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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2023年10月23日

色に関する知識

外壁塗装では色選びが重要です。外壁の色が変われば、お家の雰囲気ががらりと変わるので慎重に選ぶことが大切です。そこで今回は知っておくと便利な色の知識についてご紹介します。

色の三属性

色の三属性とは「色相」「明度」「彩度」のことをいいます。

色相

海の色は青、ポストの色は赤、草花の色は緑だと誰でもすぐに感じられると思います。しかし草花の葉と言ってもチューリップの鳩菊野派の色とでは細かく見れば違いますが、総じて緑だと言っても誰も不思議に思いません。

赤や青に属する色だと主張する人はおそらくいないでしょう。色にはこのように分け方のできる属性があり、これを色相と言います。

明度

色相は緑と赤と互いに違っていても、その同色槽の中には必ず明るい色と暗い色があります。色には色相に関わらず明るい、位に分けることができる属性を持ち合わせています。

この種の属性を明度と言います。明度が一番明るいのは白、一番暗いのが黒になります。

彩度

ポストの赤とレンガの赤を比べると、ポストの色はレンガの色と比べてかなり鮮やかです。これらは明度の高低に関係がないということです。

色にはこのように色相、明度に関わらず、鮮やかさの度合いで分けることのできる属性があり、この種の属性を彩度と言います。

色の三属性は色を表したり、区別する時の基準です。配色を考える際には、明度と彩度を組み合わせた「トーン」で表現します。具体的にはパステル調、ダーク調、ダル調などと言います。

色は三属性の変化に伴い、イメージが変化します。一般的には再度が高いほうが派手な印象を与え、記憶に残りやすいと言われていますが、外壁塗装の場合は周囲の景観との調和を考慮してあまり彩度が高い色は使われない傾向にあります。

色と素材

実は色と素材には深い関係があり、同じ色でも素材が変われば印象が変わります。デザインの世界にはCMFという概念があります。Cはcolor(色)、Mはmaterial(素材)、Fはfinish(加工方法)という意味があります。

色だけでなく、モノの素材や形状を含めた「表面」すべてを考慮したデザインにすることで、より高いクオリティの製品が生み出されると言われています。外壁も、窯業系サイディング、金属系サイディング、モルタルなど様々な種類の素材があります。もし街中で素敵な色の住宅を見つけたら、外壁の素材もチェックしてみてください。

例えば、ご自宅と同じ窯業系サイディングの外壁であれば、かなりイメージに近いと言えますし、素材が異なるなら少し検討したほうが良いかもしれません。さらに艶は、CMFのFにあたりますが、艶があるか内科でも仕上がりが大きく変わるので、艶の有無もこだわりたいところです。

外壁の色選びの注意点

色を選ぶ際に気を付けていただきたいことは、外壁には低彩度の色を選ぶことです。なぜ彩度が低い色をおすすめするかというと、彩度が低いと周囲の環境に馴染み、やさしい印象に仕上がるためです。他にも建物に落ち着きが出るため、高級感が得られます。

それとは反対に彩度が高い色を選んでしまった場合は、周囲の環境に馴染まず、騒色となってしまいます。物足りなさは感じるかもしれませんが、色は広い面積で見るのと、狭い面積で見るのとでは色の印象が違います。

同じ色でも、広い面積で見ると明るくなり、狭い面積で見ると暗く見えます。外壁は家の大半を占めてしまうため、彩度が高い色を選んでしまうと、より明るさが強調され、環境から浮いた家となってしまいます。

まとめ

今回は色に関する知識についてご紹介しました。色相や彩度、周りの環境など様々なことを意識しながらご自身のお家に合う色を見つけましょう。

ご不明な点がございましたら、プラニング・Kにお気軽にご相談ください。

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ブログ執筆者:プラニング・K

2023年10月5日

コーキングの打ち替えと増し打ち

外壁塗装を検討する際、同時に考えるのがコーキングです。コーキングには打ち替えと増し打ちの工法があります。どちらもよく比較されますが、多少金額が違ううえに、コーキングの場所や劣化状態によって使い分けが必要になり、現状に合わせることが大切です。

そこで今回は、コーキングの打ち替えと増し打ちの違いや使い分けについてご紹介していきたいと思います。

打ち替えと増し打ちの違い

打ち替えは、傷んだ古い目地をカッターなどで切り取ってから、新しいコーキング材を充填する方法です。目地撤去の手間がある分、増し打ちよりも少し費用がかかりますが、傷んだ部分をしっかり取り除くことができます。

増し打ちは、古い目地の上にそのままコーキングを塗り重ねる方法です。古い目地の状態が悪いと上塗りした部分だけ剥がれてしまう恐れがありますが、作業の手間は少ないため費用はお安くできます。

この2つはそれぞれに長所短所があるため、施工する場所やコーキングの状態次第で使い分けるのが正しいやり方です。

打ち替えのメリット・デメリット

メリット

コーキングの打ち替えを行うメリットは、前のコーキング材を撤去してから新しいコーキング材を充填するので、カタログ通りの耐久性が期待できます。また、目地の隙間をしっかりと埋めることができるため、防水性や柔軟性もしっかり確保することができます。

デメリット

コーキング打ち替えのデメリットは、増し打ちに比べると、前のコーキング材を撤去する分の手間がかかってしまうことです。

また、費用に関しても、打ち増しに比べるとやや高くなります。ただ、打ち増しに比べて、極端に値段が高くなるということはないので、基本的に打ち替え可能な箇所は、すべて打ち替えで行うのがおすすめです。

増し打ちのメリット・デメリット

メリット

コーキング増し打ちのメリットは、古いコーキング材を撤去する必要がないため、打ち替えに比べて手間がかからないことです。また、工期も手間の分だけ短くなり、料金も打ち替えに比べるとやや安くなります。

デメリット

コーキング増し打ちのデメリットは、元のコーキング材を撤去しないため、シーリング材の想定する耐用年数よりも早く劣化してしまう可能性があることです。

本来なら撤去しなければならないコーキング材は、古く劣化しており、新しいコーキング材を塗り重ねたとしても、ひび割れや隙間ができる可能性があります。また、打ち替えに比べると、すぐに剥がれてしまう可能性も高いです。

基本的には打ち替え

外壁塗装工事などでコーキング補修をするときは、基本的には打ち替えがおすすめです。古いコーキング材を撤去して中身を新品にするため、耐久性も良くなるからです。増し打ちでは、傷んで固くなったコーキングを修復できるわけではありません。

表面だけ塗り重ねても、内側の古いコーキングはまたひび割れたり隙間ができたりする恐れがあります。増し打ちよりも手間・費用はかかりますが、建材のメンテナンスには打ち替えがベストです。長持ちする良い補修のためには、基本的には目地コーキングは打ち替えにしてもらいましょう。

例外として、窓やサッシ廻りは増し打ちの方が適しています。サッシ周りを打ち替えようとしてカッターを入れると、奥にある防水紙を誤って切ってしまい、雨漏りを引き起こす可能性が高いからです。

補修しようとしてかえって雨漏りの原因を作っては意味がありません。このため、サッシ周りは古い目地撤去をしない増し打ちを行います。

まとめ

基本的には全て打ち替えをおすすめしますが、サッシ周りなどは「増し打ち」が適していることが多いです。状況によって正しく使い分けが必要です。

そのため、見積書では打ち替えと増し打ちそれぞれの単価や数量が分かるよう、明確に書き分けてもらいましょう。

コーキングは外壁の目地の隙間を埋めて防水するための大事な部分です。お家を長持ちさせるためにも、きちんとしたメンテナンスを行いましょう。

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ブログ執筆者:プラニング・K

2023年8月3日

屋根塗装はなぜ必要?

屋根の塗り替えは、「屋根を綺麗に見せる」という役割もありますが、その一番重要な役割は、実は「屋根が劣化しないように保護する」ことです。屋根は外壁と同じく建物を守る役割をしています。

屋根は常に雨風や紫外線に晒されているため、外壁よりも劣化が早くなり、最悪の場合、改修に多大な費用がかかる可能性があります。塗装による保護機能が失われる前に、再び塗装によって保護機能を復元することが大切です。今回は屋根塗装の必要性についてご紹介します。

屋根塗装はお家を守るために必要

屋根を保護する目的は主に、美観を保つこと、屋根を保護すること、太陽光を防ぐことです。

美観を保つ

塗装によって色褪せてしまった屋根を再塗装することで、色や艶を出し、住宅を美しく見せることができます。また、屋根や外壁に塗られている塗料は、単純にきれいな色を見せるために塗られているわけではありません。

雨によって汚れを洗い流すセルフクリーニング機能や、カビやコケなどが発生しづらくなる機能など、塗料には様々な機能が備わっています。

屋根の保護

屋根は雨や風に晒されるため、劣化しやすい部分です。塗装をすることで雨や風から屋根の建築材を守ることができます。屋根の内部には防水シートが張られていますが、水の侵入を完全に防げるものではありません。塗装をしなければ、建築材は雨水によって腐食してしまいます。

太陽光を防ぐ

屋根に使う塗料には「遮熱塗料」「断熱塗料」が存在します。遮熱塗料は太陽光を反射して熱の発生を抑制し、断熱塗料は熱を通しにくくするものです。

遮熱・断熱塗料を使用することで、室温の上昇を抑えることが可能です。塗装によって機能性を加えることで現状の環境を快適にすることができます。

屋根の劣化症状と塗装の目安

建物を守っている屋根の塗装は、紫外線と熱により徐々に劣化し、一般的に新築の場合約10年、塗り替えをした場合、約8~10年で本来の保護機能を発揮できなくなってしまいます。屋根の劣化を早めないために、塗装の保護機能が落ちてきたら、塗り替えをして新しい塗膜で保護する必要があります。

劣化症状には、

・色褪せ       ・ヒビ、割れ

・カビ、コケ     ・サビ

・屋根の反り     ・塗装の剥がれ

といったものがあります。

屋根の劣化症状は地上からは確認しづらいため、外壁の劣化症状と見比べると良いでしょう。必ずしも屋根が劣化しているとは限りませんが、外壁よりも屋根のほうが、太陽から3倍の紫外線、熱を受け、雨が当たることが多いので、劣化が早く進むと言われています。

また、屋根の塗装目安は築8~10年ごろです。このぐらい経つと、紫外線の影響で防水効果が失われてしまいます。屋根は外壁と違い、日差しを遮るものがほとんどないため、思った以上に劣化が早いことがあります。できれば築7~8年ごろには一度屋根点検をし、劣化が進行する前に塗装するのがベストです。

まとめ

屋根は見えにくい箇所なので「屋根塗装は必要ない」という話を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、それは間違いです。屋根は雨風や紫外線の影響が強いため、塗装によるメンテナンスがとても重要です。塗装しないで放っておくと、防水効果が弱まり建物の劣化原因や、風雨災害で被害が広がるといったことが発生します。

塗装する時期に目安は築10年前後で、症状としては色褪せ、コケなどが目立ち始めたら検討するようにしましょう。屋根塗装は大切なお家を長持ちさせるための重要なメンテナンスです。お家を劣化させないためにも定期的な塗装を行いましょう。

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ブログ執筆者:プラニング・K

2023年7月27日

コーキングの種類について

外壁塗装工事で欠かせないのがコーキングです。コーキングは外壁以外にも建物のあらゆるところで施されているため、見たことがある方も多いでしょう。台所の水回りなどで見かけることが多いため、防水効果があるという印象が強いかもしれません。

コーキングとは、サッシの隙間やタイルの隙間に埋め込まれている目地材のことです。今回はコーキングの種類についてご紹介していきたいと思います。

コーキングとは

コーキングとは、外壁と外壁の間や隙間に施されるゴムのようなものを言います。コーキングは防水の役割を果たしています。このコーキングがダメになった状態を放置しておくとコーキング部分から徐々に建物内部に水が回り、壁の下地などを腐らせてしまいます。

最悪の場合、下地をやり直して壁を張り替えるということになりかねません。他にも地震の際の揺れの緩和や、建物を保護するクッションの役割があります。

コーキングの種類

アクリルコーク

アクリルコークは水性系で使いやすいのが特徴です。そのため、湿った場所でも施工ができます。ただ、硬化したときに肉やせしやすく、耐久性が低いことがデメリットです。アクリルコークは日光を受ける場所では大体10年もすればひび割れてきてしまうと言われています。よって、リフォーム時にあえて選んで使うのはおすすめしません。

ウレタンコーク

ウレタンコークは外壁の塗り替えの時に使うことが多いです。硬化するとゴムのような弾力性があり、高い耐久性があるのが特徴です。材料との密着性が高いというメリットもあります。しかし、紫外線に弱いので仕上げに塗装する必要があります。こちらもアクリルコーク同様、リフォーム時に使用するのはおすすめしません。

シリコンコーク

シリコンコークは価格が非常に安く、耐候性、耐久性、耐水性、耐熱性といった耐性力が高い、コスパの良いコーキング剤です。5種類のコーキング剤の中で一番使用されているメジャーなものです。主に内装で使用されることが多いですが、屋内外問わず色々な場所で使える万能コーキング剤です。

ただし、シリコンコーク材を使用した場合は、上から塗装をしてもすぐに塗料が剥がれてしまいます。あとから塗装をする必要があるような外壁にが使用できないため、仕上げ段階で使用します。

変成シリコンコーク

シリコンコークと違い、コーキング剤の上からの塗装を可能にしたのが変成シリコンコークです。シリコンコークと同じくカラーバリエーションも豊富なうえ、一度塗装をしたら長年塗替えしなくても良いくらい耐久性が高いことが特徴です。5種類の中では比較的高価なコーキング剤になります。

ポリウレタンコーク

ポリウレタン系のコーキング剤は耐候性が非常に高いのが特徴です。柔軟性が長く保たれて防水性が抜群なのもメリットの一つです。コーキング剤に配合されている成分が表面へにじみ出てしまうことが少なく、塗料付着性が良いので塗装下地にも最適のコーキング剤です。幅が広い目地にお対応できるほどの形状保持性があるため、土木目地にも使用できます。

コーキングの劣化症状

コーキングの劣化はメンテナンスの時期です。劣化のサインは以下の通りになります。

・ひびわれ

・爆裂、剥がれ

・厚みがなくなっている

劣化サインは10年程で出てくると言われています。しかし、使用しているコーキング剤の種類によってはそれよりも早く劣化がみられることもあります。これらの劣化のサインを見逃さないようにしましょう。

まとめ

よく使われているコーキングは5種類ありますが、それぞれに特徴やメリットを持っています。外壁塗装において、コーキングは重要な作業です。どのようなコーキング剤を使うかによって外壁や家の寿命も変わってきます。

劣化サインがある場合は早急なメンテナンスが必要な場合があります。コーキングの劣化はもちろん、外壁塗装に関することは、プラニング・Kにお気軽にご相談ください。

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ブログ執筆者:プラニング・K

2023年7月3日

雨漏りのサイン

雨漏りというと、天井からぽたぽたと水が落ちてくるイメージがあると思います。しかし、雨漏りの症状はこれだけではありません。それどころか、天井から水が落ちてきているのは、長らく雨漏りに気づかず、症状がかなり悪化している証拠です。

普段の生活の中で雨漏りに注意しておけば、深刻な被害が生じてしまう前に修理することが可能な場合もあります。今回は、住宅に生じる雨漏りのサインをご紹介したいと思います。

雨漏りのサイン

・天井や壁に水染みがある

雨漏りのサインで最も分かりやすいのが、天井や壁に水染みがあるかどうかです。分かりやすいと言っても、水染みができるということは、水が室内まで侵入してしまっている状態なので、被害は大きいです。

・窓枠(サッシ)が濡れている

部屋と外気の温度差により結露ができることがありますが、それが実は結露ではなく雨漏りのサインである場合もあります。

晴れた人雨の日のサッシの違いを確認してみましょう。雨の日だけサッシ廻りが濡れているようであれば、雨漏りの可能性があります。

・水が落ちる音がする

天井や壁に雨漏りの症状が出ていなくても雨漏りしていることがあります。室内で水が落ちる音が聞こえるのは、稀なケースかもしれません。なぜかというと天井には断熱材が敷かれているので、梁などから伝って落ちてきた水は断熱材に吸収されて音が届かないからです。

そのため、室内で水が落ちる音が聞こえるということは、高確率で雨漏りを起こしている可能性があります。

・カビが生える

雨漏りすると建物内部が濡れた状態になるため、カビが発生しやすくなります。今まではカビが生えていなかったのに、突然カビが多く発生するようになったり、部屋がかび臭くなっている場合は、どこかで雨漏りを起こしている可能性があります。

カビはアレルギーや喘息など体に害があるので、雨漏りを直した直後は、内装工事も一緒に行うことをおすすめします。

・湿気が多くなる

日本は梅雨がありますので、この時期は湿気が多くなります。ですが、梅雨の季節でもないのに多湿になっている場合は、もしかすると雨漏りを起こしているかもしれません。上記でもお伝えしましたが、雨漏りすると建物内部から塗れるため、水気が多くなり、その分湿気も発生します。

カビが発生するだけでなく、構造体の老朽化を早める原因となりますので、「やけに湿気が多い」と感じたら雨漏りを疑いましょう。

早期発見・対処が重要

雨漏りは建物への被害が大きく、老朽化を早めてしまいます。上記のような雨漏りのサインを見つけたら、早急に業者に点検、補修を依頼しましょう。雨漏りの原因を見つけることは実はとても難しく、思いもよらない小さな穴から 雨漏りしていることがあります。

また雨漏りを見つけるためにはとにかく屋根に上ることが一番手掛かりでありますが、一般の方が屋根に上るのは大変危険です。絶対に屋根には上らず、業者に任せるようにしましょう。

まとめ

今回は、住宅の雨漏りのサインについてご紹介しました。住宅で発生する雨漏りは、目に見える症状のものだけでなく、屋根裏や外壁の内部など、目に見えない所で徐々に進行している場合があります。

知らないうちに様々な場所に水が回ってしまい、気づいた時には建物の建て替えが必要になる…なんてことになりかねません。しかし、注意深く確認しておけば、いろいろなサインが出ています。雨漏りサインが確認できた場合には、できるだけ早く専門業者に点検を依頼するのがオススメです。

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ブログ執筆者:プラニング・K

2023年5月8日

雨樋のメンテナンス

雨樋の存在を普段から気にかけている方は少ないと思います。雨樋が壊れてしまうと雨水が垂れ流しになってしまい、住宅を傷めたり雨漏りの原因にもなります。

また、雨水が直接地面に落ちることで溝ができ、建物の基礎をダメにしてしまうことがあるため定期的な点検や補修が必要です。今回は雨樋の劣化状態や原因、メンテナンスについてご紹介していきたいと思います。

劣化原因

雨樋の詰まり

家の周りに木や植物がある方も多いと思います。落ち葉が雨樋に溜まって詰まってしまうと雨水が流れなくなり、雨漏りの原因になります。また、虫の死骸や砂、鳥の巣などが詰まる可能性もあります。

雨樋の傾斜

雨樋は雨水を流しやすくするため、水平ではなく少し傾いています。施工不良化その他の原因で傾斜が適切でなかったり、大きく歪んでしまっている場合、雨水がきちんと流れなくなります。

経年劣化

雨樋は基本的に雨風や紫外線にさらされており、雨水が大量に流れる部分なので簡単に壊れないようにできています。

そのため、割れやヒビ、色褪せがあったり、脚立をかけて曲がったり割れたりする場合は経年劣化が原因です。

メンテナンス

再塗装

とくに割れや歪みがなく、色褪せだけの場合は業者に再塗装を依頼しましょう。色褪せは紫外線による劣化が原因なので放置してしまうと将来的には割れてしまいます。まだ劣化症状が軽いうちに再塗装をすると長持ちさせることができます。

部品交換

雨樋を支える部品が外れていたり、壊れている場合は部品の交換をしましょう。壊れた部品をそのままにしていると雨樋を支えきれなくなり、雨樋の歪み・破損の原因にもなります。

そうなると雨樋自体を交換しなければいけなくなり、余計に費用がかさんでしまうので、部品の不具合がある場合は必ず交換を行いましょう。

注意点

ご自身で雨樋の点検を行う際の注意点をご紹介します。

雨樋を壊さないようにする

雨樋を点検・掃除する際は雨樋を壊さないようにしましょう。雨樋は耐久性こそ高いですが、強度はそれほど高くありません。雨樋に体重をかけたり、強くつかんでしまうと破損する恐れがあります。

高所作業は業者に依頼

雨樋は2階や3階といった高い位置に設置されており、高所作業になるため大変危険です。点検なら自分でできるだろうと思うかもしれませんが、雨樋を破損してしまう可能性もあります。

破損・転落事故を防ぐためにも雨樋の点検・修理は業者に依頼しましょう。また、業者に依頼すると破損個所があればすぐに修理を行ってもらえるというメリットもあります。

雨樋の点検を行ってくれる業者

雨樋修理専門の業者というのは存在しません。基本的には屋根工事に対応できる業者が候補になります。雨樋の点検を受けてくれる業者は以下の通りです。

・リフォーム会社

・工務店

・建築板金業者

・瓦業者

まとめ

雨樋は雨水から住宅を守る役割があるため、排水機能を維持する必要があります。大切なお住まいを長く綺麗に保つためには定期的なメンテナンス・修理を心掛けましょう。

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ブログ執筆者:プラニング・K

2023年4月27日

悪徳業者の特徴

「まさか悪徳業者に何か騙されるわけがない!」そのように思われている方も多いのではないでしょうか。国民生活センターによると、2021年にリフォーム工事(塗装を含む)において寄せられた相談が7478件でした。

相談があった件数なので被害はそれ以上だと考えてもおかしくはないでしょう。今回は外壁塗装において悪徳業者に騙されないよう、注意するポイントをご紹介します。

悪徳業者の特徴

緊急性を煽る

悪徳業者の場合、「早く外壁塗装をしないと大変なことになりますよ」などと緊急修理をしつこく訴えてきます。外壁塗装をしないと今すぐ家が壊れてしまうということはまずありません。いち早く注文を取り、多額の請求をして音信不通になるのが悪徳業者の常とう手段です。

工事費用が前払い

外壁塗装のお支払いは一般的には施工完了後になります。料金前払いのシステムによって、施工をせずにお金を持ち逃げされたり、施工後に追加料金を取られるケースも発生しています。前払いには決して応じないようにしましょう。

自社開発の塗料を勧めてくる

自社開発というと聞こえは良いですが、塗料を開発するには膨大な費用と時間がかかるので塗料メーカー以外が簡単に作れるものではありません。一般的に塗装会社が使用する塗料は大手メーカーから取り寄せています。もし、セールストークで自社開発塗料を提案してきた場合は断りましょう。

大幅な値引き

悪徳業者は半額・50万など大きな金額を値引きしてきます。この場合、大きな値引き金額に惑わされず、疑いの目を持つようにしましょう。外壁塗装は100万円前後の費用がかかります。

材料費や人件費を考えて設定された金額のため、安くなればなるほど塗装の質が落ち、粗悪な工事になる恐れもあります。また、最初の見積金額を跳ね上げて値引きを大きく見せている可能性もあります。

対策

・相見積もりをとる

依頼しようとしている業者があっても必ず相見積もりを取りましょう。そうすることで施工におけるそれぞれの作業料金の基準などを見ることができます。また、見積もりの内容だけでなく、説明の丁寧さや対応の良さも観察して慎重に見極めましょう。

・地元業者に依頼

地域密着型の塗装会社に依頼すると良いでしょう。地域密着の業者は少しの悪い評判で仕事が取りづらくなってしまうので、丁寧な対応・施工をしている業者が多いです。また、評判が悪いようならその地域で仕事ができないので、その地域で仕事で来ていること自体が信頼されている証拠と言えます。

・知識をつける

悪徳業者に引っかかった人の多くが「自分は騙されないと思っていた」と言います。これらの多くは知識のなさに付け込まれてしまったことが原因です。悪徳業者に引っかからないためには知識を持つことが大切です。外壁の劣化状況や使用する塗料などあらかじめインターネットで調べておくと良いでしょう。

まとめ

外壁塗装の業者選びはとても大切です。業者選びに失敗しないためには、悪徳業者も存在するという認識を持っていただき、悪徳業者の特徴や手口を知っておくことが重要です。

外壁塗装は明日、明後日すぐ必要な工事ではありません。実際に塗装を依頼しようとしている業者があっても、即決せずに他社と相見積もりをとってじっくり検討しましょう。

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ブログ執筆者:プラニング・K

2023年4月13日

現場調査って必要なの?

現場調査をご存知でしょうか?

屋根や外壁の塗装工事をする際、工事を依頼する業者にご自宅の状態を確認してもらう必要があります。

今回は、現場調査の必要性についてご紹介いたします。

 

 

 

現場調査とは

現場調査とは、施工業者が工事をする現場に事前訪問し、現状を把握するために行う調査のことです。

 

現場調査の必要性

塗装工事において最初の現場調査が非常に重要になります。

見積書を作成するにあたり、建物の状態を把握することが必要です。

そして、外壁材に合う塗料選びと補修方法、適正価格で工事を行うための提案をします。 

 

  

現場調査は実際にどんなことをするの?

 

住宅の面積の測定、器具を用いて様々な箇所を確認し、お客様のご要望などのヒアリングも行います。 

 

非接触温度計 

 

手の届かない場所、触れられない物などの温度も簡単に測ることができます。外壁の表面温度が上がります。 

測定することで遮熱性を調査します。

 

■レーザー距離計 

 

面から面までの距離を簡単に計測することができます。

例えば床から天井はメジャーなどでは測りにくく、誤差がも出やすいですが、レーザー距離計を用いると正確な計測が可能です。 

 

■打診棒 

 

肉眼では確認できない外壁の浮きや剥離などを診断する機材です。

 

外壁を叩いたり撫でるように転がし、その時の反響音や感触で判断します。打診棒はリフォームにおいて非常に大切な道具と言えます。

  

 

現場調査で確認するポイント

 

その① 外壁や屋根の面積

塗装する面積から工事にかかる費用を算出するために最も重要。

実際に塗装工事をする際には足場の仮設が必要になりますので、現場調査を行う際には、隣接しているお宅や周囲の道幅も同時に確認します。 

 

  

 

その② 外壁や屋根の状態

外壁のチョーキングやシーリングの劣化の進行具合、また下地の状況を確認し、必要な下地補修や使用する塗料の選定を行います。 

 

ひとつの家でも立地環境によって強く紫外線を受ける箇所、カビや苔が繁殖しやすい部分があります。 

現状をしっかりと確認することで、適した補修や塗装工事をご提案することができます。 

 

 

その③ 付帯部分の確認

外壁以外にも付帯部分の劣化状態を確認することが必要です。

ご自身で確認が難しい箇所は、特に劣化が進行している可能性があります。 

 

  

現場調査の際は、ここにも注目👀

おそらく、施工業者と最初に対面するのが現場調査です。それまでは電話やメールでのやり取りがほとんどですが、見積りをする上で現場調査は必須です。 

ご自宅で現場調査をする際に施工業者がどのような対応なのか、担当の方の人柄なども見ることができます。

  

大切な家の工事を安心してお任せしたいですよね。信頼のおける施工業者を選択することも塗装工事を成功させる重要なポイントになります。 

  

 

現場調査にかかる時間は?

住宅の規模によっても変わりますが、通常の現場調査は30分~1時間程度で終了します。一般的に現場調査は費用がかかりませんので、しっかりと調査してもらいましょう。 

 

日が暮れて暗い時間に現場調査を行うと、測定や劣化の確認が難しい場合があるので日中の明るい時間帯が適しています。

また、大雨や台風などで悪天候の場合は、日を改めて設定することをお勧めします。 

 

    

まとめ

現場調査はそれぞれの住まいに適した施工をするために必要不可欠です。

現場調査を怠ると、正確な見積金額を算出することができず、工事が始まってから追加料金が発生したり、工事期間が延長になったりと問題が生じてしまう可能性があります。

 

現場調査の重要性を理解し、塗装工事を成功させるための第一歩にしましょう。

プラニング・Kでは、現場調査及び見積書の作成を無料で行っております。

是非、お気軽にご依頼ください。

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ブログ執筆者:プラニング・K

2023年4月3日

塗装工事中の空き巣にご用心!

塗装工事中に空き巣!?と思いますよね。

家を守るために行った塗装工事の最中に空き巣被害に遭うなんて、考えたくないものです。しかし、塗装工事中には空き巣被害に遭いやすい理由があるのです。 

 

今回は、空き巣被害に遭わないための要点をご紹介します。 

 

空き巣に狙われる理由

空き巣は、事前にどの家が入りやすいかを調査し、狙いを定めて侵入します。

そのため、狙われやすい理由を知っておくことが必要です。

 

 

足場がある 

 

塗装工事の際に設置する足場仮設。

足場の設置は、高所で作業する作業者を墜落などの危険から守り、作業員が安定した施工をするために必要不可欠です。 

 

足場があると気軽に登ることができ、二階からでも侵入しやすくなってしまいます。

 

 

 

■養生シートで覆っている 

 

足場に沿って住宅を囲うように養生ネットを取り付けることで、高圧洗浄による水分や塗装中の塗料の飛散を防ぐことができます。 

 

養生によって、足場に人が立っていても気付きにくいという条件が空き巣にとって好都合となってしまいます。

  

 

防犯対策をしよう! 

空き巣に遭わないためにも、しっかりと対策を講じることが必要です。 

 

窓の施錠をする

塗装工事の場合は、室内の工事とは違い工事の際に在宅する必要はありません。

外出していても工事ができる為、施主にとっては生活を制限されることなく日常生活を送ることができます。

 

足場があることで2階からでも簡単に侵入ができてしまうので、家の窓は全て施錠をするようにしましょう。 

   

 

職人さんとの挨拶やコミュニケーションをとる

塗装工事の場合は外出している間でも工事が進むため、立ち会いが必要な日以外は仕事をお休みしたり、外出を控えたりする必要はありません。 

 

毎日、数人の職人さんが作業を行うため、普段の生活に比べると人の出入りが多くなります。よって、知らない人がいたとしても、『職人さんかな…』と思って過ごしてしまうかもしれません。 

 

留守の間でも安心して工事をお任せすることができるよう、見慣れない顔の職人さんがいたらまずは挨拶をしてみましょう。挨拶を交わすだけでも顔を知ることができ、仮に不審者だった場合にも異変に気付くことができます。 

 

 

防犯意識の高さをアピールするために

家の防犯設備を強化する

家や玄関の施錠はもちろんのこと、防犯対策として玄関や出入り口に人の出入りを感知するセンサー付きライトや防犯カメラなどを設置することをお勧めします。 

 

その他、敷地に砂利を敷くことで歩くと足音が出るので、泥棒は侵入を嫌います。

 

 

家をきれいな状態に保つ

家の周囲の環境は防犯対策にとって非常に重要です。 

 

家の中だけでなく、庭やガレージなど家の周囲や外観をきれいに維持することで、管理が行き届いた家だということがアピールできます。郵便物受けに郵便物や新聞を溜めないようにしましょう。 

 

 

塗装工事を行うメリット

あまり手入れされていない庭や、屋根や外壁の汚れや傷みが目立っているような家は、家に対する関心が薄いと判断され、防犯対策が疎かになっている印象を与えてしまいます。 

 

屋根や外壁の汚れや傷みは放置せず、定期的に管理を行い綺麗な状態に保つことが大切です。 

  

更に!

泥棒は明るさを嫌う傾向があります。

外壁の色を明るい色にすることで外壁の周辺で身を隠すことが困難になり、怪しい動きをしていると周囲から目立ってしまいます。 

 

また、庭が草木で覆い茂っていると窓や玄関が見えにくくなってしまいます。

死角を作らず、常に見通しの良い明るい環境をつくることが防犯に繋がります。

 

  

 

 

 

 

 

まとめ

塗装工事中の空き巣は、まずはしっかりと施錠を行い、防犯意識を持つことで防ぐことが可能です。 

空き巣を寄せ付けないためにも、塗装工事で明るく美しい住まいにしてみてはいかがでしょうか。   

 

プラニング・Kでは、屋根・外壁塗装工事の他、住宅のリフォームも行っております。ぜひ、お気軽にお問合せください。

 

 

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ブログ執筆者:プラニング・K

2023年3月23日

プライマー塗装って何?

プライマーという言葉を耳にしたことはありますか?聞いたことはあっても意味自体は知らない、という方がほとんどだと思います。今回はプライマー塗装についてご紹介していきたいと思います。

プライマーとは

プライマーの語源は英語の「primary」からきており、「はじめの」「最初の」という意味です。外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りといった手順で行いますが、プライマー塗装は1番初めに行われる下塗りで行われます。最初に行う塗装だからこそ基盤にもなり、大切な役割を果たします。

プライマー塗装の役割

プライマー塗装の役割はその次に行われる中塗り、上塗り塗料を密着させる役割を持っています。プライマー塗装を行わないと塗装が剥がれやすくなり、壁がボロボロになってしまう可能性があります。

また下塗りにはシーラーやフィラーと呼ばれるものもあります。主な役割や使用方法は同じですが、塗装する際の建材によって使い分けを行っています。

プライマーの種類

浸透性プライマー

外壁の奥まで浸透するプライマーです。主に、コンクリートなどの建材に使用され、雨や凍結で傷んだ表面にプライマーが染み込み、塗装対象物自体の耐久性を高めることができます。

防錆プライマー

金属系の素材には防錆プライマーが使用されます。上塗り塗料と密着の役割もしつつ、錆を防ぐことができます。

シーラーとフィラーの違い

プライマーと似た意味でシーラーとフィラーというものがあります。それぞれどのような意味を持つのでしょうか。

シーラー

プライマーと並んでよく見かけるのは「シーラー」です。シーラーもプライマーと同様下塗り塗料の一つです。さほど大きな違いはありませんが、シーラーの語源は「seal」、塞ぐという意味です。

上塗り塗料を密着させるだけではなく、塗料のムラを防ぐ効果があります。シーラーを塗ることによって上塗り塗料の吸い込みを抑え、塗料を均一に塗ることができます。

フィラー

プライマー・シーラーと並んでよく見かけるのは「フィラー」です。フィラーは外壁の凹凸、ひびや割れなど劣化している下地を補修するための下塗り塗料です。フィラーは他の下塗り剤よりも粘度が高く、下地に厚みができるため、パテのような効果があります。

プライマー塗装の注意点

プライマーは粘着力があり、一度付着してしまった場合、落とすことが困難です。プライマーが付着してしまった箇所はそのままにしておくと、ほこりやゴミがたくさんついてしまいます。

DIYなどでプライマーを扱う際は、作業スペースよりも広い範囲に新聞紙を敷いておくことや、塗装範囲以外はマスキングテープなどでしっかりと養生することが大切です。

まとめ

プライマー塗装とは、外壁塗装を行う上で仕上がりを綺麗にするための大切な工程です。この工程を飛ばしてしまうと塗装が剥がれてしまうなどの危険性があるため、しっかりと行わなければなりません。外壁塗装の基礎知識を抑えて、納得のいく工事を行いましょう。

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ブログ執筆者:プラニング・K

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