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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2024年10月10日

外壁塗装の見積書で見るべきポイント

外壁塗装工事で業者選びを行う際、見積書の金額だけに注目しがちです。「金額が安い」ということはとても魅力的ですよね。

しかし、金額だけでは適切な工事を行ってもらえるか、という判断ができません。そこで今回は外壁塗装の見積書で見るべきポイントをご紹介していきます。

💡見積書のチェックポイント

①塗装の面積や数量が明記されているか

外壁塗装や屋根塗装は、使用する塗料の使用量や、足場、高圧洗浄など、いずれも塗装面積が根拠となって金額が算出されます。

面積が出しづらい部位や工程でも、数量などが書いてあるのが望ましいです。また、面積や数量が書かれている場合でも、実際の数値とかけ離れていないかという点についても確認することが重要です。

②塗料の種類や名前が書いてあるか

重要なポイントとして、具体的な塗料製品が記載されているかしっかり確認しましょう。

塗装会社によっては「シリコン塗装」「フッ素塗料」などの大まかな種類でしか書いてない場合があります。

しかし同じグレードでも価格はピンきりで、メーカーや製品によっても大きく値段が異なります。

③塗装の回数は3回になっているか

塗装には下塗り、中塗り、上塗りの3工程があります。基本的に、外壁塗装は3回塗りが必要なので、見積書にもそのように記載されているか確認しておきましょう。

外壁塗装に3回塗りが必要な理由は、外壁を保護するための塗膜の厚さが1回や2回塗りでは形成できないからです。

塗料は1度に厚く塗ると垂れてきたり乾きにくくなったりする恐れがあるため、十分な性能を得るためには回数を分けて重ね塗りしていきます。

④見積費用が適正価格からかけ離れていないか

平均的な広さの戸建て住宅(約30坪)の外壁塗装をシリコン塗装で塗装する場合の相場価格は、70万円~90万円ほどです。屋根も外壁と一緒に塗装する場合には、80万円~110万円ほどかかります。

塗装工事の価格は塗料によっても異なりますが、上記の相場価格より50万円以上外れているときはしっかり理由を聞いて下さい。

⑤相見積もりをとる

複数の業者に外壁塗装の見積もりを依頼する時には、必ず同じ条件・同じ希望で相見積もりをとるのがポイントです。

各業者によって異なる条件で見積もりを依頼してしまうと、ほかの業者との比較が困難になり、見積もり内容が妥当なのかを判断しにくくなるためです。

相場よりも大幅に安い金額で依頼できるならそれに越したことはないですが、その業者の実績・技術力や対応品質なども考慮した上で、慎重に決める必要があります。

まとめ

外壁塗装の見積はネットで簡単にできるものではないので少し億劫に感じる方も多いと思います。ですが、その間にも外壁の劣化は進行していきます。

大規模な工事が必要になる前に上記でご紹介したチェックポイントを意識しながら見積もりを依頼してみましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年9月30日

ハウスメーカーと地元塗装業者、どっちがおすすめ?

はじめて外壁塗装をする際、どこに工事を依頼するか迷った経験はありませんか?家を建てたときのハウスメーカーや地元の塗装会社に依頼する、といった選択肢があります。

新築で施工してもらったハウスメーカーの外壁リフォームなので安心だと思いがちですが、外壁塗装の価格が高額、専門的な知識があるのか、また施工は正確で丁寧かなど、塗装専門店と比べるとどうでしょうか?

今回はハウスメーカーと地元塗装業者に依頼するメリット・デメリットを紹介していきます。

地元塗装業者のメリット・デメリット

メリット

・費用を抑えられる

地元の小規模な業者さんは社内で職人を手配して塗装を行うことが多く、余計な費用が発生せず費用を抑える効果が期待できます。

大手業者さんに依頼してしまうと、中間マージンが発生し、費用が高くなることがよくあります。

無駄な費用は誰だって望まないはず。中間マージンが発生しない地元業者さんがオススメです。

・地域に合った塗装ができる

地元密着の塗装業者さんは、その地域で生まれ育った方も多く、地域の気候などに詳しいため、地域にあった最適な塗料選び・塗装をしてくれます。

大手業者さんだと、地域性を理解していないことが多く、的外れな塗装をする場合があります。地域に合わない塗装がされてしまうと、1〜2年ですぐに塗装が剥がれる原因にもなります。

また、外壁塗装を専門に扱っているため、知識や経験が豊富な業者が多いです。地元で長い間外壁塗装をやっている業者があれば、信頼できる業者である可能性が高いです。

デメリット

・優良業者が分かりにくい

地元業者と一口にいっても業者さんの内容はさまざまで、質の良い業者さんを見つけるためには情報収集に労力がかかる面があります。

業者さんの中にはまれに悪質な業者が混じっていることがありますので、信頼できる業者さんかどうかをしっかり見極めましょう。

・アフターケア

地元の塗装業者を選ぶ際に注意しておきたいのが、施工後のアフターケアや保証制度です。

最近では小規模な業者さんの中にも充実した保証を設ける業者が増えてきていますが、保証内容にばらつきがあるのが現状です。

また、地元の小規模な業者を選んだ場合には屋根・外壁塗装に保証がついていても、数年後にその業者が倒産したり廃業したりしてしまうと、不具合が起きても対応してもらえないといった場合があります。

ハウスメーカーのメリット・デメリット

メリット

・実績が大きい

大手業者さんを選ぶメリットとして、施工の際や施工後に何か不具合が起きたとき、責任を持って対応してもらえる点が挙げられます。

また、今までの築き上げてきた信頼も高いので、安心して家のことを任せることができます。

・業者探しの手間が省ける

普段から塗装業者に関心を持っていないと、地元にどのような業者がいるのか把握ことは難しいと思います。

ご自身で業者を探して相見積もりをとって比較して…という手間を省くことができ、ご自身の負担を減らすことができます。

デメリット

・料金が高い

地元の業者さんと比べると料金が割高になる点が挙げられます。大手業者さんでは屋根・外壁塗装は下請けの業者に発注することが多く、下請けの会社からさらに別な業者に仕事が回ることもあります。

そのため、余分な費用がかかりがちになるほか、希望がうまく伝わらなかったり、意思決定までに時間がかかったりすることもあります。

契約を行う際の担当者と実際の施工を行う業者の所属が異なるため、伝達事項がきちんと伝わっているかどうか注意しておく必要があります。

まとめ

ハウスメーカーでの外壁塗装、地域の専門業者での塗装、メリットとデメリットをご紹介しました。地元業者と大手業者それぞれで「メリット」も「デメリット」も存在しています。

しかし、一般の住宅やマンションの塗装であれば、以下の理由から地元業者さんが最善だと私は考えます。

外壁を含めて家の色々なところをリフォームしたい、色んな業者を探すのが手間だと感じる方にはハウスメーカー、自分で業者選定がしっかりできる方、価格を重視して考える方には地域の外壁塗装専門の業者をおすすめします。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年9月26日

難付着サイディングとは

「サイディング外壁は塗装が必要」ということはご存知の方も多いと思います。

しかし中には、塗料が付着しにくく塗り替えが難しい、難付着サイディングというものがあることは、あまり知られていません。

何も知らずにそのまま塗装すると大きな不具合が出てしまうため、難付着サイディングかどうかは、塗り替え前に慎重に判断しなければなりません。

今回は難付着サイディングについてご紹介していきます。

難付着サイディングについて

難付着サイディングとは、汚れが付かない様に表面に特殊なコーティングが施されたサイディングボードのことです。

外壁の表面を光触媒や無機、フッ素などでコーティングすることにより汚れに強い、色褪せがしにくい、紫外線に強いといった特徴があり、長期的に外壁を美しく保つことができます。

メンテナンスフリーと誤解されがちですが、一般のサイディングに比べると汚れにくいというだけで、メンテンナスが必要ないわけではありません。

難付着サイディングは、汚れが付きにくいと同時に、塗り替え時の塗料が密着しにくいので、専用の下塗り材を使わずに、一般のサイディングで使用する下塗り塗料を使うと、施工不良が起きてしまう恐れがあります。

難付着サイディングを見分けるには

・チョーキングが起こっていない

建物は、8~10年前後になるとチョーキング現象が起きます。しかし、難付着サイディングの塗膜は耐久性が高いため、10年以上たってもチョーキングがなかなか起きません。

10年前後の建物で、チョーキングが起きていない場合には、難付着サイディングの可能性があります。

・色褪せが起こっていない

日当たりが良い場所は、年数が経つと塗膜の色が薄くなってきます。難付着サイディングは、10年経っても見た目が変わらず、艶・光沢が残っている場合が多いです。

10年経っても色あせせずに、艶・光沢が残っている場合には、難付着サイディングの可能性があります。

・2001年以降に建てられた家

2001年以降に建てられた建物の場合は、難付着サイディングの可能性があります。光触媒などが外壁材に使用され、広がり始めたのが2001年以降だからです。

また、お家を建てられた際に汚れにくいなどとアピールされた場合も、難付着サイディングの可能性は高いです。

難付着サイディングの塗装

難付着サイディングは塗装できないというわけではありません。具体的には難付着サイディングに対応できるように進化した下塗り用塗料を使うことで難付着が解決できます。

付着しにくい外壁材であっても、密着力を上げるシーラーが開発されたことによって、他の外壁材と同様に塗装できるようになります。

ただし、業者が難付着サイディングであることを分かった上で、それに対応したシーラーを使い、適切な施工を行わないと数年で塗膜が剥がれてくる事態になりかねません。従来の外壁材の塗り替えより、業者選びが重要になります。

専用下塗り塗料

上記で説明したように、難付着サイディングだった場合でも、塗装メンテナンスは可能です。

本来は塗装しにくいような素材にも使える、密着力を上げた塗料が開発されていますので、それを使うことで難付着サイディングも通常の外壁と同じように塗装することができます。

具体的には、塗料カタログの適用下地欄などを見て、光触媒や無機系などのボードにも塗装できる、と明記されていることを確認しましょう。

まとめ

難付着サイディングが塗り替え時期に入ってきている時代なので、剥がれるトラブルが増えてくる可能性があります。

家を建てる時に、ハウスメーカーさんから「この外壁は高耐久なので塗り替えは必要ありません」と言われた場合は、難付着サイディングの可能性が高いです。

このような特殊なサイディングボードの塗り替えは、お近くの外壁塗装店にご相談されることをお勧めします。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年9月19日

クリアー塗料を使った外壁塗装

現在の住宅は石目調やレンガ調などのおしゃれなサイディングがよく使われています。

しかし、そろそろ経年劣化が現れていて外壁塗装をしたいけど、塗装で模様を塗りつぶしてしまうのはもったいない、デザインが気に入っているのでそのまま残したい…とお悩みの方はいらっしゃいませんか?

そんなお悩みを解決するのが、クリアー塗料です。今回はクリアー塗料を使用した外壁塗装についてご紹介していきます。

クリアー塗料とは

クリアー塗料とは、顔料を含まない、コーティング(保護)としての機能に特化している透明の塗料のことです。

クリアー塗料は透明であるため、デザインが施されたサイディングボードの上から塗装しても、模様や目地を塗りつぶしてしまわないため、外壁材のデザインを残したまま表面を保護することができます。

メリット

既存の外壁や色をそのまま残せる

上記でもお伝えしたように、クリアー塗料最大のメリットは塗料が透明であるため、外壁の色や柄をそのまま残せるというところです。

外観の印象や色を変えることなく塗り替えを行うことができます。

外壁に艶が出る

クリアー塗料で外壁塗装をすると艶を出すことができます。

外壁に艶が出ることで外壁の色や柄を美しく見せることができます。

クリアー塗料によっては、艶有、3分艶、艶消などが選択できるものもあります。

塗り回数が少ない

クリアー塗料は塗料を塗る回数が色のついた塗料よりも少なく済むという特徴があります。

色のついた塗料を塗装する時は、下塗り→中塗り→上塗りの計3回の重ね塗りが行われますが、クリアー塗料は1層目を塗り、その1層目が乾燥したら、同じクリアー塗料で2層目を塗って計2回の塗装で完成です。

3回塗る色付きの塗料よりも塗装回数も使用する塗料の量も少ないため、クリアー塗料の平方メートルあたりの施工単価が比較的安価になります。

チョーキング現象が起こらない

チョーキング現象とは、劣化現象の一つで、塗膜表面に白い粉が発生し、触ると手に白い粉がつく現象のことです。

外壁表面に現れる白い粉の原因は塗料に含まれる顔料で、顔料がチョークの粉のように白い粉になって外壁表面に現れるようになるのです。

クリアー塗料には色を付けるための顔料がそもそも含まれていないため、塗料が劣化してもチョーキング現象が起こらず、誤って外壁に触れたとしても、白く汚れてしまうことがありません。

デメリット

色付きの塗料よりも早めの塗り替えが必要

クリアー塗料で塗装をする場合、既存の外壁がひび割れや傷、色褪せなどの劣化症状が現れていないことが条件となります。

そのため、クリアー塗料を使用するには外壁に劣化症状が起きる前に外壁塗装をする必要があります。

ひび割れが起きている外壁

クラックとは、上記の画像のように壁にひび割れが起こっていることを指します。クリアー塗料にはクラックの保護機能はないので、塗装してもクラックを塞ぐことはできません。

クラックを補修するにはコーキング材を充填し、適切な下塗り材で処置することが必要です。

補修しないままクリアー塗装をすると補修跡が見えてしまうので、見映えが非常に悪くなってしまいます。

クリアー塗料が使えない外壁がある?

注意しなければいけないのは、クリアー塗料で塗装できないサイディングがあるということです。

1つ目は、劣化が激しい外壁です。劣化が進行して色褪せや汚れ、ひびなどが残っていると、塗装をしても透明なので跡が目立ってしまいます。

2つ目は光触媒やフッ素、無機などのコーティングがされているサイディングは、クリアー塗料を使用してもすぐに剥がれて施工不良の原因になってしまいます。

しかし、近年では上記のようなサイディングにも使用できるクリアー塗料が出てきているので、塗装業者とよく相談して使用しましょう。

3つ目は金属系サイディングです。表面がつるつるしていて密着性が悪くなるため、クリアー塗料を使用できない場合があります。

まとめ

クリアー塗装は現在のお気に入りの外壁のデザインを残すことができるだけでなく、親水性やUVカット機能などで外壁を保護することができるので、人気の高い塗料です。

しかし、外壁の状態や素材によっては、塗りつぶしてしまった方が見映えが良くなったり、クリアー塗装ができなかったりする場合があるので注意が必要です。

クリアー塗料を選択する前に、ご自身の外壁に施工できるかどうか、塗装業者に相談してみましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年9月12日

屋根塗装のDIYはできる?

屋根塗装費用の節約のために、自分でやろうと考える方もおられるのではないでしょうか?

屋根塗装を自分でやると節約にはなりますが、様々なリスクもあるため、それを理解しておくことが大切です。

今回は屋根塗装のDIYについてご紹介していきたいと思います。

屋根塗装の工程

まず、屋根塗装はどのような手順で行うのか見ていきましょう。

①足場を組む

②養生をする

③屋根の下地処理をする(高圧洗浄など)

④塗装をする(下塗り・中塗り・上塗り)

⑤足場を解体する

上記のように足場を設置して~となるとDIYは難しそうですね。

メリット

・人件費が節約できる

・好きな塗料で好きな模様を作れる

・達成感があったり愛着がわいたりする

屋根塗装を自分でやるメリットは業者に支払う人件費を節約することができます。

その分、業者よりも作業効率は悪く、自分の時間は取られるので、基本的には時間に余裕がある人に向いています。

また、DIYが趣味だったり、絵を描くことが好きな人は、好きな色の塗料で模様をつけるなどオリジナルな屋根とすることができます。

時間がかかる分だけ、屋根塗装が終わった後の達成感や愛着がわいてくる可能性もあります。

デメリット

・工期が長い

・転落のリスクがある

・業者が施工するよりも耐久性が低くなる

・ご近所トラブルが起こりやすい

デメリットは、工期・転落リスク・作業効率が悪いなどがあります。プロでも屋根塗装は0にすることはできません。

それを素人が行うということは、転落のリスクが高くなると言えます。また、業者に依頼すると2週間程度で終わる作業も、個人でした場合は数カ月かかります。

それ以外にも、屋根塗装のノウハウはないので、業者が施工するよりも耐久性が低くなります。

例えば、業者の施工だと10年ごとに塗装を行う必要があるのに対して、自分では5年ごとに塗装を行わなければならない可能性があります。

さらに、間違った作業で塗装したために、屋根から雨漏りしてしまい、屋根の耐久性が低下するといったリスクもあります。

まとめ

屋根塗装を自分でやることは、高所作業のため滑落・転落のリスクがありオススメできません。屋根塗装を自分でやるメリットは業者に支払う人件費を節約することができます。

デメリットとしては、屋根塗装のノウハウはないので、業者が施工するよりも耐久性が低くなります。間違った作業で塗装したために、屋根から雨漏りしてしまい、屋根の耐久性が低下するリスクもあります。

屋根塗装はただ塗料を塗るだけではないので、正しい手順で屋根塗装することが重要です。屋根に関してお悩みの方はプラニング・Kまでお気軽にお問い合わせください。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年9月9日

塗料の匂い、いつまで続くの?

塗装工事が始まり、養生の関係で窓が開けられなくなると臭いや空気がこもってしまいます。

これがストレスになり、塗料の匂いはいつまで続くんだろう、と不便に感じる方が多くいらっしゃると思います。

今回は塗装工事中の換気問題についてご紹介していきます。

工事中の塗料の匂いはいつまで続く?

工事が始まってしまうと多くの方が埃や臭いが気になります。塗装作業は、3回塗りでワンセットの工程です。

下塗り・中塗り・上塗りを、それぞれ1日ずつかけて行います。つまり、塗装作業が行われる最低3日間は臭いが続いてしまいます。

しかし、塗装工事中でも、場合により換気は可能です。窓が開けられない状況を避けるための事前準備として、作業員への事前確認、換気扇の利用、養生タイミングの調整などが必要です。

換気をするためのポイント

業者に伝える

工事開始前に、作業員に窓を開けたいことを伝えることが大切です。

たとえば、換気のために窓を少しでも開けておきたい場合や、特定の時間帯に自然の風を入れたいという希望を伝えます。

事前にこのような要望を伝えることで、作業員は養生の方法を調整し、窓の開閉が可能な状態を作ってくれます。

換気扇を使用する

外壁塗装の工事中、窓が開けられない状況でも、換気扇の使用は可能な場合があります。

業者と事前に相談し、換気扇の養生方法を工夫することで、室内の空気を新鮮に保つことができます。

とくにキッチンやバスルームなど日常的に換気が必要な場所では、この対策はおすすめです。

養生のタイミングをずらす

窓を養生するタイミングをずらしてもらうことで換気できるようになります。塗装工事は、家の窓を養生シートで覆うため、窓を開けられず換気が難しくなります。

しかし、工事業者に相談して、養生のタイミングを調整してもらうことで、換気できるようになります。

換気以外の臭い対策

・できるだけ外出する

外壁塗装期間中は、なるべく外出することをおすすめします。期間中は塗料の臭いや作業音など、居心地の悪さを感じる場合があります。

家を空けることで、これらの不快な要素から一時的に逃れ、ストレスを軽減できます。

さらに、工事中は作業員の出入りが多いと、落ち着いて家の中で過ごすことがむずかしいですが、外出することによってそれもなくなります。

・マスクを着用する

工事中、家にいなければいけない場合はマスクを着用しましょう。

マスクは臭い対策だけではなく、健康を守るうえでも重要です。

・水性塗料を使用する

外壁の塗装に、水性塗料を選択することもまた対策の一つです。水性塗料は、塗装時の臭いの発生を大幅に減らすことができます。

さらに、乾燥速度が早いため、工事の進行もスムーズになります。水性塗料は塗装後のメンテナンスもしやすく、環境にも優しい選択肢として高く評価されています。

注意点

体の弱い人は避難!

気管支が弱い方、アレルギーのある方などは、外壁塗装工事中は、長時間建物の中にいるのは避け、空気がきれいな場所に避難しておくことをおすすめします。

特に、赤ちゃんや妊婦の方、足腰の悪い高齢者の方、ペットなど、自力での移動が困難な方は、現場から離れた場所に避難するとよいでしょう。

まとめ

外壁塗装は、換気が非常に行いにくい工事です。しかし、いざ工事がはじまってから換気が行えないことに気づくのと、前もって対策しておくのとでは、後者のほうが工事中のストレスは少なくなります。

工事中に外出の予定を立てたり、臭いが少ない塗料を選んだり、業者に相談して養生方法を工夫してもらったりして、換気対策を進めておきましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年9月2日

ケイカル板の塗装とは?

ケイカル板とは、軒天や室内天井、外壁などに使われる建材のことです。「ケイ酸カルシウムケイカル板」の略で、耐火性に優れている、湿気に強いなどの特徴があります。

ケイカル板を使うのにはどのようなメリットや理由があるのでしょうか?今回は、ケイカル板の特徴やメリット・デメリット、ケイカル板のメンテナンス法などについてご紹介します。

ケイカル板とは

ケイカル板の正式名称は「ケイ酸カルシウム板」で、主に一般住宅などの軒天井材として使用されています。

ケイ酸質原料、石灰質原料、補強繊維を主原料としていて、建物の内外装に使用されている主要な建築材料の1つです。

内装材としては、水に弱い石膏ボードの代わりに、主に水回り部分に利用されていて、トイレの天井や壁などにもよく使われています。

ケイカル板は耐火断熱材であることから、外壁材としても用いられています。

メリット

ケイカルボードは軽く、木材と比較して断熱性が高いメリットがあります。

更に、水に強く、カビが生えづらいので、水回りに使われてことが多いです。

国土交通省認定の不燃建材なので安心して屋根や外壁などに使えるメリットは大きいです。

デメリット

ケイカルボードは、薄いもので数ミリ、厚いもので数センチと幅が広いです。薄いものは割れやすいというデメリットがあるので、施工の際は注意が必要です。

また、ケイカルボードをビスなどで固定する際に、ヒビが入りやすいといったデメリットもあります。

ケイカル板のメンテナンス方法

ケイカル板を塗装した後は、定期的なメンテナンスが必要になり、時期をみて塗り替えを行わなければいけません。

またケイカル板の劣化が激しい場合は、塗り替えでは対処できない場合があり、張り替えが必要になるケースも少なくありません。

素人がケイカル板の状態を正しく判断することは難しいので、専門業者に頼りましょう。

ケイカル板の劣化原因

ケイカル板の劣化原因となるのは、主に以下のようなものがあります。

・紫外線

・熱

・雨や雪、湿気などの水分

・ほこり

・水分の融解と凍結

軒天に使われる場合、照り返しによる紫外線の影響や雨や雪などの湿気の影響などがケイカル板の劣化につながります。

室内の利用ではコンロからの熱やほこりなどが影響します。

ケイカル板を塗装する流れ

清掃・高圧洗浄

まずは塗装する前に、対象部分を綺麗にします。室内の場合は、濡れ雑巾などで汚れをふき取ります。

タバコのヤニのような強い汚れがない場合は、ほうきでホコリを払う程度でも大丈夫です。

屋外の場合は、室内よりも汚れがついているので、高圧洗浄機を使って綺麗にします。

ケレン

ケレンとは、表面を削って滑らかにする作業です。汚れを落とし表面を平らにすることで、塗料がつきやすくなります。

ケイカル板表面の汚れをサンドペーパーなどで落とします。釘の跡などへこんでいる部分があればパテで埋め、でこぼこ面を平らにします。

養生

塗料が他の部分に飛散しないように養生を行います。特に室内では、家具などを汚してしまわないように、細心の注意を払います。

下塗り

次に下塗りを行います。壁際などの部分はハケを、平面の部分はローラーを使って塗ると効率的です。

規定の乾燥時間に注意します。下塗り塗料を塗っておかないと、密着性や耐久性が下がり剥がれの原因になってしまいます。

上塗り

下塗りが十分に乾いたら、上塗りを行います。上塗りは2回に分けて塗るのが一般的で、 1回だけで仕上げるよりもきれいに整います。

まとめ

ケイカル板は外壁と同様、10年に1回くらいの頻度でメンテナンスが必要です。

正しくメンテナンスをして耐久性と美観を維持していきましょう!

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年8月26日

下塗材の種類

外壁・屋根塗装を行う場合には、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本で、1回目に行う塗装を下塗りと呼びます。

下塗り用塗料には様々な種類があり、塗装面に合わせて塗料を選ぶ必要があります。

下塗り塗料を使わずに塗装してしまうと、見た目の仕上がりに影響が出るだけではなく、剥がれや膨れなどの施工トラブルが発生してしまう可能性があります。

今回は下塗り剤の種類と違いについてご紹介いたします。

下塗りの役割

外壁塗装リフォーム工事は基本的に、劣化した外壁で行われます。

その劣化した外壁にいきなり塗料を塗っても、塗料が外装材に吸い込まれてしまって色ムラができてしまったり、外装材と塗料の相性が悪く弾かれてしまったりすることがあります。

塗料の密着性を高める

下塗り用塗料には、塗装面と上塗り塗料の密着性を高める接着剤のような役割があります。

上塗り塗料だけでは密着力が弱く、塗装面にそのまま塗料を塗ったとしても、すぐに剥がれてしまいます。

塗料の吸い込みを防ぐ

劣化が激しい塗装面にそのまま塗料を塗ってしまうと、スポンジのように塗料を吸い込んでしまうため、性能を十分に発揮するために必要な厚みをつけることができなくなってしまいます。

塗装面の吸い込みが多い場合や、1回の下塗りで吸い込みが抑えられない場合は、下塗りを2回塗ることもあります。

下塗用塗料の主な種類

・シーラー

シーラーとは、「密封」という意味のSeal(シール)が名前の由来となっており、密着性を高めることに加え、塗料の吸い込みを防ぐことができる下塗り用塗料です。

・フィラー

フィラーとは、シーラーやプライマーに比べ、ドロドロとした粘り気のある材質をしています。

基本的には、凹凸の模様がある下地材に使用されることが多く、凹凸の激しい下地を平らに均したり、ひび割れが浮き出ないように覆う役割をする下塗り用塗料です。

・プライマー

プライマーは、基本的にはシーラーと同じ役割を持つ下塗り用塗料で、明確にシーラーとの違いが決められているわけではありません。

様々な材質に対応していて、プライマーとして販売されている商品の中には、錆止めの効果を持つものがあるため、基本的には鉄やステンレス、アルミなどの下地材に使用します。

・微弾性フィラー

微弾性フィラーとは、シーラーとフィラー両方の役割を持った下塗り塗料です。塗料の密着性を高めることに加え、細かいひび割れや凹凸を平らに均すことができます。

塗膜が柔らかく伸びる性質があるため、建物の動きに追従し、ひび割れが起こりにくいという特徴があります。そのため、モルタルなどのひび割れが起きやすい下地材によく使われます。

下塗前のチェックポイント

高圧洗浄で下地の汚れを除去

どの外壁も、塗装が必要な時期に差し掛かっていれば、長年の汚れが蓄積しており、汚れやカビがついて通常の水洗いでは取れなくなっていることもあります。

この汚れやカビを無視したまま外壁塗装をしてしまうと、塗装の耐久年数は著しく落ちてしまいます。

外壁・屋根下地に異物が残ったまま、高品質の塗料で塗装しても、下塗り・上塗り塗料が外壁に密着できず剥がれや膨れなどの施工不良を引き起こします。

下地処理が丁寧に行われているか

建物の防水性・防カビ性を高めるという点でも、下地処理は特に重要な工程です。

金属部分はケレン作業(鉄製の外壁や付帯部の表面に発生したサビをやすりなどでこすって除去する作業)をしているか、コーキング打替え作業(サイディングボードの間の目地を埋める作業)があるかどうか見積もりなどで確認しておきましょう。

まとめ

下塗材には、塗料の吸い込みを防ぎ、塗装面と塗料の密着性を高める役割があり、塗装工事の中でも非常に重要な作業です。

業者に見積を作ってもらう際は、下塗材のメーカー名や塗料名までしっかり書いてもらい、確実に下塗りが行われていることを確認しましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年8月22日

外壁のコケを綺麗に落とす!

新築時から10年ほど経過してくると、外壁の汚れが気になってきたという方がいらっしゃいます。

「新築時に綺麗だったのに、なんだか薄汚れてきた…」そんな印象を抱く1つの原因が、外壁に付着したコケです。

コケは美観を損ねるだけでなく、お家の健康状態を悪くしてしまいます。

今回はコケの特徴やコケがついてしまった外壁のお手入れ方法をご紹介していきます。

コケはどうしてできるの?

外壁につくコケって煩わしいですよね。コケはどうして繁殖してしまうのでしょうか。

・日当たり、風通しが悪い

日当たりが悪いと、外壁は常に湿った状態になってしまいコケが繁殖しやすくなります。

また、風通しが悪いと、外壁表面が乾燥しづらくコケが繁殖しやすい環境になってしまいます。

・森や林など植物が周りにある家

植物の胞子などが風で飛来し、外壁に付着することでコケが生える原因となります。

植物の量がわずかであればコケのリスクはそこまで高くありませんが、家の周りに整地されていない雑木林などがあると、樹木側の外壁・屋根でコケが繁殖しやすくなってしまいます。

・水場に近い家

コケは地球上のあらゆる場所に生息していますが、池や川、または畑や田んぼなど、水場が近くにある家は、外壁が濡れやすくコケも届きやすいため、特にコケの被害を受けやすくなります。

コケを放っておくと…

建物内部に水が侵入

コケには、水分が含まれており、そのコケがずっと外壁に付着することで、外壁内部にどんどん水分がしみ込んでいきます。

外壁内部に水分が入ってしまうことで、躯体の劣化や雨漏りの原因になり、最悪の場合リフォームが必要なケースもあります。

コケの増殖

コケを放っておくと、水分を吸ってさらに増殖していきます。

美観性を損なうのはもちろん、常に外壁材が湿った状態になるので建物内部への水の侵入リスクも高くなります。

コケの落とし方

軽度のコケ

外壁の低い位置で軽度のコケが生えている場合は家庭用のコケ洗浄剤を使用してご自身で掃除するだけで充分です。

一般的にブラシかスポンジで擦り洗いする場合が多いですが、固いものでなく柔らかいスポンジ等を選ぶのがおすすめです。

高所にコケがある場合は、家庭用高圧洗浄機や柄の長いモップ等を使用して掃除をしましょう。

それでも手の届かない場所にあるコケは無理をせず、業者に掃除を依頼しましょう。

【重度のコケ】

重度のコケは家庭用洗剤で落とすことは難しいです。また、コケを落とそうと強くこすりすぎると外壁材を傷めてしまいます。重度のコケは業者に掃除を依頼しましょう。

コケの付着予防方法

・外壁塗装

特殊な塗料で外壁塗装をすることでコケを防ぐことができます。

光触媒塗料には、塗料に含まれている酸化チタンが外壁に付着した汚れを浮かせてくれる効果があり、それが雨によって洗い流されるので、綺麗な外壁を長期間保つことができます。

また、環境上どうしてもカビが生えやすい場所に家がある場合は防コケ・防カビ性の高い塗料をすることでコケの発生を防ぐことができます。

・熱湯で外壁を掃除

月に1回程度、外壁のお掃除をしましょう。その際に、水ではなく45度以上のお湯を使うことでコケやカビの菌を死滅させることができます。

まとめ

現状、外壁にコケが付着しているということは、既に外壁が劣化している可能性が高いです。

目視で確認できる症状のほか、触ると手に白い粉が付着するチョーキング現象、黄色や白に変色したコケや藻もあるので注意が必要です。

特に北側の外壁や屋根では、劣化が激しいケースが多いので、お家の北側をよく確認してみてください。

そろそろコケが目立ってきたな、と気づいた際には、コケの除去、外壁塗装を検討してみてはいかがでしょうか。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年8月8日

塩害を塗料でメンテナンス

海の近くに住宅があると海風によって様々な困りごとが出てきます。

例えば、車や自転車がサビやすい、洗濯物が海風でべたべたになってしまった、ということがあります。実は外壁も塩害によって傷んでいます。

今回は塩害で起きる劣化症状を、塗料でメンテナンスする方法をご紹介していきたいと思います。

塩害とは

塩害とは、主に海水・潮風が吹き付ける事によって様々な場所に被害をもたらす事を言います。

最も塩害が顕著に表れる場所は、外壁や屋根に使われるトタンやアルミといった金属素材に生じる「錆」です。

金属を保護する塗装が劣化する事で錆が発生し、たちまち強度を低下させてしまいます。そしてその錆を促進させている一つの要因が「塩害」です。

塩害で起こる劣化症状

・外壁に錆

塗膜が劣化した金属系サイディングに、塩分を含んだ雨水や風が当たると錆びてしまいます。

ガルバリウム鋼板やアルミは錆に強い素材ですが、塗料のコーティングが剥がれると次第に錆びていきます。

・チョーキング

塩分を含んだ雨が外壁に付着し続けると、内陸の住まいより劣化の進行が早くなります。

壁面の劣化初期症状としてチョーキング(樹脂や顔料が粉状になり表面に浮いてくる現象)が起こりやすくなります。

・金属部の錆

サッシや雨戸、戸袋などの鉄部に塗られた塗膜が剥がれると、塩分を含んだ風や雨が当たり、鉄部に錆が発生します。

塩害を塗料でメンテナンスする方法

塩害の放置ではさまざまな建物の劣化を引き起こします。塩害から家を守るには、塗料によるメンテナンスという方法があります。

塩害対策としておすすめの塗料は、「フッ素系塗料」「変性無機系塗料」です。これらの塗料は一般的なウレタン塗料やシリコン塗料と比べ、緻密な被膜を形成することができます。

その細かな樹脂被膜によって紫外線や塩害などから建物を守ってくれます。これらの塗料は耐久性や耐候性があり非常に優れていますが、その分価格も高めです。

また、外壁面を塗装する場合、サッシや雨戸などの金属製の部分も同時に塗装することをおすすめします。外壁部分と金属の付帯部への塗料の耐久性に差があると、先に付帯部が劣化してしまうことがあるからです。

塩害を放置してしまうと…

金属サイディング

金属サイディングの錆が劣化すると、錆び始めた部分にさらに塩分が付着し、腐食が起こります。最悪の場合、サイディングを取り替えるしかないほど錆が進行する場合もあります。

窯業系サイディング・モルタル

沿岸部は内陸部より早く劣化が進むため、チョーキング現象などを放置しておくと躯体部に水が浸透して構造部分が腐ってしまう可能性があります。

金属部の付帯部

鉄部に塗られている塗装が剥げてしまうと内部まで錆が浸透します。放置してしまうと最悪の場合、穴が開き、取り換えるしかないほど錆が進行する場合もあります。

まとめ

塩害は表面的にはまだ大丈夫なように見えても、じわじわと劣化が進行していきます。塩害が引き起こす劣化症状は主に錆で、ひどい場合は金属部に穴をあけることも。

そのため、沿岸部にお住まいの方は、「傷みはじめてからメンテナンスをしよう」と考えずに、「傷むまえにメンテナンスをしよう」という意識を持つことが大切です。

また、家の寿命を長く保つために、塩害対策は専門の業者に相談することをおすすめします。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

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