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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2021年7月1日

塗料が乾くまで注意すること!

屋根・外壁塗装の契約が終わると、いよいよ工事が始まります。美しく生まれ変わる我が家にワクワクしますよね。 

 

しかし、工事が始まっても油断は禁物です!! 

塗料が乾燥するまでに注意することがあります。塗装工事を成功させるために把握しておきましょう。

  

塗料が乾燥するまで 

 

乾燥するまでやってはいけないこと

 

①屋外での作業を控える 

 

塗装中は家を囲むように養生シートを覆っていますが、乾燥中の家の周りで外作業をするのは要注意です。 

 

外壁に直接触れなければ特に問題は無いように思えますが、作業によっては土や草などが壁に付着してしまったり、洗剤を含んだ水分が飛散してしまう可能性があります。

 

外壁の塗膜が剥がれる原因になりかねません。完全に乾燥するまで屋外での作業を控えましょう。

  

 

 

②物を立てかけない 

 

完全に塗装が乾燥する前に、傘や自転車など物を立てかけたりすると塗料の一部が剥がれたり、跡が残ってしまう可能性があります。  

 

いつもの生活の癖で立てかけてしまうことの無いよう、意識して注意しましょう。

 

 

  

 

③むやみに触らない  

 

乾燥しているかどうかを確認したいと、必要以上に外壁を触ることはおすすめできません。

 

乾いていなかった場合には、手や爪の跡がついてしまうこともあります。塗装業者に乾燥していることを確認してもらってから触るようにしましょう。

 

小さい子供がいるお宅は、子供が触ってしまう可能性もありますので注意が必要です。

  

 

 

乾燥時間は塗料の種類や季節でも変化する

 

塗料の乾燥には溶剤の揮発や水分の蒸発が必要となるため、気温や湿度、天候に大きく左右されます。  

 

季節を選んで塗装しよう!

気温が高く、湿度が低ければ塗料は乾燥します。 

梅雨の時期は雨のせいでジメジメと湿気が高い日が続くので、乾燥にかかる時間も長くなってしまいます。 

 

短時間で塗料を乾燥させたい場合は、雨天が少なく気温が高い季節を選ぶと良いでしょう。春~秋にかけてが外壁塗装に最も適した時期と言えます。 

 

 

    

 

 

まとめ

塗料の乾燥には、様々な条件が必要であることがお分かりいただけたかと思います。

乾燥までの期間にも注意を払うことが、塗装を成功させることに繋がります。

塗装工事が始まる前に施工業者との打ち合わせをしっかりと行い、注意事項等の確認を行いましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月24日

住宅を守るために大切な基礎!その基礎を守るのは?

住宅をしっかり支えて守っているのが基礎ですが、その基礎を劣化から守っているのが塗装です。
皆さんは、塗装と聞くと屋根塗装や外壁塗装をイメージされるでしょう。屋根や外壁を支えているのが、基礎部分であり残念ながらその基礎部分も経年により少しずつ劣化をしてしまいます。その基礎の劣化を防ぎ守るのが塗装なのです。
今回は、住宅の基礎の役割、塗装の必要性についてご紹介します。


基礎とは・・・

住宅の基礎は3種類に分けられます。

ベタ基礎

近年の住宅のほとんどは、このベタ基礎を採用しています。

家が建つ予定の場所のほとんど全ての場所をコンクリートで覆い、面で支える基礎です。建物の底一面を、その分の面で支えますので、地震の揺れや不同沈下にも強いとされています。

住宅の被害の中でも多い「シロアリ」は、床下の土中から家の部分に這い上がり被害を及ぼします。しかし、ベタ基礎であれば家の床と基礎の部分が密着しているので、シロアリが入る隙間がありません。
また、湿気も溜まりにくいために、カビや腐食にも強い点も挙げられます。

布基礎

住宅の外周や間仕切り壁や柱が入る部分を中心に支えるのが布基礎です。

ベタ基礎が建物を面で支えるのに対して、布基礎では建物を点で支えることで、家の基礎としての役割を果たしています。
今はベタ基礎が主流ですが、地盤がしっかりしている土地、既に丁寧に地盤改良が行われている土地であれば、この布基礎でも問題はありません。

ベタ基礎は家が建つ部分のほとんどをコンクリートと鉄筋で覆ってしまいますので、資材の面ではコストが高くなります。布基礎は施工の手間はベタ基礎よりもかかりますが、資材を最小限に抑えることができます。コンクリートや鉄筋の量が少なく済むので、基礎そのものが軽量となるメリットがあります。

独立基礎

建物の主要部分以外に基礎が必要となる場合に使用するのが独立基礎です。

玄関ポーチを支えたり、デッキ部分を支える等、独立して支えが必要な部分に対して使用します。

基礎の役割

そもそも基礎はなぜ必要なのでしょうか。

住宅の建築における基礎とは、建物の1番下で支える土台を指します。
建物は非常に重いために、土や地面の上にそのままの状態で建てても、地面が耐えきれずに沈んでしまったり、地震の際に建物が傾いてしまう恐れがあります。

私たちが安心して生活するためにも、建物の下の部分に家の基礎という土台を作ることで沈下や転倒を防止しているのです。

また、地面の湿気から建物を守る役割も持っています。

基礎がないと住宅の重みを支えるものがなくなり、地面の揺れが直接外壁に伝わったり、外壁に加わる力をうまく逃がすことができずに、住宅の劣化を早めてしまう可能性があります。

住宅を長期間維持させるためには、基礎も十分に長く保たなくてはならないのです。

基礎を守るための塗装

住宅を守る役割がある大切な基礎ですが、その基礎を守るものは何でしょうか?
それは、ズバリ「塗装」です。

日本の住宅で主に基礎として使われているのは、コンクリートやセメント、モルタルです。以前はコンクリートよりも、木や石が基礎として使われていました。しかし、強度的などの問題から徐々にコンクリートやセメント、モルタルへとシフトして行きました。

コンクリートやセメントは素材自体に防水性はありません。吸水性が高い素材です。塗装をすることで吸水性を抑え、防水性を高めることができます。

塗装をすることで、基礎部分にも色が付き美観性を高めることもできます。

まとめ

外壁や屋根の塗装を検討の際は、住宅の基礎部分の劣化状況もしっかりと確認して、基礎の塗装も一緒に考えてみられてはいかがでしょうか。
住宅を守るために重要な役割を果たしている基礎です。長持ちさせるためにも塗装を検討してみてください。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月21日

ペンキと塗料は違うの??

外壁塗装に欠かせないのが塗料ですよね。

ペンキ=塗料と思われていることが多いのですが、実は別物なんです。 

 

今回は意外と知られていないペンキと塗料の違いについてご紹介します。 

 

 

ペンキとは

ペンキはオイルペイントや合成樹脂調合ペイントのことで、植物油などで稀釈します。 

 

オイルペイントは昔ながらのペンキで、油性調整ペイントや油性ペイントとも呼ばれています。ホームセンターでよく見かける一般的なペンキです。

 

  

 

塗料とは

塗料は「顔料」「樹脂」「添加剤」「溶剤」の4つの成分から構成されています。

 

顔料

顔料そのものが色を持つ粉末固体で、主に塗料の色彩などを形づくる成分。

顔料自体が私たちの目に塗膜として見えている。

大きく分類して、体質顔料・無機顔料・有機顔料の3種類がある。

  

①体質顔料

着色しないが、塗膜に厚みを持たせる。  

  

②無機顔料

天然の鉱石や金属の化学反応によって得られる酸化物などから作られる顔料。

無機成分なので耐候性が高いが、くすんだ色合いになる。 

 

③有機顔料

石油などから合成した顔料。

有機成分なので鮮やかな色合いが出せるが、耐候性が無機成分より若干劣る。

 

樹脂

塗料の主成分。 

樹脂は顔料を膜として密着させる働きを持ち、樹脂の種類によって耐候性・硬さ・汚染性などが決まる。

  

溶剤

樹脂を溶かすための希釈用として水やシンナーを用いる。

塗料を塗りやすくするため適正な粘土に調整したり、塗面の仕上がりをよくするために使用する。

 

 

添加剤

防藻、防カビ、低汚染、抗菌など塗料の機能を向上させる補助薬品。

塗装の目的とする機能や用途に応じて必要な添加剤を少量だけ混ぜ合わせる。

 

 

  

ペンキと塗料の違いについて

ペンキと塗料の違いは含まれている成分だけではありません。 

では、その他にどのような違いがあるのか見てみましょう。 

  

耐候性の違い

耐候性とは…屋外の環境での劣化に対する性能。

外壁塗装のように常に外の環境にさらされている場合、天候等による外的要因に対して劣化を抑えることができるかということ。  

 

ペンキは外壁を保護する耐候性が低いため、塗装を行ってもすぐに色あせや剥がれが生じやすくなります。そのため、塗料に比べ短いスパンで塗替えが必要になります。

従って、塗料の方が耐候性が優れており、外的環境の中でも劣化しにくいと言えます。  

 

 

  

 

  

 

 

乾燥時間の違い

ペンキは塗料に比べ、乾燥までに時間がかかります。 

外壁塗装は天候が作業に影響するため、乾燥に時間がかかってしまっては工期も長くなってしまいます。 

 

乾燥中に雨が降ってしまうと塗膜に雨が浸透し、塗り直しということにもなりかねません。

 

塗料を選ぶ際のポイント 

塗料は美観だけでなく保護や機能を付与するため、役割的にも違いがあります。

塗料に含まれる樹脂には、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの種類があり、中でもシリコン塗料は機能性や価格からみてもコストパフォーマンスが良く、人気の高い塗料です。 

 

塗料の種類を変えるだけで、外壁の耐用年数も大きく変わります。

塗膜の性能や特徴を左右するため、最適な塗料選択には、まずそれぞれの樹脂の特徴を把握しておく必要があります。 

  

 

まとめ

塗料とペンキの違いについてお解りいただけましたでしょうか。 

塗装するという意味では同じものですが、成分や性能が異なるため厳密にいうと別のものになります。 

 

外壁塗装では耐候性や耐用年数が求められるため、ペンキよりも塗料の方が適していると言えます。 

塗料の特徴をよく理解した上で、外壁塗装に適した塗料を選びましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月17日

適正な価格で外壁塗装を行うための基礎知識

外壁塗装を検討する時に複数の業者から見積りを取ることがありますが、各会社で価格が全然違って判断できないことはありませんか?各会社の見積り説明を受けても、提案された塗料メーカーや種類も違っていたり、そもそも同じ家を塗るための見積りが、塗料も価格もバラバラでは、どこの会社の見積りが適正なものなのかの判断も付きません。
外壁塗装の価格は使用する塗料や建物の状態によって変わってくる為、一概にいくらとは言えませんが、その価格の根拠を知れば業者から提案された価格が適正なのかを判断することはできます。
今回は、外壁塗装にかかる適正な見積り価格を判断できるポイントを紹介します。


外壁塗装の適正価格を知るために必要なこと

外壁塗装の価格は使用する塗料や建物の大きさ、劣化状態によって差がでてきます。また、業者によって設定している人件費や諸費用も異なる為、見積りの価格が違ってくるのです。


ポイント①外壁塗装の価格相場を知る

30坪40坪50坪60坪
アクリル塗料40~70万円50~80万円60~90万円70~100万円
ウレタン塗料50~80万円60~90万円70~100万円80~110万円
シリコン塗料60~90万円70~100万円80~110万円90~120万円
フッ素塗料70~110万円80~120万円90~130万円100~140万円
無機塗料80~130万円90~140万円100~150万円110~160万円
※価格は地域や業者・下地の補修の可否などによって変動いたします。

一般的な価格相場を知っていることで、業者から取った見積書の価格が相場価格からかけ離れた膨大な価格でないかどうかの判断をすることができます。悪徳業者に騙されないためには、必要な知識の一つです。



ポイント②メーカーの設計価格を知る!

見積書をよく見ると、使用する塗料メーカーと塗料名が記載されていませんか?また、そこには材料と工賃の区分の記載がされていますか?
塗料には1㎡施工した場合の材料代と工賃を合わせた基準価格となる、「設計価格」というものがメーカーから公表されています。
設計価格は各メーカーのWEBサイトなどで確認することができます。

この、設計価格より見積書に記載されている材工価格の㎡単価が高い場合は、業者が利益を多く設定しているという事になり、適正な見積価格とはいえません。

業者によって価格が違う理由

下請けの有無

外壁塗装の施工業者は、ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社、ホームセンター、塗装専門店など形態がさまざまです。

ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社が塗装を行う場合は、塗装業者が下請けで入ります。下請けが入ることにより元請けの利益分のマージンが価格に上乗せされます。
すべての会社がそうとは言い切れませんが、このような下請け構造があるため、ハウスメーカーや工務店に頼んだ場合は直接塗装専門店に頼むよりも価格が高めになる傾向があります。


◆ハウスメーカー・工務店・リフォーム会社

企業の安定性や定期的なメンテナンスサービスは安心できる。実際に塗装をするのは下請けの塗装会社となり、元請け利益分の中間マージンがかかる為、割高になる傾向。



◆塗装専門店

直接頼んだ場合は中間マージンが発生しないため他の形態の業者より割安になる傾向がある。塗装工事を行なう場合は価格・工事ともに一番お得。


使用する塗料の違い

業者によって扱っている塗料に違いがあります。塗料が変われば当然価格も変わってきます。塗料に含まれる樹脂の種類により耐用年数等にも違いがあり、最近ではコストパフォーマンスが高い、シリコン樹脂系の塗料が人気となっています。

まとめ

外壁塗装の検討をする際は、複数の業者に相見積りを取って価格を比較し、価格だけでは判断せずにしっかりとした工事をしてくれる業者を選ぶことが大切です。相場より安くても手抜きの施工をされては結果的に追加のコストが発生してしまいます。相場よりも多少高くてもしっかりとした施工を行ってくれる業者なら、結果的に建物が長持ちしてメンテナンスコストが安く上がるかもしれません。サービスの品質に見合った価格かどうかということを判断して信頼できる業者へ工事の依頼をしましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月10日

梅雨の時期が来る前に家のセルフチェックをしましょう!


もうすぐ、じとじと雨が続く梅雨の時期がやってきます。降り続く雨の中、気分も落ち込みがちなところ、家の不具合まで重なってしまうと大変です。
今回は、雨が降る前に自分でできる、家の現状チェックについて、そのチェックポイントを見ていきましょう。


梅雨到来の前にチェックする場所

梅雨到来の前にできるだけ家の現状を把握しましょう。セルフチェックの際には写真やメモをとり、後にどの場所の写真やメモなのかがわかるように、簡単な間取り図や、立面図を書き記しておくとよいでしょう。

チェック① 外回り

【セルフチェックに必要なもの】
・カメラ(デジカメ、携帯)
・簡単な立面図
・シャープペン、ボールペン
・メジャー(スケール)
※日差しがキツイ場合は防止やサングラスなど…

基礎部分や外壁のひび

外壁や基礎の部分でひびがないかチェックしましょう。0.5mm以上(シャープペンの芯が入る程度)だと注意が必要です。
ひびの大きさをスケールではかり1mm以上あるものは、ひびを埋めるなど補修が必要です。

シーリングの隙間

外壁のサイディングの間の目地部分を埋めているシーリングが割れていたり、剥がれてしまっている場合は埋めるなどして補修が必要です。隙間から雨水が浸入し構造躯体の腐食につながります。

屋根瓦のズレや浮き

屋根の写真を撮るのは足場がないと危険です。2階の部屋の窓から下屋根の確認と、下から屋根がズレたり浮いたりている箇所がないかチェックしましょう。

雨樋の詰まり

梅雨だけに限りませんが雨樋が正常に機能しないと、屋根や外壁に常に水がかかり、屋根や外壁を傷めてしまいます。また、水が溜まることで、虫やシロアリの発生原因を作ってしまいます。
雨樋の状態や雨の日に雨樋が通常に機能しているかどうか確認しましょう。





チェック② 室内

屋根裏

天井裏へ上れる階段から上がってみましょう。屋根面(頭上)、天井面(足元)の両方をチェックしましょう。湿気が溜まりカビが繁殖していないか。また屋根面は雨漏りしているような疑いを持つような染みがないか。不安に思うような染みを発見した場合は専門家に診断を仰ぎましょう。

窓サッシまわり、天井

天井や、窓廻りの室内クロスに染みや浮きがあるかチェックしましょう。染みが年輪のようになっていたら複数回の不具合があったことを表します。日常生活の上で、上部を確認することは意外と少ないものです。天井などを見上げてチェックしましょう。

換気扇

梅雨時期は窓を開けるタイミングも少なく、換気ができなくて室内に湿気がこもりやすくなります。湿気はカビの原因にもなりますので、換気扇や除湿機などを上手に使い湿気がこもらないようにしましょう。換気扇や除湿機のフィルターのホコリやゴミ詰まりの清掃は済ませておきましょう。

まとめ

日頃から、家のセルフチェックを行っている家庭では梅雨の長雨を前に慌てることはありませんね。家のセルフチェックなんてしたことない、というご家庭はこの記事を参考に是非チェックしてみて下さい。
セルフチェックで不具合をみつけた場合は、自己判断せずにまずは専門家の診断を仰ぎましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年6月3日

夏の紫外線に負けない!夏を快適に過ごすための屋根遮熱塗装

春の過ごしやすい気温から5月~6月にかけて急激に外気温も上がってきました。晴れた日は特に室内の暑さが気になる方も多いでしょう。
この室内のモワーっとした空気を軽減することができる「屋根の遮熱」をご存知ですか。
今回は「屋根の遮熱」について、遮熱塗装をご紹介していきます。


どうして家の中がモワーっと暑くなる?


屋根が直射日光を受けるから

屋根はもともと遮熱機能を持っていないものが多く、太陽に一番近い部分の屋根へ直射日光が降り注ぐことにより、屋根の表面温度が上がり、日光を反射する機能のない屋根を通過し、建物内へ熱が伝わってしまうことが原因です。

この屋根が受ける直射日光を遮熱することで、屋根の表面温度を下げることができます。
遮熱方法として最も手軽なうえコスト的にも優秀な方法が遮熱塗装です。
遮熱塗装を行うと屋根の表面温度が約20℃下がります。
遮熱塗装をされたお施主様には、「クーラー設定温度を27℃にしてもよくなった」や「2階のモワッとした空気がなくなった」などの声があります。


遮熱塗料とは…

遮熱塗料とは、熱の原因となる太陽光を反射させ、室内の温度上昇を抑える塗料です。
屋根や外壁に塗ると光を反射して建物内部への熱の侵入を防いでくれるので、夏の室内の温度を快適に保ってくれます。


遮熱塗装の効果

塗料を塗るだけで本当に効果はあるの?と思われる方も多いと思いますが、遮熱塗料を塗ると屋根の表面温度で15℃~20℃下がります。

屋根自体の劣化が進んでいると、その上から塗装を行うことは不可能で、屋根の張替えや重ね張りという塗装以外の対策を打たなければならない場合があります。築年数は経っていないけれど、暑さに悩んでいたり、ちょうど外壁も塗り替えるから屋根も同時に!と思っている方には遮熱塗装はオススメです。

遮熱塗料のメリット

①夏場の室内温度が快適に保てる

遮熱塗料には、夏の暑くなる原因である太陽光を反射し、室内の温度を快適に保つ効果があります。
太陽光を反射してくれるので、猛暑のような夏でも室内への影響が少なくなります。遮熱塗装をしたかどうかで、室温は最大で2〜3度下がるでしょう。

②電気代の削減ができる

遮熱塗料の効果により室内温度が低くなるため冷房の頻度が減り、電気代の大幅な削減が可能です。
室内温度が1度下がると、約10%の電気代が削減できると言われていて冷房の使い過ぎを減らし、省エネ効果にもつながります。

③屋根材を熱から守る

遮熱塗料は、外壁や屋根の劣化を防ぐ効果もあります。
外壁や屋根などの建材は、太陽光などの熱を直接受けることで劣化が進みやすくなります。その結果、耐用年数が短くなってしまうのです。
遮熱塗料を塗布することのより、光を反射し、表面温度の上昇を抑えてくれるので、熱による建材自体のダメージを減らすことができます。


まとめ

夏を快適に家で過ごす対策として屋根の遮熱塗装をご紹介しました。コスト的にも取り組みやすい対策であるうえ、屋根の表面温度を15℃~20℃も下げる効果が期待できます。ただし屋根材自体の劣化が進んでいる場合は遮熱塗装が不可能な場合もありますので、まずは専門業者に相談してみましょう。室内環境を整えて暑い夏を乗り切りましょう。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年5月31日

軒天の塗装の必要性

 

家の塗装と聞くと屋根や外壁を塗り替えるイメージが強いと思いますが、その他にも塗装が必要な箇所があります。 

 

そのひとつが『軒天(のきてん)』と呼ばれる箇所です。

今回は、軒天の塗装が必要な理由についてご紹介します。

 

 

 

軒天について 

軒天という言葉を知っていても、実際にどこの場所を指すのかわからないという方もいらっしゃいます。 

 

まずは、軒天について詳しく見ていきましょう。  

  

軒天とは… 

 

住宅に付帯する部分で、建物から伸びている屋根の裏側部分のこと。 

別名=軒天井(のきてんじょう)、軒裏(のきうら)などと呼ばれることもあります。

 

 

 

軒天の役割

 

1.美観 

軒天がない場合は下側から見た際に、屋根裏の野地板や垂木が丸見えになります。そのため軒天を張ることで、屋根の構造部分を隠しスッキリとした見た目になります。

 

 

2.雨漏りや紫外線を防ぐ

軒天は雨の吹き込みや紫外線を遮ることができます。軒があることで外壁に直接当たることを防ぎ、結果として外壁の劣化を抑制することに繋がります。 

また、雨の日は傘を開閉するスペースとして便利です。 

  

その反面、軒天の無い住宅はスタイリッシュな印象になりますが、雨水を直接受けやすいため外壁材の経年劣化や雨だれによる汚れが発生しやすくなります。 

 

 

3.屋根裏の換気

穴が開いている軒天材を使用している場合や換気口の設置は、屋根裏に溜まった湿気を外部に排出することができます。  

 

風の通りをよくすることで、結露を防ぐ役割を持ちます。

 

 

4.延焼防止

万が一、ご自宅や隣家で火災が発生した際に、軒天があることで屋根に火が燃え移るのを抑制する効果もあります。  

 

軒天には不燃材を使用されていることが多く、軒天が延焼を遮り、被害拡大を防ぐ役割を持っています。

 

 

軒天の塗装の必要性 

 

大切な住まいの状態を維持するためには、定期的な塗装が必要です。

軒天は重要な役割を担う箇所でありながら、意外と見落とされがちです。  

 

定期的なメンテナンスを行っていた場合、塗装工事だけで済むことも、長年放置し続けた結果、軒天の材質自体が経年劣化し張替えや増張りの補修が必要になるケースもあります。  

 

仮に張替えになった場合は、塗装に比べ費用も高くなります。  

費用を抑えるためにも定期的なメンテナンスを行いましょう!

 

 

ポイント!

軒天を工事する場合も、足場の仮設は必須です。

外壁や屋根の塗装工事を行う際に、軒天の修繕も一緒に行うことで経費削減にもなります。

 

そして、できるだけまとめて工事を依頼することで、工事の回数も減らすことができ、工事中の生活の不便さや窮屈感も軽減されます。 

 

 

まとめ

意外と知られていない軒天の役割と塗装の必要性についてご紹介しました。

何気なく目にしている家の付帯部にもそれぞれの役割があるため、劣化に気付いたら早急に専門業者に相談しましょう。

 

プラニング・Kでは、無料診断を行っております。 

『これは劣化かな?』と思ったら、お気軽にお問い合わせください。

 

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年5月24日

屋根瓦は 葺き替え or 塗装

外壁塗装と一緒に屋根も塗装をと検討される方も多いでしょう。うちの屋根は最近主流の薄い瓦(スレート瓦)ではなくて、昔ながらの瓦の形をしているからメンテナンスはどうしたらいいのかわからない、と悩まれていませんか。
今回は、屋根瓦のメンテナンスについて葺き替えが適切なのか塗装がよいのかも含めて詳しく見ていきましょう。



屋根瓦の種類

瓦は形成方法の違いから、大きく2つに分類されます。

粘土系瓦

粘土系の瓦は和瓦とも言われます。いぶし瓦・無釉瓦・陶器瓦等の種類があり、昔ながらの日本家屋や日本建築の城や寺社等に使われていることが多いです。

粘土系瓦は他の屋根材よりも重く、スレート瓦は平均約24kg/㎡に対して、和瓦は平均約45kg/㎡もあります。そのため、台風などの強風には強いですが、耐震性は他の屋根材に比べて低くなります。

粘土を瓦の形にかたどり、高温で焼き上げて製造されていることから、陶器のように耐久性の高いものができあがります。衝撃を受けるとひび割れしてしまいますが、基本的には瓦のメンテナンスは不要です。ひび割れなどで破損した瓦の補修には、部分葺き替えを依頼しましょう。

セメント系瓦

セメント系の瓦には、セメント瓦やモニエル瓦があります。和瓦と違い粘土を焼き上げているのではなく、セメント、砂、水を混ぜ合わせ、モルタルのようにセメントの化学反応で硬化させた瓦です。

セメント瓦表面にはモルタル同様に、色、艶がなく防水性もないため雨水をそのまま吸い込んでしまいます。そのため、塗装が必要になります。

モニエル瓦はヨーロッパ発祥のセメント瓦で、通常の瓦とは違い表面に「スラリー層」という着色したセメントの液(ペースト)が薄く吹き付けられています。塗装の際は表面のこの劣化したスラリー層をしっかりと取り除いてから施工する必要があります。

セメント系瓦は塗装しないとどうなる?

粘土系瓦(和瓦)には塗装メンテナンスが必要ありませんが、セメント系瓦は塗装メンテナンスが必要です。塗装メンテナンスをしなけば一体どうなるのでしょう。

セメント系の瓦で塗装を行わなかった場合、表面の素地がむき出しの状態になるため、塗膜の劣化が進み雨水を吸収し乾湿の繰り返しや凍結により、少しの衝撃でも割れやすくなってしまいます。つまり、ひび割れや破損をした状態となってしまうのです。ひび割れから雨水が浸入し雨漏りにつながってしまったり、瓦の破片が落下するなどの被害も起きてしまいます。


セメント系瓦の塗装メンテナンス

瓦塗装メンテナンスの最大のメリットは、他のメンテナンス方法よりも安価なことです。塗装以外のメンテナンス方法は、屋根材の葺き替えがありますが、費用が数百万円以上かかってしまいます。とりあえず10年前後持たせたいという方には塗装がおすすめです。

セメント瓦の塗装のポイント

①下地処理を丁寧に行う

モニエル瓦には表面にスラリー層というセメントの液(ペースト)が吹付けられた層があります。その他にも苔やカビ等の汚れが付着していますので、ケレンや高圧洗浄でしっかりと汚れを取り除くことが大切です。凹凸も多く少々手間な作業ですが、しっかりと丁寧に行うことで塗膜剥離等の不具合を防ぐことができます。

②下塗り調整塗料を十分に塗布する

下地処理を十分に行った瓦は、セメントの素地がむき出しの状態になることが多く、下塗り材を吸収します。想定していた下塗り材の量を塗布し終わっても吸い込みが止まらない場合は、もう一度塗布します。
下塗り材が十分でないと上塗材との密着不良が起き、耐久性も本来の効果を発揮できなくなりますので、下塗り調整塗料は十分に塗布しましょう。


まとめ

瓦には粘土系の瓦とセメント系の瓦の2種類があることがわかりましたね。粘土系瓦の場合は耐久性が高く表面から水を吸い込むこともないので塗装の必要はありません。一方で、セメント系の瓦の場合は表面を塗装で保護する必要があります。メンテナンスを長期的に考える場合は葺き替えの選択もありますが、費用をできるだけ抑えたい場合は塗装でメンテナンスは十分可能です。その際は下地処理を時間をかけて丁寧に行うことがポイントとなってきますので、専門の熟練した技術を持つ業者へ依頼すると安心でしょう。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年5月17日

紫外線や雨水から家を守る「塗膜」の働き


「塗膜」という言葉を聞いたことがありますか?塗膜とは、外壁や屋根に塗った塗料が乾燥して固まって膜状になったものを指します。
塗膜には建物を保護し、建物の劣化速度を速める水(雨)・紫外線・熱によるダメージから家を守る働きがあります。
今回はこの「塗膜」について、その塗膜がもつ性能と役割について詳しく見ていきましょう。



塗膜とは・・・


塗膜とは何なのか?

塗膜とは、塗料を塗ってそれが固まることで作られる塗料の膜のことを指します。外壁や屋根、雨樋などの外装部分は日々雨水、太陽の紫外線を受け劣化しています。
雨水が建物の内部に浸入することで劣化スピードが加速するため、これを防ぐための手段として建物に塗装を行い塗膜によって建物の保護を行うのです。

塗膜を形成するために使用する「塗料」は、顔料・樹脂・水もしくは溶剤・添加剤を加えて形成されている液状のものです。これを下地(屋根や外壁そのもの)に塗布し、乾燥させることで成膜させます。


塗膜ができるまで

塗装時に塗料が規定より薄く塗られた場合、塗膜が薄くなり本来の性能を発揮できず再び、ひび割れてしまったり、剥がれてしまうこともよく起こります。

塗装は色が付けば良いわけではなく、正しい工程で、正しい量の塗料(塗布量)を、正しい施工方法で作ることが塗装工事を成功させる上でとても重要です。

塗膜は、大きく3つの工程により形成されます。素地と中塗り・上塗り塗料の密着を良くするための下塗り、基材を保護したり色をつけたりするための中塗り(上塗り1回目ともいう)、上塗りという流れで塗膜は形成されていきます。

※素地(外壁や屋根本体のこと)が痛みすぎている場合はこれ以上の回数を塗装しなければならない場合もあります。


塗膜の役割

塗膜の役割は「建物の保護」です。

外壁材や屋根材自体を守ってくれているのが塗膜です。塗料を塗ることで、外壁材や屋根材自体のひび割れや欠落、反りなどを防ぎ建物を長く保たせる働きをしています。


塗膜がきちんと作れていない場合に起こる不具合


正しい工程で正しい塗布量、正しい施工方法が守られずに塗装を行った場合、不具合が起こる可能があります。

塗装後早い段階でチョーキング現象が起こる

チョーキングとは壁を触ると手に白い粉がつく現象のことで、塗料の顔料が表にむき出しの状態のことを言います。

チョーキング現象は、塗料に含まれている樹脂が紫外線、雨、熱などの影響により劣化してしまうことが原因です。どんどんやせていくことで、顔料と呼ばれるものがむき出しになり、表面で粉化してしまうのです。

本来使わなければいけない量の塗料を使用していなかった場合、このような劣化のスピードが早く起こってしまうことがあります。


塗膜表面にひび割れが発生する

塗布量が守られていなかったり、決められた乾燥工程と乾燥時間、温度などを守らずに次の工程に進んでしまうと塗膜自体がひび割れてしまったり、亀裂が生じたりしてしまいます。


まとめ


外壁や屋根の塗装において塗膜を形成することは当然のことですが、先述した通り無理な工程により乾燥時間が短ったり、そもそもの塗料の量に誤りがあると正しく塗膜は形成されません。いざ外壁塗装工事が決まったら、工程表をしっかりと確認し、見積り段階では塗料の使用量を聞いてみるなど気になる点については工事着工前に確認をしておきましょう。 

 

長くお家を維持していくためには塗膜による保護は必要不可欠です。外壁,屋根塗装工事は信頼できる業者に任せましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年5月13日

雨漏りはどうして起こるのか?


皆さんは、雨漏りを経験したことがありますか?雨漏りは放置すると住宅内部の腐食を進行させてしまう恐れがあり、早急に対処する必要があります。

今回は、雨漏りが起こるメカニズムから主な原因をご紹介します。



雨漏りはなぜ起こる?


雨漏りとは・・・

「雨漏り」とは、雨水が建築物のどこかから漏れ出し家の中に滴り落ちてくることをいいます。雨漏りと聞くと、ぽたぽたと屋根か滴る画を思い浮かべる方が多いでしょう。昨今では、屋根材や工事技術の開発により屋根よりむしろ壁や窓のサッシ、壁を貫通する給排水管の隙間から水が浸入するケースが多くなってきているようです。

また、水が滴り落ちた箇所はあるのに、どこにも外部に欠損箇所が見つからない場合もあり、最終的に雨漏りではなく「漏水」または「結露」が原因だったというケースもあります。

漏水かも・・・

「漏水」とは、漏れ出しているものが雨水ではないということです。

たとえば、洗面所や浴室、建物内部の水道管や排水管に欠損があり、そこから水が漏れだしている場合などが漏水です。水を使用していないのに水道メーターが回っている、という場合は漏水の可能性が考えられます。

結露は換気が大切

雨漏りでも、漏水でもない場合は結露かもしれません。結露は、あたたかく湿った空気が冷たいものに触れたとき発生します。空気が冷たいものに触れたと言っても水蒸気の量が少なければ結露は発生しません。つまり、原因となる水蒸気を控えることで結露を防ぐことが出来ます。しかし、寒い冬場はストーブを使用しますし、人もまた水蒸気を発生させます。適切な換気を行うことで結露を防ぐしかありません。




雨漏りの起こるよくある原因

屋根の欠損部分から

直接雨風を受ける屋根のダメージは大きく、屋根スレートのヒビ、漆喰の崩れ、瓦のずれなどから雨漏りが発生するケースはいまだに多いです。そもそもの原因としては、台風・地震による外的要因によるものと経年劣化があげられます。

サッシ廻りから

水が浸入する箇所としてかなり多いのが、サッシ枠との隙間です。雨水などは外壁の表面を流れおちますが、経年劣化によるひび割れや縮んだシーリングのわずかな隙間から雨水が浸入してくる場合があります。

ベランダのヒビから

ベランダは屋根と同じく雨風にさらされる上に、人の出入り多くあり塗膜防水が擦り切れやすく、ヒビなどのダメージが早くあらわれます。ベランダにある排水口が詰まっていると雨水が流れていず、小さなヒビなどから建物の中に雨水が侵入してくる場合もあります。


自分でできる雨漏り対策

日ごろからのセルフチェック!

雨漏りは早く気付くことができれば、その分低価格で修繕が行えます。

日ごろから、セルフチェックをしましょう。

・コーキングが剥がれていないか?

・スレートや瓦にヒビが入っていないか?ズレていないか?

・棟板金は浮いていないか?

など、気が付いた箇所はメモをとり、写真を撮っておきましょう。



自分でできる応急処置

●室内にバケツや新聞紙、タオルを置いて二次被害を防ぐ

雨漏りに気が付いたら応急処置として、いらなくなったタオルや新聞紙、雑巾等をバケツの底に入れ水を吸収させたり他の床がぬれないよう周囲にひいたりしましょう。他にも、ビニール袋を押しピンなどで天井に固定し、一番下になる部分に穴をあけて、バケツに誘導させる方法も自分でできる応急処置の一つです。

あくまで、応急処置であり根本的な解決にはなりません。

できるだけ早く専門業者に修理をお願いしましょう。


まとめ

雨漏りかなぁ?と、家の中に水が浸入してきたときは考えがちですが、全てが雨漏りによるものということではなく、漏水や結露が原因の場合もあります。雨漏りの疑いがある場合は自分でできる応急処置をして専門の業者へ修理の依頼をしましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

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