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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2025年6月30日

防水工事中はベランダが使えない?生活への影響と対策

外壁塗装や防水工事を検討している方の中で、特に多い質問がこちら。

「ベランダの防水工事中って、洗濯物はどうしたらいいの?」
「ベランダが使えない期間ってどれくらい?」

実際、防水工事は生活に少なからず影響を及ぼします。今回は、工事中のベランダ使用制限の内容や、その間の生活を快適にするための対処法についてわかりやすく解説します。

工事中はベランダが使用できないのが基本

まず結論から言うと、防水工事の間はベランダの使用ができません。これは安全面と施工品質の両方の理由からです。

主な理由としては

防水材の乾燥・硬化を妨げないため

作業中の立ち入りによる危険を避けるため

塗膜を傷つけないようにするため

防水工事では、ウレタンやFRPなどの材料を複数回に分けて塗布します。これらは乾燥するまで数時間〜数日間かかり、その間に歩いたり物を置いたりすると、塗膜の性能が落ちたり、剥がれの原因になったりします。

使用できない期間の目安

ベランダの広さや施工方法にもよりますが、一般的な工期は以下のとおりです。

・高圧洗浄~下地処理         1日

・防水材の塗布(2~3回)       2~3日

・乾燥の養生期間           1~2日

    合計            3~5日程度

※雨が降ると工事は中断・延期となるため、梅雨時期などは長引く可能性があります。

生活への影響

ベランダが使えないことで、次のような日常の支障が出てくることがあります。

洗濯物が干せない

これは一番よくあるお悩みで、特にベランダを物干し場にしている家庭では大きな問題になります。

ベランダへの出入りができない

出入り口がロックされたり、注意書きが掲示されたりします。

植物・ガーデニング用品の移動

観葉植物や鉢植えなどは、事前にすべて撤去する必要があります。

工事中の対処法

不便な塗装工事期間中もちょっとした工夫で快適に乗り切りましょう!

・洗濯物は室内干しorコインランドリー

サーキュレーターや除湿機を使えば、室内でも十分乾きます。

長引きそうなら、数日分まとめてコインランドリーを活用するのも◎

・工事前にベランダの片づけ

物干し台、鉢植え、自転車、家具などは屋内に移動しましょう。業者によっては事前に「移動のお手伝い」をしてくれるところもあります。

工事中の出入り口に注意

ベランダに通じる窓や扉は、開けっぱなしにしないようにしましょう。ただし、工事期間中は窓を養生して開閉できなくなる場合もあります。

まとめ

防水工事中はどうしてもベランダが使えない期間がありますが、業者が事前に丁寧な説明をしてくれる場合がほとんどです。

安心して過ごすために必要なのは、生活動線を工夫したり、工事内容の確認、不安なことは遠慮せず質問することです。

工事前に疑問や不安を解決して、工事中も快適に過ごしましょう!

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2025年5月1日

梅雨の前に雨漏りチェック!

春が来たかと思えば、もうすぐ梅雨、台風のシーズンがやってきます。そんな梅雨入り前の今が、雨漏り対策をするベストシーズンです。

今回は梅雨の長雨も乗り越えられるよう、雨漏り対策についてご紹介していきます。

雨漏りの原因

雨漏りは屋根の劣化が原因だと思いがちですが、実は外壁やベランダのひび割れ部分、給排水管、サッシ枠と防水シートの隙間など様々な箇所から雨水が侵入して雨漏りに繋がります。

雨漏りチェック

雨漏りをしていないか、雨漏りの原因になりそうな箇所はないかチェックしましょう。

雨樋の詰まり、歪み、曲がり

雨樋は落ち葉や枯れ木、土埃などがつまりやすいです。掃除をして雨水が流れるようにしておきましょう。

高所作業なので少し費用はかかりますが、業者に依頼することをおすすめします。

ご自身で掃除をする際は安全に十分注意して行って下さい。

屋根の劣化

一口に屋根の劣化といっても様々な種類の劣化があります。屋根にひび割れが生じていた、台風や地震の影響で屋根材がずれて隙間ができていた、強風で屋根材が吹き飛ばされてしまった、など様々なケースがあります。

これらは下から覗いただけでは発見しにくいです。雨漏りさせないためには業者による定期点検を行うことも重要です。また、大きな災害があった後も業者に点検をしてもらうことが大切です。

外壁の劣化

意外に感じる方が多いかもしれませんが、外壁も雨漏りの原因になります。外壁のひび割れた部分や劣化したシーリングの隙間から雨水が侵入して雨漏りに繋がることが多いです。

外壁から雨漏りするというイメージがあまりないため、外壁のメンテナンスを怠ることがあります。早めに劣化箇所を見つけてメンテナンスするよう心がけましょう。

屋上やベランダ

見落としがちなのが屋上やベランダです。屋上やベランダは水はけが悪くなっており、長い時間水が溜まります。

経年劣化で床面がひび割れていたり、防水塗装が効果を発揮しなくなっていると、そこから雨水が侵入して雨漏りに繋がります。

また、排水溝が詰まりやすく、長い間放置しておくと苔が生えてくる場合があるのでこまめに掃除をしましょう。

その他

雨樋の傾斜がずれて逆流している、天窓の防水パッキンが経年劣化、など様々な箇所から雨漏りの可能性が考えられます。注意してみておきましょう。

まとめ

今回は梅雨の前にできる雨漏り対策についてご紹介しました。ベランダや屋上、雨樋の掃除はかなり有効です。

また、外壁や屋根の劣化箇所はできるだけ早く発見し、修繕すると雨漏りを防げます。ただし、屋根に上ったり高所の作業は落下する危険性があるため、無理をせず業者に依頼しましょう。

梅雨の長雨も快適に過ごせるよう、今のうちにしっかりと雨漏り対策を行いましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2025年3月6日

雨漏りの修理は自分でできる?

雨漏りが発生したら、自分でどうにか修理できないかと考えますよね。雨漏りを見つけたらまずは応急処置を行い、雨の侵入を防ぐ必要があります。

今回は、雨漏りが発生する原因や放置した際の二次被害、すぐに自分でできる応急処置をご紹介していきます。

雨漏りが発生しやすい箇所

屋根

屋根の雨漏りの原因は、屋根材や防水シートの経年劣化です。屋根は紫外線や雨風の影響を受けやすく、雨漏りが発生しやすい箇所の1つです。

大雨や台風によってひび割れが発生し、雨漏りが起きる場合もあります。

天井から水が落ちてくる雨漏りは、屋根が原因である可能性が高いです。

外壁

外壁も、屋根と同様に屋外で雨風や紫外線に晒されているため、経年劣化でひび割れが起こり、そこから雨漏りが発生します。

また、シーリング材の劣化や外壁塗装のはがれ、施工不良などでも雨漏りが発生します。

意外と多いのが窓からの雨漏りです。窓枠の隙間を埋めているコーキング剤が劣化したり、地震によって窓と窓枠にズレができたりすると、雨漏りが発生します。

窓まわりが濡れていたり、カビが発生していれば、窓から雨漏りしている可能性が高いです。

ベランダ

経年劣化によって防水シートや防水塗装にヒビが入ってしまい、ベランダの雨漏りが発生します。

ベランダの防水加工の耐用年数は5年と短い一方で、頻繁にリフォームする場所ではないため、雨漏りが発生しやすい場所です。

雨漏りを放置した際の二次災害

・カビやダニの健康被害

カビは湿った空間を好むため、雨水によって濡れた壁や天井に発生しやすくなります。さらに、カビはダニの餌となるため、ダニの発生も引き起こしてしまいます。

シックハウス症候群やアレルギー症状を引き起こす原因になるリスクがあり、健康被害が出る恐れがあります。

腐食やシロアリによる耐震性の低下

シロアリは湿った木材を好むため、雨漏りで湿った柱や基礎などの主要構造部材をシロアリが食べてしまいます。

また、湿気は木材を腐らせる原因です。長年シロアリや湿気をそのままにしておくと、建物の耐震性が低くなってしまいます。

大地震でなくても倒壊する恐れが出てくるため、雨漏りを放置すると危険です。

雨漏りは自分で修理できる?

結論から申し上げますと、雨漏りをご自身で修理することは難しいです。

業者でも、かなり安全に配慮して修理を行うため、素人が屋根や外壁に登ることは、危険を伴います。

また、修理には専門的な知識も必要になり、仮にご自身で修理したとしてもすぐに雨漏りが再発してしまった…ということになりかねません。

応急処置

応急措置として、雨漏りをしている箇所に、コーキングなどで穴をふさぐ方法があります。雨漏りを一時的に止めることはできますが、あくまでも応急措置に過ぎません。

雨漏りの出口だけを塞いでも、雨水の侵入自体を止められるわけではなく、その後別の箇所から雨漏りしたり、家の内部の腐食が早まるだけで、おそらく解決にはならないでしょう。

ご自身で雨漏りを応急措置した後は、必ず業者に依頼し、雨漏りしている箇所の追求と修理依頼を強く推奨します。

まとめ

雨漏りの修理をご自身でやるのはとても難しく、危険です。雨漏り修理は必ず業者に依頼をしましょう。

また、雨漏りの症状がなくても定期的に点検を受けましょう。そうすることで、雨漏りをはじめ、ご自宅の修理する箇所を早期発見でき、ご自宅を長く綺麗に保つことができます。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2025年3月3日

結露と雨漏り、何が違うの?

窓の周りや天井が湿っていて水滴が付いているということはありませんか?

これは結露?それとも雨漏り?と心配になってしまいますよね。

雨漏りと結露は症状が似ているように思いますが、もちろん別物です。

今回は結露と雨漏りについてご説明します。

結露とは

・結露

天候に関係なく空気中の水分が冷やされることによって起こる現象。

結露のデメリット

・窓のサッシや木材が傷む

水分を含んだまま放置すると傷みが進行し、部材そのものを交換しなくてはいけなくなります。

・カビが発生する

結露の放置はカーテンや壁紙などにカビが発生することがあります。

カビの胞子は非常に軽く、空気中を浮遊するので人間が吸い込んでしまう恐れがあり、アレルギーや喘息を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

雨漏りとは

・雨漏り

屋根や外壁など建物にできた隙間から雨水が入り込むことで発生。

雨漏りのデメリット

雨漏りは住宅内部の至る所を通過し、症状として現れます。

症状によって家に与える影響も様々ですが、劣化を防ぐためにも早期発見をすることが重要です。

・天井や壁のシミ

天井や壁まで雨が侵入し、水分を含んだ状態が続くとシミが発生します。

シミができた部屋はカビが生え、カビ臭がすることもあります。 

カビの胞子が体内に入ることで気管支ぜんそくや鼻炎といったアレルギー症状が現れる場合があります。

・クロスの剥がれ

クロスが水分を吸収してしまうと、剥がれの原因にもなります。

・天井からの雨漏り

室内に雨漏りが発生した場合は、室内の家具や電化製品、床にまで影響を及ぼしてしまいます。 

結露と雨漏りの見分け方

どちらも水分を含んだ症状で、一見似ているように感じてしまいますが、発生する原因が全く違います。水滴が発生した状況によって、判断することができる場合があります。

では、結露と雨漏りを見分ける方法を見てみましょう。

①時期

結露…秋や冬の寒い季節に発生しやすい。外気温と室内の温度差によって結露が発生する。

雨漏り…雨の日や台風の日、またその数日後。季節に関係なく、一年を通して発生する。

②場所

結露…壁や天井、窓ガラスやサッシなど広範囲に濡れている。

雨漏り…壁や天井、サッシ周りなどの一部分が濡れている。

対処法

■結露の対処法

・室内の換気をする

お金をかけずに出来るのが、こまめな換気です。湿気をこもらせないように窓を開ける、または換気扇をまわすことで簡単に換気が行えます。 

・除湿器を使用する 

室内の湿気を取り除き、結露を軽減することができます。

・窓をリフォームする

窓を二重サッシやペアガラスにする、壁の断熱材を検討するなど、住居そのものの断熱性を上げて結露対策を考えてみる方法もあります。

■雨漏りの対処法

・セルフチェックを行う

劣化のサインを見逃さないように、日頃から家の外壁や天井などを意識して見るようにしましょう。

気になる箇所を見つけたら自己判断をせず、早めに専門業者に確認してもらうことをおすすめします。

・定期的なメンテナンスをする 

屋根の劣化は自分で気付くというのが難しい場所です。

前回の塗装、もしくは新築してから約10年が経過していたら、メンテナンスの時期とも言えます。

まとめ

このように症状だけでみると似ているように感じますが、起こる原因が全く違うことがわかります。

雨漏りは屋根以外に外壁や雨樋の劣化が原因で生じるケースもありますが、結露は日頃から気を付けていれば防ぐ事が出来ます。 

結露も雨漏りも未然に防ぐことが一番です。

そのためにも早期発見&早期対処を心がけましょう!

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2025年1月9日

これって雨漏り?結露?見分けるための方法をご紹介!

寒い時期や雨が続く季節では、窓まわりに発生する水のトラブルで悩む人も多いのではないでしょうか?

外部から雨水が入り込んでくる雨漏りと室内外の温度差によって湿気が水滴となって現れる結露は、発生するメカニズムが異なり、それに伴って対処法や修理方法もかわってきます。

今回は雨漏りと結露の見分け方や対処法についてご紹介していきます。

雨漏りと結露の違い

雨漏りは、屋根や外壁などの隙間から雨が侵入してくる症状のことで、結露とは、空気中の水蒸気が冷たいものに触れ、水滴となって現れる現象のことです。

特に冬の寒い時期は、外の冷えた空気で冷たくなったガラスで室内の水蒸気が水滴になって現れるため、窓際が塗れている上な状態になります。

雨漏りでもサッシ廻りの雨漏りでは、窓回りが濡れたような状態になります。そのため、結露か雨漏りか判別しにくいのは、おもに窓の近く・サッシ廻りといえるでしょう。

見分け方

・水滴の状態

雨漏りと結露の見分け方として、水滴の状態を見ることが有効です。雨漏りは雨が止んで乾くまでは水が侵入し続けるため、天井やサッシまわりから水滴がポタポタと垂れてくるように水の流れが生まれます。

結露は温度差によって発生するので水滴がその場に留まっていることが多く、サッシや窓の広範囲に付着します。

雨の日やその翌日であれば雨漏りの可能性が高く、室内の温度や湿度の変化に水滴の発生が連動する場合は結露の可能性があります。

・発生している場所

雨漏りや結露が発生する場所は、天井や窓まわりが多いです。

広範囲でなく、一部に水染みが発生している場合、雨漏りである可能性が高いです。

反対に、一面の壁全体や窓ガラス・サッシの全体などの広範囲に水滴が付着している場合は結露だと考えられます。

また、日当たりが悪く湿気がこもりやすい北向きの部屋は、結露が発生しやすい傾向があります。

・時期

雨漏りと結露は、発生する時期やタイミングで見分けることができます。雨漏りによる水滴は夏・冬などの季節に関係なく、大雨や台風など降雨があった日に発生します。

一方で、一般的に窓ガラスの内側の結露は温度に関係するため、冬などの寒い時期に発生します。雨が降っていないのに、水滴が落ちてくると結露の可能性があります。

対処方法

雨漏り

雨漏りだった場合は、専門業者に依頼して雨漏りの原因箇所を特定し、修理をしてもらいましょう。

雨漏りは室内の壁、床などに水滴がひろがるため、専門業者の修理が行われるまで、被害が拡大しないようにバケツなどを用いて応急処置を行うことが重要です。

雨漏りの発生は降雨量や風速の条件によって決まりますが、雨漏り修理を行わなければ雨漏りは再発します。

自然に雨漏りが直ることはないので、建物の被害が拡大する前に早めに雨漏り修理を依頼しましょう。

結露の場合

結露が発生する原因として、家の中の湿度が高いことがあげられます。そのため、室内の湿気を減らすことで結露の発生を抑えられます。

例としては、除湿剤や除湿機を使用する、加湿器の使用を控える、洗濯物を外に干す、冷たい空気をなるべく部屋に取り込まない、といった対策があります。

結露を発見したら、いきなり大規模な工事は行わず、まずはこのような方法を試してみると良いでしょう。

雨漏り・結露はどちらも早めに対処しましょう

雨漏りと結露は放置しては危険です。冬や夏などの期間限定の結露だとしても、1、2か月は毎日結露が発生するため、雨漏りよりも劣化リスクが高い場合もあります。また、症状としては以下のようなものがでます。

・カビやダニの発生

・木材が濡れることでシロアリが発生するリスクが高くなる

・木材の腐食が進み、家の価値や強度に影響がでる

被害が拡大する前に、対策や修繕工事を行いましょう。

まとめ

雨漏りと結露は似ているようで、まったくの別物です。発生原因も違えば対処法も異なります。対処が遅れて被害を拡大しないように、症状や状態をしっかりと観察して的確な判断をしましょう。

また、雨漏りか結露かどっちか分からない…という場合は、一度専門業者に見てもらうことをおすすめします。 

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年12月16日

ベランダが劣化してきた!どうしたらいいの?

ご自宅のベランダのひび割れや水たまり、手すり部分がサビなど気になる劣化症状が出てきてどうしたらいいのか困っている方もいらっしゃるかと思います。

その場合は防水工事が必要になり、劣化症状を放置してしまうと後々大変なことになります。

今回はベランダの劣化症状や防水工事がどのように行われるのかご紹介していきたいと思います。

ベランダの劣化症状

ひび割れ

長年紫外線や風雨に晒されることでひび割れが発生します。まずトップコートが固くなってひび割れ、さらに進行すると防水層まで固くなり、ひびが入ってしまいます。

防水層の浮き

下地と防水層の間に入り込んでしまった水分が、蒸発することで防水層が浮いてきます。

部分的に浮いている場合は、部分的に防水層を補修し、トップコートを塗り替えます。範囲が広い場合は、防水層全体の補修が必要となります。

水たまり

排水溝のつまりや防水層の劣化が激しくなると、ベランダに水溜りが発生するようになります。

普通なら雨水が溜まらないような部分に水溜りがあるなら、防水層に何らかの不具合が発生している証拠となります。

コケやカビ、植物の繁殖

コケや藻、草が生えてきたら劣化のサインです。バルコニーは日陰になる部分が多くコケが生えやすいです。

植物は根を張るため注意が必要です。また雨水が抜けずに溜まっている可能性もあります。

ベランダの劣化は雨漏りを引き起こす可能性がある

屋外にあるベランダは常に雨と紫外線のダメージが蓄積されます。ベランダの劣化を放置すると、雨水のダメージによってさらに劣化が進行し、外壁内部や室内への雨漏りを引き起こすようになります。

屋根と違い人が出入りすることが多いベランダの床は、あまり傾斜が付けられないためもともと水はけがあまり良くありません。

ベランダ床面が劣化したり排水溝周りに異物が溜まったりして水はけが悪くなると、次第に雨水が長期間床に溜まるようになります。そうなると水分が逃げにくくなり、雨漏りへと繋がります。

ベランダ防水の種類

・ウレタン防水

ウレタン防水とは、ウレタン樹脂という液体の防水材を塗布し乾燥させて防水層を作る塗膜防水のことです。

既存防水層の上に付帯設備が設置されている複雑な形状に対応できます。耐用年数は10~15年となります。

・FRP防水

FRP防水とは、液体のポリエステル樹脂に硬化剤を加えてガラス繊維などで補強・一体化した塗膜防水です。

耐衝撃性・耐摩耗性に優れて軽量であるといった特徴があります。耐用年数は10~15年となります。

・シート防水

シート防水は、防水シートを敷き詰める工法です。シート防水には複数の種類がありますが、住宅のベランダに使用されることが多いのは「塩ビシート防水」です。

塩化ビニールシートは耐久性・耐摩耗性が高く、最低限の下地処理で施工が可能なため、短い工期で完成します。

ウレタン防水の手順

①高圧洗浄

下地が平滑でキレイになるよう、高圧洗浄機で汚れを落としていきます。

②下塗り

下塗りを行うことで、ウレタン防水が下地に吸収されるのを防ぎ、密着性を高めます。

③中塗り、上塗り

コテやローラーを使用し、ウレタン防水を塗布します。中塗りが乾いたら、同じ工程で上塗りをします。

④トップコート

最後に、紫外線などから防水層を守るトップコートを塗布して完成です。

まとめ

ベランダが劣化してきても、「少々の傷みだから」といって放置していると、雨漏り発生の原因となり、のちのち大きな工事をしなければならない可能性も出てきます。

劣化や気になることがあれば小さなうちに相談、修繕しておきましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年12月5日

何度も繰り返す雨漏り対策!

「ついこの前補修したと思ったのに、もう雨漏りしている・・・」、「雨の時期になると雨漏りが再発する・・・」1回の雨漏りでも不安になってしまうのに、くりかえす雨漏りには本当に困りますよね。

今回は雨漏りが再発するケースと対策をご紹介します。

繰り返す雨漏りの原因

・施工不良

雨漏り補修を行う場合、正しくない工程や手抜きを行ってしまうと、一瞬雨漏りが止まったとしても時間が経つと同じ場所から雨漏りすることがあります。

雨漏りしている箇所の隙間をやみくもに埋めてしまうと、逆に雨漏りを悪化させてしまうこともあります。

・原因が分かっていない

雨漏りの原因を把握することは、専門業者であっても難しいことがあります。

原因の特定が不十分のまま勘で雨漏りの修理工事を始めてしまうといったケースもあり、注意が必要です。

・建築構造の理解不足

木造建築とコンクリート建築の構造的な理解がないと、雨漏りの原因を突き止めるのは難しいです。

たとえば、木造建築の場合は、基本的に真上が雨漏りの原因となりますが、コンクリート建築や鉄構造の場合は、雨水が浸入位置から横に移動することが多いことがあります。

・経年劣化

家が経年劣化すると、屋根や外壁の材料が劣化し、隙間が生じやすくなります。

劣化した箇所が複数存在すると、修理しても他の弱点から再び水が浸入するリスクがあります。

対策

原因特定

何よりもまずは正しく調査による原因特定をして現状の把握をすることが第一優先事項となります。

水を撒いて雨漏りしている箇所を目視で確認する「散水調査」、赤外線カメラで建物の浸水している所を探す「赤外線調査」などを行い、雨漏りの原因の特定をしましょう。

適切な工事

原因が分かれば、それに応じた修理方法をする必要があります。

たとえば、浸入口が複数ある場合は、局所的な修理ではなく、範囲を広げた全面的な修理が必要になることもあります。

優良業者に補修してもらう

雨漏りの調査能力と修理能力の高い専門業者を見つけることです。

実は雨漏りの原因を突き止めるには、慣れた職人にとっても非常に難易度が高いものです。そのため不慣れな業者に依頼することで、二次トラブルを生むリスクがあります。

雨漏りを放置すると…

雨漏りが繰り返すからといって雨漏り修理せず、放置してしまうと、雨漏りがどんどん進行し、家の価値が下がるほか、後々多額の修理費用が必要になってしまうケースがあります。

また、カビなどが発生して住んでいる人やペットの健康にも悪影響を与えます。カビは湿度の高いところに発生します。人体に悪影響を及ぼすカビはカビ毒と呼ばれ、300種類以上あります。

咳、頭痛、呼吸困難などをはじめ、アレルギー感染症になるケースもあるので、くれぐれも雨漏りは放置しないようにしてください。

まとめ

雨漏りが何度も再発するのは、原因箇所を特定できていない、もしくは適切に施工できていないからです。雨漏りの原因はたくさんあり、いたるところに雨漏りリスクが潜んでいます。

繰り返す雨漏りには、きちんと原因を調査し、適切な工事を行ってくれる業者に修理を依頼しましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年9月5日

雨樋、こんな症状ありませんか?

雨樋は雨水をスムーズに地上に排水してくれる雨樋は、どの住宅にも必ず設置されている装置です。

これらはお家の立地や環境、自然災害の影響で劣化時期が変わり耐用年数に差が出ます。雨樋の劣化症状は下から見ていても分かりにくいですよね。

今回は雨樋の劣化症状、メンテナンスについてご紹介します。これから台風が多くやってくるのでその前に雨樋のメンテナンス・点検を行いたい、という方必見です。

雨樋とは

雨樋は屋根から流れてくる雨水を受け止め、寄せ集めて地面の排水溝に排水する役割があります。

雨樋がなければ、雨水は屋根からそのまま地面へと落下するので、水溜まりができ、雨水の跳ね返りで建物や建物周辺を汚してしまいます。

雨樋には雨水を排水溝へと流し調整してくれるのです。雨樋とは総称であり、これらを構成する部材一つ一つに名称があります。

主要なものとして、軒樋、竪樋、集水器があります。

雨樋の劣化症状

色褪せ

色あせは見た目で分かりやすい症状です。色褪せは紫外線による劣化が進んでいて、いずれ割れていきます。

塗装し、塗膜で保護することで劣化を遅らせることができます。

部品の劣化、サビ

雨樋を支える部分が劣化すると、緩んで外れたり、金属の場合は錆びて取れたりします。樋を支えられなくなると上下に次々と歪みが出て破損してしまいます。

つなぎ目のずれ

各部材を繋いでいる接続部が割れたり外れたりなどの不良を起こすことがあります。

主な原因は経年劣化や、風によって軒樋が動き、継ぎ手部分に隙間ができることによるものです。

接続部の不良によって水漏れが発生すると、建物に影響するだけではなく、地面に落ちる雨水の音が騒音になることもあります。

樋の歪み

雨どいは、台風や大雨、大雪などの影響で歪んでしまうことがあります。台風直後に軒樋が飛ばされたということもあるようです。

歪みが起きてしまうと、傾斜不良が発生し雨水をスムーズに流すことができません。

詰まり

雨樋に落ち葉や木の枝、砂やホコリなどが溜まることがあります。雨樋は高い位置に取り付けてあるため、下からは見えにくく詰まりに気付きにくいです。

そのままにしておくと徐々に異物が増え続け、雨樋の横から雨水があふれてしまいます。

その結果、雨水が外壁をつたってしまい外壁材を傷める原因になってしまいます。

メンテナンス方法

・塗装

雨樋を塗装することで、経年劣化による色あせが目立たなくなります。

塗装によって耐久性が上がるわけではありませんが、劣化している雨樋が悪目立ちして建物全体のバランスが悪くならないように、 外壁塗装の際は雨樋の塗装も一緒におこなうのがおすすめです。

・部分交換

雨樋はいくつかの部材で構成されているため、破損や歪みなどが各部材で起きている場合は部分的に交換することができます。

また、軒樋に隙間がある場合は、コーキングなどで塞ぐことで補修することができます。

・交換

雨樋の劣化がひどい場合や雨樋の耐用年数を過ぎている場合は、全交換をすることになります。雨樋の交換をする際は足場が必要になり、足場代がかかってしまいます。

そのため、外壁塗装や屋根工事の際に一緒におこなうことで足場代が1回で済むため、塗装工事と併せておこなうことがおすすめです。

まとめ

雨樋の塗装は美観と耐久性の向上に効果があります。できれば外壁塗装を行う際に雨樋の塗装をすることをおすすめします。

一方で、雨樋の破損や歪みなどの不具合は、塗装では直せません。雨樋の外れ、水漏れ、オーバーフロー等は塗装ではなく、雨樋の修理・交換等を行いましょう。

劣化症状に適した補修方法を提案してくれる業者に工事を依頼し、台風や大雨などで大切なお家が被害に遭わないように心がけましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年8月19日

ゲリラ豪雨に備えよう!雨漏りしやすい箇所とは?

台風、ゲリラ豪雨、線状降水帯などの大雨による自然災害は、各所に大きな被害をもたらします。

近年では、気候変動の影響により頻度や勢力が、今後増加する可能性があるとも言われています。

特に建物においては短時間で大量かつ勢いのある雨が降ってしまうため屋根の排水が間に合わず、雨漏りが発生するケースが多くあります。

今回は、ゲリラ豪雨が発生しても雨漏りにならないメンテナンス方法をご紹介していきます。

大雨の頻度

台風やゲリラ豪雨、線状降水帯は、非常に激しい雨をもたらす気象現象です。

気象庁の観測データによると、「大雨の年間発生回数は1980年頃と比較して、おおむね2倍程度に頻度が増加している」といいます。

地球温暖化の進行に伴い、大雨や短時間に降る強い雨の頻度は今後さらに増加すると予測されており、台風や豪雨による被害発生リスクが高まっています。

雨漏りしやすい箇所

シーリング

雨漏りというと、屋根から雨が落ちてくるというイメージされる方が多いと思いますが、実際には経年劣化によって発生した僅かな隙間から雨水が侵入し、天井や壁にシミが出てくるというケースが大半です。

特に多いのがシーリングの劣化です。シーリングは外壁材と外壁材の繋ぎ目や、窓やサッシに生じる隙間を埋めるために使用されているゴム状の素材のものです。

シーリングの寿命は5~10年程で、上記の写真のように劣化したシーリングは弾性がなくなり、ひび割れや隙間、剥離などの劣化を引き起こし、雨水の侵入経路となります。

屋根材・防水シートの劣化

屋根材が経年劣化によってひび割れやズレが生じていると、そこから雨水が侵入してしまう恐れがあります。

また、棟板金を固定している釘が経年劣化によって浮いていたり抜けていたりすると、そこも雨水の侵入経路になってしまう可能性があります。

仮にひび割れやズレが発生していたとしても、屋根材の下には防水シートが敷かれているため、多少の雨であれば食い止められますが、防水シートが劣化していると雨を防ぎきることができず、雨漏りとなってしまいます。

事前にやっておきたいメンテナンス

・屋根

定期的に瓦やスレートの割れ、ひび、ずれ、めくれ、はがれなどがないか点検依頼をしましょう。劣化が見つかった場合は修繕をしておきましょう。

また、アンテナ類が傾いたり、飛んだりしないようにしっかり固定しておきましょう。

・外壁

定期的な塗替えのメンテナンスを行い、外壁のひび割れ、すき間、腐食などがないか確認しましょう。

また、シーリングがひび割れ等で劣化しているようであれば、業者に依頼し、打ち替えを行いましょう。

・雨樋

継ぎ手のずれやはずれ、腐食などがないか外壁や屋根に固定されているか確認しましょう。

枯れ葉やゴミがたまるのを防ぎ、雨水がスムーズに排水できるよう、防護ネット等を設置しておくと良いでしょう。

大雨で被害に遭ってしまったら…

ゲリラ豪雨は、時に私たちの住む家に甚大な被害をもたらします。もしも被害にあってしまった時は、火災保険があなたを助けてくれるかもしれません。“火災”という名称からつい忘れがちですが、実は火災保険は“水災”にも適用されます。

雨漏りに関しては、建物の老朽化によるものと判断され補償の対象外となる場合が多いようですが、暴風雨によって屋根が破損するなど自然災害が直接の原因となる場合は対象となる可能性もゼロではありません。

被害にあう前にご自身が加入している保険の内容を確認しておきましょう。

まとめ

屋根や外壁のメンテナンスなど、本格的なゲリラ豪雨や大雨対策には、専門的な知識や技術が必要なものが多いです。

危険を伴う作業もあるため、自分で対処するのが難しいと感じたときには、専門事業者へ依頼しましょう。

大切な住まいを守るため、定期的なメンテナンスに努めるとともに、家の状態や住んでいる地域に応じて本格的なゲリラ豪雨・大雨対策を行いましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年7月11日

防水工事って本当に必要?

防水工事の必要性について考えたことはありますか?雨漏りや水漏れなど、生活に支障をきたした場合は業者に連絡をする方が多いと思います。

しかし、そうでない場合は、気にする方はあまりいないのではないでしょうか。雨漏りや水漏れは、目に見えて現れないと気付きません。

防水を施している場所に異常が見つからなくても、時間の経過とともに劣化している可能性もあります。

そこで今回は防水工事の必要性についてご紹介していきます。

防水工事はなぜ必要なのか

建物は経年劣化や紫外線、雨風によってひび割れや雨漏り、腐食などの被害によって寿命は短くなり、建物内の物などに影響を与えます。

他のダメージとしては沿岸部などを中心とする、潮風による塩害や湿気による外壁へのひび割れから雨漏りや腐食といったケースもあります。

こうした建物の劣化に際し、耐久性や防水性を高めるために外壁塗装やひび割れの修繕工事、特殊シートを使用して防水工事を行う必要があります。

防水工事は、雨漏り防止の工事だけではなく、外壁や屋根等の劣化箇所の補修や防水性を高めるための塗装など、住宅に様々な内容が含まれているのです。

防水工事が必要な箇所

陸屋根

屋根全般的に防水工事は必要ですが、特に陸屋根は防水工事必須です。陸屋根とは、勾配がなく真っ平な屋根を指します。

微妙な勾配こそつくられていますが、水が溜まる可能性が高く雨漏りのリスクは一般的な屋根に比べて高いと言えます。

ベランダ・バルコニーの床

ベランダやバルコニーの床は、一般的に四方が壁に囲まれており、勾配がほとんど付けられていません。

さらに、内側は日当たりも悪く、一度水が溜まってしまうとなかなか乾きにくいため、防水工事が必要な箇所です。

外壁

雨漏りは、屋根や天井だけではなく外壁が原因のことも多いです。耐久性に優れている外壁であっても年数が経つごとに劣化していきます。

ひび割れや塗装の剥がれなどの劣化を放置し、外壁の内側にある防水シートが雨水で濡れてしまうことで、ダメージを受けます。

防水工事が必要な劣化症状

以下のような症状がある場合、修繕を検討しましょう。

・雨漏りしている

すでに雨漏りしている場合は、防水層が劣化しており、早めに対策をしないと内部の修繕が必要になる可能性もあります。

・水たまりができている

水がたまったままの状態だと防水層が劣化します。また、排水機能に問題がある可能性があります。

・塗装の剥がれ・ひび割れがある

剥がれやひび割れがあるとそこから水が侵入して防水層の内側に入り込んでしまいます。

塗膜と下地の間に水が溜まってしまうことで、塗膜が膨れ、最終的には防水層ごと剥がれてしまい、雨漏りの原因となります。

防水工事を行うメリット

・建物の寿命を延ばすことができる

防水工事をすることで、雨漏りや水漏れなどが起こらなくなるため建物が傷みにくくなります。

耐水性も上がるため建物の内部に水分が入り込みにくくなり、腐食なども起きづらくなるため建物の寿命を延ばすことに繋がります。

・カビやダニ、シロアリが発生しにくくなる

カビやダニ、シロアリは湿気が多い環境を好みますが、防水工事をすることで室内に雨漏りや水漏れがしなくなるため、発生しにくい環境を作ることができます。

住宅を痛めてしまうだけでなく、住む人の健康面にも影響を及ぼすため防水工事を行っておくと良いでしょう。

・台風や梅雨の時期も安心

建ててから年月が経っている建物の場合、台風や強い雨風が吹いていると雨漏りが心配になりますよね。

防水工事をしておけば、これからくる台風シーズンも安心して室内で過ごすことができます。

防水工事が必要なタイミングが分かり事前に対策ができるため、定期的にチェックやメンテナンスはしっかり行いましょう。

まとめ

防水工事は建物の寿命も延び、快適に過ごすことができるようになるため、必要不可欠な工事です。

住宅に住む人の健康面にも影響してくるため、防水工事を定期的に行い安全で安心できる建物にしましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

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