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2023年11月2日
塗膜についての基礎知識
外壁塗装を検討している際、インターネットなどで調べていると“塗膜”というワードがでてくると思います。塗膜は、外壁や屋根に塗った塗料が乾燥して固まり、膜状になったものです。

塗膜の性能をちゃんと発揮させるには、ただ塗れば良いわけではなく、正しい施工方法、塗料の量を使用することで初めて塗膜本来の機能を発揮します。
今回は塗膜の基礎知識についてご紹介していきます。
塗膜とは
塗膜とは最初にお伝えしたように塗装後に、その塗料が固まることで形成される塗料の膜を言います。屋根や外壁、その他、建物の塗装できるすべての部分は日々紫外線や雨水を浴びて塗膜は劣化していきます。
塗膜の劣化により防水機能が低下すると、雨水が建物の内部に入っていき、建物の劣化が加速してしまいます。これを防ぐ方法として、建物に塗装を行い、塗料が乾燥することにより、塗膜が形成されて建物の保護を行います。
塗膜の役割
塗膜の役割は“コーティング(保護)”です。屋根や外壁にはセメントが使用されているものが多いのですが、そのセメントには水を吸収する性質があるため、何もコーティングしていない状態であると、雨水を吸収します。
吸収した水は気温差により膨張したり、伸縮したりするのでセメント部分が割れたり、爆裂したりします。さらに劣化が進むと建物内部に水が入り、建物全体を劣化させていきます。外壁や屋根は家全体を守ってくれているものですが、その外壁材や屋根材自体を守ってくれるのが塗膜です。
塗料を塗ることで、外壁材や屋根材自体のひび割れや欠落、反りなどを防ぎ、建物を長く綺麗に保つ働きをしてくれています。

塗膜ができるまで
塗装時に塗料が規定より薄く塗られた場合、塗膜が薄くなり本来の性能を発揮できず、再びひび割れてしまう、剥がれてしまうこともよく起こります。塗装は色が付けば良いわけではなく、正しい工程で、かつ、正しい量の塗料を、正しい施工方法で作ることが塗装工事を成功させる上で とても重要となります。

塗膜を形成するには、素地と中塗り・上塗り塗料の密着を良くするための下塗り、基材を保護したり色をつけたりするための中塗り、上塗りという流れで塗膜を形成していきます。
しっかりとした塗膜を形成させるためにもう一つ大事なことがあります。それは各塗装後に決められた乾燥時間を守ることです。塗料は塗膜になる成分と塗膜にならない成分の2種類があり、塗膜にならない成分は乾いて固まります。
塗料が乾燥しない状態で上塗りした場合、塗料の膨れや早期の色あせなどが発生してしまいます。塗料メーカーが定めた乾燥時間を守ることが重要です。
塗膜がうまく形成されなかった時に起こるトラブル
褪色
褪色とは、色が褪せることですが、正しく施工した場合の平均的な褪色の目安は、約10年前後と言われています。それよりも短い期間で褪色が見られる場合は、外壁塗装の施工に問題があったと言えるでしょう。施行した業者に相談してみることをおすすめします。
チョーキング
チョーキングとは、外壁に触れると手に粉のようなものが付き、外壁が白っぽく見えることです。これは外壁塗装の劣化の表れなので、放置せず業者に相談する必要があります。
チョーキング現象も褪色と同じような劣化なので、新築や塗装工事から約10年前後で見られる現象です。それよりも早く、2年〜3年でチョーキング現象が見られるときは、施工不良も考えられます。
ひび割れ
外壁塗装のひび割れも、経年劣化のほか、その時期が早ければ施工不良も考えられます。経年劣化による褪色やチョーキング現象のように、外壁塗装のひび割れが起こることもありますが、その時期が塗装工事をした日から早い時期に起こった場合は、塗装料の不足や、乾燥時間の短縮などの手抜き工事が施された結果、塗膜がしっかりと完成されなかったことが原因の場合もあります。
まとめ
塗膜は外壁塗装や屋根塗装を行ううえで非常に重要な役割をしています。塗装後の乾燥時間や塗料の粘度などしっかりと守ることも重要です。外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽にプラニング・Kまでお問い合わせください。
カテゴリ:塗装工事
2023年10月30日
工事中の防犯対策
外壁塗装中の犯罪被害は全国的にも毎年報告されています。外壁塗装でのメンテナンスを怠りボロボロに劣化したお宅は防犯意識が低いとみなされ、空き巣に狙われるケースもあります。
そもそもなぜ外壁塗装中に犯罪が起こるのでしょうか?また、何か対策方法はあるのでしょうか?今回は安全に防犯対策をしながら外壁塗装を行う方法をご紹介します。

工事中、空き巣から狙われやすい理由
足場がある
外壁塗装時は建物の周囲に足場を組み、この足場を使って業者が塗装を行います。足場は屋根から家全体を覆うように組まれますが、誰でも簡単に登れてしまいます。
空き巣は通常、勝手口やドアから侵入しますが、外壁塗装時の空き巣は窓やベランダから侵入します。足場があることで通常よりも侵入が容易になります。

特に2階以上であれば戸締りの甘いベランダやトイレの窓は多く、そういう気の緩みを空き巣は狙っています。
足場は工事が終わるまで設置されるため、空き巣に遭いやすいリスクが長く続きます。
養生シート
もう一つは外壁塗装時に行う養生です。外壁塗装時に建物を守り、塗料で周囲を汚したり傷つけたりしないようにシートで覆いをかけて保護します。結果、外から家の中や家全体が見えづらくなるため、外壁塗装時は普段より不審者の侵入が気づかれにくくなります。外壁塗装中は足場と養生によって人に見つからずに侵入しやすくなります。
人の出入りが多い
塗装工事中は普段の生活に比べ、人の出入りが多くなります。全ての工程を一貫して同一会社の職人が施工するならば安心ですが、下請けや孫請けの職人の顔や名前まで把握できていない場合もあります。
そうなれば簡単に人の出入りに溶け込むことができますので注意が必要です。どこの誰が施工するのかあらかじめ把握しておくことも大切です。
塗装中の防犯対策
カーテンを閉める
カーテンがあいている家は、室内が覗きやすくなるため泥棒に狙われる危険があります。足場が設置されていれば、作業中の職人が意図せず中を見てしまうこともあります。窓を通して職人と目があってしまうと気まずいですよね。 外壁塗装の工事中は、昼夜問わずカーテンは閉めることをおすすめします。
窓を施錠
外壁塗装の工事中は、2階の窓であっても足場から簡単に移動できます。そのため、窓からの侵入を防ぐために施錠は必ず行ないましょう。2階の窓だからと安心して施錠をしないと泥棒が侵入するおそれがあります。

また、窓の施錠だけでは不安という人もいるでしょう。その場合は、より強固な「ウインドウロック」も併用してみてください。
ウインドウロックとは、サッシなどに取り付けて窓があかないように固定する器具です。
部外者が足場の出入りをできないようにする
外壁塗装の工事中に泥棒が侵入する経路は、足場が多いです。このため、足場の出入りを職人以外ができないようにすると防犯対策になります。例としては、足場の入口にある階段に扉をつけて鍵をかける方法があります。足場の他の部分はシートに覆われているため簡単には侵入できません。
また、業者をむやみに家に入れないようにしましょう。また、作業の一環で室内に入ることもあるでしょう。作業やトイレ程度なら構いませんが、用もないのに職人を家に入れないようにしましょう。
まとめ
外壁塗装時に必ず空き巣に入られるということではありません。しかし、外壁塗装時は空き巣に狙われやすい状況であるのは事実です。空き巣に狙われにくい家を作るための防犯対策は普段からの心がけが大事です。
業者との協力、挨拶やコミュニケーションを事前に取っておくと、空き巣などの犯罪から身を守ることができます。全ての防犯対策が行うことが望ましいですが、できるところから手を付けていきましょう。

カテゴリ:塗装工事
2023年10月26日
雨樋の各名称をご紹介!~雨樋の役割とメンテナンスについて~
雨樋は雨期がある日本において設置されていない家はほとんどないでしょう。家の周りにあえて水の通り道を作ることで、屋根や外壁の排水をしてくれる部分です。
この雨樋は外壁や屋根と同様に塗装や補修が必要なものなのでしょうか?必要だとすれば正しい補修方法、正しい塗装方法はどういったものなのかご紹介していきます。
雨樋の各名称
竪樋:主に縦になっている樋の部分の事で、地面に排水をします。金具によって外壁に固定されており、長さが足りない場合などは縦継手でちょうせつ竪樋とも書きます。
横樋:軒樋(のきどい)とも言います。軒下に設置する横長の樋の事で、屋根に降った雨水を受け、集水器に向かって排水を促します。
集水器:横樋を流れてきた水が、一旦この集水器を通って縦樋を通って地面に流れます。
止まり:軒樋の先端に設置され雨水をせき止めることで、集水器へ排水を促します。

雨樋の役割
雨樋は屋根の上に降った雨水を集水し、地面に排水する大切な役目を担っています。雨樋の破損・詰まりなどが発生すると、屋根から降った雨水がそのまま地面に落ちたり、外壁を伝って流れてしまい、外壁の汚れや地面のぬかるみ、最悪の場合には屋内への雨漏りにも繋がってしまう可能性があります。
こうした被害を未然に防ぐ為にも雨樋の定期的な点検・メンテナンスをすることをおすすめします。
雨樋のメンテナンス方法
清掃
雨樋を詰まらせる落ち葉や枝が溜まらないようにするためには、定期的に清掃を行ったり、落ち葉除けネットを設置する方法があります。特に落ち葉や枝が多い環境では、繰り返しの清掃メンテナンスが必要です。
塗装
雨樋の塗装は、建物の外観を美しく保つだけでなく、雨水の排水を効果的に行うためにも重要です。雨樋は常に外部の環境にさらされているため、風雨や紫外線の影響を受けやすく、劣化や錆びが生じることがあります。
塗装を行うことで、雨樋の耐久性を向上させ、長期間にわたって使用することができます。また、塗装によって雨樋の表面が滑らかになり、雨水の流れをスムーズにする効果もあります。
さらに、塗装には防錆効果もあり、雨樋の寿命を延ばすことができます。足場を設置する屋根塗装や外壁塗装と同じタイミングで行うのがお勧めです。
部分補修・交換
部分的に補修や交換する事も可能です。経年劣化による不具合でない限りは部分的な交換で十分です。例えば、縦樋の途中が折れてしまったとしても、折れた部分を取ってきれいにした上で、同じ太さ、同じ材質のものをはめて繋ぐだけで使う事が出来ます。
雨樋が破損や変形している場合には、既存の雨樋を撤去し、新しい雨樋を設置することが必要です。部分補修か全体の交換かは、雨樋の状態や状況によって異なりますので、専門の業者と相談することが重要です。

まとめ
雨樋は屋根に降った雨水を排水する大切な役割を果たしており、軒樋・止め・集水器・竪樋など様々な部材から構成されています。
破損・詰まりなどが発生すると、雨水の排水が上手くいかなくなることで外壁の汚れや地面のぬかるみ、屋内への雨漏りなど住宅へ様々な悪影響を及ぼすため、雨樋の定期的な点検・メンテナンスをされることをおすすめします。
カテゴリ:塗装工事
2023年10月19日
塗料1缶で塗装できる面積はどのくらい?
外壁塗装や屋根塗装の塗料は通常一斗缶やペール缶に詰められて流通しています。内容量は15~16㎏程度です。個の塗料1缶でどれくらいの面積を塗ることができるのかご存じでしょうか?
塗布量についての知識があると、品質や費用で損をしません。今回は塗料の塗布量についてご紹介していきます。

塗布量とは
塗布量は各塗料メーカーが塗料製品ごとに規定しています。外壁塗装をする際、職人は目分量で塗料を塗り重ねているわけではありません。必ず塗料メーカーが定めた塗布量を守って塗装をしています。もし、この塗布量を守らずに塗装をしてしまった場合、品質に問題が生じます。
1缶の塗布量
塗料によって異なりますが、1缶で約100㎡~150㎡塗ることができます。これは上塗塗料を1回塗するときの面積です。下塗剤のシーラーも、上塗塗料とほぼ同じ面積を塗ることができます。
しかし、ALC、モルタル、劣化の激しい窯業サイディングなどに使うサーフェーサーやフィラーなどの下塗剤は、20㎡~50㎡程度しか塗れないときもあります。
塗料メーカーによって塗布量に幅がある理由
外壁によって表面積が微妙に違うため
同じ大きさの外壁でもツルツルとした外壁(金属サイディングなど)と凹凸のある外壁(モルタル外壁のスタッコ仕上げなど)では微妙に面積が違ってきます。凹凸のある外壁は、凹凸のある分、表面積が大きくなるのでより多くの塗布量が必要になります。
外壁が劣化している場合、塗料を吸い込むことがあるため
劣化が進行している外壁は、塗料を吸い込むことがあります。そして外壁塗装の品質を保つためには、吸い込みが止まるまで塗料を塗らなければなりません。そのため、外壁が劣化している場合は、より多くの塗料が必要になります。
劣化の進行具合によっては、より多くの塗料が必要になる場合があるため、塗布量に幅が設けられています。
塗料の希釈について
塗料を水やシンナーで薄めることを希釈と言います。希釈することで塗料の粘土を調節し、塗りやすくします。希釈できる量(希釈率)はそれぞれの製品のカタログなどに記載されています。一般的な塗料は5%~10%程度がメーカーの認めた希釈率ですので、その規定量の中で希釈する分には塗料への悪影響はありません。

また、希釈せずに年度の高い状態の塗料で塗装作業するのも、健全な塗膜形成には不都合となることがあります。
適度な粒度を持った塗料を適切な方法で塗装することが大切になります。
規定量を超えて希釈すると…
残念なことに、塗料をやたら薄めて規定量塗るという業者も存在します。
希釈規定量を超えて希釈すると、
・塗膜の白化(かぶり、ブラッシング)
・塗膜の艶不良
・塗料の流れ、ダレ
などが発生し、仕上がりが美しくないだけでなく、不健全な塗膜となり、塗料が本来備えている機能を発揮しなくなります。さらに塗膜形成の過程において微細な気泡が混入することもあり、塗膜の耐久性が大幅に低くなることも懸念されます。そのため、業者選びは慎重に行いましょう。

まとめ
見積もりや契約書に書いてある面積をあの缶数で塗れるのかな?と疑問がある場合は遠慮なく業者に聞いてみましょう。不安を残したまま、工事が終わってしまう、なんてことは避けたいですよね。
手抜き工事を避けるためにも、必要な塗料の数量を知っておくことが大切です。ご自身で塗料メーカーのHPやカタログを見て計算し、確認することをおすすめします。
カテゴリ:塗装工事
2023年10月16日
外壁塗装工事は気温が重要
外壁塗装に不適切な環境があることをご存じですか?塗装工事は天候に左右されやすく、条件が悪いと工事をすることができません。条件の悪い状態で塗装をしてしまうと本来の性能が発揮できなかったり、仕上がりが悪くなるなど不具合が発生します。

外壁塗装ができない条件
外壁塗装ができない条件は以下の通りです。

・天気が雨か雪
・気温が5度以下(10度以下の施工も注意が必要)
・湿度が85%以上
・強風が吹いている
・外壁面に霜が降りたり、結露ができている
条件を守らなかった場合
塗料の乾燥時間が長くなる
雨や雪が降っているときに塗装を行うと、気温が低く湿度が高いため、塗料の乾燥時間が長くなります。乾燥しようとしている間に埃が付着したり、塗料が垂れてくる可能性があります。そうなると仕上がりが悪くなってしまい、美観性が失われます。
施工不良の発生
気温が低くなると結露が発生します。結露で外壁が濡れている状態では塗装をすることはできません。また、塗装後の効果が完全に終わっていない状態で結露が発生すると密着不良が起き、浮きや剥がれなど施工不良が発生するリスクが高くなります。
悪天候でも進行できる工程
外壁塗装ができない天気でも、工程によっては進行することができます。近隣挨拶や足場設置前の現場確認、完了検査などは悪天候でも行うことができます。足場設置・解体、高圧洗浄、養生などは天候が悪すぎる場合、行うことはできません。下地処理、塗装は行うことができません。
外壁塗装の天気に関するQ&A

Q:塗装工事の中止はいつ決まりますか?
A:当日に雨が降っている場合は、その日の朝から中止になります。また、天気予報が雨や雪になっている場合は、あらかじめ工事が中止になる場合があります。
Q:雨が突然降りだしたら?
A:雨が降り出したら塗装工事は中断します。途中まで縫っていた箇所があった場合、天気が回復するのを待ち、塗った箇所がきちんと乾燥しているのが確認出来たら塗り直しを行います。雨が続く場合には、後日塗り直しを行います。
Q:塗装ができない天候が続いた場合はどうなるの?
A:塗装ができる天候になるまで工事はできません。そのため、作業が行えなかった日数分、工事が延長になります。また、追加料金が発生するのではないかとご心配の方もいらっしゃるかと思いますが、天候が原因のため、追加料金の発生はありません。
塗装に適した季節
外壁塗装は基本的に1年中行うことができますが、特に天候が安定している春や秋が、外壁塗装に適した季節と言えます。
夏は気温が高く、塗料の乾燥が早くなるため、作業がスムーズに進みますが、養生などで窓を開けられないため、家の中で過ごしづらくなることがあります。
冬は天候が安定していますが、気温が低く、日照時間が短いため、塗料の乾燥に時間がかかり、作業に遅れが出る場合があります。
まとめ
外壁塗装ができない条件は”気温5度以下”と”湿度85%以上”です。塗料の乾燥時間が長くなったり、結露ができて施工不良を引き起こす可能性があるため、基本的に雨や雪の場合、塗装工事は中止になります。
天候によって作業の進捗状況が変わってくるため、その日の作業が中断になった場合の連絡手段をあらかじめ業者と相談しておきましょう。
カテゴリ:塗装工事
2023年9月28日
基礎は塗装できる?
外壁や屋根のリフォームとなると、屋根や外壁そのものに目が行きがちですが、その外壁や屋根を支えているのは基礎です。普段あまり目に留まらない場所ですが、改めて見てみるとひびが入っていたり、黒ずんでいるかもしれません。外壁塗装をする際に、基礎部分は塗装をするのでしょうか?
今回は建物を支える大切な役割を持つ基礎部分の、塗装の必要性やメンテナンス方法をご紹介します。

建物の基礎とは
基礎は建物の重みを支える重要な役割をしています。建物の荷重や、強風や地震などの外的要因でくわえられる力を地盤にバランスよく伝えるためのもので、地盤と建物をつなぐ重要な役割をしています。
基礎がないと建物の重みを支えるものがなくなり、地面の揺れが直接外壁に伝わったり、外壁に加わる力をうまく逃すことができず、建物の劣化を早めてしまう可能性があります。
基礎の塗装は必要?
基礎の塗装にはメリットもデメリットもあり、一概にこうすべき、ということは言えません。基礎塗装をすると外観も良くなり、劣化をある程度抑えられるのがメリットです。

しかし、すでに劣化してしまった基礎は塗装だけでは直せません。劣化症状があるなら塗装よりも先に補強工事をしたほうが良いです。
また、一度塗装してしまうと、その後も定期的に塗り直すことになり、維持費用もかかります。自宅の基礎の状態やメンテナンスの予算に応じて、慎重に判断する必要があります。
基礎の劣化症状
基礎も外壁と同じように経年劣化が起こります。主な劣化症状として、「ひび割れ」「剥がれ」「浮き」「サビ」「中性化」などがあります。建物を支える重要な構造体なので、強度を落とすような劣化は早期に対処しなければいけません。よく症状に現れるのはひび割れや剥がれです。
基礎を塗装するメリット
日本の住宅の基礎は主にコンクリートやセメント、モルタルが一般的です。コンクリートやセメントは素材自体に防水性がなく、吸水性が高い素材です。そのため、塗装をすることで防水性を高めることができます。さらにカビやコケの発生を抑え、美観を保つこともできます。

基礎を塗装するデメリット
基礎を塗装すると良くも悪くも塗膜で覆われるため、劣化や損傷があっても気が付きにくくなるというデメリットがあります。また、防水されることで、屋内で水漏れが起きても屋外に症状が出にくくなり、発見が遅れるといったケースも考えられます。
塗装は永久的なものではありませんので、基礎塗装をした場合は定期的に塗替えが必要になることも知っておきましょう。
注意点
保証の対象外になりやすい
基礎部分は、外壁塗装時についてくる保証の対象外となるケースが多いです。通常、基礎塗装は外壁塗装に含まれないオプションであることや、塗装が剥がれやすい部位だということが理由です。基礎塗装を依頼する場合には、保証範囲を確認しましょう。
まとめ
外壁塗装をする際に、基礎部分も含めて塗装するかどうかは、ケースバイケースです。業者の考え方によっても異なりますし、建物の立地条件によっても向き不向きがあります。基礎部分への塗装のメリット・デメリットを知ったうえで、業者と相談しながら決めると良いでしょう。

カテゴリ:塗装工事
2023年9月25日
和モダンの外壁の魅力
突然ですが、和風住宅にどのようなイメージをお持ちですか?
『古い』『暗い』などのイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
近年では、古民家の魅力を再認識し、リノベーションをして住む方も増加しており、和風住宅や和モダンの住宅も人気となっています。

和風住宅の特徴
和風住宅は日本の風土や気候に合わせた材質を使用し、調湿や調温機能に優れており、昔の人々の知恵や工夫が住宅の様々な部分で活かされています。
自然で侘び寂びがある落ち着いた雰囲気が特徴で、和風住宅ならではの畳や木の香りは、気分を落ち着かせるリラックス効果もあります。
和モダンの家とは
都会的で無機質なテイストと和の美しさを融合させた『和モダン住宅』も人気があります。
『和風にしたいけど、他のお宅と違った雰囲気にしたい。』
『純和風だと少しイメージと違う』
という方におすすめしたいのが和モダンです。
和モダンの家にする際のポイント

家の造りは大幅なリフォームをしないといけませんが、塗装によって和モダン風にすることは可能です。
いくつかのポイントを抑えて成功させましょう。
➊色選び
せっかくの外壁塗装なのでイメージを変えてみたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで、まず重要なのが色選びです。色彩で『和』を感じるポイントにもなります。
例えば日本では瓦が黒いことから、黒っぽい色に『和』を感じる傾向があります。モダンならガルバリウム鋼板の屋根や外壁との相性が良く、黒系や紺色のガルバリウム鋼鈑の住宅は『和モダン』をイメージしやすいでしょう。
日本の伝統色は彩度が低く、落ち着いた中にも上品さが感じられるため、和風住宅の外壁によく馴染みます。外壁塗装をする際に柱や屋根瓦との色調バランスを考慮し、色を選びましょう。

ここポイント👆
和モダンの外観をすっきりとまとめたい場合は、色を使いすぎないことです。複数の色を取り入れてしまうと、まとまりのない印象を与えてしまいます。
統一感のある素敵な印象の外観に仕上げましょう!

💡白を上手に使用しましょう!
黒や紺色、グレーなどと合わせてツートンカラーにすると、濃淡がはっきりしてモダンな雰囲気が活かされます。
白色は漆喰の色でもあり、柱などの木材とも相性が良い色なので、外壁に白色を取り入れることで和モダン住宅に仕上げることができます。
❷素材(材質)を活かす
柱や樋などの木材を使用している部分は木目や質感を活かし、塗装することをおすすめします。和をイメージさせる素材は日本人が趣を感じます。
塗料には艶有りや艶なし、クリヤー(透明)などの種類があり、それぞれの仕上がりも違います。素材本来が持つ自然な風合いを活かすのであればクリヤーがおすすめです。
このように使用する塗料によって、好みの風合いを選択できるのも塗装のメリットでもあります。
❸景観を壊さない色選び

周りの景観とも馴染みやすく、個性も出しやすいため、外観にこだわりたい方におすすめしたいのが和モダンテイストです。
ここで注意が必要なのが、美しいまちづくりとして市町村が『景観ガイドライン』を定めている地域があるということです。その場合、街の景観を壊さないよう一般住宅や商業施設など外観の色を既定の範囲で行うことが必要になります。
外壁塗装工事が完了したあとに知るということが無いよう、事前に確認しましょう。
まとめ
今回は、和モダン住宅についてご紹介しました。

和モダンの外観をおしゃれに仕上げたいなら、シンプルな建物や屋根形状にこだわりの色を取り入れましょう。和モダンの外観に合わせて室内も和モダンで仕上げると、より統一感が増しお洒落な住まいになります。
プラニング・Kでは内装リフォームも手掛けております。
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2023年9月21日
外壁塗装が相場より高くなるケース
外壁塗装の見積をとると思ったより高いな…と思ったことはありませんか?外壁塗装の相場は90~120万円程度です。しかし、外壁塗装は1棟1棟に合わせて工事をするので定価というものがありません。
そのため、今回は外壁塗装の見積が相場よりも高くなるケースについてご紹介していきます。

相場よりも高くなる条件
・家の面積が大きい
家の面積が大きいと、塗装面積だけでなく、足場面積や付帯物の戸数も多くなり、全体的に費用が上がってしまいます。また、建物の大きさが同じくらいでも、凹凸のある建物の方が真四角な建物よりも価格が高くなります。建物の形状や大きさで工事価格が変わることも注意が必要です。
・建物の劣化が激しい
建物の劣化が激しいと、補修工事が多くなり、費用も高くなります。例えば、外壁が剥がれていて、一部交換しなければいけない、雨樋が外れていて、一部交換が必要、シロアリの被害がある、など劣化が酷い場合は、塗装だけでは補修しきれないので費用が大幅に高くなります。
・職人が下請け業者

外壁塗装は営業会社と施工業者が違う、いわゆる下請けが当たり前の業界になります。
下請けを使う業者は、当然ですが自社で施工を行う会社に比べて中間マージン(費用の20%~30%)が発生する分、費用相場は高くなります。
塗装費用を抑えたいのであれば、下請けに委託しない塗装専門業者に依頼するのがおすすめです。
悪徳業者に注意
上記のような理由はある場合は費用が高額になってしまいますが、疑ったほうが良い高額な見積もりもあります。
単価金額が高い
単価設定を高くして、契約時に「今契約してくれれば60万円値引きしますよ」と言ってくるところもあります。一見お得に感じますが、実は最初に提示していた金額が高かっただけ、というケースが多いです。セールストークに引っかからないためにも相場通りの単価で見積をしてくれる業者が安心です。
大幅値引き
悪徳業者は実績を増やしたいという理由で、値引きをして契約を取ろうとするケースがあります。まず非常に高い費用を提示し、相場と比べてもまだ高い価格に下げて「さも値引きしたように見せる」という手口です。値引きの例には、以下のようなものがあります。
・モニター料金で割り引く
・この地域限定でキャンペーンを行っている
・今月いっぱいは30%引きで契約できる
・うちと契約すると足場代を無料にする
上記のようなことを言いながら、当初の提示金額から半額ぐらい下げてきます。このような大幅値引きがあれば悪徳業者を疑ったほうが良いでしょう。
余計な見積もりが入っている

やらなくても良い余計な工事が入っている場合も注意しましょう。
例えば、雨樋が一部われているだけなのに補修ではなく全交換になっていたり、まだ使えるカーポートの屋根の交換が見積に入っている、などということがあります。
相談もなく交換工事などの大きな工事が入っている場合は、必ず説明を受けましょう。
対処法
悪徳業者の疑いのある場合は、以下のように対応しましょう。
・即決しない
・はっきり断る
・業者の口コミや情報をネットで探す
まとめ
外壁塗装の費用相場は一般住宅で90~120万円程度です。ただし、住宅の面積が広い、職人が下請け、修繕箇所が多い建物、悪徳業者に依頼してしまうなどとすると相場よりも高くなることがあります。
尚、塗料単価や道具・職人の人件費が高騰していることから年々外壁塗装の費用相場も上昇傾向にあります。外壁塗装を検討中の方は早めの施工がコストパフォーマンス的に見ておすすめです。
ご不明な点がございましたら、お気軽にプラニング・Kにご相談ください。
カテゴリ:塗装工事
2023年9月14日
外壁塗装で色褪せしにくい色
外壁塗装をお考えで、何色にするか迷っている方はいらっしゃいませんか?たくさんの色見本から選ぶのは楽しい作業でもありますが、迷うので苦手な方もいるかもしれません。
せっかく塗装をするなら、できれば色褪せしない、長持ちする塗料を選びたいですよね。今回は色褪せしにくい色や、外壁が色褪せた時の対処法についてご紹介します。

外壁はどうして色褪せるの?
・紫外線

外壁は常に紫外線が当たっています。外壁の色を構成している顔料を、紫外線に含まれているエネルギーが破壊してしまうことが原因の一つです。紫外線エネルギーは色素を劣化させる力があります。
また、酸性雨や風などの様々な自然現象が重なり合い、さらに劣化が進んでいきます。
・化学変化
化学変化によって色褪せが起きることもあります。水や酸素、日光など、自然に存在する様々なものの影響を受けて、塗料や外壁材の化学物質が変化し、色褪せてしまいます。
色褪せしにくい色
白
白は最も色褪せしにくい色と言っても過言ではありません。太陽光を吸収しにくいという特性があり、紫外線のダメージそのものを受けにくくなります。その上、白い外壁は色褪せしたとしても見た目には分かりづらいため、色褪せが一番目立たない色であるとも言えます。
ただし、注意点として、色褪せしにくい反面、汚れは目立ちやすいです。埃や排気ガス、カビや苔などの汚れが外壁に付着すると、他の色に比べて汚れが目立ちやすくなります。
黒
黒い外壁は、白同様、色褪せしにくい色です。黒い顔料に含まれる成分は太陽光に分解され、化学変化が起こりにくい特性があります。ただ、白と同じようにちょっとした汚れが目立ちやすく、ツヤのある黒は色あせが目立ってしまいます。
また、熱を吸収しやすいので外壁の温度が室内まで伝わり、温度が上昇しやすくなるという点も注意が必要です。
ベージュ、クリーム系
ベージュは色褪せが目立ちにくいほか、汚れも目立ちにくいため人気の色です。周囲の景観にも馴染みやすく、自然が多い場所でもビルが多い場所でもマッチします。
色褪せしやすい色
色褪せしやすい色は次の通りです。
・赤
・黄色
・緑
・紫
とくに、鮮やかなカラーや濃い色にする場合は紫外線による色褪せが起こりやすいため、ほかの色よりもこまめなメンテナンスが必要です。
外壁を長持ちさせる方法
耐久性の高い塗料を選ぶ
外壁を長持ちさせるためには耐久性の高い塗料を選ぶことが重要です。外壁塗装用の塗料はいくつも種類がありますが、大きく分けると長持ちする順で、フッ素塗料、ラジカル塗料、シリコン塗料、ウレタン塗料、アクリル塗料で、フッ素塗料が最も長く外壁を守ることができる塗料です。
艶あり塗料を選ぶ
塗料には艶あり塗料と艶消し塗料があります。艶消し塗料はマットな質感が好きな方に人気ですが、艶消剤を入れて加工するため、耐久性が艶あり塗料よりも劣っている場合があります。
特に質感にこだわらない場合や、見た目よりも耐久性にこだわる場合は、艶あり塗料を選ぶと良いでしょう。
定期的なメンテナンス
塗料の種類にもよりますが、塗料の寿命は大体10年前後です。10念を目安に塗り直しをしなければ、塗料の劣化が進み、色褪せも目立ってきてしまうことでしょう。外壁の色を長持ちさせるため、定期的に外壁塗装による適切なメンテナンスを行いましょう。
まとめ

なるべく色褪せせずに長く美しさが保てる色選びのポイントについてご紹介しました。色のほかにも、艶の有無や汚れにくい塗料を選ぶことも長持ちのポイントとなります。
せっかく外壁塗装をしても、たった数年で色褪せてしまうと残念な気持ちになりますよね。そうならないためにも、塗装業者とよく相談し、納得のいく色選びや工事を行いましょう。
カテゴリ:塗装工事
2023年9月7日
ベランダ・バルコニーの防水工事
ベランダやバルコニーは紫外線や雨の影響を受けやすいため、定期的に防水工事をする必要があります。しかし、雨漏り等が起きているケース以外は、「塗装のついでに…」という感覚で補修工事を検討される方が多く、屋根材や外壁材よりもメンテナンスの重要性が低いと思われている印象を受けます。
今回はベランダやバルコニーが劣化してしまうとどのようなトラブルが起きるのか、どのような防水工事があるのかご紹介していきたいと思います。

ベランダとバルコニーの違い
2階建て戸建住宅の場合、一般的に2階にバルコニーあるいはベランダがあります。バルコニーは屋根が無い室外スペースで、ベランダは屋根がある室外スペースのことを指します。屋根の有無もそうですが、バルコニーやベランダが住宅に対してどのように造られているのかをチェックしてみてください。
ベランダやバルコニーが外壁よりも張り出していますか?居室の上にあり、外壁から張り出していない形状でしょうか?その違いで雨漏り発生箇所によるリスクも大きく異なります。
下に居室がある場合は注意が必要

バルコニーの直下にリビングなどの居室(室内空間)がある場合、雨漏りには特に注意が必要です。理由は、バルコニーの下には建物を支える構造材があるからです。
特に2階床を支える重要な構造材が隠れています。雨漏りの水が構造材に達すると木材は腐朽をはじめ、木材の断面積が小さくなり構造耐力が減少していきます。
地震時などにより構造木材に強い力が加わり、木材が割れたり裂けたり折れたりして、建物が傾いたり、最悪の場合、建物の倒壊にいたる危険があります。
防水工事の種類と耐用年数
FRP防水
FRPとは、「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称です。プラスチック素材の中でも衝撃性に強く、耐水性や成形性が良いことから、ベランダの防水層だけでなく、様々な部分にも使用されています。
しかしFRPは紫外線に弱く、劣化してひび割れてしまうことがあります。耐用年数は10~15年ですが、5年に1度のトップコートの塗り替えを怠らないことが重要です。
ウレタン防水
ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗布する工法です。材料が化学反応を起こして硬化すると、弾性のあるゴム状の防水層が出来上がります。
狭い場所や複雑な形状をした箇所でも、継ぎ目のない完全な防水膜を形成できるのが特徴です。耐用年数は10~15年です。施工にはムラなく均一に塗装をする技術が必要です。

塩化ビニルシート
塩化ビニール樹脂シートを使う場合は、既存の防水材の上から施工することが可能です。下地に直接貼り付ける「接着工法」と、等間隔に置いた円盤やディスク板に熱溶着を行う「機械固定工法」で施工するのが一般的です。
まず、塩化ビニールは紫外線や熱に強いため、耐用年数も10~20年と長いです。耐候性に優れており、強い日差しが当たるベランダやバルコニーへの施工に非常に適しています。耐摩耗性もあり、普段の生活では防水層に穴があきにくいという良さがあります。
まとめ
雨漏りは住宅へ甚大な被害をもたらすことがあります。特にベランダ等は劣化が起こりやすく、雨漏りに繋がりやすい箇所です。また、ベランダやバルコニーが外壁より外側にあるか内側にあるかで雨漏りを起こした際の住宅への影響は異なります。
どちらにしても雨がかかるスペースですので、定期的な点検とメンテナンスを心がけましょう。業者とよく相談をして、ご自宅のベランダやバルコニーに合った施工方法で防水工事を行うようにしましょう。




























