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2026年4月2日
外壁塗装の『4回塗り』は正しい!?
突然ですが、外壁塗装は何回塗るのが正しいかご存知ですか?
外壁塗装を検討している最中、塗装業者に『 ウチはしっかりと塗装するために4回塗りを行っています 』、『 他社よりも塗装回数を多めにすることで、より長持ちします 』と言われたことはありませんか?
今回は、外壁塗装の適切な塗装回数についてご説明いたします。

塗り回数とは
『 外壁の状態によって塗る回数は異なるの?? 』
『 使用する塗料によって違う!? 』様々な疑問がありますよね。
外壁塗装は、外壁に適した塗料を適した条件で行う工事です。
高圧洗浄から始まり、下地補修~下塗り~塗装の工程があります。
その中でも塗装の回数は非常に重要です。
そもそも何回塗りが正しいの?
基本的には3回塗りがいいとされています。

1回目:下塗り
2回目:中塗り
3回目:上塗り
これは塗料メーカーが実際に塗料の効果が発揮できる塗装回数を検査しており、その結果を基にメーカーが定めた回数になります。
よって、それ以上に塗装を重ねても塗膜に厚みが出てしまい、ひび割れや剥がれが発生しやすくなる可能性があります。
外壁塗装は塗装回数を増やしても効果は無い!?
一般的に3回塗りの工事ですが、4回塗りと聞くと通常よりも多い回数を塗る為、より良い仕上がりになるのかと思われる方もいらっしゃいます。
しかし、そうではありません。
『 3回塗りの金額で4回塗装しますよ 』と言われると、ちょっとお得な気持ちになりますが、それは果たしてサービスなのでしょうか。

注意➊ 費用の加算
単純に1回塗装回数が増えると、その分使用する塗料の量は増えます。
そうすると費用も加算されてしまいます。
塗布量とは
外壁塗装の塗料には、塗布量(とふりょう)と呼ばれ、塗るべき塗料の量が決まっています。
どの塗料にも、塗布量が定められています。
※もし、3回分の量を4回塗りとして使用する場合、薄めている可能性があります。
■塗料の量を確認する方法
塗布量 (使用量) ×外壁面積 (㎡)=外壁塗装に必要な総重量(kg)
■必要な塗料の数量を確認する方法
外壁の塗装に必要な総重量(kg)÷1缶の内容量=必要な塗料の缶数
👆計算式を覚えておくと、ご自宅を塗装する際に安心です。
注意❷ 工期の延長
塗装の後はしっかりと乾燥させる時間が必要です。
この作業を繰り返し、重ね塗りを行います。そのため、3回塗りよりも4回塗りの方が工事期間も長くなってしまいます。
4回塗りが必要な場合もある!?
塗布量や塗装の回数を増やせばいいということではないことが、お分かりいただけたかと思います。
💡しかし、4回塗りをした方がいい場合もあります。
スキン壁の場合

スキン壁とは…
大理石などの細かな石を樹脂で混合し、吹き付けて仕上げる重厚感のある外壁材
スキン壁(セラミック塗装)の外壁は、下地の状態が悪化するとポロポロと塗装が剥がれてくることがあります。
外壁の下地が不安定な状態だと、新しい塗料がしっかりと密着せず、既存の塗膜と一緒に剥がれてしまうことがあるため、下塗りを丁寧に行う必要があります。
高圧洗浄とケレン作業で脆くなった古い塗膜を落とし、下地を2回塗りし、耐久性を向上させます。その後、中塗り1回+上塗り1回を行い、計4回塗りとなります。

まとめ
通常は3回塗りが基本ですが、4回塗りをする場合にはきちんとした理由があります。
理由もなく厚塗りをすると、塗料の性能を十分に発揮できない上、不具合が生じる可能性もあります。
単に「塗る回数を増やせば良い」というわけではなく、外壁の状態に適した丁寧な施工として提案されているかの判断が必要です。
塗る回数をご自身で選択できるものではありませんので、まずは専門業者にご自宅の現状を相談しましょう。






























