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2025年8月18日
外壁塗装で追加費用が発生するケースとは?
外壁塗装を検討している方の不安要素のひとつとして「追加費用が発生」があるのではないでしょうか。
見積書を受け取った段階では納得して契約したのに、いざ工事が始まってから「想定外の費用がかかります」と言われて困惑した…という声も少なくありません。
今回は、外壁塗装工事で追加費用が発生する主なケースと、それを未然に防ぐための対策について詳しく解説します。

追加費用が発生するケース
①下地の劣化で補修が必要な場合
外壁の見た目はキレイでも、実際には内部の下地が大きく劣化しているケースがあります。特に、築15年以上経っている住宅では、塗装前に「クラック(ひび割れ)」「浮き」「腐食」などの補修が必要になることがあります。
現場調査の際に劣化の兆候が見られなかったとしても、高圧洗浄やケレン作業の過程で問題が発覚することがあります。このような場合は、安全かつ長持ちする塗装を行うために、やむを得ず補修費用が追加で発生することがあります。
【例】
モルタル壁の内部に雨水が浸入 → 補修材と下地処理が必要
サイディングボードが反っていた → 一部交換作業が必要
②コーキングの打替え範囲が増えた

サイディング住宅では、目地や窓まわりに使われている「コーキング(シーリング)」の劣化もよく見られます。見積もり段階で打ち替えを範囲を設定していても、実際の現場で予定以上の劣化が見つかると追加になる可能性があります。
また、既存のコーキングが2重構造になっていたり、特殊な材料が使われていた場合も、通常より手間がかかり、材料費も増えることがあります。
③塗料の変更やグレードアップ
工事前に決めていた塗料を、お客様の希望で変更・アップグレードするケースもよくある追加費用のパターンです。
たとえば、最初はシリコン系で契約したものの、「もっと耐久性のあるフッ素塗料にしたい」「遮熱機能がついた塗料にしたい」といったご要望が工事直前や施工中に出ることがあります。
もちろん、こういった変更は歓迎ですが、その分塗料代や施工方法の調整費が加算されますので注意が必要です。
④高所・足場の延長や追加作業

工事の途中で、当初の見積もりに含まれていなかった屋根の一部、バルコニー下、軒天の裏など、手が届きにくい箇所の塗装を追加したいという要望がある場合、足場の延長や特別な作業が必要になり、追加費用がかかることがあります。
また、天候不良などで工期が大幅に伸びると、足場のレンタル費用が延長されるケースもあります。ただし、これは事前の契約でしっかり定めておけば回避可能です。
⑤養生や近隣対応での追加費用
現場が密集した住宅街や、交通量の多い道路に面している場合、通常よりも大がかりな養生や安全対策が必要になることがあります。
【例】

・近隣との距離が近く、飛散防止シートを二重に設置
・駐車場の移動が必要で、仮設スペースの手配が発生
・道路使用許可が必要で行政手続き代行を依頼された
こういったケースは、地域や立地によって変動があるため、すべてを標準見積もりに含めるのが難しい場合もあります。
追加費用を防ぐためには
✅現地調査を丁寧に行ってくれる業者を探す
一番大事なのは、「どこまで正確に現場調査を行ってくれるか」です。
下地の劣化、コーキングの状態、雨漏りリスクなどを見逃さず調査できる業者かどうかを見極めましょう。

✅見積の内訳を細かく確認する

見積書の項目が「外壁塗装一式」「足場代一式」といったざっくりした表記だけだと危険です。
・「下地補修はいくらまで含まれているのか」
・「コーキングは何m分が含まれているのか」
・「足場代は何日分を見込んでいるのか」
など、できるだけ具体的な数量と単価が明記された見積もりを提出してもらいましょう。
✅変更・追加希望は早めに相談
塗料の変更、色の追加、細部の塗装範囲変更など、工事開始後の変更は割高になりやすいため、なるべく契約前〜着工前に希望を伝えておくのがポイントです。優良業者であれば、工事前にきちんと聞き取りを行ってくれます。
後だし請求を防ぐためには
追加費用がすべて悪いわけではありません。むしろ「必要な工事をきちんと説明したうえで、明確な根拠をもって提示される追加費用」は、住宅の寿命を延ばすためにも重要です。ただし、中には以下のような「後出し請求」でトラブルになるケースもあります。
・説明なく作業を進め、完了後に追加費用を請求
・「これは当然やるもの」と事前説明もなく項目を追加
・工事の記録や写真を見せず、金額だけ伝えてくる
こういった業者とは契約前の段階で距離を置くのが賢明です。
まとめ
外壁塗装で追加費用が発生するのは、工事の質を保つためにやむを得ないケースが多いです。ただし、それを事前にしっかり説明し、予算に応じた最善の提案をしてくれる業者を選ぶことで、不安やトラブルは大きく減らせます。
施工実績や口コミ、見積もりの透明性、対応の丁寧さを基準に、信頼できる業者を見つけましょう。そして、「追加費用が発生する可能性はゼロではない」ことを理解しつつも、明朗で納得できる説明があることを最優先にすれば、安心して工事に臨めるはずです。

カテゴリ:塗装工事































