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2025年2月10日
サイディングのデザインを活かす外壁塗装
サイディング特有のデザインを際立たせたいとお考えの方に、外壁塗装を行う際の重要なポイントをお伝えします。
せっかく新築時にこだわったサイディングの模様が塗り替え時に模様が消えてしまうのはもったいないですよね。今回は、サイディングデザインを活かす塗装についてご紹介します。

デザイン性のあるサイディングボード
近年では、工場で製造したパネルを家の周りに張り合わせるサイディングボードによる外壁が主流となっています。
サイディングボードのデザインは様々で、レンガ調や石材調、ストライプ柄などたくさんの模様の中からご自身が好きなものを選べるメリットがあります。

どのサイディングボードを選んだとしても、サイディングボードは紫外線や雨の影響により徐々に色褪せてきます。そのため、定期的に塗装メンテナンスが必要です。
今の外壁のデザイン,模様をそのまま生かしたい場合(模様が多いサイディングボードの場合)に、無色透明のクリアー塗装を選択することでサイディングボードの模様を潰すことなく塗装を行うことができます。
クリアー塗装とは?
外壁塗装のクリアー塗装は透明な塗料を使用した塗装方法です。外壁の素地が透けてみえるので、外壁の模様を活かした外壁塗装を実現できます。
タイル調やレンガ調など意匠性に優れた外壁では、模様を塗りつぶすことなく、そのまま保存できるため、クリアー塗装を行う方も多いです。
このように外壁のクリアー塗装は外壁のデザインをそのまま保存したいというケースに有効な塗装方法です。

注意点
クリアー塗装ができない場合もある
クリアー塗装は透明な塗料のため、以下のような外壁の状態では塗装ができない場合があります。
▶外壁が劣化している

経年劣化が進行した外壁材には外壁塗装をクリアー塗装で行うことはできません。クリアー塗装は透明の塗料を使用するため、外壁の汚れが見えてしまい、かえって美観を損ねてしまうからです。
特に、外壁材の白い粉が吹き出す、外壁の劣化症状のチョーキング現象が進行した外壁材にクリアー塗装をすると、白ボケしたような印象になります。そのため、外壁が劣化して色褪せてしまう前にクリアー塗料で塗り替えておくことが大切です。
▶光触媒塗料が使用されている
光触媒塗料はツルツルとした艶やかな塗膜を形成するため、従来のサイディングよりもコケやカビなどの汚れが付着しにくいのが特徴です。
また、雨水で外壁の汚れを洗い流すセルフクリーング機能も兼ね備えています。このような光触媒塗料の上にクリアー塗装をすると、塗料が密着せずにボロボロと塗装が剥がれてしまいます。
優良業者を選ぶ
安心して施工を任せられる業者を見つけるためには、検討している業者が施工してきた物件の写真や実績をチェックすることがポイントです。
最近では、自社のホームページを持つ会社も多くあります。気になる会社のホームページを見てみると、その会社の軌跡はもちろん、施工写真、施工実績をすぐに確認できます。

まとめ
外壁のデザイン、模様を綺麗な状態で維持するためには、劣化のサインを見逃さないことが重要です。日頃から、家の周りをぐるりと回ってみて、劣化症状かな?と思う部分が見つかった場合は早めに専門業者へ相談しましょう。
プラニング・Kでは、塗装に関する相談を受付しています。お電話、ホームページよりお気軽にご相談下さい。