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2026年1月26日
コーキングが早く切れる家の特徴

「外壁はまだきれいなのに、コーキングだけ切れている」「築7〜8年で、もうひび割れが出てきた」外壁塗装の相談で、こうした声は非常に多く聞かれます。
コーキング(シーリング)は外壁材そのものよりも先に劣化しやすい部材ですが、家によっては想定よりも明らかに早く切れてしまうケースがあります。
今回は、現場で実際によく見る「コーキングが早く切れる家の特徴」と、その背景にある原因について詳しく解説します。
コーキングはなぜ重要なのか
コーキングは、外壁材同士の隙間やサッシ周りを埋め、雨水の侵入を防ぐ役割を担っています。また、地震や温度変化による外壁の動きを吸収する「クッション」のような役割もあります。
このコーキングが切れると、見た目の問題だけでなく、雨水の侵入による下地の腐食、外壁材の反りや割れといった深刻なトラブルにつながります。つまり、コーキングの劣化=家の防水性能の低下と言えます。
特徴① 建売住宅・分譲住宅である

コーキングが早く切れる家で最も多いのが、建売住宅や分譲住宅です。これは施工不良というより、コストと工期を優先した仕様が原因であることがほとんどです。
建売住宅では、耐久年数が短めのコーキング材が使われているケースが多く、紫外線や雨風の影響を強く受けます。新築時はきれいに見えても、5〜7年ほどで硬化が進み、ひび割れや肉やせが起こりやすくなります。
また、外壁材の動きに対してコーキングの追従性が低い場合、伸び縮みに耐えられず、早期に切れてしまいます。
特徴② 日当たり・立地条件が偏っている

家の立地条件も、コーキングの寿命に大きく影響します。特に影響が大きいのが、直射日光と気温差です。
南面や西面など、日差しが強く当たる部分では、紫外線によってコーキングの表面が急速に劣化します。
一方で、北側や日陰部分では湿気が溜まりやすく、カビや苔の影響で劣化が進むこともあります。
同じ家でも、場所によって劣化スピードが違うため、「一部だけ先に切れている」という状態が起こりやすくなります。
特徴③ 外壁材の動きが大きい
窯業系サイディングを使用している住宅では、温度変化による伸縮が避けられません。特に、外壁の目地が多い家や、壁の面積が広い家ほど、コーキングへの負担が大きくなります。
ここで問題になるのが、外壁材の動きに対してコーキングの性能が合っていないケースです。伸縮に耐えられないコーキング材を使っていると、ひび割れや剥離が早期に発生します。見た目は普通でも、構造的にコーキングに負荷がかかりやすい家があります。
特徴④ 新築時の施工精度にバラつきがある

意外と見落とされがちなのが、新築時のコーキング施工の質です。下地処理が不十分だったり、プライマーが適切に塗布されていなかったりすると、コーキングの密着力が弱くなります。
この場合、表面上は問題がなくても、内部から徐々に剥がれが進行し、数年で切れてしまいます。これは住んでいる側では判断が難しく、劣化が表面化したときにはすでに進行していることがほとんどです。
特徴⑤ 塗装工事でコーキングを軽視された
一度外壁塗装をしている家でも、コーキングが早く切れることがあります。その原因の多くは、塗装工事の際にコーキングを適切に扱っていないケースです。
よくあるのは次のような工事内容です。

・古いコーキングの上から塗料を塗っただけ
・打ち替えが必要なのに、増し打ちで済ませた
・塗料と相性の悪いコーキング材を使用した
このような施工では、見た目は一時的にきれいになりますが、数年で再び劣化が進みます。
まとめ

コーキングの劣化は、放置しても自然に改善することはありません。重要なのは、「切れてから考える」のではなく、切れ始めた段階で対策を取ることです。
外壁塗装を検討する際は、塗料だけでなく、コーキングの種類・施工方法・耐久年数まで含めて説明してくれる業者を選ぶことが重要です。
家の条件に合った提案ができるかどうかで、10年後の状態は大きく変わります。
カテゴリ:外壁
2026年1月22日
夏の暑さ対策にも!ペットにやさしい遮熱塗料

年々厳しくなる日本の夏。人だけでなく、犬や猫などのペットにとっても暑さは大きなストレスになります。特にお留守番の時間が長いご家庭では、「室内温度がどれくらい上がっているのか不安…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、遮熱塗装です。外壁や屋根に遮熱性能のある塗料を使用することで、住まい全体の温度上昇を抑え、ペットにもやさしい住環境をつくることができます。
今回は、ペットと暮らすご家庭向けに、遮熱塗装の仕組みやメリット、注意点について詳しく解説します。
ペットは人よりも暑さに弱い?
犬や猫は人間のように全身で汗をかくことができません。
そのため、体温調節が苦手で、暑さが原因で体調を崩してしまうケースも少なくありません。
特に注意したいのが、以下のような状況です。

・室内飼いで一日中家の中にいる
・日当たりの良い立地で、夏場は室温が上がりやすい
・留守番中にエアコンを弱めている、または使用していない
このような環境では、室内の温度が想像以上に上昇し、ペットに負担をかけてしまうことがあります。だからこそ、「エアコンに頼りきり」ではない暑さ対策が重要になります。
遮熱塗装とは?なぜ暑さ対策になるのか

遮熱塗装とは、太陽光に含まれる赤外線を反射する性能を持つ塗料を使った塗装工事のことです。屋根や外壁が受ける熱を抑えることで、建物内部への熱の侵入を軽減します。
一般的な住宅では、夏場に屋根表面の温度が60〜70℃以上になることもあります。遮熱塗料を使用すると、屋根や外壁の表面温度が下がり、その結果、室内温度の上昇も緩やかになるのです。
これは人にとって快適になるだけでなく、床に近い位置で生活するペットにとっても大きなメリットになります。
遮熱塗装のメリット
遮熱塗装は、単なる「暑さ対策」だけではありません。ペットと暮らすご家庭にとって、さまざまな良い影響があります。

・室内温度の上昇を抑え、熱中症リスクを軽減
・エアコン使用を抑えやすくなり、体への冷えすぎを防げる
・夏場の留守番時も、比較的安心できる環境を維持しやすい
特に犬や猫は、冷たい床に直接お腹をつけて休むことが多いため、床下から伝わる熱が軽減される点も見逃せません。
また、エアコンの使用頻度が下がれば、電気代の節約にもつながり、家計にもやさしいという効果も期待できます。
塗装の注意点
ここで重要なのは、使用する塗料の種類と施工中の配慮です。塗装工事中は、どうしても塗料の臭いが発生します。最近では低臭・水性タイプの遮熱塗料も増えていますが、ペットの嗅覚は非常に敏感です。
そのため、ペットがいるご家庭では次のような配慮が欠かせません。

・低臭・低刺激の水性塗料を選ぶ
・工事中はペットの居場所を事前に確保する
・換気計画を業者としっかり相談する
信頼できる塗装業者であれば、ペットがいることを伝えると、塗料選びや工程を柔軟に調整してくれます。
屋根と外壁、どちらを遮熱塗装するべき?
「遮熱塗装をするなら、屋根と外壁のどちらが効果的?」という質問もよくあります。
結論から言うと、最も効果が高いのは屋根です。屋根は太陽光を最も強く受ける部分であり、建物内部に侵入する熱の多くが屋根から伝わります。
ただし、外壁も遮熱塗装を行うことで、建物全体の温度上昇をさらに抑えることができます。ペットのための暑さ対策を重視する場合は、「屋根を優先し、可能であれば外壁もセットで」という考え方がおすすめです。
まとめ

夏の暑さは、ペットにとって命に関わる問題になることもあります。遮熱塗装は、そんな厳しい暑さから住まいを守り、ペットを含めた大切な家族が安心して過ごせる環境づくりに役立つ方法です。
外壁塗装や屋根塗装を検討する際は、見た目や耐久性だけでなく、「ペットにやさしい住まいかどうか」という視点もぜひ取り入れてみてください。
2026年1月19日
アパートの外壁塗装は何年周期?

アパート経営において、外壁塗装のタイミングは非常に重要です。「まだ見た目はそこまで悪くない」「入居者から何も言われていない」そうした理由で塗装を先送りにしているオーナーも多いのではないでしょうか。
しかし外壁塗装は、単なる見た目の問題ではありません。建物を雨や紫外線から守り、資産価値と入居率を維持するための重要な修繕工事です。
今回は、アパート外壁塗装の適切な周期と、オーナーが判断すべきポイントを詳しく解説していきます。
アパートの外壁塗装周期は10~15年

一般的に、アパート外壁塗装の周期は10~15年が目安とされています。この年数は、多くのアパートで採用されている塗料の耐用年数を基準にしています。
ただし、この数字をそのまま鵜呑みにするのは危険です。同じ築年数でも、建物の状態が良好なケースもあれば、明らかに劣化が進んでいるケースもあります。重要なのは「築何年か」ではなく、「今どの程度劣化しているか」です。
塗料の種類によって塗装周期は変わる
外壁塗装の周期に大きく影響するのが、過去に使用された塗料です。現在のアパートではシリコン塗料が主流ですが、築年数が古い物件では耐用年数の短い塗料が使われていることもあります。

・ウレタン塗料は耐用年数が8~10年程度
・シリコン塗料は10~15年程度
・フッ素・無機塗料は15~20年以上持つ場合もある
耐用年数が短い塗料の場合、築10年未満でも再塗装が必要になることがあります。まずは「前回いつ、どんな塗料で塗装したのか」を把握することが重要です。
立地環境が劣化スピードを左右する
アパートの立地環境によって、外壁の傷み方は大きく変わります。同じ塗料、同じ施工内容であっても、環境次第で寿命が数年単位で変わることも珍しくありません。
例えば、
海に近い地域:塩害の影響を受けやすく、外壁や金属部の劣化が早まる。
幹線道路沿い:排気ガスや粉塵の付着が多く、美観が損なわれやすい。
日当たりの強い南面:紫外線の影響を受け、北面は湿気による苔やカビが発生しやすい。
このような環境要因を考慮せず、年数だけで判断すると「思ったより劣化が進んでいた」という事態になりかねません。
外壁塗装が必要な劣化のサイン
外壁塗装のタイミングを判断するうえで、実際の劣化症状を見ることは非常に重要です。次のような症状が見られた場合、塗装時期が近づいている、もしくはすでに過ぎている可能性があります。

・外壁を触ると白い粉が付くチョーキング現象
・外壁全体の色あせや変色
・ひび割れや塗膜の剥がれ
・コーキングのひび割れや痩せ
これらの症状は、見た目の問題だけでなく、防水性能が低下しているサインです。放置すると、外壁内部に水が入り込み、雨漏りや構造部の劣化につながります。
塗装周期を過ぎて放置してしまうと…

外壁塗装を先延ばしにすると、結果的にオーナーの負担が増えることになります。劣化が進行すれば、塗装だけでは済まず、下地補修や外壁交換が必要になる場合もあります。
また、外観が古びたアパートは、内見時の印象が悪くなります。築年数が同じでも、手入れされている物件とそうでない物件では、入居希望者の反応は大きく異なります。結果として、空室期間が長引いたり、家賃を下げざるを得なくなるケースも少なくありません。
外壁塗装は空室対策として有効?
外壁塗装は、直接家賃収入を増やす工事ではありません。しかし、間接的には空室対策として大きな効果を発揮します。
第一印象が良くなることで内見数が増え、「築年数の割にきれい」「管理が行き届いている」という評価につながります。特に競合物件が多いエリアでは、外観の差が成約率に直結することもあります。
まとめ

アパート外壁塗装の周期は、一律で決められるものではありません。一般的な目安は10~15年ですが、塗料・立地・施工品質・現在の劣化状況によって最適なタイミングは変わります。
重要なのは、「壊れてから直す」のではなく、「傷む前に守る」という考え方です。計画的に外壁塗装を行うことで、修繕費の抑制、空室リスクの軽減、資産価値の維持につながります。
カテゴリ:塗装工事
2026年1月15日
屋根の遮熱塗装って本当に涼しくなる?
夏の暑さ対策として、最近よく耳にする屋根の遮熱塗装。「塗るだけで涼しくなるって本当?」と疑問に思う人も多いでしょう。
結論から言うと、遮熱塗装には確かに温度を下げる効果があります。ただし、効果の大きさや持続性は塗料の種類や屋根の形状、地域の気候によって変わります。
今回は、遮熱塗装の仕組みから実際の効果、選び方まで詳しく解説します。

遮熱塗装とは?普通の塗装とのちがい
まず「遮熱塗装」とは、太陽の熱を反射して屋根の温度上昇を抑える塗料のことです。
普通の屋根塗装は見た目や防水性を重視しますが、遮熱塗装は「光を反射して熱を屋根に伝えにくくする」機能が加わっています。
遮熱塗料の特徴

・赤外線を反射する顔料が入っている
・屋根表面の温度上昇を抑える
・室内温度の上昇も緩やかになる
例えば、黒い屋根でも遮熱塗装をすると、直射日光を受けた際の表面温度が5~15℃ほど低くなるケースがあります。塗料や環境条件によって差はありますが、エアコンの効きや家の快適性に影響するレベルです。
遮熱塗料でどれくらい室温が下がるのか
屋根の遮熱塗装は「屋根表面温度」を下げることがメインの目的ですが、結果として室内温度にも影響します。ただし、すべての家で同じ効果が出るわけではありません。
室内温度への影響

・木造住宅の2階:最大で2〜3℃程度の低下が期待できる
・コンクリート住宅:日差しの強い屋根では3〜5℃低下する場合も
・効果は直射日光が強い時間帯に顕著
ポイントは、遮熱塗装は「屋根の温度を下げることで、家全体の熱の侵入を防ぐ」ことに特化しているため、屋根以外の窓や壁から入る熱は別対策が必要です。
遮熱塗装のメリット・デメリット

メリット
・室内温度の上昇を抑える
夏場の2階の暑さやエアコンの効きに効果があります。
・光熱費の節約
室内温度が下がることでエアコン使用量が減り、電気代の節約につながります。
・屋根の寿命を延ばす
高温による塗膜や屋根材の劣化を抑える効果もあります。
デメリット
・費用がやや高い
遮熱塗料は通常塗料より単価が高く、追加で1〜2万円/㎡程度かかる場合があります。
・色によって効果が変わる
黒や濃い色は反射率が低いため、遮熱効果は限定的です。
・屋根材や施工方法で差が出る
金属屋根や瓦屋根など屋根材によって効果の出やすさが違います。
遮熱塗装の塗料選びポイント

遮熱塗装の効果は塗料次第で大きく変わります。選ぶときは以下のポイントを意識しましょう。
1.反射率(遮熱率)を見る
太陽光の赤外線をどれだけ反射できるかが重要です。数字が高いほど屋根表面温度が下がります。
2.耐久年数
遮熱塗料は5〜15年程度で効果が弱くなることがあります。長持ちする塗料を選ぶとコスパが良くなります。
3.屋根と色とのバランス
明るい色は遮熱効果が高く、濃い色は低めです。ただしデザインとの兼ね合いも考慮する必要があります。
4.施工業者の実績
遮熱塗料は施工方法によって効果が変わります。実績がある業者に頼むのがおすすめです。
遮熱塗装でさらに効果を高める方法
遮熱塗装の効果を最大化するには、屋根だけでなく家全体の工夫も大切です。
・屋根下の断熱材を併用
遮熱塗装だけでなく、屋根裏や天井に断熱材を入れると室内温度がさらに下がります。
・窓や外壁の遮熱対策
遮熱ガラスや外壁塗装と組み合わせると、家全体の熱の侵入を減らせます。
・屋根の通気性を確保
通気スペースがある屋根は熱がこもりにくく、遮熱効果が高まります。
まとめ

屋根の遮熱塗装は「塗るだけで涼しくなる」というイメージ通り、確かに屋根表面の温度を下げて室内温度の上昇を抑える効果があります。
ただし、効果の大きさは塗料・屋根材・色・地域の気候によって変わるため、塗る前に正しい情報を押さえておくことが大切です。
・屋根表面温度:5〜15℃程度低下
・室内温度:2〜5℃程度低下(環境による)
・メリット:快適性向上・光熱費削減・屋根寿命延長
・デメリット:費用高め・色や屋根材で差が出る
夏の暑さを少しでも快適にしたい人、エアコン代を抑えたい人には、遮熱塗装は有効な選択肢です。さらに断熱材や窓の工夫と組み合わせることで、家全体の快適性をアップできます。
遮熱塗装にご興味がある方は、プラニング・Kにお気軽にご相談ください。
2026年1月8日
海側の家と山側の家で塗装が違う理由

外壁や屋根の塗装を考えるとき、多くの方が「築何年か」を基準にします。しかし、実際の現場で見ていると、築年数よりも劣化に大きく影響するのが「立地」です。
特に違いが出やすいのが、海が近い家と山側に建っている家。この2つは、同じ塗料・同じ施工方法でも、劣化の仕方がまったく変わってきます。
今回は、なぜ立地によって塗装の考え方が変わるのか、そしてそれぞれの家に合った塗装とは何かをご紹介していきます。
海が近い家が受けるダメージ
海が近い住宅で一番の問題になるのは、やはり「塩分」です。海風に含まれる塩分は、外壁や屋根に付着し、時間をかけて素材を傷めていきます。見た目には分かりにくくても、内部では劣化が進んでいるケースが少なくありません。
海沿いの家で特に起きやすい症状は次のようなものです。

・金属部分(トタン屋根、板金、雨樋金具など)のサビ進行が早い
・塗膜が粉を吹いたようになる「チョーキング」が早期に出る
・外壁の細かなひび割れから劣化が進行しやすい
塩分は水分を引き寄せる性質があるため、常に湿った状態になりやすく、結果として塗膜の寿命を縮めてしまいます。
そのため、海が近い家では「まだ見た目はきれいだから大丈夫」と思っていても、実際には塗り替え時期を過ぎていることも多いのです。
山が近い家が受けるダメージ
一方、山側や緑の多い場所に建つ家は、海沿いとはまったく違う悩みを抱えます。最大の敵は「湿気」と「日照条件」です。
山に近い家は、どうしても日陰になる時間が長く、外壁や屋根が乾きにくい傾向があります。その結果、次のような劣化が起こりやすくなります。

・外壁や屋根にコケ・藻・カビが発生しやすい
・塗膜が柔らかくなり、防水性が落ちやすい
・北面だけ極端に劣化が進んでいる
山側の家の場合、「色あせ」は少ないのに「汚れや緑色の付着」が目立つというケースが多く、住んでいる方が劣化に気づきにくいのも特徴です。
見た目の変化が少ない分、塗り替えが遅れ、防水性能が落ちてから相談されることもあります。
同じ塗料を使っても結果が変わる理由

よく「フッ素塗料だから長持ちしますよ」「無機塗料なので安心です」といった説明を聞くことがあります。
しかし、どんな高性能な塗料でも、立地条件に合っていなければ本来の性能を発揮できません。海が近い家と山側の家では、求められる性能が違います。
・海沿い:塩害に強い、防錆性・密着性を重視
・山側:防カビ・防藻性、湿気に強い塗膜を重視
つまり「高い塗料を使うかどうか」よりも、「その環境に合った塗料かどうか」の方が重要なのです。立地を考慮せずに塗料を選んでしまうと、「思ったより早く劣化した」という結果になりやすくなります。
塗装時期の考え方も変わる
塗り替えのタイミングも、立地によって考え方が変わります。一般的に言われる「10年に一度」という目安は、あくまで平均的な条件での話です。
海が近い家では、築8年ほどで塗膜の防水性能が落ち始めることもありますし、山側の家では表面はきれいでも、コケや湿気による劣化が内部で進んでいることがあります。
そのため、「何年経ったか」ではなく、「どんな環境にいるか」を基準に点検・判断することが、家を長持ちさせるコツです。

まとめ
外壁・屋根塗装は、単に色をきれいにする工事ではありません。本来の目的は、住まいを雨・紫外線・湿気から守ることです。
そして、その守り方は立地によって変える必要があります。海が近い家には海に合った対策を、山側の家には山側に合った対策を行いましょう。
そこを理解して塗装計画を立てることで、無駄な出費を抑えながら、家の寿命を延ばすことができます。
「うちは海が近いから」「山のそばだから」と一度立ち止まって考えてみるだけで、塗装の失敗は大きく減らせます。これから塗装を検討する方は、ぜひ立地という視点も大切にしてみてください。

カテゴリ:塗装工事
2026年1月5日
足場設置の意味と安全対策について
外壁塗装や屋根塗装の工事を行う際、必ずといっていいほど必要になるのが足場の設置です。
「ただ登るためのもの」「なくても作業できそう」と思われることもありますが、足場は塗装工事の安全性・品質・周囲への配慮を支える非常に重要な役割を担っています。
今回は、足場設置の意味と、現場で行われている安全対策について詳しく解説します。

足場設置の主な意味

足場を設置する最大の目的は、職人の安全を確保することです。外壁や屋根の塗装は高所での作業が中心となり、足元が不安定な状態では転落や転倒の危険が常に伴います。
しっかりとした足場があることで、職人は安定した姿勢で作業ができ、事故のリスクを大幅に減らすことができます。
また、足場は施工品質を高めるためにも欠かせません。安定した作業環境があることで、外壁や屋根の隅々まで丁寧に塗装することが可能になります。下塗り・中塗り・上塗りといった各工程を適切な塗布量で行えるため、塗りムラや塗り残しを防ぎ、塗膜の耐久性を高めることにつながります。
さらに、足場には近隣への配慮という意味もあります。足場に設置されるメッシュシートは、塗料や高圧洗浄時の水、古い塗膜のカスなどの飛散を防ぐ役割を果たします。これにより、近隣住宅や車、植木などを汚してしまうリスクを抑えることができます。
足場設置時に行われる安全対策

また、足場は施工品質を高めるためにも欠かせません。安定した作業環境があることで、外壁や屋根の隅々まで丁寧に塗装することが可能になります。
下塗り・中塗り・上塗りといった各工程を適切な塗布量で行えるため、塗りムラや塗り残しを防ぎ、塗膜の耐久性を高めることにつながります。
さらに、足場には近隣への配慮という意味もあります。足場に設置されるメッシュシートは、塗料や高圧洗浄時の水、古い塗膜のカスなどの飛散を防ぐ役割を果たします。これにより、近隣住宅や車、植木などを汚してしまうリスクを抑えることができます。
組み立て後には、以下のような点を重点的に確認します。
・足場全体にぐらつきや傾きがないか
・作業床に隙間や段差がなく、安全に歩行できるか
・手すりや落下防止措置が適切に設置されているか
・メッシュシートがしっかり固定されているか
工事期間中も、定期的な点検を行います。特に強風や大雨の後は、足場の状態が変化している可能性があるため、再点検を実施し、安全が確認されてから作業を再開します。
職人自身が行う安全対策
足場の安全性だけでなく、作業する職人自身の対策も重要です。現場では基本的な安全装備の着用が徹底されています。

・ヘルメットの着用による頭部保護
・安全帯(フルハーネス型)の使用
・滑りにくい作業靴の着用
・作業前の声掛けや安全確認
これらの対策を行うことで、万が一の事故を未然に防ぐ努力がなされています。足場があるからといって油断せず、常に安全意識を持つことが大切です。
足場は「安心」と「品質」のための費用

外壁塗装や屋根塗装の見積もりを見ると、「足場代が高い」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、その費用には職人の安全確保、工事品質の維持、近隣への配慮といった重要な要素が含まれています。足場を省いたり、簡易的に済ませたりすることは、事故や手抜き工事、トラブルの原因になりかねません。
足場をしっかりと設置し、安全対策を徹底している業者は、それだけ工事全体に対して責任を持って取り組んでいる証拠とも言えます。
外壁塗装・屋根塗装を検討される際は、足場について丁寧に説明してくれるかどうかも、業者選びの大切なポイントの一つです。
まとめ

足場設置は、外壁塗装・屋根塗装工事において欠かすことのできない重要な工程です。単に高い場所で作業するためのものではなく、職人の安全を守り、施工品質を高め、さらに近隣への配慮を実現するための大切な役割を担っています。
しっかりとした足場があることで、職人は安定した姿勢で作業に集中でき、塗りムラや塗り残しのない丁寧な仕上がりにつながります。また、飛散防止対策や定期的な点検、安全装備の徹底など、さまざまな安全対策を行うことで、事故やトラブルを未然に防ぐことができます。
見積もりに含まれる足場代は、「安心して工事を任せるための費用」であり、「長持ちする塗装を実現するための投資」と言えるでしょう。
外壁塗装や屋根塗装をご検討の際は、価格だけでなく、足場設置や安全対策についてきちんと説明してくれる業者かどうかにも目を向けることが大切です。
安全で高品質な塗装工事のために、足場の重要性を正しく理解し、信頼できる業者選びにつなげていただければと思います。
カテゴリ:塗装工事
2025年12月29日
濃い色と薄い色、外壁の耐久性に違いはある?

外壁塗装や屋根塗装の色を決める際に、多くの方が悩まれるのが「濃い色と薄い色では、どちらの方が長持ちするのか」という点です。
見た目の好みだけで決めてしまい、数年後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースも少なくありません。
今回は、外壁・屋根塗装における色と耐久性の関係について解説していきます。
耐久性を決める最大の要因は色ではない

最初に結論をお伝えすると、同じグレードの塗料を使用している場合、濃い色と薄い色で塗膜そのものの耐久年数に大きな差はありません。
外壁塗装の耐久性は、シリコン・フッ素・無機といった塗料の種類や品質、そして下地処理や施工精度によって左右されます。色はあくまで「見た目」に関係する要素であり、塗膜の防水性や保護性能を直接決めるものではありません。
ただし、ここで重要なのが「劣化の見え方」です。耐久性は同じでも、色によって劣化が早く見える場合と、そうでない場合があるのです。
濃い色の外壁・屋根が持つ特徴

黒や濃いグレー、ネイビー、ダークブラウンなどの濃色系は、重厚感や高級感を演出しやすく、近年とても人気があります。
一方で、濃い色は紫外線を吸収しやすく、塗料に含まれる顔料が分解されやすいため、色あせが目立ちやすいという特徴があります。特に日当たりの良い南面や西面では、施工から数年で色の変化を感じることもあります。
ここで誤解されやすいのが、「色あせ=塗装が劣化している」という考え方です。実際には、防水性や保護性能はまだ十分に保たれているケースが多く、機能的には問題がなくても、見た目の変化が先に現れるという状態なのです。
薄い色の外壁・屋根が持つ特徴

白やベージュ、アイボリー、薄いグレーなどの淡色系は、紫外線の影響を受けにくく、色あせが分かりにくいというメリットがあります。そのため、施工後のきれいな印象が長く続きやすく、「長持ちしている」と感じやすい色とも言えます。
また、真っ白を除いた淡色系は、雨だれや砂埃などの汚れが自然になじみやすく、想像以上に汚れが目立ちにくいケースも多いです。外壁を長期間きれいに見せたい方にとって、薄い色は非常に相性の良い選択肢です。
屋根塗装は「色」と「熱」以外にも注意が必要
外壁よりも過酷な環境にさらされる屋根では、色選びがさらに重要になります。濃い色の屋根は太陽熱を吸収しやすく、夏場は表面温度が高くなりやすい傾向があります。その結果、塗膜にかかる負担が大きくなり、劣化が進みやすくなる場合もあります。
反対に、明るめの色は熱を反射しやすく、遮熱塗料と組み合わせることで、屋根や建物全体への負担を軽減できます。屋根塗装では、デザイン性だけでなく、建物を守るという視点で色を考えることが大切です。
✅色選びで後悔しないための考え方
色を選ぶ際は、次のポイントを意識することで失敗を防ぎやすくなります。

・塗料のグレードを優先し、その上で色を決める
・色あせや汚れの「見え方」まで想定する
・日当たりや立地条件を考慮する
・将来の塗り替え時期もイメージしておく
耐久性とは 「どれだけ長く機能するか」+「どう見えるか」
塗装の耐久性というと、年数だけに注目しがちですが、実際には「どれだけきれいな状態に見えるか」も非常に重要です。
同じ耐久年数でも、濃い色は途中で色の変化を感じやすく、薄い色は変化が穏やかに見える。この違いを理解しているかどうかで、塗装後の満足度は大きく変わります。
まとめ

最後に、今回の内容を整理します。
・塗装の耐久性は色よりも塗料の種類と施工品質で決まる
・濃い色は色あせが目立ちやすいが、耐久性が低いわけではない
・薄い色は劣化が分かりにくく、きれいな印象が長く続きやすい
・屋根塗装では色と熱の関係も考慮することが大切
外壁・屋根塗装の色選びは、見た目だけでなく、数年後、十数年後の姿を想像することが重要です。色選びで迷ったときは、ぜひプラニング・Kにご相談ください。
カテゴリ:塗装工事
2025年12月25日
アパートの雨漏り・カビ・断熱…実は外壁塗装で防げます!

アパート経営をしていると、「雨漏り」「室内のカビ」「夏は暑く冬は寒い」といったクレームやトラブルがあります。
これらは一見、室内設備や入居者の使い方が原因のように思われがちですが、実は外壁の劣化が根本原因になっているケースがあります。
外壁塗装は「見た目をきれいにする工事」というイメージを持たれがちですが、本来は建物を守るための重要なメンテナンスです。
適切なタイミングで外壁塗装を行うことで、雨漏りやカビ、断熱性能の低下といった問題を未然に防ぐことができます。
雨漏りの原因は屋根だけではない
アパートで起こる雨漏りというと、屋根の不具合を真っ先に疑う方が多いですが、実際には外壁から雨水が侵入しているケースも少なくありません。

外壁は、塗膜によって雨水の侵入を防いでいます。しかし、経年劣化によって塗膜が剥がれたり、防水性能が落ちたりすると、外壁材が直接雨にさらされる状態になります。
さらに、外壁のひび割れや、サッシ周り・目地(コーキング)の劣化が進むと、そこから雨水が建物内部へ入り込みます。
この段階では、まだ室内に雨染みが出ないことも多く、気づかないうちに内部の木部や断熱材が傷んでいるケースもあります。
外壁塗装は、塗膜を回復させ、ひび割れやコーキングの補修を同時に行うことで、こうした雨漏りリスクを大幅に下げる役割を果たします。
室内のカビは外壁劣化のサインかも…

「換気不足だから仕方ない」「入居者の生活習慣の問題」と片付けられがちな室内のカビですが、実は外壁の防水性低下が原因になっていることも多くあります。
外壁から侵入したわずかな湿気が壁内部に溜まり、結露を引き起こすことで、壁の内側や室内側にカビが発生します。特に、北側の部屋や角部屋、築年数が経過したアパートでは起こりやすい現象です。
カビは見た目の問題だけでなく、入居者の健康被害やクレームにつながり、最悪の場合は退去理由になります。
外壁塗装によって防水性能を回復させることで、壁内部への湿気の侵入を防ぎ、カビが発生しにくい環境をつくることができます。
断熱性能の低下も外壁が関係?
「夏は2階が異常に暑い」「冬はエアコンが効きにくい」といった断熱に関する悩みも、外壁の状態と無関係ではありません。

外壁の塗膜が劣化すると、外気の影響を受けやすくなり、建物全体の断熱・遮熱性能が低下します。
特に近年は、遮熱塗料や断熱効果のある塗料を使用した外壁塗装によって、室内温度の上昇を抑えることが可能です。
断熱性能が改善されることで、入居者の冷暖房費の負担軽減につながり、「住みやすいアパート」という評価を得やすくなります。これは、長期入居や空室対策という面でも大きなメリットになります。
外壁塗装はトラブルが起きる前に!

雨漏りやカビ、断熱問題が表面化してから対応すると、塗装だけでは済まず、内部補修や大規模修繕が必要になるケースもあります。
そうなると、工事費用は一気に跳ね上がります。外壁塗装は、問題が起きる前に建物を守る予防メンテナンスです。
築10~15年を目安に外壁の状態を点検し、劣化が見られた段階で塗装を行うことで、結果的に修繕コストを抑えることができます。
まとめ
アパートの雨漏り、カビ、断熱性能の低下は、放置すると入居者トラブルや空室、資産価値の低下につながります。
外壁塗装は単なる美観回復ではなく、建物を長く、安全に、快適に使うための重要な投資です。「まだ見た目はそこまで悪くないから」と後回しにせず、一度外壁の状態を専門業者にチェックしてもらうことをおすすめします。
適切なタイミングでの外壁塗装が、アパート経営を安定させる大きなポイントになります。

カテゴリ:塗装工事
2025年12月22日
塗装はいつやる?~築10年・15年・20年で何が違うのか~
「外壁塗装や屋根塗装って、いつやればいいの?」
これはお客様から非常によくいただく質問です。
結論から言うと、外壁塗装・屋根塗装のベストタイミングは築年数と劣化状況によって変わります。今回は、築10年・15年・20年を目安に、それぞれの状態や注意点を詳しく解説します。

外壁塗装や屋根塗装の基本的な考え方
外壁や屋根は、毎日以下のようなダメージを受けています。

・紫外線
・雨風
・気温の変化
・排気ガスや汚れ
塗装の役割は「見た目をきれいにする」だけではありません。建物を雨や紫外線から守り、劣化を防ぐ“保護膜”の役割をしています。この塗膜が劣化すると、防水性が低下し、外壁材や屋根材そのものが傷んでしまいます。
✅築10年目の目安
築10年前後になると、新築時の塗膜の効果が少しずつ弱くなってきます。
築10年でよく見られる症状

・外壁を触ると白い粉が付く(チョーキング現象)
・コーキング(目地)のひび割れ
・外壁の色あせ
・屋根のツヤがなくなる
この時期は、すぐに塗装が必要というよりも点検をおすすめする時期です。劣化が軽度なうちに塗装を行えば、補修費用が抑えられたり、建物の寿命を延ばせるというメリットがあります。
✅築15年の目安
築15年を過ぎると、外壁・屋根ともに劣化がはっきり目に見えるようになります。
築15年でよく見られる症状

・外壁のひび割れ(クラック)
・コーキングの剥がれ
・カビ・コケ・藻の発生
・屋根材の色あせ、塗膜の剥がれ
この状態を放置すると、雨水が内部に侵入するリスクが高まります。
築15年は、塗装を前向きに検討すべき時期です。外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことで、足場代を節約でき、メンテナンス周期を揃えられる、といったメリットもあります。
✅築20年の目安
築20年を超えると、塗装だけでは済まないケースも増えてきます。
築20年でよく見られる症状

・外壁材の反り・欠け
・深いひび割れ
・屋根材の割れやサビ
・雨漏りの兆候
この段階になると、塗装+下地補修、場合によっては部分交換が必要になることもあります。
「まだ見た目は大丈夫そう」と思っていても、内部では劣化が進行しているケースが多いのが築20年の特徴です。費用を抑えるためにも、できるだけ早めの点検・施工がおすすめです。
築年数だけで判断するのは危険?
実は、塗装のタイミングは築年数だけでは判断できません。以下の条件によって、劣化スピードは大きく変わり、同じ築15年でも、「すでに塗装が必要な家」と「まだ数年持つ家」があります。

・立地(海沿い・交通量の多い道路沿いなど)
・日当たり
・使用されている外壁材・屋根材
・過去の塗装履歴
❔迷ったら点検

「うちはまだ大丈夫かな?」
「今すぐやるべき?」
そんな時は、専門業者による点検を受けるのが一番確実です。点検だけなら費用はかからないことが多いです。無理な営業をしない業者や写真付きで説明してくれる業者を選ぶと安心です。
まとめ

築10年:点検・検討を始める時期
築15年:塗装を検討すべきタイミング
築20年:早めの対応が必要な時期
外壁塗装・屋根塗装は、家を長持ちさせるための大切なメンテナンスです。適切なタイミングで行うことで、将来的な大きな出費を防ぐことにもつながります。
大切なお家を守るため、まずは点検を依頼して劣化の状態を知ることから始めてみましょう。
カテゴリ:塗装工事
2025年12月18日
工事後に多い質問まとめ

外壁塗装・屋根塗装が終わったあと、「工事は無事終わったけど、この状態で大丈夫なのかな?」「少し気になるところがあるけど、問い合わせていいのかな…?」と不安に感じられるお客様は少なくありません。
塗装工事は専門的な部分が多く、仕上がりの良し悪しを判断するのは、一般の方にはとても難しいものです。そこで今回は、工事後にお客様から寄せられる “よくある質問” をまとめ、それぞれの原因と対処法を分かりやすく解説します。外壁塗装を行ったあとの不安解消につながる内容ですので、ぜひ参考にしてください。
Q1.色ムラがあるように見える…
工事後によくいただく質問のひとつが、「外壁に色ムラがあるように見えるのですが大丈夫ですか?」というものです。実は、色ムラのように見えても、問題がないケースが少なくありません。
・光の当たり方による影響
外壁は凹凸があり、光の当たり方によって濃淡が生じます。とくにサイディングは凹凸が深いものほど影ができやすく、晴天と曇天では見え方が大きく異なります。同じ面でも、朝・昼・夕方で色が変わって見えることがあります。
・塗料の特性による差
フッ素系・無機塗料などは膜が硬く、光沢が強い場合があります。そのため、光を反射しやすく、部分的に濃く見えたり、角度によってムラのように見えることがあります。
⚠️本当に色ムラになっている時の特徴
もちろん、施工不良による色ムラの場合もあります。

・一部分だけ極端に濃い、または薄い
・ローラーの跡が斜めに残っている
・数日おいても見え方が変わらない
・近くで見ても明らかに均一ではない
このような場合は、業者に確認したほうがよいです。
Q2.工事後すぐに汚れがついていた…
塗装直後に「汚れのようなもの」が見えると、「工事に問題があったのでは?」と思う方も多いですよね。実際には、施工不良ではなく外的要因による汚れであることがほとんどです。
工事後に起こりやすい汚れの原因
①雨だれによる黒筋
雨の通り道になりやすい補強板や窓枠の下は、
雨だれがつきやすい場所です。塗装後にすぐ雨が降ると、以前の汚れが流れて外壁に跡がつくことがあります。
②空気中の汚れ(すす・黄砂・花粉)
塗膜は乾燥すると空気を吸着しにくくなりますが、まだ完全硬化していない数週間は汚れがつきやすい状態です。春先や黄砂の多い時期は、どんな家でも多少つきやすくなります。
③近隣の工事・交通量の影響
近くで工事が行われていたり、交通量が多い道路沿いでは、塵や砂埃が付着しやすくなります。
✅対処法

・基本的には水洗いで落ちる
・スポンジで軽くこするだけで取れる
・強い薬品や高圧洗浄はNG(塗膜を傷つける恐れがあり)
気になる場合は施工会社に連絡すれば、無料点検などで確認してくれることがほとんどです。
Q3.塗膜がベタつく・柔らかい気がする…大丈夫?
工事後すぐに触ると、「少し柔らかい?」と感じることがあります。これは不良ではなく、塗料が完全硬化していない状態です。

・塗料の完全硬化には約2週間〜1ヶ月必要
・乾燥(表面が触れる状態)…数時間〜1日
・完全硬化(強度が安定)…14~30日
夏場は早く、冬場は長くかかる傾向があります。
⚠️注意点
・施工後1ヶ月は強くこすらない
・自動車のワックス類は近づけない
・壁に物を立てかけたり、ぶつけないよう注意
これらを守れば、問題なく仕上がります。
その他の疑問
Q.雨樋が少し曲がっている
→ 塗装工事中に物がぶつかるなどで起こることがあります。気になる場合は早めに連絡しましょう。多くは簡単に修正できます。
Q.外壁が白っぽい(チョーキング?)
施工直後に起こる場合は、ローラー跡の乾燥差の可能性が高いです。数日で落ち着くことが多いです。
Q.塗料の匂いが残っている
強溶剤ではなく水性塗料でも、数日間は匂いが残ることがあります。換気で自然に消えていきます。
まとめ

多くのお客様が「こんなこと聞いていいのかな…」と遠慮されますが、塗装工事は金額も大きく、寿命にも関わる大切な工事です。
少しでも気になる点があれば、すぐに施工会社へ連絡するのが正解です。不具合の初期は、簡単な補修で直ることが多く、早く相談していただくほど負担がかかりません。
「これ大丈夫かな?」と思ったら、どうぞお気軽にご相談ください。
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