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2025年7月28日

水性塗料と油性塗料の違いとは?

外壁塗装の見積もりを取ったとき、「水性塗料」と「油性塗料」という言葉を目にしたことはありませんか?どちらがいいのか?長持ちするのは?家に使うならどちらを選ぶべき?など様々な疑問があると思います。

今回は、水性と油性の塗料の違いと使い分けについて、わかりやすく解説します。

油性と水性って何が違うの?

塗料には大きく分けて、「水性」と「油性」があります。両者の最大の違いは「希釈するもの」、つまり塗料を薄めるときに使う液体の種類です。

水性塗料:水で薄める

油性塗料:シンナー(有機溶剤)で薄める

この違いが、におい・耐久性・環境への影響など、さまざまな性能に関係してきます。

水性塗料の特徴と使用する場面

■メリット

・臭いが少ない:ほぼ無臭に近く、住宅地や室内でも安心。

・環境に優しい:揮発性有機化合物(VOC)が少なく、地球にも人にもやさしい。

・価格が比較的安い

■デメリット

・耐久性は油性よりやや劣る(ただし高性能な水性塗料も増えている)

・乾燥に時間がかかることがある(特に寒冷・湿気のある時期)

■水性塗料が向いている場面


・一般住宅の外壁全体

・隣家が近い地域や密集地

・学校や病院など、臭いに敏感な施設

・室内塗装(天井・壁)など

油性塗料の特徴と使用する場面

■メリット

・密着力・耐久性が高い:塗膜が強く、長期間にわたって外壁を保護が可能

・雨風や紫外線に強い

・ツヤが出やすく、高級感がある

■デメリット

・臭いが強い:施工中にシンナー臭が発生するため、換気が必要。

・価格が高め

・環境負荷が高い

■油性塗料が向いている場面

・海沿い・風雨の強い地域

・工場や倉庫など、過酷な環境下で使われる建物

・屋根・鉄部・木部など、水性では密着しにくい部材

・より長持ちさせたい店舗や賃貸アパート

どう使い分けているか

実際の現場では、以下のような使い分けがされます。

部位塗料タイプ理由
外壁(住宅)水性塗料低臭・環境配慮・価格バランスが良い
屋根油性塗料(2液型)過酷な環境に強く、耐久性が必要
鉄部(手すり・シャッター)油性塗料密着性と防錆性能が必要
室内水性塗料シンナー臭が出ないため安全

特に最近の高性能水性塗料(ラジカル制御型など)は、油性塗料に引けを取らない耐久性を持つ製品も多く、選択肢が広がっています。

”油性の方が長持ち”は本当?

以前は「油性=高耐久、水性=短寿命」というイメージが一般的でした。しかし現在は、塗料メーカーの技術革新により、高性能な水性塗料も増えてきています。

たとえば、一部の水性塗料は、油性に匹敵するほどの耐用年数(12〜15年)を実現している製品もあります。とはいえ、まだまだ「屋根・鉄部は油性が有利」という事実もあります。

つまり「水性 vs 油性」はどちらが優れているかではなく、“適材適所”で選ぶことが重要です。

まとめ

水性塗料と油性塗料、それぞれにメリット・デメリットがあり、単純に「どちらが良い」とは言い切れません。「部位」や「環境」に合わせた使い分けが、塗装の成功につながります。

塗装業者に任せるとはいえ、施主としても最低限の知識を持っておくと、後悔のない塗装リフォームができます。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

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