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2026年1月19日
アパートの外壁塗装は何年周期?

アパート経営において、外壁塗装のタイミングは非常に重要です。「まだ見た目はそこまで悪くない」「入居者から何も言われていない」そうした理由で塗装を先送りにしているオーナーも多いのではないでしょうか。
しかし外壁塗装は、単なる見た目の問題ではありません。建物を雨や紫外線から守り、資産価値と入居率を維持するための重要な修繕工事です。
今回は、アパート外壁塗装の適切な周期と、オーナーが判断すべきポイントを詳しく解説していきます。
アパートの外壁塗装周期は10~15年

一般的に、アパート外壁塗装の周期は10~15年が目安とされています。この年数は、多くのアパートで採用されている塗料の耐用年数を基準にしています。
ただし、この数字をそのまま鵜呑みにするのは危険です。同じ築年数でも、建物の状態が良好なケースもあれば、明らかに劣化が進んでいるケースもあります。重要なのは「築何年か」ではなく、「今どの程度劣化しているか」です。
塗料の種類によって塗装周期は変わる
外壁塗装の周期に大きく影響するのが、過去に使用された塗料です。現在のアパートではシリコン塗料が主流ですが、築年数が古い物件では耐用年数の短い塗料が使われていることもあります。

・ウレタン塗料は耐用年数が8~10年程度
・シリコン塗料は10~15年程度
・フッ素・無機塗料は15~20年以上持つ場合もある
耐用年数が短い塗料の場合、築10年未満でも再塗装が必要になることがあります。まずは「前回いつ、どんな塗料で塗装したのか」を把握することが重要です。
立地環境が劣化スピードを左右する
アパートの立地環境によって、外壁の傷み方は大きく変わります。同じ塗料、同じ施工内容であっても、環境次第で寿命が数年単位で変わることも珍しくありません。
例えば、
海に近い地域:塩害の影響を受けやすく、外壁や金属部の劣化が早まる。
幹線道路沿い:排気ガスや粉塵の付着が多く、美観が損なわれやすい。
日当たりの強い南面:紫外線の影響を受け、北面は湿気による苔やカビが発生しやすい。
このような環境要因を考慮せず、年数だけで判断すると「思ったより劣化が進んでいた」という事態になりかねません。
外壁塗装が必要な劣化のサイン
外壁塗装のタイミングを判断するうえで、実際の劣化症状を見ることは非常に重要です。次のような症状が見られた場合、塗装時期が近づいている、もしくはすでに過ぎている可能性があります。

・外壁を触ると白い粉が付くチョーキング現象
・外壁全体の色あせや変色
・ひび割れや塗膜の剥がれ
・コーキングのひび割れや痩せ
これらの症状は、見た目の問題だけでなく、防水性能が低下しているサインです。放置すると、外壁内部に水が入り込み、雨漏りや構造部の劣化につながります。
塗装周期を過ぎて放置してしまうと…

外壁塗装を先延ばしにすると、結果的にオーナーの負担が増えることになります。劣化が進行すれば、塗装だけでは済まず、下地補修や外壁交換が必要になる場合もあります。
また、外観が古びたアパートは、内見時の印象が悪くなります。築年数が同じでも、手入れされている物件とそうでない物件では、入居希望者の反応は大きく異なります。結果として、空室期間が長引いたり、家賃を下げざるを得なくなるケースも少なくありません。
外壁塗装は空室対策として有効?
外壁塗装は、直接家賃収入を増やす工事ではありません。しかし、間接的には空室対策として大きな効果を発揮します。
第一印象が良くなることで内見数が増え、「築年数の割にきれい」「管理が行き届いている」という評価につながります。特に競合物件が多いエリアでは、外観の差が成約率に直結することもあります。
まとめ

アパート外壁塗装の周期は、一律で決められるものではありません。一般的な目安は10~15年ですが、塗料・立地・施工品質・現在の劣化状況によって最適なタイミングは変わります。
重要なのは、「壊れてから直す」のではなく、「傷む前に守る」という考え方です。計画的に外壁塗装を行うことで、修繕費の抑制、空室リスクの軽減、資産価値の維持につながります。
カテゴリ:塗装工事




























