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2026年7月13日
付帯部について知る
付帯部、というと何を思い浮かべるでしょうか?
あまりなじみがないワードだと思う方もいらっしゃるかもしれません。

外壁塗装における【付帯部】とは、屋根や外壁以外の細かいパーツの総称となります。
付帯部も外壁と同じように定期的な点検やメンテナンスが必要です。
今回は付帯部と、そのメンテナンスについてのお話しです。
◇付帯部の主な種類と役割・メンテナンス
雨樋
<役割>
屋根の先や外壁に設置されており、屋根に降った雨水を集めて排水する役割をもつ。
劣化すると水漏れや雨水があふれ出す原因となる。
<メンテナンス>
年1~2回程度清掃を行う。また、外壁塗装のタイミングで塗装などをする。
破風板
<役割>
屋根の先端・側面の板のことを指す。強風や雨から屋根材を守る。
<メンテナンス>
塗装、もしくは傷んだ木部をガルバリウム鋼板等で覆う板金巻きを行う。
劣化の状況によっては交換となる。
軒天
<役割>
屋根やベランダの裏側の天井部分を指す。湿気がたまりやすく、カビが発生しやすい。
<メンテナンス>
透湿性と防カビ・防藻性に優れた塗料を重ね塗りしたり、既存の軒天材の上に新しい軽量な軒天ボードを重ねて張ったりする。劣化具合によっては交換となる。
幕板
<役割>
外壁の1階と2階の境目やベランダの外周などに取り付けられる帯状の板。
外観のアクセントなどデザイン性を高める化粧材として使用される。
<メンテナンス>
塗膜が剥がれている場合は塗装、割れや欠けが発生している場合は交換やカバー工法でのメンテナンスが必要となる。

雨戸
<役割>
窓の外側に設置される板状の戸を指す。
台風時の飛来防止や防犯・目隠しなどの役割を持つ。
<メンテナンス>
素材によってメンテナンス方法が異なるが、おおよそ10~15年に一度メンテナンスをすることが理想。外壁塗装と同時のタイミングで行うと足場代がまとめられるため経済的である。
戸袋
<役割>
雨戸を収納するため、壁に埋め込まれているスペースのこと。
雨戸を風雨や紫外線による劣化から守る。
<メンテナンス>
雨戸と同じく、外壁塗装と同じタイミングで行うと効率的である。塗装による保護や清掃を行う。
水切
<役割>
外壁や窓枠からの雨水を軒先・野外へ排出する役割を持つ金属製部材のことを指す。
雨水の侵入を防ぎ腐食などから守る重要な部分である。
<メンテナンス>
外壁塗装と同時に錆止めや塗装メンテナンスを行うことが推奨される。放置すると腐食やシロアリ被害に繋がる可能性があるため、定期的な点検や適切なメンテナンスが必要である。
庇
<役割>
窓や玄関ドアの上部に突き出た小さな屋根のことを指す。雨除けや日除けの役割となり、雨漏りや汚れの付着を軽減したり室内の温度上昇を抑制したりする。
<メンテナンス>
庇も外壁塗装と同時に行うことが基本。素材や劣化状態に合わせて、塗装やコーキング、また劣化が著しい場合は交換などを行う。
◇まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段何気なく目にする付帯部、さまざまな役割がありましたね。

メンテナンスは外壁塗装と同時施工にすると、別で施工するよりも経済的です。
しかしお住まいの地域によって劣化具合はさまざまになりますから、『外壁塗装と一緒でいいや』ではなく、気になることがあれば専門業者に確認してもらうことが安心でしょう。
2026年7月9日
ペットと外壁塗装
ペットがいても外壁塗装はできるのか?影響はないのか?
外壁塗装をご検討中でペットを飼われている方、不安要素のひとつではないでしょうか。
猫や犬といったペットを飼っていても、外壁塗装をすること自体は可能です。

とはいえ、人間より臭いや騒音に敏感な猫や犬たち。
塗料のにおいで具合が悪くなってしまったら?誤って舐めてしまったら?
知らない人が出入りすること、いつもと違う物音がすること、塗料以外から感じるストレスだって、もちろんあります。家族の一員である大切なペット、工事を行うにあたってあまりストレスはかけたくないですよね。
今回はペットの安全を守るために気を付けること・対策できることのお話しです。
◇気を付けること・対策できること
塗料の匂い・成分に気を付ける
☆有機溶剤系を避け、低臭・低VOC塗料・水性塗料シリコン系塗料等の塗料を選択する。
水性シリコン系塗料は水を希釈して使用するシリコン樹脂配合の塗料です。
臭いが少なく安全性が高い塗料になります。環境や人体にも優しいといわれていますので、ペットのいるお家でも少し安心できそうですね。
また、耐候性・防汚性が高く、防カビ・防藻性も備えています。
低VOC塗料は健康や環境に有害なVOCの含有量を30%以下に抑え、臭気も少なく安全性に優れた塗料です。

水性塗料が一般的で、シックハウス対策として選ばれることもあります。ペットへの健康被害を最小限に抑えてくれるでしょう。
そして、塗装作業中は窓を閉め切り、部屋に臭いが入らないように配慮が必要です。
?VOCとは?
VOC=揮発性有機化合物。塗料・接着剤・インク、またガソリンなどから揮発し気体となる有機化合物の総称である。一部のVOCは大気汚染の原因となることより排出量を抑制のための規制や制度が設けられている。
誤飲や付着に気を付ける
☆塗装中から乾燥中の間は特に現場に近づけないよう注意!
窓は閉めきって、室内の安全な場所に避難させることが必要です。
その期間だけでもペットホテルのような信頼できる場所に預けることも選択肢のひとつでしょう。

室内環境に気を付ける
窓を閉めることや養生を行うことの影響で、室内の環境もいつもと違うと予想されます。空気清浄機を活用するなどして、室内環境にもより気を配る必要があります。
また、室外機を養生すると冷暖房が使えない期間がでてきます。
季節にもよりますが、冷暖房が使えず室温管理に影響が出ると良くありません。
エアコンが使えるような養生方法にしてもらうなど事前の相談が必須になります。
騒音に気を付ける
足場を設置する・解体する時や高圧洗浄の音、またひび割れを修理する際に使用するサンダーの機械音などにびっくりしてしまうペットは多いです。
普段耳にすることがないような音は、わたしたちだってソワソワしちゃいませんか?
音に敏感なペットは人よりもストレスを感じてしまいます…。
特に騒音・振動が激しい作業の時間帯は、お散歩に行ったり、信頼できる家族・親戚の家などに避難させてもらったりするなど、家から連れ出すことも検討しましょう。
◇まとめ
☆見積りの段階でペットがいることは必ず伝える
☆ペットにも人にも優しい塗料選びを相談
☆音や臭いが気になる作業の期間は現場から離れることも検討
☆食欲不振や嘔吐、普段とは違う鳴き方などがある場合は病院へ
環境の変化・予測不可能な出来事に敏感で、こういった変化は不安やストレスを与えてしまう可能性が大きいです。工事期間中はペットホテルを利用したり、信頼できる家族や親戚に預けたりすることも対策方法のひとつです。
しかし、長期間慣れない場所に預けられることのほうがストレスになってしまう子もいますから、性格に合わせてさまざまな対策を検討すると良いでしょう。

また工事期間中はペットを残して長時間出かけることはできるだけ避けたいですね。
一緒にいることでペット自身も安心できるでしょうし、ストレスや体調の変化を見逃さないためにも気を付けたいところです。
業者と事前に相談して、しっかり対策を講じて大切な家族を守りましょう!
2026年7月6日
断熱塗料と遮熱塗料の違い

外壁塗装について調べたことのある方、
『断熱塗料』
『遮熱塗料』
このワードを目にしたことがあるのではないでしょうか。
夏の暑さ対策や冷房費削減などのワードがセットで出てくることが多いですよね。
さて断熱と遮熱、よく似た言葉に見えますが、何が違うのでしょうか?
断熱:外部との熱の出入りを遮ること、熱が伝わらないようにすること
遮熱:外部の熱が入り込まないようにすること、また熱が外に漏れないように遮ること
それぞれの言葉の意味はこのようになっています。似ているようで違いますね。
それでは塗料に当てはめてみると、どんな違いがあるのか?
今回は断熱塗料と遮熱塗料についてのお話しです。
◇それぞれの特性
断熱塗料
・熱伝達が低く、熱も反射。熱の移動を抑える。
・夏は太陽光の侵入を防ぎ、冬は室内の熱を逃がしにくくする。
■家の中の温度を逃がさず、外から伝わる熱の量を減らす
効果:オールシーズン室温を安定させる、エアコンの稼働を抑えられる。
室内外の温度差を緩和し、カビの原因となる結露の発生を抑える。
費用:一般的な塗料に比べ費用は高め。
遮熱塗料
・熱を跳ね返す。
・夏、室内の温度上昇を防ぐ。
■太陽光を反射させ熱を吸収しないようにする
効果:建物内部に伝わる熱量を減少させる、冷房費用の削減につながる。
費用:断熱塗料と比べると、費用は抑えることが出来る。

◇共通点
■屋根や外壁に塗ることで熱による建物内部の温度上昇を抑える
■夏の省エネ・冷房費削減の効果がある
どちらも表面温度を下げ室内の暑さを緩和し冷房費削減の効果をもたらす、という点は似ていますね。
◇まとめ

似ている所もあり、仕組みや効果に違うところもあり…
結局どちらがいいの?といいますと、どちらかが圧倒的に秀でているというものではありません。
お住まいの地域環境やライフスタイルにより適するものは異なりますし、塗料もさまざまな種類があります。
それぞれの特性や予算も踏まえて専門業者に相談しながらよくご検討いただくことで、快適かつ安心の住まいづくりにつながることでしょう。
2026年7月2日
ベランダの劣化が気になったら
洗濯物を干したり、ベランダ菜園をしたり…
ベランダは日々の生活の中でなにかと見ることの多い場所ではないでしょうか。

そんなベランダ、ひび割れや錆付き・水がよく溜まるようになった、なんてことが起こると心配になりますよね。
家の中ではなくベランダだし…と最初は小さなトラブルに見えても、雨漏りなど、大きなトラブルにつながる恐れがあります。
ですので、気になる点があった場合は早めに点検や修理を行う必要があります。
今回はベランダの劣化サインや修復についてのお話しです。
◇ベランダの劣化はいつ頃から?
おおよそ、外壁と同じように8~15年であると言われています。
ベランダと住宅の外壁が同様の塗料を使用している場合、基本的には住宅の外壁と同じ耐用年数となります。
お住まいの地域によって多少の変化はあるので必ずとは言えませんが、劣化のスピードとしては大体同じくらいであることが多いでしょう。
逆に違う塗料であった場合は、外壁とベランダそれぞれ違う耐用年数の可能性もあります。
外壁がまだまだキレイだからベランダも大丈夫!というわけにはいかず、少し注意が必要かもれません。
◇ベランダの劣化サイン
■色褪せ・チョーキング現象・軽微な汚れ
チョーキング現象は塗膜の劣化サインであり、保護機能などが落ちてきていると考えられる。
→表面の保護塗料の塗り替え
■ひび割れ・剥がれ・膨れ・水たまり・カビ
ひび割れは広がりやすく、外壁材から建物全体に水が入り込んでしまう恐れがある。
そこから腐敗といったトラブルにつながる。
水が溜まりやすいと、カビや苔が繁殖しやすくなり劣化の原因となる。
→防水層の補修を伴う防水工事
■雨漏り・下地の腐食
→下地調整~全面的に防水改修工事

◇DIYで補修はダメ?
ベランダくらいなら自分でできるかも…!
と、DIYを検討される方もいるのではないでしょうか。
しかしリスクが伴うため、手の届く範囲とはいっても専門業者に依頼することを推奨します。
■リスク①下処理が難しい
水たまりのできる原因・目に見えない雨漏りの原因など、素人判断で直すことが非常に困難である。
■リスク②防水層の知識
防水工法に合わない塗料を塗ってしまうと逆に劣化の原因となる。
■リスク③保証対象外となる
保証の対象だったはずが、DIYで失敗してその後業者へ依頼した場合、かえって高くつく場合もある。
◇まとめ

少しの傷みも、放っておいたら大きな劣化やその後の工事に繋がってしまいます。
定期的な点検やメンテナンスを行い、劣化が小さなうちから修繕できたらより安心ですね。
セルフチェックでは分からない部分もあると思いますから、気になることがあれば専門業者に相談だけでも行うと良いでしょう。
2026年6月29日
屋根塗装のタイミング
外壁は目に入る位置にあるけれど、屋根はなかなか見ることはできないですよね。
そうすると劣化のタイミングというのは、なかなか分かりづらいものです。

屋根の塗り替え時期は、築8~10年、もしくは前回の塗装より8~10年が目安と言われています。
ただし年数がそこに到達していないとしても、劣化のサインがみられた場合には塗り替えを検討する必要があります。
◇いつ塗り替えたらよい?
塗り替えサイン
■色褪せ
劣化の初期段階であり、すぐ塗り替えが必要でない場合が多いが、定期的に劣化の進行具合を気にする必要がある。
■チョーキング現象
さわると手に白い粉が付く。
■苔・カビの発生
塗料の劣化により、水分を含みやすくなり苔やカビが発生してしまう。
高圧洗浄で除去できる場合もあるが、それでも落ちなかった場合は塗装の検討が必要。
■ひび割れ
スレートのひび割れ。
細かいひび割れでも室内へ雨水が侵入する恐れがあるため早めの補修が必要。
■錆
トタンのような金属屋根に錆は発生する。
錆は進行すると屋根材に穴が空く可能性があるので速急な対応が必要である。
これらのような症状がみられた場合、塗料の防水効果が切れているサインといえるでしょう。

屋根材別の塗り替え時期
■スレート…8~15年
■トタン…7~10年
■ガルバリウム鋼板…10~15年
■セメント瓦…10~15年
■日本瓦…塗装不要※ただし漆喰の補修などは必要である
2回目以降の屋根塗装については塗料の耐用年数で決まるため、上記とは年数が変わる可能性がありますが、やはり一般的には8~15年が目安で塗り替えが必要となるでしょう。
◇屋根塗装をしないとどうなる?
屋根塗装をせず放置した場合どうなるのか?
雨水が内部に侵入し雨漏りを起こしてしまいます。
その結果、建物内部を傷めることになるのです。
本来であれば屋根の塗装だけで済んでいたはずが、屋根の取替や既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねて張るなど、より大掛かりな工事となってしまう恐れがあります。
住居全体にかかわる、大事なメンテナンス箇所のひとつなのです。
◇まとめ
お住まいの地域・気候や周辺環境により、劣化のスピードは変わります。

また屋根は実際にみて確認することが難しい場所ですから、少しでも気になる症状が出た場合には、業者に屋根の劣化状況を判断してもらうことが一番でしょう。
定期的な点検やメンテナンスがお住まいの安全と美観を守ります。
2026年6月25日
ケレン作業について知る

外壁や付帯部の塗装におけるケレン作業とは、塗料を塗る前に行う下地処理工程のうちのひとつです。
錆・旧塗膜などを除去する工事を総称してケレンといいます。
錆や古い塗膜・汚れを削り落とし、新しい塗料がきちんと密着するように表面を整える作業がこのケレン作業であり、重要な工程のひとつです。
◇ケレン作業、何のため?
■密着性の向上
滑らかな表面にヤスリなどで細かい傷をつける。
そうして塗料が食い込みやすいようにし、剥がれを防ぐことが出来る。
■旧塗膜・錆を除去
剥がれかけている古い塗料や金属部に発生した錆などを取り除き土台をリセットする。
■耐久性の確保
塗料の耐用年数の約半分はケレン作業の質で決まるといわれている。
仕上がりと寿命に大きく影響をあたえる。
塗料の本来の耐久性を維持するためにも重要な作業となる。
■美観の観点
凹凸のある錆や旧塗膜の上から塗料を塗ってしまうと、きれいに仕上がらない可能性がある。
美観の観点からもこのケレン作業が重要であると考えられる。

◇作業内容
■養生
↓周囲を汚さないよう養生、作業箇所のゴミなどを綺麗に取り除く。
■ケレン
↓ワイヤーブラシ・サンドぺーパー、工具などで錆や旧塗膜を削り落とす。
■清掃
粉塵・削りかすなどを吹き飛ばす。
必要に応じてアルコール・溶剤等で油分を拭き取る。
ケレン作業は必ず必要なの?
いえ、実は外壁塗装時にケレンが必要な場合とそうでない場合があります。
ではどういった場合に必要で、どういった場合に不要なのでしょうか?
■ケレンが必要
・錆が発生している
・剥がれかけの旧塗膜や膨れている旧塗膜が残っている
錆や旧塗膜を除去する必要があると、ケレン作業は必要となります。
■ケレンが不要
・錆が発生していない
・剥がれかけの旧塗膜や膨れている旧塗膜が残っていない
付着力の弱い旧塗膜は高圧洗浄の時点で除去できることもあります。
したがって錆や付着力の弱い旧塗膜が残っていない場合には除去する必要がないため、ケレン作業は不要となる場合があります。
◇まとめ
ケレン作業は塗料を塗る前に行う重要な工程です。

どんなに高級で高性能な塗料を使用したとしても、ケレン作業が不十分だった場合、本来の性能は発揮することができないでしょう。
塗料の本来の耐久性と耐用年数の維持、そして仕上がりの美しさにまで関わっているんですね。
土台がとても大切、見えない部分こそ丁寧に…
わたしたちもお客様が安心・安全にお過ごしいただけるよう、すべてのことを大切に、全力を尽くします。
2026年6月22日
錆止め塗料って何?
錆止め塗料、みなさま聞いたことありますか?
外壁塗装における錆止め塗料とは、金属サイディングや鉄部などを錆から守るための下塗り材を指します。
錆が発生する原因が何かご存知でしょうか?

金属の表面に酸素や水分などが付着し、酸化や還元などの反応により、錆は発生します。
そのため、錆止め塗料を塗布することで空気や水分を遮断し、金属の腐食を防ぐことができる…というわけなのです。
錆を防ぐことで劣化を防ぎ、また景観を良くすることにも繋がります。
塗膜にチョーキング現象やヒビ割れ・剥がれといった塗膜の劣化サインがみられた時は、錆止め塗装を検討すべきタイミングでしょう。
水分の付着による錆の発生を防ぐためにも、この時点での錆止め塗装が安心です。
◇錆止め塗料の種類
■エポキシ樹脂系
下地ヘの密着性が高く、防錆効果が優れている。合成樹脂と比べると紫外線に弱い。現在の主流。
■油性系
塗装の膜が厚く付着性と防錆性が高い。防錆力はあるが、乾燥に時間がかかる傾向。
■合成樹脂系
紫外線に強いことが特徴。油性に比べ表層が薄くすぐに乾くが、防錆力は少し劣る。
上塗り塗料との相性も大切!
錆止め塗料と上塗り塗料の相性が悪いと剥がれの原因となってしまいます。
同じメーカーのシリーズで揃えるなど、ぜひ相性も気にしたいところです。

色の選び方
赤さび色が一般的でありましたが、近年色のバリエーションが増加中です。
<よく使用される色>
■赤さび色
仕上げ塗装が黒や茶色のように濃い色であった場合によく使用される。
■白
仕上げ塗装が白やベージュといった明るい色の時によく使用される。
■グレー
白と同様、仕上げ塗装が明るい色の時によく使用される。金属の色に近いため目立ちにくく自然な仕上がりが期待できる。
ブルーやグリーンといった色味も出てきていますから、上塗り塗料の色や塗布対象との相性を考慮し選んでいきたいですね。
◇錆止め塗装の手順
高圧洗浄→ケレン→養生→錆止め塗装→中塗り→上塗り
ちなみに、たくさん塗り重ねたらそれだけ耐久性があがるなんてことはありませんから、適切な量を正しく塗布することが大切です。
厚塗りしすぎると逆に剥離の原因となってしまいます。
ケレン作業が必須!
錆が発生している場所にそのまま塗料を塗ることはよくありません。
そのまま塗ると内部で錆が進行し、早期に剥がれてしまう恐れがあります。
そうならないために、ヤスリや電動工具で古い塗膜や錆を落とす必要があるのです。
◇まとめ
錆は金属が脆くなってしまう原因のひとつです。

脆くなり機能を低下させるだけでなく、美観にも影響します。
建物の金属サイディングや鉄部などを長持ちさせるためと美観を維持するために、錆止め塗装は欠かせない工事なのです。
また錆止め塗料はホームセンターでDIY用のものを見かけることもありますが、より確かに・効果的にとなりますと、DIYで行うよりも、やはり専門業者に依頼することがよいでしょう。
カテゴリ:塗装工事
2026年6月18日
断熱塗料ってどんな効果があるの?

家全体が熱をもっていて、なんだかエアコンの効きが悪い…
これからの暑い時期、こういったお悩みが増えますよね。
そういえば対策のひとつに断熱塗料なんて聞くけれど、
それって一体どんな塗料?
外壁塗装について調べたことのある方、一度はこの塗料の名前を目にしたことがあるのではないでしょうか。
今回は断熱塗料についてのお話しです。
◇断熱塗料の正体とメリット
断熱塗料とは熱伝導を抑える、断熱効果のある塗料です。
そういった機能により、建物の温度を快適に保つことが出来るのです。
室内を快適な温度に保つ
断熱塗料は室内と室外の熱移動を抑制する効果があります。
それにより、熱の移動が緩やかになることで室温を快適に保つことができます。
熱を抑えるほか、太陽光線の反射性能も備わっています。
特に気温が高くなる夏場、遮熱効果により室内を快適な温度に保つことに有効です。
室内と室外の熱移動を抑制する特性から、冷暖房の効果を高めることも期待できます。
夏は太陽光の熱を反射・放熱し、冬は室内の熱を外に逃がさない…
太陽光が屋内に与える影響を抑えてくれるのは助かりますね。
節電効果を発揮する
夏場は太陽光の反射や熱伝導を抑制することにより、熱による室温上昇を抑えます。
また暖房器具を室内に設置する冬場は、室内の温かさを逃がさないことで室温低下を防ぎます。
結果として冷暖房効率が向上することで消費電力は減り、節電効果が期待できるのです。
結露防止
結露の原因は外気により冷えた壁面と室内の温度差にあります。
そこで断熱塗料の塗布により、壁面と室温の差を小さくすると結露の防止を期待できるのです。
結露によって発生するカビは建物や住む人の健康に被害を与える可能性があるので注意が必要です。
しかし塗装だけで完全に防ぐことは難しいです。
換気不足も結露の大きな原因となります。
そこで適切な換気と組み合わせることで、より効果を得ることができるでしょう。
赤外線を対策
太陽光と言えば紫外線のイメージが強いですよね。
でも紫外線は熱を持っていない光なんです。
熱を感じるのはもっと別の要因があります。
太陽光に含まれる赤外線、これは目には見えませんが【熱】として伝わる光線です。
断熱塗料にはその赤外線から吸収した熱を伝えにくくする働きがあります。
中空セラミックビーズなど特殊な微粒子が断熱塗料には含まれており、このビーズが集まり空気層ができることから断熱性が高まります。

◇デメリット
艶のないマットな仕上がりになることがほとんどです。
サンプルをしっかり確認し、思っていた雰囲気と違った…なんてことにならいよう注意が必要です。
また建物の条件・立地や間取りによっては効果を感じづらいこともあります。
費用も他の塗料に比べると高価なことがほとんどですから、建物に適しているかどうか、専門業者にしっかり相談することをおすすめします。
◇まとめ
大きな魅力は一年中快適な室温を維持することに役立つというところです。
夏は猛暑、冬は酷寒である日本では需要が高まりつつあります。

しかし性能や耐久性が高い分、価格も高めとなります。
予算を考慮し、建物に合うかどうかも事前にしっかり調査する必要がありますね。
そうすることで、今まで以上に快適な住環境が得ることができるでしょう。
2026年6月15日
塗膜ってどういうもの?
【塗膜】
これは外壁塗装のことを調べていたらよく目にするワードのひとつではないでしょうか。
では塗膜とはいったい何なのか?
今回は塗膜についてのお話しです。
◇塗膜について知る
外壁塗装においての【塗膜】、これは塗料を外壁に塗り重ねて乾燥・硬化させた薄い膜のことを指します。
塗膜の役割

保護機能・劣化防止・美観維持
雨水や湿気の侵入、紫外線といった外部環境から建物を保護します。
塗膜の防水性により建物の腐食やひび割れを防ぐことや、美観の維持といった効果を持ちます。
正しく塗装
塗料が規定より薄く塗布された場合、塗膜が薄くなり本来の性能を発揮できません。
では厚ければよいかというと、そういうわけではありません。
厚みがありすぎると硬すぎて割れてしまうこともあるのです。
適切な厚みで塗膜を形成する、それが機能性を発揮させるポイントとなります。
正しい工程と正しい塗布量といった、正しい施工方法が非常に重要なのです。
塗膜の形成
塗膜の形成には、下塗り・中塗り・上塗りと3度塗りが基本です。
下塗り:外壁材と上塗り塗料を密着させる接着剤のような役目。
外壁材の塗料吸い込み防止、下地の補強。
中塗り:仕上塗料の1回目の塗装。下塗りの乾燥後に行う。
塗膜にじゅうぶんな厚みをもたせ、防水性や耐久性を出す。
上塗り:仕上げの最終工程。中塗りに重ねて同じ塗料を塗布する。
ムラのない均一な塗膜を作り、美観と保護機能が備わる。
塗膜の劣化サイン
・チョーキング現象
・クラック(ひび割れ)
・塗膜の剥がれや浮き
塗膜の耐用年数は使用する塗料により異なります。
上記のような症状が現われたら塗膜の機能が低下しているサインです。
再塗装を検討するタイミングとなるでしょう。
◇まとめ
塗膜は建物を長持ちさせるためにとても重要です。
丁寧な工程での施工・定期的なメンテナンスを行うことで塗膜の効果を長期間維持することが可能となります。
そして塗膜の効果を長期間維持することで、建物の良い状態を保つことに繋がります。
建物の価値を高めるうえで欠かせないものとなるのです。

そろそろ劣化してきたかも?など気になることがありましたら、是非一度ご相談ください!
安全で快適な暮らしのお手伝いができたらと思います。
2026年6月11日
外壁塗装の下地処理って何のこと?
外壁塗装の「下地処理」、これは一体どんな作業なのか?
下塗りとはまた違うの?
実は下地処理、外壁塗装の耐久性や美観を保つために非常に重要な工程となります。
今回は外壁塗装における下地処理のお話しです。
◇下地処理とは?
まず、外壁塗装での下地は、塗装する外壁本体やその上の古い塗膜のことを指します。
塗料を塗る前に外壁の傷みを整え、塗料が密着しやすくする、それが下地処理です。
この工程を怠ると、塗料のひび割れや剥がれが起きる原因のひとつとなります。
下地処理の項目
高圧洗浄:汚れ・カビ・苔・チョーキングした古い塗膜などを洗い流す。
ひび割れ補修:ひび割れにシーリング材などの補修材をすりこみ、補修する。
ケレン作業:旧塗膜や錆を除去する。
目地補修:目地にある古いシーリングを撤去し充填し直す。
主な流れは高圧洗浄などで汚れを除去→ひび割れを補修→ケレン作業→目地補修です。
部位や劣化状況により、行う作業はさまざまとなります。
下地処理は外壁塗装の工程の中でもかなり重要となる工程です。

◇下地処理をしないとどうなる?
では、下地処理を行わず塗装をした場合、どうなってしまうのでしょうか?
ひび割れ:補修をせずひび割れの上から塗装した場合、塗りたては目立たないがやがてまた割れてしまう。塗料では補いきれずにひび割れが再発する。
塗膜の剥がれ:高圧洗浄等の工程で汚れの除去が十分でなかった場合、塗料の密着がうまくいかず数年のうちに剥がれてしまう可能性がある。
色ムラ:下地が塗料を吸い込んでしまい、仕上がりが均一にならない恐れがある。
下地処理が不十分ですと、どれだけ綺麗に塗装をしても塗料の効果は最大限に発揮されず、劣化も早まってしまいます。
◇下地処理と下塗りの違い
下地処理は塗装する面の汚れやひび割れを補修し整える、いわば土台作りであり、下塗りはそうして整えた上に専用の塗料を塗って密着性を高める工程となります。
【下塗りとは?】
下地処理が終わった面にローラーなどを使用し、下塗り材剤を均一に塗布する。中塗り・上塗りで使用する塗料と壁材を密着させる糊のような役目があり、また塗料の吸い込みを防ぐ。
どちらも塗装を長持ちさせるために欠かすことのできない作業、という点は共通していますね。
◇まとめ
外壁塗装の仕上がりを左右する下地処理。

下地処理を怠ると、どれだけ高性能な塗料を使用しても効果は十分に発揮できません。
建物の劣化状況に合わせた下地処理はとても重要な工程ですね。
塗装後の耐久性や美観、快適で安心なお住まいでの暮らしを支える下地処理、この機会にぜひご認識おきくださいね。




























