接当たるような洗浄は避けましょう。
物を立てかけない
自転車や植木鉢などを壁際に置くと、塗膜に傷やへこみが生じることがあります。
汚れを見つけたら軽くふく

砂埃などが気になる場合は、やわらかい布で軽く拭く程度に。こすりすぎは禁物です。
定期点検を受ける

多くの塗装業者では、施工後に「定期点検」や「アフターフォローサービス」を行っています。これをしっかり活用することが、塗装の寿命を延ばすためには欠かせません。
・1年、3年、5年点検
目安として、1年後・3年後・5年後と、定期的にチェックを受けましょう。塗膜の状態やシーリングの劣化など、見えにくい部分の確認もプロに任せると安心です。
・保証内容を確認する
塗料の種類によっては、保証期間が7~10年と長いものもあります。万が一の不具合があれば、保証で対応できるかどうかを確認しておきましょう。
塗装を長持ちさせる生活の工夫

意外かもしれませんが、日々のちょっとした工夫で塗装の寿命を延ばすことも可能です。
植木や物置との距離を確保
外壁の周りに植物や物置などが置かれていると、通気性が悪くなりカビやコケが生えやすくなってしまいます。
物置も外壁と離し、樹木を刈って日当たりや通気をよくするだけでも、カビやコケの対策になります。
定期的に外壁を掃除する
定期的に外壁を洗浄することで、コケやカビ、藻、その他の汚れを防ぎ、外壁をきれいに保つことができます。外壁の汚れが少なければ、ひび割れやはがれが起こった時に気付きやすくなるのです。
外壁の掃除は、外壁を傷つけない程度の柔らかいスポンジと中性洗剤などで行いますが、場合によっては高圧洗浄も効果的です。
トラブルを防ぐために
せっかくの塗装しても、すぐに劣化が進んでしまうこともあります。以下のような症状があれば、すぐに業者へ相談してください。
・塗装面に大きなひびが入っている
・雨漏りが再発した
・コーキング部分に隙間ができている
・塗装した部分がベタつく、もしくは粉を吹く
また施工後すぐではなく、2〜3年経過してからこうした症状が出るケースもあるため、油断せずに観察を続けましょう。
まとめ

外壁塗装・屋根塗装は「塗ったら終わり」ではなく、そこからがスタートです。定期的な点検と日常のちょっとした気配りで、美しさと性能を長持ちさせることができます。
特に10年、15年と長く住む予定のお家であれば、アフターケアにこだわることは「住宅の資産価値を守る」ことにもつながります。
塗装後も安心して暮らすために、信頼できる業者としっかり連携を取りながら、末永くお家を大切にしていきましょう。
2025年6月23日
実は塗装不要だった!?外壁塗装の判断ミスと見極めポイント
外壁塗装は住宅の美観と耐久性を保つために重要なメンテナンスです。しかし、実際には「塗装が本当に必要だったのか?」と疑問に思うケースもあります。
今回は、「実は塗装不要だった」事例を紹介しながら、判断を誤らないためのポイントを解説します。

【事例1】まだ耐用年数内だった
ある築8年の戸建て住宅。営業に来た業者から「チョーキング現象が出てるので、今すぐ塗り替えが必要です」と提案され、急いで契約。
ところが後日、第三者の建築士に見てもらうと「まだ塗膜に十分な厚みと機能があり、あと2〜3年は問題なし」との診断。
👉ポイント
チョーキング(白い粉)は劣化のサインですが、即塗装が必要とは限りません。耐久性や雨漏りリスクと併せて判断する必要があります。
【事例2】汚れと劣化の誤認
外壁が黒ずんで見えるため、築12年で塗装を検討。ところが、実際には外壁材のカビ・コケ汚れが主な原因で、高圧洗浄のみで見違えるほどキレイに。塗装は不要だったことが判明。
👉ポイント
見た目の汚れ=塗装の劣化ではありません。まずは洗浄や点検で状況を正しく把握することが大切です。
【事例3】塗装できない外壁材だった
築10年の家で、「そろそろ塗装」と業者に依頼。しかし、実際の外壁材は「光触媒サイディング」で、塗装の密着性が低く、特殊処理をしないと逆に剥がれやすくなるということを、別の業者の説明で初めて知った。
👉ポイント
外壁材によっては、そもそも塗装が不要・または塗装が難しい素材もあります。素材の確認は必須です。
外壁塗装が本当に必要か判断する5つのチェックポイント

築年数だけで判断しない
一般的に10年が目安ですが、使用塗料・立地条件によって前後します。
外壁素材の確認
サイディング、ALC、モルタルなど、塗装の必要性が異なります。
劣化の種類を見極める
チョーキング、クラック、剥がれ、コケなどの原因と深刻度を判断します。
第三者の診断を活用
訪問営業だけでなく、信頼できる業者や建築士に点検を依頼。
急かしてくる業者は要注意
不安をあおってくる業者ほど慎重に対応することが重要です。
まとめ

外壁塗装は家を長持ちさせるための大切な工事ですが、不要なタイミングでの施工は、単なる無駄遣いになってしまうこともあります。判断を誤らないためには、「本当に必要な状態かどうか」を正しく見極める力が求められます。
塗装を検討している方は、一度立ち止まって外壁の状態を冷静にチェックしてみましょう。プロに見てもらう場合でも、一社だけでなく、複数の意見を聞くのが安心です。
カテゴリ:塗装工事
2025年5月29日
雨漏りの原因は軒天だった?!
突然の雨漏りに悩まされたことはありませんか?雨漏りは屋根の不具合で起こると思われがちですが、実は屋根以外の様々な箇所から起こります。その中でも軒天から雨漏りについて今回はご紹介していきます。
軒天と聞いて、どこのことかどんな役割があるのかご存じでしょうか?あまり知られていませんが、軒天は雨漏りと関係性が深い場所なのです。

軒天の役割

軒天とは、屋根の軒先の裏面にある天井のこと(赤枠で囲んでいる部分)で、軒天ボードと呼ばれる板を取り付けられていることが多いです。
垂木や野地板を隠し、小屋裏空間と外部が直接つなげない役目があります。
軒天があることで、軒先の裏側から雨や小動物の侵入を防ぎます。
軒天からの雨漏りとは
軒天からの雨漏りは、雨風や紫外線などによる経年劣化によって、建物の外部と内部の境界線にある軒天井から水が侵入することにより起こります。
軒天からの雨漏りは、家屋の構造や美観に深刻な影響を与える可能性があるため、早期発見と適切な対処が必要と言われています。
原因
・雨樋の不具合

屋根に降った雨水を集めて排水する雨樋ですが、樋や集水器が詰まっていたり、勾配不良など不具合があると、適切に排水されず水があふれてしまいます。
このあふれた水が軒先から伝って軒天に至り、軒天に雨染みを起こし、やがて軒天の内部を腐らせていきます。
・雨の吹き込み

通常の雨であれば軒天まで雨水が吹き込むことはありませんが、台風などの暴風雨時に際に雨水が下から吹き込んで軒天にかかることで、軒天と外壁の取り合い部分から水が侵入することがあります。
軒天と外壁の接する取り合い部分は建物の弱点になりやすく、雨漏りの原因となることが多くあります。
軒天が雨漏りしているサイン
雨染み
屋根に見た目に大きな劣化が見えなくても、屋根からの雨漏りがある場合や雨樋の不具合によって軒天が腐食したり、雨漏りを起こすなどして雨染みが発生します。
コケ、黒ずみ
軒天のコケの発生や黒ずみも劣化の症状です。見た目が悪いばかりでなく、内部に水分があり湿気がこもっているサインです。早めに雨漏り箇所を特定する必要があります。
剥がれ、穴
軒天そのものが部分的にはがれているような場合には、劣化がかなり進行しているため、早めに状態に応じて張替えなどが必要です。
隙間あれば雨水はもちろん、穴が大きければ鳥などの小動物が侵入する可能性があります。
軒天のメンテナンス方法
・塗装

軒天の劣化が軽度の際に行うメンテナンス方法です。軒天の表面を塗装することで防水性、美観を向上させることができます。
また、軒天の塗装メンテナンスは外壁塗装と同じタイミングで行うことをオススメします。
・重ね張り
現在の軒天の下地まで腐食がおよんでおらず下地として機能する場合には、補強を行った上で、現在の軒天の上から新しい軒天ボードを重ね張りします。
・張り替え
軒天の張り替えは既存の軒天材を撤去して、軒天を設置する下地の状態を確認した上で新規軒天材を設置するメンテナンスです。
既存の軒天材が脱落したり、雨染みがひどかったりする場合には、軒天材の下地が腐朽している、など劣化が酷い時に行います。
まとめ
あまり普段注意してみることのない軒天ですが、時々雨染みや色あせや塗膜の剥がれ、コケなど雨漏りの初期症状がないかチェックしてみてください。雨漏りは早期発見がとても重要です。
劣化が進行してしまうと、雨水が内部に浸透したり、小動物が軒天内部へ侵入してしまい、建物を傷めてしまいます。まずは信頼できる業者に軒天の点検を依頼してみましょう。

カテゴリ:塗装工事
2025年5月22日
外壁塗装業者の資格って?
外壁は家の美観を決める、家の顔ともいうべき存在です。外壁塗装を行う際は信頼できる業者にお任せしたいですよね。塗装工事に関する資格の有無は、業者選びにおいて重要な基準になります。
今回は外壁塗装において重要な資格や塗装業者の選び方についてご紹介していきます。

⚠外壁塗装に必須の資格はない
外壁塗装はリフォーム業として括られますが、特別な免許や資格を持っていなかったとしても開業することが可能です。そのため、悪質な業者や技術不足の業者も多数いるのが現状です。
だからこそ資格を持っていることが重要になってきます。塗装に関する資格の有無は、業者の質を判断するポイントになります。
外壁塗装に重要な資格

塗装工事業許可(認定:都道府県知事等)
「不正行為を行う恐れがなく、ある程度の経営を続けている会社」にのみ与えられる許可書です。支店を出す際に、都道府県をまたいで事務所を登記する場合は、国土交通大臣の許可になり、審査もより厳しくなります。
“10年以上の塗装業実績” “5年ごとの更新をクリアしている” などが取得条件となります。
塗装技能士(認定:厚生労働大臣認定の国家資格)

塗装技能士は塗装技術や知識、実績を備えていることを認定する国家資格です。
実務経験7年以上、または二級合格から2年以上の実務経験があることで、受講資格を取得できる資格です。
実技と学科の試験をクリアする必要があります。1級の所有者は、経験も知識も豊富な塗装の専門家といえます。
有機溶剤作業主任者(厚生労働省/認定:建設業労働災害防止協会)
有機溶剤による身体的な被害防止の指揮・監督を行う資格です。塗装業の場合塗装工事のなかで、油性塗料でシンナーやラッカーを扱うため、労働基準法で必要と定められています。講習を受ければ取得可能な資格です。
足場の組立等作業主任者(認定:一般社団法人労働技術講習協会)

足場の組立てや解体に関する知識や技術を有していることを認定する国家資格です。
工事事故の起こりやすい危険箇所である足場を使用する際には、必ず足場の組立て等作業主任者の有資格者が指揮をしなければなりません。
足場の組立て等作業主任者は年齢と実務経験の条件を満たした後、技能講習を受けることで取得可能です。
実在しない、似たような資格に注意!
塗装業者の中には正式な資格と似たような名前の資格名を記載している所があります。
・〇級建装技能士
こちらは実在しない資格名です。1級塗装技能士と名前が似ているので注意しましょう。
・〇級建築施工管理技能士
こちらも実在しない資格名です。1級建築施工管理技士は国家資格として存在しています。×→技能士、〇→技士なので見間違えないよう注意が必要です。
外壁塗装業者を選ぶポイント
・工事の実績があるか
優良な塗装業者は、HPなどに工事の実績を掲載しています。施工事例やお客様の声、見積例などを細かく掲載している所もあり、自分が望む施工を行ってもらえるかどうかの判断材料になります。
HPに実績を掲載しておらず、質問しても教えてくれない塗装業者は要注意です。施工の質に自信がない、もしくは悪徳業者である危険性があります。
・見積書

見積書も塗装業者の良し悪しを判断する貴重な材料になります。優良な業者であれば、工事の内容や塗装の面積、塗料名とメーカー名が正確に記載されています。
そのため「一式」などと記載されている見積書は、塗料費・施工費などの内訳が分かりません。この曖昧さを利用して、塗料の質を下げたり、量を間引いたりして不当に利益を吊り上げる悪徳業者もいるため注意が必要です。
・保証やアフターフォローがあるか
優良な塗装業者は、施工後の保証やアフターフォローも手厚いです。10年保証や定期メンテナンスを設けていれば、万が一施工に不具合があった時も安心です。
悪徳業者の中には、保証内容を極めて限定的に定めており実質保証がない、口約束だけで保証書を渡さず、結局保証をしないといったところもあるため注意が必要です。
まとめ
資格がある、ないでは安心感・信頼感が変わってくると思います。ただ、それで安心してはいけません。自分自身で塗装業者と話をして、対応力や知識・経験の程度を把握することも重要です。
カテゴリ:塗装工事
2025年5月19日
見積書の疑問を解決!
インターネット上に情報があふれる昨今。外壁の色褪せが気になっているが、塗替えの時期なのかわからない。
塗装業者を探そうと検索してみたけれど、情報が多すぎて不安を感じたり、混乱している方もいるのではないでしょうか?
では実際に見積もりを依頼した際の流れや、見積書を受け取ってからどうすればよいのでしょうか。

Q.外壁塗装の見積はいつ依頼すればいいの?
雨漏りや目に見える劣化の場合は早急な依頼が必要になりますが、いつどのタイミングで塗替えが必要なのか。見積りを依頼したらよいかを知ることで、資金計画を立てることができます。
Q.外壁塗装のタイミングは?

外壁の劣化のサインが見つかったらそれが一番のタイミングですが、普段から意識していないと見落としてしまいます。
外壁塗装の耐用年数は使用している塗料によっても異なりますが、平均的に7~10年と言われています。
外壁の防水効果は経年により劣化するため、新築時や前回の塗替えから10年程度を目安に専門業者に見てもらうことをおすすめします。
☎まずは業者に問い合わせてみましょう。
インターネットでも気軽にリフォーム会社を探せるような便利な時代ですが、重要なのが施工業者が事前に行う現場調査です。
まずはお客様からの問い合わせをもとにご自宅へお伺いし、現状をみさせていただく必要があります。 詳細な見積もりをお客様に提出するための大切な工程です。
Q.現地調査にかかる時間はどのくらい?
住宅の面積や状態を確認し、お客様のご要望などのヒアリングも行います。住宅の規模によっても変わりますが、通常の現場調査は1時間程度で終了します。
尚、平面図や立面図があればより正確に積算ができるので、ご準備できる方はおすすめします。
Q.見積提出までどのくらい時間がかかる?
見積書をお客様にお渡しできるまでにかかる時間(日数)は現地調査を行って以降、基本的には3日程度になります。
現地調査で測定した面積や状況とお客様のご要望などを踏まえ作成します。春や秋は気温や湿度が安定しているため工事の依頼も多く、1週間~2週間程要する場合もあります。
お客様がベストシーズンの工事を希望される場合は、早めに見積もりを依頼されることをおすすめします。
Q.見積書に有効期限があるのはなぜ?

施工業者は現場調査をした時の建物の状態で見積書を作成し、通常は有効期限が表記されています。外壁は日々、紫外線や雨風にさらされているため、状態も変化します。
仮に有効期限を設定せず何ヵ月も経過した場合、建物の劣化が進行していることも考えられます。その場合は、改めて見積書を提出しなければいけなくなり、お客様にとっても費用と時間がかかり負担になります。そのため、有効期限は不可欠と言えます。
見積書を受け取ってからの流れ

大切な家に係る大きな買い物なので慎重に検討し、心配なことや不明な点がある場合は施工業者にしっかりと相談しましょう。
契約後、工事の日程が決定したら施工業者が近隣のお宅への挨拶も行いますので、工期完了まで安心してお任せできます。
まとめ
見積書は外壁塗装をする際の第一歩です。プラニング・Kでは、無料で外壁診断とお見積りをしております。
ご自宅の塗替えを検討されている方は、まずはお気軽にご相談ください。
カテゴリ:塗装工事
2025年5月15日
梅雨時期は外壁塗装を避けるべき?
そろそろ外壁の塗り替えを考えているが、梅雨が来てしまうので塗装工事をするか迷っている、という方も多いのではないでしょうか。梅雨の日は雨が多くなるので工事が途中で中断したり、長期間工事が行えなかったりします。
しかし、スケジュールを適切に組むと梅雨でも塗装は可能です。今回は梅雨時期の塗装のポイントについてご紹介していきます。

梅雨に塗装が行いにくくなる理由
雨による塗料への悪影響
雨は、外壁や屋根の塗膜硬化に悪影響を与えます。乾ききっていない絵の具の上に水がこぼれると、絵の具が溶けてにじんでしまうように、外壁や屋根に塗る塗料も、雨水が当たるとその部分が溶け出してしまいます。
雨で塗料が溶けてしまった箇所は、塗りムラや斑点になってしまうため、再塗装する必要があります。
塗膜強度の低下
塗料は水分の影響を受けやすい部材です。希釈して使う水性塗料も、希釈率を誤ると、仕上がりの品質が悪くなってしまいます。
誤った希釈率で調合された塗料や、雨で薄まってしまった塗料は、塗膜の剥がれや膨れ、浮き、収縮など、様々な施工不良が生じ、本来の強度を発揮することができません。
多湿による塗料への悪影響

一般的に湿度85%以上、気温5度以下の施工環境では、塗料が本来の機能を発揮できなくなるため、ほとんどの塗料メーカーで、塗装を避けるよう指示しています。
雨の日は湿度85%を上回りやすくなります。湿気が多いと、空気中に含まれる水分が、塗料の硬化を阻害して施工品質が落ちるため、施工することができません。
梅雨から夏場にかけては、塗装が可能かどうかを決める時に、湿度条件も確認する必要があります。
雨の日でもできる工程はある
塗装以外の工程であれば、雨の日でも行うことができます。具体的には以下の作業が当てはまります。
・足場組立
・養生作業
・高圧洗浄
・その他片付けや掃除

梅雨に塗装を行うメリット
・塗装の予約が取りやすい
梅雨の時期の外壁塗装は閑散期です。春や秋などの繁忙期より、塗装の予約が取りやすくじっくり話をしながら施工を進めることができます。
・業者が作業しやすい

真夏の外壁塗装では、職人は炎天下の中で何時間も作業を行わなくてはなりません。
また、冬場は寒さに耐えながらの作業になり、寒さで手元が狂ってしまったり、集中力を欠いたりする可能性があります。
このように、夏場や冬場に比べると、春や秋、そして梅雨の時期は、比較的温度も安定しており、雨さえ降らなければ、業者側としても非常に施工しやすい環境と言えるでしょう。
梅雨に塗装を行うデメリット
梅雨の時期は雨が何日も続き、工事のスケジュールが伸びることが多いです。そのため、「この日までに外壁塗装を終わらせてほしい」といった要望がある場合は梅雨の時期に塗装することはおすすめしません。

また、工期を延ばすことで塗装の養生をしたまま過ごす日が長くなります。「何日も窓が開けられないのは耐えられない」という方の場合は梅雨時期に塗装をするのは控えたほうが良いでしょう。
・塗料の匂いが抜けにくい
湿度の高い日は塗料の匂いが気化しにくく、臭いが抜けるまでに時間がかかる可能性があります。塗装の工程によっては窓を開けられない可能性もあるので臭いに敏感な人やペットを飼っている場合は注意が必要です。
まとめ
梅雨は雨が降りやすく、工期が伸びたりするデメリットがありますが、外壁塗装はできます。
水に濡れる頻度が増え湿度も高くなる梅雨の時期に外壁や屋根の劣化を放置すると雨漏りなどに繋がる恐れもあるので、そうなる前に外壁塗装しておくことが大切です。

カテゴリ:塗装工事
2025年5月12日
外壁塗装は節約できる?!
定期的なメンテナンスが必要とわかっていても「今は手持ちのお金がなくて、外壁塗装ができない…」と悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、手持ちのお金がなくても外壁塗装はできます。
今回はお金がないときに外壁塗装をする方法やNGな節約方法「お金を無駄にしないための信頼できる施工業者の選び方」についてご紹介します。

お金はないけど、外壁塗装はするべき?
外壁は建物を保護する重要な役割があります。外壁の塗装が劣化してしまうと防水性が失われ、雨漏りやカビ、もっと進行すると構造材の腐食にも繋がります。
「今お金がないから」と外壁塗装を後回しにしていると、建物がどんどん劣化し、結果的に大規模な修繕を行わなければいけなくなる可能性もあります。
外壁のメンテナンスは建物の寿命を延ばし、資産価値を維持するためにも重要です。
お金がない時に外壁塗装をする方法
助成金の活用

外壁塗装の費用を抑える方法の一つとして、助成金の活用があります。助成金は国や地方自治体で提供する資金援助で、特定の条件を満たすことで受け取ることができます。
これらを活用することで費用の一部をカバーすることができます。まずは自治体の窓口やHPなどで外壁塗装の助成金や補助金に関する情報や申請要項を確認しましょう。
ローンの利用
外壁塗装工事の資金が不足している場合、ローンの利用を検討してみても良いかもしれません。
リフォームローンや住宅ローンを利用することで、まとまったお金を確保でき、計画的に返済をすることができます。ご自身に合ったプランを選びましょう。
相見積り

数社から見積もりを取ることで、適正価格を把握できます。業者によってはサービス内容や使用する塗料が異なるので、内容をしっかり比較して選びましょう。
また、価格だけではなく、保証期間やサービス内容も比較し、信頼できる業者かどうかも判断しましょう。
塗料選び
塗料によっても費用は変わります。長持ちする塗料は、耐用年数が長く、メンテナンス費用が抑えられることが多いです。
安価な塗料を選ぶと、頻繁に塗り替えが必要になるため、かえって費用がかかります。トータルコストを考えて塗料を選びましょう。
外壁塗装をするお金がない時のNG行動

DIY
外壁塗装の費用を抑えようと考えると、DIYで行おうと考える方もいらっしゃいます。しかし、専門知識や技術が必要なため、素人が行うと塗装が均一ではなくなり、耐久性の低下に繋がります。
結果的に塗装のやり直しを業者に依頼することになり、余計に費用がかかります。また、高所作業が伴うため、安全面でのリスクが高くなります。
相場よりも安い業者に塗装を依頼

塗装業者の視点では、相場と比べて明らかに安すぎる見積もりを出す外壁塗装業者はおすすめしません。
安さには理由があり、塗料を不当に薄める、人件費をカットするなど手抜き工事をしている可能性があり非常に危険です。
また、契約後に追加費用を請求されるパターンもあります。見積もりの段階でしっかりと内容を確認し、信頼できる業者に塗装を依頼しましょう。
塗り替えを先延ばしにする
最初に述べたように、外壁塗装を先延ばしにすると、劣化が進んでしまいます。劣化した箇所からは、雨水が浸み込んで雨漏りや腐食が発生することもあります。
また、劣化した箇所からシロアリなどの害虫が侵入することもあります。シロアリが家の土台である木材を食い荒らすと、家の耐久性を低下させてしまうのです。
被害が大きくなれば大規模な修繕工事が必要になり、外壁塗装以上の費用がかかる可能性もあります。

まとめ
外壁塗装は美観を保つだけではなく、建物の耐久性を向上させる重要な工事です。しかし高額な費用がかかるため、頭を抱える方も多くいらっしゃいます。
まずは、外壁塗装の適正価格を知り、補助金やローンの利用で資金確保の方法を検討しましょう。
さらに、信頼できる業者を選び、工事内容の交渉をして賢く費用を抑えるようにしましょう。

カテゴリ:塗装工事




























