ブログ
2026年1月15日
屋根の遮熱塗装って本当に涼しくなる?
夏の暑さ対策として、最近よく耳にする屋根の遮熱塗装。「塗るだけで涼しくなるって本当?」と疑問に思う人も多いでしょう。
結論から言うと、遮熱塗装には確かに温度を下げる効果があります。ただし、効果の大きさや持続性は塗料の種類や屋根の形状、地域の気候によって変わります。
今回は、遮熱塗装の仕組みから実際の効果、選び方まで詳しく解説します。

遮熱塗装とは?普通の塗装とのちがい
まず「遮熱塗装」とは、太陽の熱を反射して屋根の温度上昇を抑える塗料のことです。
普通の屋根塗装は見た目や防水性を重視しますが、遮熱塗装は「光を反射して熱を屋根に伝えにくくする」機能が加わっています。
遮熱塗料の特徴

・赤外線を反射する顔料が入っている
・屋根表面の温度上昇を抑える
・室内温度の上昇も緩やかになる
例えば、黒い屋根でも遮熱塗装をすると、直射日光を受けた際の表面温度が5~15℃ほど低くなるケースがあります。塗料や環境条件によって差はありますが、エアコンの効きや家の快適性に影響するレベルです。
遮熱塗料でどれくらい室温が下がるのか
屋根の遮熱塗装は「屋根表面温度」を下げることがメインの目的ですが、結果として室内温度にも影響します。ただし、すべての家で同じ効果が出るわけではありません。
室内温度への影響

・木造住宅の2階:最大で2〜3℃程度の低下が期待できる
・コンクリート住宅:日差しの強い屋根では3〜5℃低下する場合も
・効果は直射日光が強い時間帯に顕著
ポイントは、遮熱塗装は「屋根の温度を下げることで、家全体の熱の侵入を防ぐ」ことに特化しているため、屋根以外の窓や壁から入る熱は別対策が必要です。
遮熱塗装のメリット・デメリット

メリット
・室内温度の上昇を抑える
夏場の2階の暑さやエアコンの効きに効果があります。
・光熱費の節約
室内温度が下がることでエアコン使用量が減り、電気代の節約につながります。
・屋根の寿命を延ばす
高温による塗膜や屋根材の劣化を抑える効果もあります。
デメリット
・費用がやや高い
遮熱塗料は通常塗料より単価が高く、追加で1〜2万円/㎡程度かかる場合があります。
・色によって効果が変わる
黒や濃い色は反射率が低いため、遮熱効果は限定的です。
・屋根材や施工方法で差が出る
金属屋根や瓦屋根など屋根材によって効果の出やすさが違います。
遮熱塗装の塗料選びポイント

遮熱塗装の効果は塗料次第で大きく変わります。選ぶときは以下のポイントを意識しましょう。
1.反射率(遮熱率)を見る
太陽光の赤外線をどれだけ反射できるかが重要です。数字が高いほど屋根表面温度が下がります。
2.耐久年数
遮熱塗料は5〜15年程度で効果が弱くなることがあります。長持ちする塗料を選ぶとコスパが良くなります。
3.屋根と色とのバランス
明るい色は遮熱効果が高く、濃い色は低めです。ただしデザインとの兼ね合いも考慮する必要があります。
4.施工業者の実績
遮熱塗料は施工方法によって効果が変わります。実績がある業者に頼むのがおすすめです。
遮熱塗装でさらに効果を高める方法
遮熱塗装の効果を最大化するには、屋根だけでなく家全体の工夫も大切です。
・屋根下の断熱材を併用
遮熱塗装だけでなく、屋根裏や天井に断熱材を入れると室内温度がさらに下がります。
・窓や外壁の遮熱対策
遮熱ガラスや外壁塗装と組み合わせると、家全体の熱の侵入を減らせます。
・屋根の通気性を確保
通気スペースがある屋根は熱がこもりにくく、遮熱効果が高まります。
まとめ

屋根の遮熱塗装は「塗るだけで涼しくなる」というイメージ通り、確かに屋根表面の温度を下げて室内温度の上昇を抑える効果があります。
ただし、効果の大きさは塗料・屋根材・色・地域の気候によって変わるため、塗る前に正しい情報を押さえておくことが大切です。
・屋根表面温度:5〜15℃程度低下
・室内温度:2〜5℃程度低下(環境による)
・メリット:快適性向上・光熱費削減・屋根寿命延長
・デメリット:費用高め・色や屋根材で差が出る
夏の暑さを少しでも快適にしたい人、エアコン代を抑えたい人には、遮熱塗装は有効な選択肢です。さらに断熱材や窓の工夫と組み合わせることで、家全体の快適性をアップできます。
遮熱塗装にご興味がある方は、プラニング・Kにお気軽にご相談ください。































