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2025年10月23日
軒天の色、何色が正解?白だけじゃない色選びのコツ
外壁塗装を考えるとき、「外壁の色はどうしよう」「屋根はどの色が合うかな」と悩まれる方は多いですが、意外と見落とされがちなのが「軒天(のきてん)」の色選びです。
軒天は家の印象を左右する重要なパーツ。一般的に白が多く使われていますが、実は白だけが正解ではありません。
家全体のバランスやデザイン性、防汚性を考慮すると、他の色を選んだ方が良いケースも多くあります。
今回は、軒天の役割や色選びのポイント、白以外のおすすめカラーについて詳しく解説します。

そもそも軒天とは?
軒天とは、屋根の裏側の部分、つまり外壁から屋根が突き出した下の面を指します。家の下から見上げたときに見える天井のような部分のことです。
軒天には主に以下のような役割があります。

・屋根裏の換気:通気口を設けることで湿気を逃し、木材の腐食やカビの発生を防ぎます。
・防火性の確保:延焼を防ぐために耐火素材が使われることが多いです。
・美観の向上:外壁や屋根とのつながりをきれいに見せ、全体のバランスを整える効果があります。
・小動物・虫の侵入防止:隙間を塞ぎ、鳥や蜂の巣作りを防ぎます。
見た目は地味でも、家を守るためにとても重要な部分といえます。
軒天の色=白 本当に正解?
日本の住宅では、軒天の色といえば「白」が一般的です。実際、多くの家で白い軒天が採用されています。
■ なぜ白が選ばれるのか?

・圧迫感がない:天井部分を明るく見せ、家全体を軽やかに見せてくれる。
・清潔感がある:白は清楚で、誰にでも受け入れられやすい。
・照り返し効果:日光を反射し、昼間でも暗く感じにくくなる。
しかし、白にはいくつかのデメリットもあります
1.汚れが目立ちやすい
白は雨だれやホコリ、カビなどの汚れが非常に目立ちやすい色です。特に北面や湿気がこもりやすい場所では、経年で黒ずみが顕著になります。
2.退色が早い
塗料によっては、紫外線の影響で白が黄ばんだり、くすんできたりすることがあります。
3.無難すぎる印象に
デザイン性を重視する方にとっては「ちょっと味気ない」と感じることも。外壁や屋根とカラーコーディネートすることで、より洗練された印象を演出できます。
軒天に使用される白以外の色
軒天は、家の印象を大きく左右する“見えにくいけど重要”な場所です。白以外を選ぶことで、メリハリのあるおしゃれな外観に仕上がることも。軒天におすすめのカラーとその印象をご紹介します。
・ブラック・ダークグレー

黒や濃いグレーは、近年モダン住宅で非常に人気が高いカラーです。
屋根やサッシが黒系であれば、軒天も合わせて統一感を出すことで洗練された印象に。加えて、汚れが目立ちにくくメンテナンス性にも優れます。
ただし、低い位置に使うと圧迫感を感じることもあるので、天井が高めの軒に適しています。
・ベージュ・アイボリー系

白よりも少しトーンを落としたアイボリー系は、ナチュラル系・洋風の住宅にマッチします。
汚れも目立ちにくく、白の代替として非常に優秀なカラーです。
外壁が薄いブラウンやベージュなら、違和感なく馴染みます。
・ブラウン系
木目調サイディングや濃い屋根色との相性がよく、自然素材のような温もりを演出できます。
特にダークブラウンの軒天は汚れが目立ちにくく、落ち着いた大人っぽさを演出できます。
色選びのコツ
軒天の色は、家全体のデザインと調和することが何より大切です。以下のポイントを意識しましょう。
① 「屋根」「外壁」「サッシ」の色とバランスを取る
軒天は単体で選ぶのではなく、家全体のカラー構成を考慮することがポイント。特に屋根やサッシの色と馴染ませることで、統一感が出ます。
② 汚れやすい環境かどうかを考える

周囲に樹木が多い、交通量が多い、湿気が多いなどの条件では、白は避けた方が無難です。
少し濃い目の色を選ぶだけで、見た目の清潔感を長く保てます。
③ 家のデザイン性を意識する
和風・洋風・モダン・ナチュラルなど、住宅のスタイルに合わせて軒天の色もコーディネートすることが大切です。
色で失敗しないためには、カラーシミュレーションなどを活用するのもおすすめです。
まとめ

軒天の色は、つい「とりあえず白でいいか」と選びがちですが、家の印象やメンテナンス性に大きく影響を与える重要な要素です。
白の清潔感や明るさも魅力的ですが、汚れの目立ちにくさやデザイン性を考えると、黒・グレー・ブラウン・ベージュといった選択肢も非常におすすめです。
色選びに迷ったときは、外壁や屋根のカラーとのバランスを見ながら、塗装業者に相談するのも良いでしょう。
家は長く付き合うもの。細部にこだわってこそ、満足度の高い塗装リフォームになります。軒天の色選びも、ぜひ大切に考えてみてくださいね。
カテゴリ:塗装工事































