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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2025年1月6日

外壁塗装でよくあるクレーム事例&対処法

外壁塗装について何らかの不満があり、業者にクレームを言いたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。  

 

なかには物申したいことはあるものの、「クレームを入れることに抵抗がある」「ご自身の主張が正しいのかが判断できない」という方もいらっしゃるかもしれません。  

 

今回は、外壁塗装でよくあるクレーム事例とその対処法をご紹介いたします。 

 

 

 

クレームとは

クレームを入れることは悪いことではありません。

クレームと聞くと苦情や怒りといったイメージがあり、仰々しく感じてしまいますが、要は『現状に納得できていない』『改善してほしい』といった要求を伝えるということです。

 

業者に一方的に文句だけを投げつけるようなやり方はお勧めできませんが、業者と一緒に解決策を探るためのものであれば、クレームを入れたことによって損をしたり悪い印象になったりするということはありません。

 

大事なのはクレームを入れることではなく、クレームによって問題を解決することです。

    

よくある外壁塗装のクレーム&対処法

仕上がりの色やイメージ

色を選ぶ段階で、一度は納得して決めたものの実際に仕上がってみたら『イメージと違った』『仕上りが納得できない』というケースも少なくありません。

しかし、そういった感覚的なことを理由に塗装業者が無償で塗り替えしてくれることはありません。どうしても納得できず塗り替えたい場合は、塗り替えにかかる費用を自己負担する必要があります。

 

既に足場を撤去していたら、足場費用も必要になります。まずは費用等を含め、現状での塗り替えが可能かどうか、施工業者に確認しましょう。

 

対処法

色を選ぶ段階で、失敗しないためのポイントを理解しておくことが必要です。

色を決める際に色見本を使用しますが、「面積効果」の現象で実際の色と違うように感じてしまうことがあります。

面積効果=同じ色でも面積の大きさによって色の明るさや濃さなどが違って見える錯覚現象のこと 

小さな色見本では想像通りの色だったとしても、外壁の広い面積に塗ってみると、思ったより明るかったり暗かったりなどのトラブルが発生することもあります。 

 

また、室内で蛍光灯の下で見るのと、自然光の下で見るのとでは明るさや色合いが違うこともあります。

 

施工業者にできるだけ大きな色見本を依頼し、自然光で色を確認することをお勧めします。

 

作業中のニオイ

 

いざ工事が始まると塗料のニオイが気になり、ストレスを感じてしまう方も少なくありません。

我が家が綺麗になるのを楽しみにしているのに、工事期間中に苦痛を感じてしまうのは残念ですよね。

対処法

ニオイを完全除去することはできませんが、問題点を施工業者に共有し、妥協点を探り、工事中のストレスを軽減することは可能です。

ニオイが気になって窓が明けられないなら、まずは業者と相談してみましょう。 

 

その日の作業内容によってはニオイを気にせずに窓を開けたり、塗装箇所によって窓を開けることが可能な日もあります。

 

 

 

 

 

近隣トラブル

特に住宅が密集している住宅街は、近隣へ迷惑がかからないかも心配なものです。

実際に近隣の方から直接クレームを言われることもあります。  

『高圧洗浄の水で洗濯物が汚れた』

『塗料が飛散して停めていた車が汚れた』 

突然、上記のようなことを言われたら困惑しますよね。 

 

ご自身で解決せず、必ず施工業者に報告しましょう。施工業者を通して、対応してもらうことをお勧めします。

 

 

対処法

外壁塗装工事が近隣とのトラブルを未然に防ぐためにも、工事前の挨拶は必要です。挨拶をしているかどうかで、万が一何か問題が発生した際でも関係を良好に保つことができます。 

  

一般的には、工事をする施工業者が作業内容を含め挨拶廻りをしてくれる場合がほとんどです。工事の日程が決まったら、早めにお知らせすることをお勧めします。遅くとも1週間前までには、近隣の方への挨拶を済ませておきましょう。

 

どんなに外壁が美しくなっても、近隣とトラブルになり住みづらくなってしまっては本末転倒です。それでもトラブルが起きてしまった場合は、早急に業者から謝罪と現状復旧の対応をしてもらうことが必要です。

 

 

塗り残しや塗りムラ

工事が終わって、家が見違えるように美しくなったと喜んでいた矢先、塗り残しが見つかったらショックですよね。 

 

塗り残しが起こりやすい場所

■エアコンの室外機の裏

■鼻隠し

■軒天

■窓枠

■ガス給湯器の配管の裏側

 

      

 

塗り残しが生じる原因

塗り残しが発生する原因としては、職人さんの見落としと施工する環境が原因になることがあります。

外壁塗装は屋外で行う工事のため、天候によって左右されてしまいます。

梅雨の時期や長雨が続いた時は、工事の一時中断を余儀なくされます。いざ工事を再開した時に何処まで施工していたかわからなくなってしまい、塗り残しが発生するケースが発生します。

   

 

対処法

塗装工事が終了したら、施工業者による最終確認を行います。

塗り残しや不備がないかを確認し、仮に塗り残しがあった場合はきちんと塗装が完了した後に引渡しになります。

 

もし、工事終了後にご自身が塗り残しを見つけた場合は、早急に施工業者に連絡しましょう。

 

まとめ

お世話になっている業者にクレームを入れるというのは、ハードルの高いことかもしれません。しかし、伝えなければ事態は変わらず、泣き寝入りすることにもなりかねません。  

  

また、感情が先に立ってしまっては、本来伝わるものも伝わらなくなってしまう可能性があります。気になっていることを整理し、冷静に伝えることが重要です。

より理想の外壁塗装を実現するための一歩となるでしょう。

 

 

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年12月23日

外壁塗装は雪の影響を受ける?

外壁塗装工事においてどうしても避けて通れない障害は天候による影響です。

雨が降ると施工できませんが、雪ならどうでしょうか?雪は湿度が低く、雨のように水滴がないので塗装工事を行えるのでは?と思いがちです。

そこで今回は外壁塗装で雪の影響はあるのか、また冬場の外壁塗装の注意点をご紹介していきます。

外壁塗装ができる条件

・気温が5度以上

・湿度が85%以下

・降雨、降雪、結露が発生していない

外壁塗装において雪の季節がダメ、雨の季節がダメ、というわけではなく、塗った塗料がある程度短期間で完全に硬化出来る環境であるかが重要です。

雪の日は外壁塗装を進める事はできませんが、雪が降る12~3月には完全に外壁塗装できないというものでもありません。

冬では、雪が降るという点を除くと、比較的晴天が続きやすい気候であり、そもそも湿度が低い季節でもあるため、塗り替え計画を立てやすいシーズンでもあります。

雪による外壁塗装への影響

雪の日に外壁塗装を行うと、以下のような施工不良が起こりやすくなります。

・塗装の剥がれや劣化

外壁塗装は、低温や湿度の影響で塗料が剥がれやすくなります。

特に、塗装後すぐに雪や氷が積もると、塗膜にダメージを与える可能性があり、長持ちしにくくなります。

さらに、外壁に雪が張り付いたままになると、外壁に水分が浸透しやすくなり、凍結と融解を繰り返すことで小さなひび割れが生じる場合もあります。

・凍害によるダメージ

冬場の気温の低下で外壁が凍ると、凍害が発生する可能性があります。

凍害とは、外壁内部に含まれた水分が凍結と融解を繰り返すことで、外壁にダメージが蓄積する現象です。

この現象が続くと、塗装した外壁の表面にひび割れや剥がれが生じやすくなります。

・乾燥不良

外壁塗装には、塗料がしっかり乾燥するまでの時間が必要です。低温環境では乾燥が遅れ、塗装の仕上がりが不安定になる可能性があります。

特に、外気温が5度以下になると、ほとんどの塗料がうまく硬化しないため、塗装の持ちが悪くなります。冬場の塗装はタイミングを見極めることが非常に重要です。

冬場の外壁塗装の注意点

冬場の外壁塗装は、冬の生活にも何らかの影響を及ぼします。工事中に、生活に不便が生じないように、外壁塗装を行うことでどのような影響があるのかを知って、対策を立てておきましょう。

暖房が使用できない場合がある

外壁塗装工事中は、エアコンの室外機を一時的に外したり、養生用のカバーで完全に覆われることがあります。

業者によっては、塗装作業中も暖房器具が使えるように養生を工夫してくれることがありますが、電気式のヒーターやホットカーペットなどを、自分たちであらかじめ準備しておくことをおすすめします。

工事期間が長くなる

冬は日照時間が短いため、1日に施工できる時間が限られており、安全に作業が行える時間帯が少なくなってしまいます。

冬場の外壁塗装は、春や夏に比べると、平均施工日数が2~3日ほど増える傾向にあります。

部屋が暗くなる

外壁塗装工事中は、足場と飛散防止ネットで家が囲まれ、窓やベランダもビニールシートで塞がれるため、部屋が暗くなりがちです。

それに加え、冬は日光が届きにくく日照時間も短いため、ふだんよりもさらに部屋が暗いと感じてしまうかもしれません。

まとめ

雪が降っている日は、塗装工事は行えないため、作業を延期することになりますが、だからといって冬に外壁塗装ができないというわけではありません。

冬でも塗替えできる条件が整う事ももちろんありますので、地域の気温に合わせて 外壁塗装工事を検討しましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年12月19日

色難民必見!モダンスタイルの外壁

外壁塗装の色には多くの選択肢があり、色決めに迷っている方!今流行のモダンスタイルの外壁はいかがでしょうか?都会的な雰囲気や洗練された雰囲気が好きな方にはオススメです。

今回はモダンでおしゃれな外壁にするためのポイントや注意点をご紹介していきます。

モダンスタイルの外壁とは

モダンとは「現代的」という意味ですが、建築においては、無機質、直線的、無駄な装飾がない洗練された雰囲気のデザインのことを指します。

モダンな外壁とは、一般的にシンプルなデザインやモノトーンで統一された外壁のことをいいます。

ポイント

メインの色は無彩色

無彩色とは、白・黒・グレーの3色のことで、字のとおり彩度のない色を表します。無彩色を使用すると、近代的でスタイリッシュでシンプルな印象をあたえてくれます。

直線的なスタイルの家に塗装すれば、さらに生活感をにおわせないモダンな家に仕上げることができるでしょう。無彩色をメインに使用し、アクセントに他の色を加えるとさらに、ひき立たせることができます。

使用する色は2色に抑える

モダンな印象にするためには「シンプルさ」が重要になります。色数が多くカラフルな外壁にしてしまうと、モダンな雰囲気からは大きく離れてしまいます。

原則として、色は2色までにすることが大切です。3色目を使いたい場合はポイントカラーとして使い、面積を少なくしましょう。

明暗をなくすor強調する

色を組み合わせる時は、それぞれの明度の差をできる限り小さくするか、逆に明度の差を大きくして強調するのがおすすめです中途半端に明度の差がある色を組み合わせると、メリハリが利かなくなりモダンな印象から離れてしまいます。

色数を増やすとモダンになりにくいのもこのためです。限られた色数の中で思い切ったことをするのがポイントです。

それぞれの色の印象や注意点

・白

白はシンプルながら明るく、統一感のある外壁になります。どのような色とも組み合わせやすい色なので、ツートンカラーの外壁にもよく使用されます。

白だけでは個性を出しにくいかもしれませんが、屋根の色との組み合わせ次第でモダンな印象をキープしつつ自分らしさを出せるでしょう。

・黒

黒は高級感や重厚感を出したい方に人気のカラーです。ほかの色との組み合わせが難しいので、玄関ドアや窓枠などの色は慎重に検討しましょう。

また、砂埃や鳥のフンなどの白っぽい汚れが目立ちやすいため、定期的なお掃除が必要です。

・グレー

グレーはスタイリッシュな印象に仕上がるほか汚れが目立ちにくいので、人気がある色のひとつです。

被りやすい色のため、近所にほかにもグレーの外壁の家があるかもしれません。まったく同じ色にならないように、グレーの濃淡を調節して個性を出すとよいでしょう。

グレー単色だとメリハリのない印象になりやすいので、ツートンや付帯部などにアクセントカラーを取り入れるのもオススメです。

まとめ

モダンな外壁塗装は、色の選び方や使用する色の数、明度の違いを意識した配色など、さまざまな要素が重要となります。家を外壁塗装してもモダンにしたい方は色の選択や塗り方、また塗装業者の選択が大事です。

そのため、担当者に自分がしたい外壁にするにはどうすれば良いのか相談しましょう。イメージ通りに塗装ができれば、自分の家への愛着もより増すはずです。しっかり業者の担当者と相談して理想のモダンな家にできるようにしましょう。

カテゴリ:塗装工事, 外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年12月12日

外壁塗装中の養生は大切!

養生といえば、引っ越しの際に目にしたという人も多いのではないでしょうか。

引っ越しの作業では、建物に傷がつかないよう段ボールを敷いたり、柱に布を巻きつけたりしますが、外壁塗装での養生もそれと近い目的があります。

今回は外壁塗装における養生についてご紹介いたします。

外壁塗装における養生とは

養生とは、建築現場で広く取り入れられている作業工程です。建築現場において、「建物の保護」を目的として家屋をビニールシートやメッシュシートで覆うことを意味します。

外壁塗装における養生とは「塗料の飛散防止のための保護作業」のことを意味します。

外壁の塗装工事を行う前に、基礎として塗料が付着してはならない場所をビニールやマスカーと呼ばれる特殊なテープなどを使用して保護する作業のことを言います。

養生の費用

これらから養生費の費用総額を一般的な住宅の面積である30坪で試算すると、およそ30000円~60000円となります。養生が必要な面積が多ければ多いほど、費用は高くなります。

また業者によって見積書の表記は異なり、養生費という項目があることもあれば施工費という項目に含まれている場合も多いため、見積もりをよく確認しましょう。

養生をしないとどうなる?

養生が不十分だったり、養生をしないと、さまざまなトラブルやリスクが発生する可能性があります。

塗料の飛散による被害

養生が不十分だと、塗料が周囲に飛散しやすくなってしまいます。特に窓ガラスやサッシ、植栽に塗料が飛び散ると、汚れや損傷の原因になります。

結果的に、塗装後のクリーンアップ作業が増え、時間とコストがかかってしまいます。

作業効率の低さと追加費用の発生

養生が不十分だと、後から塗料の拭き取りや修復作業が必要となり、作業効率が低下します。塗装工事全体の進行が遅れ、追加費用が発生することもあります。

近隣住民への影響

養生をしないと、塗料が飛散し、近隣の車や建物に付着してしまうことがあります。損傷や汚れが発生し、補償問題に発展する可能性もあります。

近隣住民への配慮することは、信頼関係を築くためにも非常に重要です。

養生に使用される道具や材料

・養生用ポリシート&マスカーテープ

主に窓枠の養生で活躍する養生用ポリシートは、マスキングテープとセットで使われます。

一般的なビニールより特大サイズの養生用ポリシートと、布テープより粘着力の弱いマスキングテープを使用することが多いです。

窓枠全体をビニールで覆ったあと、窓枠を縁取るようにマスキングテープで留めていきます。

・マスカー

マスカーとは、養生用ポリシートとマスキングテープの機能が合体したものです。

マスキングテープのように貼るだけで、「貼る+覆う」という作業が同時にできます。

・ブルーシート&布カバー

足元に敷く養生では、ブルーシートや布カバーを使う場合もあります。

ブルーシートには滑り止め機能はありませんが、布カバーは滑りにくいのが特徴です。

飛散防止ネット

家全体を覆うメッシュシートのことです。足場の設置と同時に施され、ひもでくくって固定するタイプが主流です。

通気性を持ちながら、風の影響も考慮してあるのが特徴。ずっしりとした重みがあります。

工事期間中の注意点

窓の開閉

塗装工事中は窓全体を養生するため、窓の開閉は基本的にできません。

「施主様に伝えたものの、ご家族に伝わらず窓を開けてしまい、養生が破け、塗料が飛散した」という事例もあるようです。

換気をしたい時は、現場の職人や塗装業者に相談してみましょう。

風の強い日

風の強い日は養生作業が特に難航します。風が強い場所では、養生シートが飛ばされないようにしっかりと固定しなければいけません。

マスキングテープを二重に貼る、重りを使用して固定するなど、工夫をしながら行います。

まとめ

外壁塗装工事において養生は重要な工程です。養生が不十分だと、塗料の飛散による被害や追加費用の発生、近隣住民への影響など様々なリスクが生じます。

天候や状況に応じて、周囲への塗料の被害がないようにしっかりと養生を行ってくれるような塗装業者に工事を依頼しましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年12月9日

外壁×屋根の色の組み合わせ

塗装工事が成功するか失敗するかは、色選びが大きなカギとなります。

お金をかけていい塗料を選んでも、色選びを間違えると次に塗り替えるまでの10年間後悔することになってしまいます。

そこで今回は色の組み合わせ方のポイントや人気の色の組み合わせ例などをご紹介していきます。

色の組み合わせ方のポイント

色の数は3色まで

塗装工事が成功するか失敗するかは、色選びが大きなカギとなります。お金をかけていい塗料を選んでも、色選びを間違えると次に塗り替えるまでの10年間後悔することになってしまいます。

そこで今回は色の組み合わせ方のポイントや人気の色の組み合わせ例などをご紹介していきます。

色見本を確かめる

気に入る色がある程度決まれば色見本を取り寄せ、確認しましょう。面積効果で失敗しないよう、A4以上の大きさで色見本を依頼しましょう。

また、朝昼夕で色の見え方がどう変わるのかも確認しておきましょう。

周りの景観と調和しているか確かめる

色を決める際には住宅の周りがどんな色や雰囲気で塗装されているかも確認しておきましょう。塗装したい色が明らかにまわりと違う雰囲気であれば、近隣と調和がとれず、浮いた印象になってしまいます。

色の区切り方

・サイディングの切れ目

サイディング外壁で作られた住宅の場合、色の境界線を目立たせないためサイディングボードの切れ目で色分けをすることで全体的にきれいに見えます。

外壁で中途半端な位置で色分けをしてしまうと塗料の境界線が目立ってしまいますので気をつけましょう。

・ベランダ

サイディングの切れ目で色分けをすることと同じように、ベランダだけ別の色で塗ることがあります。

ベランダ部分だけ色を濃くすることで外壁のデザインが単調になることを避けられるでしょう。ベランダ部分が強調されるので見栄えが良くなります。

注意点として、外壁全体に占めるベランダの面積や数によっては外壁全体のバランスが崩れて逆効果となる可能性があります。

人気の配色例

ブラウン×ベージュ

やわらかい目に優しい色の組み合わせは、いつまでも飽きがこない定番の組み合わせです。ブラウンとベージュは、温かみがあり、アットホームな雰囲気を醸し出します。

ホワイト×ネイビー

優雅で上品なイメージにしたい、という方には、ホワイトとネイビーの組み合わせが人気です。洗練された雰囲気とモダンなイメージを作ることができます。また、ネイビーは汚れが目立ちにくいというメリットもあります。

ホワイト×ブラック

清潔感とやさしさのあるホワイトと、高級感のある黒は定番の組み合わせです。モノトーンカラー同士なので万能に相性よく仕上がり、多少個性的なデザインに挑戦しても奇抜になりすぎません。

白・黒ともに汚れが目立ちやすい色なので、その点だけ注意しましょう。

ブラウン×ブラック

ブラックの外壁と、ドアやベランダなど住宅の一部にブラウンを使用したモダンで高級感のある組み合わせも人気です。

ブラウンと黒はナチュラルカラーとモダンカラーでありながらとても相性がよく、取り入れると手軽にカッコいい住宅にできます。

まとめ

外壁と屋根の色を組み合わせる際は、トーンを揃えたり、コントラストをつけたり、自然に溶け込ませたり、箇所によって塗り分けたりするなど、いくつかのポイントがあります。

また、住宅のデザインや周囲の環境にも注意することが重要です。今回紹介した人気の組み合わせ例を参考に、理想の色の組み合わせを見つけて、家を美しく彩りましょう。 

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年12月2日

油性塗料は使わないほうが良い?

外壁塗料は“油性”と“水性”に分けられます。塗料の原料には、顔料、合成樹脂、添加物が含まれており、これらを溶かすために液体である希釈剤が使用されます。

この希釈剤に「水」が使用されている塗料が「水性塗料」、「シンナーなどの有機溶剤」が使用されている場合には「油性塗料」となります。今回は油性塗料についてご紹介していきます。

メリット

・耐久性が高い

油性塗料のメリットは、耐久性が高いことです。外壁の塗膜の劣化の原因の一つとして、紫外線のダメージが挙げられます。

紫外線のダメージを受けることで、外壁に色褪せやチョーキング現象なども発生します。外壁を劣化させる原因の一つである紫外線にも強い塗膜を形成することができます。また、塗料の密着性も高く剥がれにくい塗膜になります。

・艶が出る

油性塗料は、水性塗料に比べると艶も出やすくなります。光沢感があることで新築時のような輝きを取り戻すことができます。光沢感がお好みの方には、おすすめです。

・短時間で乾燥

乾燥時間が短いのもメリットの1つです。雨天には塗装工事ができないため、天気に左右される屋外工事は、乾燥時間が速いのもメリットです。

デメリット

・刺激臭

油性塗料の最大のデメリットは、臭いが発生してしまうことです。希釈剤にシンナーを使用していることが原因で、とても強烈なにおいがします。

乾燥時も有機溶剤が揮発するので、相当な期間臭いを発していることから、ご近所トラブルなども懸念されます。

・引火性

シンナーは引火性が高く、一歩間違えると火災が発生するおそれがあるので、保管場所や管理の仕方に注意する必要があります。

油性塗料が向いている場面

紫外線の影響を受けやすい屋根

油性塗料が特に力を発揮するのが、屋根の塗装です。屋根は一日中強い日差しにさらされるため、紫外線による塗膜の劣化が進みやすい場所です。

油性塗料は耐候性に優れているため、過酷な環境でも長期間にわたって屋根を保護することができます。

屋根用の油性塗料としては、シリコン系やフッ素系の塗料が人気です。

金属素材への塗装

油性塗料は金属素材への密着性が高いとされています。サビ止め効果も期待できるため、鉄部の塗装など、金属素材の多い外壁での使用に最適です。

水性塗料の場合、下塗り材の選定などに工夫が必要となりますが、油性塗料なら工夫いらずで使用できます。

特に沿岸部など、サビの発生しやすい環境での外壁塗装には、油性塗料がおすすめです。

耐久性を重視

外壁塗装で長期的な建物の保護を重視する場合もおすすめです。油性塗料は水性塗料よりも耐久性が高く、外壁を長くきれいに保つことができます。

最近は耐候性や耐久性に優れた水性塗料も数多く開発されていますが、油性塗料の耐久性の高さには依然として魅力があります。

ただし、油性塗料は塗膜が硬くなるため、建物の小さなひび割れなどで塗膜が割れてしまう可能性もあります。

注意点

・環境や身体に影響を及ぼす危険性

油性塗料は塗料を溶かすのにシンナーのような有機溶剤を利用しているため、使用時はシンナー独特の刺激臭が避けられません。

このシンナーには揮発性有機化合物が含まれるため、塗料を準備する際中や塗布している間に大量に吸い込むと健康に悪影響を及ぼします。

シンナーの耐性は人それぞれ違いますが、弱い方ならば塗っている間にシンナー中毒になる可能性があります。また、揮発性有機化合物は大気を汚染します。国でも使用料を削減しようとしている物質であるほどなので、注意が必要です。

まとめ

油性塗料にはメリットやデメリットがあります。一般的には、油性塗料の方が耐久性が高く、屋根のような紫外線・雨風などに晒される箇所への塗装に適しています。

一方で環境や身体に影響が出る可能性のある塗料でもあるので、油性塗料を使用する外壁塗装をご検討の際には、周辺環境や近隣との兼ね合いも出てくるので、業者とよく相談するようにしましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年11月28日

塗料はどんな成分で出来ている?

外壁塗装に使用する塗料は沢山の種類があります。そして種類ごとに特徴があり、耐用年数も違います。

塗料の成分を知っておくと、今後外壁塗装をする際に役立ちます。今回は塗料の成分についてご紹介していきます。

外壁塗料を構成する成分とは

外壁塗装の塗料は、以下の主に4つの成分によって構成されています。

・合成樹脂

・顔料

・添加剤

・溶剤

それぞれを詳しく見ていきましょう。

合成樹脂

合成樹脂は塗料の特徴を決定する主成分です。塗料にどのような合成樹脂に注目することで、塗料のグレードを判断する基準となります。

主な成分は石油を原料とした合成樹脂で、フッ素樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂などの種類があります。

顔料

顔料は、塗膜に色を付けるための成分です。塗料の色は顔料で決まるため、顔料を入れない塗料は無色となります。

塗料に顔料が入っていて塗装したときに色がつくのがエナメル塗料、顔料が入っていないのがクリヤー塗料といいます。

また、顔料の中には塗料を増量したり、さびの発生を防いだりするものもあります。

添加剤

添加剤は塗膜に安定した性能を持たせるための成分です。添加剤にも多くの種類があり、混入する添加剤によって機能が加わり、品質の安定、向上が図れます。

例えば、ツヤ消しやたれ防止、防腐など、その他にもさまざまな機能を持つ添加剤があります。

溶剤

溶剤は他の3成分を溶かすための成分です。溶剤として、シンナーなどの有機溶剤を使ったものを「油性塗料」、水を使ったものを「水性塗料」といいます。

油性塗料は耐久性に優れ、水性塗料はにおいが少なく扱いやすいことなどがおもな特徴です。

塗料のグレードや機能

・アクリル塗料

アクリル塗料はアクリル樹脂を主成分としており、日用品など身近な製品でよく使用されている塗料です。

耐用年数は短いですが、費用も安く抑えられるため、新築の住宅で使われることがあります。

・シリコン塗料

現在最も高いシェアを占めているのはシリコン塗料です。汚れがつきにくいことや自然環境への耐候性が高いのが特徴であり、耐用年数は10~12年となっています。

・ウレタン塗料

ウレタン塗料はウレタン樹脂を成分とする塗料であり、弾性を持つことが特徴です。弾性があることで塗膜が動き、ひび割れを防いでくれます。

アクリル塗料のように耐用年数は長くないため、次回も早めに塗装をする予定がある場合などに使われています。

・フッ素塗料

フッ素塗料は耐用年数が長く、塗り替え頻度を少なくすることができます。一般住宅だけでなく大型建造物での塗装にも使われます。

一般住宅では、紫外線による劣化が激しい屋根を中心に、外壁やシャッターなどに使われることが多いです。

・遮熱塗料

紫外線を反射して効率よく逃がしてくれるのが遮熱塗料。家の中の熱がこもったり室内の温度が上がったりするのを防いでくれる効果があります。

夏には冷房費を節約できるだけではなく、節電効果によりヒートアイランド現象の対策にも貢献できます。

まとめ

外壁塗装を行う際には、外壁材との相性や機能性、デザインなどを考慮しながら塗料を選びます。塗料の成分の違いは、耐用年数とコストの違いでもあります。

安いからと言って耐用年数の短い塗料を選んでしまうと、将来のメンテナンスコストが増大してしまいます。

上記の成分の違いを参考にして、住宅に合った塗料を総合的に判断して塗料を選ぶようにしましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年11月25日

塗料は調色できる?

外壁塗装には、防水・撥水といった機能性を向上させる効果だけでなく、外見を綺麗にするという目的もあります。

せっかく高いお金を払って外壁塗装をするなら、お気に入りの色にしたいですよね。そこで今回は、好みの色を作るために不可欠な「調色」についてご紹介していきます。

調色できる?

調色とは「色を混ぜ合わせて、好みの色を作ること」です。外壁塗装では、メーカーが販売している塗料をそのまま使用することがほとんどで、原則として塗装職人が色を調合して作ることはありません。

外壁塗装などの広い面積を塗る場合は、塗料も沢山の量が必要なので、大量のペンキを、色を現場で調合して、均一な色に作ることは、現実問題としてできないからです。

また、色見本帳には何百種類ものカラー色があって、その番号ごとに、塗料メーカーの会社が色塗料を作っているので、塗装職人が色を調合して作る必要がありません。

調色のメリット・デメリット

メリット

・好みの濃さや淡さの色にできる

・差し色にオリジナルの色を入れられる

デメリット

・販売している塗料よりコストがかかる

・思った通りの色にならない可能性がある(限界色)

限界色

塗料によっては色見本通りの色が出ない場合があります。塗料の種類や色の濃さなどにもよりますが、限界色といって色見本よりも明るい色になって仕上がる場合があります。

また、現在の現場では水性塗料の使用が主流になっているため、水性で濃い色の色出しを行うのはとても難しいです。

思った色にならなかった場合

限界色ではどうしても納得がいかない方もいらっしゃいます。その場合には、別の色にするか、業者に相談して似た色を探すという方法もあります。

また、おすすめではありませんが、水性塗料ではなく油性塗料を使用するという方法もあります。油性塗料は水性塗料よりも濃い色を作ることができます。

しかし、近年では環境問題やお隣へのニオイの影響などを考えて、油性塗料は避けられる傾向になっているため、慎重に検討しましょう。

色の決め方

どのような色で塗装をしたいか、以下の点に気を付けて決めると良いでしょう。

・自然に近い色を選ぶ

派手な色、奇抜な色、個性的な色を選びたい方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に家の色は落ち着いた色にしておいた方が無難です。周りの風景に溶け込むことができ、悪目立ちしません。

・近隣や街並みを見回る

近くの家の外壁を見て、自分の家を塗ったときに違和感がないような調和のとれた色にする必要があります。

また、その他にも家があるところが住宅街か、商店街か、などによって左右されがちなので、近隣だけではなく、街並み全てをじっくり散歩するなどして見回りながら、どういう色にするか考えると良いでしょう。

まとめ

外壁塗料はメーカーが販売している塗料の中から選ぶことがほとんどで、調色は原則できません。どうしても、という場合は業者とよく相談するようにしましょう。

また、色決めも周辺の環境や自然に近い色などを選ぶとうまくいきます。ポイントを抑えながら、納得のいく外壁塗装を行いましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年11月18日

外壁塗装で虫対策!

秋になると虫が大量発生します。家の周りに虫がたくさんいると部屋に入ってきたり、少し外に出ただけで虫刺される可能性もあります。

できることなら虫が家に近寄ってこないようにしたいですよね。実は、外壁塗装で防虫対策をすることができます。塗料には様々な機能があり、防虫効果を持つものもあります。

今回は虫が寄ってくる理由や、防虫塗料についてご紹介していきます。

虫が寄ってくる理由

光やライトに虫が集まってきて飛んでいる所を見たことがありますよね。あの光景は、実は光ではなく「光に含まれる紫外線」に虫が集まって来ているのです。

虫は紫外線がある場所に向かって飛んでいく習性があります。そして紫外線は壁の「色」によってはよく反射されてしまう為、反射した紫外線に虫が壁に集まってくるのです。

また、塗料に含まれている水分や、シンナー・トルエンなどに寄ってくるのではないかと推測されています。

虫の中には触角で食べ物やフェロモンを感知する種類がおり、その一部が刺激臭であるシンナーやトルエンの臭いに反応してしまうようです。

防虫対策

虫が寄り付きにくい色で塗装する

まず、虫が集まりにくい色は黒色・グレー・赤色・ピンク・ブラウンなどです。これらの色は紫外線を反射しにくい色であるため、虫が集まりにくいとされています。

黒色に関しては太陽光を吸収してしまい室温が高くなってしまう傾向があります。逆に虫を寄せ付けやすい色は白、青、黄色、オレンジなどです。

これらは紫外線を反射しやすい色で、紫外線がそこから出ていると勘違いした虫が集まってきてしまいます。

防虫対策

・虫が寄り付きにくい色で塗装する

まず、虫が集まりにくい色は黒色・グレー・赤色・ピンク・ブラウンなどです。これらの色は紫外線を反射しにくい色であるため、虫が集まりにくいとされています。黒色に関しては太陽光を吸収してしまい室温が高くなってしまう傾向があります。

逆に虫を寄せ付けやすい色は白、青、黄色、オレンジなどです。これらは紫外線を反射しやすい色で、紫外線がそこから出ていると勘違いした虫が集まってきてしまいます。

・防虫塗料の使用

飛んでくる虫よけ成分が配合された塗料も開発されています。

これは外壁塗装用の塗料ではなく、虫除けのみに効果がある塗料で、玄関周りやバルコニーの壁面、窓の周りなど、虫の侵入ルートに塗ると効果的です。

また、夏の夜に玄関灯などに集まってくる虫を防ぐ効果があります。

・水性塗料を使用

外壁塗装の塗料には水性と油性の2種類があります。水性塗料は油性塗料に比べて臭いが抑えられるので防虫効果があります。

また、水性塗料は外壁に付着する汚れにも強いという特徴があります。

注意点

理想の外壁とかけ離れていないか

上記でお伝えしたように、外壁の色によって虫の寄せ付けやすさが変わります。しかし、防虫対策を優先するあまり、自分が思い描いている理想の外観とかけ離れていては本末転倒です。

お気に入りの色を選んだ上で虫との相性を知り、必要なら防虫塗料などで対策すれば、見た目と虫よけ対策を両立できます。塗装業者と相談しながら、よく考えて外壁塗装を行いましょう。

虫の種類によって効果が変わる

虫の種類によっても、集まりやすい色は異なります。コバエやガなどは紫外線に強く引き寄せられるため、白などの明るい色に集まりやすい一方、蚊は光の波長で色を識別しているため、黒に引き寄せられる傾向にあります。

このように、暗色系の外壁にしても、虫よけ対策は万全ではありません。そのため、外壁の色による虫よけ対策は、あくまでも気休め程度にとらえておきましょう。虫よけ対策を強化にするには防虫塗料を使用すると良いでしょう。

外の照明

外部の照明も虫を引き寄せてしまう原因になります。これは、蛍光灯が紫外線を発していることが原因です。

もし蛍光灯を使用しているなら、外部の照明を紫外線が発生しないLEDライトに変えてみてください。虫が寄ってこなくなる可能性が高いです。

まとめ

外壁に虫が寄ってくる主な原因は、外壁の色による反射率と塗料の臭いです。つまり、外壁塗装工事で少し工夫することで防虫対策はできます。

家の周りや部屋に入ってくる虫にお悩みの方は塗装業者に一度相談してみましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年11月14日

外壁塗装における鉄部とは

外壁塗装の見積に「鉄部」という項目があると思います。

外壁塗装工事は塗装する箇所を大きく分けると「外壁」と「付帯部」に分けられ、さらに「付帯部」には「木部」や「鉄部」があります。

今回は付帯部の「鉄部」の塗装についてご紹介します。

鉄部とは?

建物には様々な素材の部材があり、住宅の鉄でできている部材を鉄部と言います。

鉄部は定期的に塗装しないと錆びてしまうものもあります。鉄部には以下のようなものがあります。

雨戸、雨袋、シャッターボックス

窓ガラスを外の飛来物から守ったり、防犯や防音、遮光などのためにある建具が雨戸です。その雨戸を収納するのが戸袋といいます。

正面の板は鋼材が使われているので、塗装が必要です。塗装メンテナンスをしないと錆びが生じやすくなります。

錆びは雨戸・戸袋の見た目が悪くなるだけでなく、腐食が進んでボロボロになってしまいます。

窓や玄関についている小さな屋根を庇といいます。雨よけや日差しよけなどの目的があります。

板金が使われているので、鉄部にあたります。こちらも錆を防ぐために塗装が必要です。

笠木

笠木とは、建物の外観を綺麗に仕上げるためのエッジ部分に設置される飾り縁のことです。

バルコニーやベランダ、パラペット(屋上の端部)などの水平になっている上部に設置する材料のことです。

近年ではアルミが主流になっていますが、トタンが使用されている場合は、塗装が必要です。

門扉(鉄製)、フェンス

新品の門扉には塗装がされています。雨や紫外線などにより錆が発生してしまいます。

門扉やフェンス、塀などの敷地内にある構造物はオプション扱いになることがあります。

塗装について

現在使用されている金属製の部材は、スチール(鋼)、アルミ、トタン、ガルバリウム、銅、ステンレスなどがあります。

このなかで、特にスチールとトタンは雨や紫外線で劣化し、錆が発生します。この錆を防ぐために塗装が必要となります。

・塗料の種類

錆止め塗料には、油性系、合成樹脂系、エポキシ樹脂系の3つの主要なタイプがあります。

塗料の性能、職人の作業効率、環境問題の観点から、近年、戸建て住宅で最も使われているのはエポキシ樹脂系の錆止め塗料になります。

エポキシ樹脂は油性系の次に防錆効果が優れており、速乾性もあり、臭いも抑えることができます。

・塗装工事の手順

①ケレンで塗膜、錆の除去

サビによる腐食はもちろん、旧塗膜の劣化も同時に取り除くのがケレン作業です。

錆の範囲が大きいと、ディスクサンダーやワイヤーホイールなど、強力な電動工具を使用してケレン作業を行います。

錆の範囲が狭い場合はサンドペーパーやワイヤーブラシを使用して部分的な錆を落とします。

②下塗り

下塗りではサビ止め用の塗料を施します。

上記でご紹介した塗料が主に使用され、刷毛やローラーを用いて塗装します。

③中塗り、上塗り

中塗りでは下地を保護する塗料を使い、上塗りにも同じ塗料を用います。

塗料の種類は色や価格などさまざまですが、耐久性を求めるのであれば「シリコン塗料」「フッ素系塗料」が主に使用されています。

まとめ

鉄部の塗装は、外壁・屋根の塗装と並ぶほど、外装全体を長持ちさせるために非常に大切な作業です。

外壁や屋根を赤茶色に変色させてしまう錆を、塗料を塗って隠すだけでは、またすぐに再発してしまいます。

雨どいのパーツなど、どんなに細かい鉄部でも、外壁塗装の際にしっかりケレン作業で錆びを落とし、素材に適したサビ止め塗料を塗装しておくことによって、外装全体を美しく丈夫に保つことができます。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

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