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2023年10月16日

外壁塗装工事は気温が重要

外壁塗装に不適切な環境があることをご存じですか?塗装工事は天候に左右されやすく、条件が悪いと工事をすることができません。条件の悪い状態で塗装をしてしまうと本来の性能が発揮できなかったり、仕上がりが悪くなるなど不具合が発生します。

外壁塗装ができない条件

外壁塗装ができない条件は以下の通りです。

・天気が雨か雪

・気温が5度以下(10度以下の施工も注意が必要)

・湿度が85%以上

・強風が吹いている

・外壁面に霜が降りたり、結露ができている

条件を守らなかった場合

塗料の乾燥時間が長くなる

雨や雪が降っているときに塗装を行うと、気温が低く湿度が高いため、塗料の乾燥時間が長くなります。乾燥しようとしている間に埃が付着したり、塗料が垂れてくる可能性があります。そうなると仕上がりが悪くなってしまい、美観性が失われます。

施工不良の発生

気温が低くなると結露が発生します。結露で外壁が濡れている状態では塗装をすることはできません。また、塗装後の効果が完全に終わっていない状態で結露が発生すると密着不良が起き、浮きや剥がれなど施工不良が発生するリスクが高くなります。

悪天候でも進行できる工程

外壁塗装ができない天気でも、工程によっては進行することができます。近隣挨拶や足場設置前の現場確認、完了検査などは悪天候でも行うことができます。足場設置・解体、高圧洗浄、養生などは天候が悪すぎる場合、行うことはできません。下地処理、塗装は行うことができません。

外壁塗装の天気に関するQ&A

Q:塗装工事の中止はいつ決まりますか?

A:当日に雨が降っている場合は、その日の朝から中止になります。また、天気予報が雨や雪になっている場合は、あらかじめ工事が中止になる場合があります。

Q:雨が突然降りだしたら?

A:雨が降り出したら塗装工事は中断します。途中まで縫っていた箇所があった場合、天気が回復するのを待ち、塗った箇所がきちんと乾燥しているのが確認出来たら塗り直しを行います。雨が続く場合には、後日塗り直しを行います。

Q:塗装ができない天候が続いた場合はどうなるの?

A:塗装ができる天候になるまで工事はできません。そのため、作業が行えなかった日数分、工事が延長になります。また、追加料金が発生するのではないかとご心配の方もいらっしゃるかと思いますが、天候が原因のため、追加料金の発生はありません。

塗装に適した季節

外壁塗装は基本的に1年中行うことができますが、特に天候が安定している春や秋が、外壁塗装に適した季節と言えます。

夏は気温が高く、塗料の乾燥が早くなるため、作業がスムーズに進みますが、養生などで窓を開けられないため、家の中で過ごしづらくなることがあります。

冬は天候が安定していますが、気温が低く、日照時間が短いため、塗料の乾燥に時間がかかり、作業に遅れが出る場合があります。

まとめ

外壁塗装ができない条件は”気温5度以下”と”湿度85%以上”です。塗料の乾燥時間が長くなったり、結露ができて施工不良を引き起こす可能性があるため、基本的に雨や雪の場合、塗装工事は中止になります。

天候によって作業の進捗状況が変わってくるため、その日の作業が中断になった場合の連絡手段をあらかじめ業者と相談しておきましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

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